フラットルーフ
項目名 | フラットルーフ |
よみ仮名 | ふらっとるーふ |
別名 | フラット屋根、陸屋根、平屋根 |
概要
傾斜のない平面形状の屋根の形。
設置の目的
- 傾斜のある屋根と比較して、建築の屋内空間を広く活用できるため。
- 配水や電気関係の設備、ソーラーパネルの設置、ルーフガーデンとしての利用など屋上スペースを有効活用できるため。
- 傾斜のない平面形状の屋根なので、落下の危険性が少なく足場を設置しなくても屋根面のメンテナンスが容易なため。
材料
スレート屋根のほか金属屋根、コンクリート材など。
主にどういう建物に使われるか
洋風、和モダンの一般住宅から公共施設や商業施設など、金属屋根を用いる際に幅広く採用される。
どのような種類があるか
以前はオフィスビルやマンション、商業ビルなど中規模以上の鉄骨造建築の屋上部として採用されているのが主流であったが、近年では屋上を設けたい一般住宅にも普及しており、デザイン性の高い外観のフラットルーフ建築が増えている。
メリット
- 屋根形状が平面のため建築内部の空間を有効活用でき居住スペースが広くなる。
- 太陽光発電や屋上庭園など屋根スペースも有効活用できる。
- 屋根に傾斜がないのでメンテナンス作業に危険が少なく容易。
デメリット
- 雨水が溜まらないよう排水性に留意した構造や設備と防水処理が必要で、そのメンテナンス管理も必要。
- 天井裏スペースをもたない場合、断熱性に劣り、特に夏の屋根面の温度上昇の影響を受けやすい。
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