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屋根修理の基礎知識から修理費用まで徹底解説!

屋根は普段見えない部分とあってつい見落としがちですが、常に雨風・日光にさらされているので住宅の外壁で最も劣化が進みやすい部分なのです。
少しの破損でも、放っておけばその隙間から雨水が侵入し、雨漏りが起きることもあるので厄介です。
思い切って修理をしようと思うけれど費用が…。そんなとき、保険が適用できたら助かりますよね。
今回は、屋根修理の基礎知識から費用までを徹底解説します。

屋根に異変が!破損の種類とその原因を解説!

屋根の破損には以下のような種類があります。自宅の屋根をチェックしてみましょう。

釘の浮き
〈釘の浮き〉
経年劣化により屋根材が変形してしまうことが原因で起こります。
屋根材の割れ・ひび
〈屋根材の割れ・ひび〉
経年劣化、または台風・強風のとき小石や飛来物の衝突により起こります。
屋根材の剥がれ
〈屋根材の剥がれ〉
経年劣化により屋根材を固定する釘が浮き、そこに台風や強風が吹くなどして起こります。

瓦屋根の漆喰劣化
〈瓦屋根の漆喰劣化〉
経年劣化が原因で起こります。漆喰は十年に一度は修理や修繕が必要です。
瓦のずれ・割れ
〈瓦のずれ・割れ〉
経年劣化、または台風・強風のとき小石や飛来物の衝突により起こります。

注意すべき二次被害とは?

屋根が破損しているということは、屋根の下部、つまり家全体にまで何らかの影響を及ぼしている危険性があります。
例えば、「釘の浮き」や「屋根材の割れ・ひび」でできた隙間から雨水が侵入し、雨漏りを起こすことがあります。雨漏りは、アトピーや呼吸器疾患などの健康被害に発展する恐れのあるカビを発生させます。
さらにそこにはカビを餌とする腐朽菌やシロアリが集まり、建物の躯体部分の損傷を引き起こすことで、家全体の強度を弱めてしまうのです。
屋根の損傷を発見したら、まずは専門業者などに現場調査を依頼し、被害状況を確認することが大切です。そのあとで適切な処置を行いましょう。

意外と差がある!屋根の種類と平均寿命年数

屋根の種類によっても平均的な寿命年数は異なります。

・日本瓦:50~100年
  …日本に古くから伝わる伝統的な屋根材です。
・スレート:20〜25年
  …カラー展開がしやすく、重量も軽いので設計しやすい屋根材です。
・ガルバリウム鋼板:30〜50年
  …安い、軽い、丈夫の3拍子揃った屋根材です。
・洋瓦屋根・セメント瓦屋根:30〜40年
  …外見は日本瓦と似ていますが、セメント加工や塗装ができる屋根材です。
・銅板屋根:60年〜
  …日本の風土や気候に適した屋根材です。寿命は長いですがその分価格は高価です。

日本の風土に適応しながら発達した「日本瓦」の寿命年数が50年~100年と長いのに対し、新築で最も普及している「スレート」は20年~25年です。
このような、材質による寿命年数の違いも気にしながら、屋根の破損が起こる前に定期的なメンテナンスを心がけることも大切です。

屋根の修理費はどれぐらい?

屋根の修理費はどれぐらいかかるのでしょうか。
工事の種類や材質の差異、破損の程度も多種多様なので、状況により適切な工事も変化します。
ここで紹介する費用相場はあくまでも目安なので、まずはお見積りを取ることをおすすめします。

・屋根の葺き替え:20~300万円
 …既存の屋根材を剥がして、新しい屋根材と交換する工事です。
・屋根の塗装:30~150万円
 …主にスレート屋根や金属屋根などの経年劣化に対し「保護」をする工事です。
・屋根瓦の積み替え:50~180万円
 …ヒビが入ったり歪んだりした瓦の取り替えをする工事です。
・屋根の雨漏り修理:20~250万円
 …雨漏りを起こした部分の修理から、家の内部の雨漏りの修理まで行う工事です。
・スレート屋根のヒビ補修:30~100万円
 …スレート屋根にヒビが入った場合、その部分の補強やスレートの取り替えなどを行う工事です。

必見!場合によっては0円で修理できる!?

修理費を見て高額だと思った方もいるかと思いますが、実は加入している「火災保険」を利用することによって無料で修理することも可能なのです。
「火災保険」というと、火災の時だけ補償してくれるものだと思いがちですが、一般的な火災保険には「風災・雹・雪災・落雷・水ぬれ・盗難」などさまざまな補償内容が含まれているのです。

今回は、火災保険の「風災」の項目を利用することで、屋根の修理を無料で行える可能性があります。
風災とは、「強風、竜巻、台風、暴風雨、突風、疾風などによる損害」のことです。
強風で屋根が剥がれた場合や、強風で飛んできたものが屋根に当たり破損した場合も補償の範囲に含まれるのです。
これに適合する場合は、保険会社または保険代理店を介して無料で修理できます。

保険適用に当てはまらないケースもあるので、下記内容を確認しましょう。
・過去5年以内に屋根塗装を含む屋根修理をした場合
・修理が必要になった日から3年以上経過した場合
・修理費用が20万円以下の場合
・保険契約者、被保険者等の故意もしくは重大な過失または法令違反がある場合
・経年劣化による被害の場合

火災保険が適用される範囲ならば、とてもお得に修理ができますね。

屋根は住宅の中で一番破損しやすいにもかかわらず、注意を怠りがちな箇所です。
破損時にはできるだけ素早い対応を心がけるとともに、定期的なメンテナンスも忘れずに、より快適に住み続けられる生活環境を整えましょう。

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