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コンロの熱源

システムキッチンにセットされるビルトインコンロには熱源がガスのものとIHを利用するものがあります。
一部電気ヒーターを熱源とするものもありましたが、現在ではIHと組み合わせた製品はあるものの、単独ではほとんど見られなくなりました(海外製は除く)。

さて、ガスのコンロはガスをそのまま燃やしてその熱で調理します。一方、IHコンロはそれ自体が発熱するのではなくプレートの上に置いた鍋などに熱を持たせて調理する機器です。
IHの原理の詳しい説明はここではしませんが、IHが発生させた磁力線の影響で鍋が自己発熱するというものなんですね。
昔からあるガスコンロに対し、IHのコンロが登場したのは最近なのにもかかわらず、今ではかなり多く採用されるようになってきました。

ということで、キッチンを新しくするとき、ビルトインコンロをガスにするかIHにするか迷っているという方もきっといらっしゃるでしょう。
今回は、ガスとIHの両方を知っておきたい5つの項目で比較してみたいと思います。

目次

1、火力
2、使い勝手
3、安全性
4、お手入れ
5、価格

1、火力

火力というのは熱の出力、つまりエネルギーの消費量の大きさのことです。
ガスであればガス消費量、電気なら消費電力になります。

ガスビルトインコンロでは4.2kW(標準の強力バーナー)、電気を使うIHコンロは3kWというのが家庭用の機器では最大の値です。
数字だけ見るとガスのほうが大きいので火力も強いと思われますが、実際に熱を鍋などに伝える「熱効率」は、ガスの場合が60%くらいなのに対してIHでは85%くらいにもなるので、実はガスもIHもあまり違いはありません。

ガス 4.2 x 0.6 = 2.52
IH  3 x 0.85 =2.55

なので、この勝負は引き分けです。

2、使い勝手

ここはガスのほうが一般的で慣れていることもあって優勢でしょう。炒め物をするときなどに鍋を持ってあおったりするのはガスコンロならではですね。
ただ、IHの利点はコンロの上面が完全にフラットなことと、コンロ自体が熱くならないこと(鍋を置いたところは熱くなります)。
これによってコンロ上面を配膳台代わりに使ったりできるのでワークトップスペースが少ないスモールキッチンではとても便利です。

でも勝負はガスの優勢勝ち?

3、安全性

どちらも安全性に関しては十分な対策が講じられているので、取扱説明書で禁じられたような使い方をしない限りまったく問題はありません。
IHの電磁波の問題も人体に影響はないということになっているようです。

ここも勝負は引き分けでしょう。

4、お手入れ

お手入れのしやすさを製品選びのポイントにしている方は多いのではないでしょうか。
ガスコンロも最近ではフラットなガラストップのものが増えてきて以前に比べれば掃除が楽になりました。

しかし、やはり「ごとく」やバーナー部は出ているのでそこはちょっと掃除が面倒です。それに対してIHコンロは上面が完全にフラットなので汚れをふき取るのは超簡単です。それと、ガスとIHでコンロの周囲の汚れ方が違います。

ガスの場合は上昇気流が発生するのでまわりの壁より上にあるレンジフードのほうが汚れますが、IHだとレンジフードよりまわりの壁やコンロ面のほうが汚れます。
ただ、IHで揚げ物をするときに新聞紙を八つ切りにしたのを鍋のまわりに敷いておき、飛び散った油を吸わせてそのまま捨てるという技が使えます。
火がないので新聞紙は燃えないんですね。

この勝負はIHの勝ちとしましょう。

5、価格

製品価格は、ガスビルトインコンロが20万円から30万円台、IHは20万円から40万円ちょっとまでと、大体同じくらいです(国産製品での比較)。
あとはランニングコストです。普通に比べるとガスのほうが安いかもしれませんが、IHも「オール電化」や太陽光発電などを利用すれば電気代を抑えることができるようです。
どちらも機器自体に省エネの機能が付いていたりしますが、無駄な使い方をしないように心がけることも大切なのではないでしょうか。

よってここは引き分けとします。

いかがでしたか?以上の5番勝負では1勝1敗3引き分け。参考になりましたでしょうか?

 

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