切妻屋根

切妻屋根

項目名 切妻屋根
よみ仮名 きりづまやね

棟を頂点として、二面の屋根を張った山型のスタイルの屋根です。日本住宅では最もポピュラーなタイプの屋根です。屋根の勾配に特に決まりはなく、目的や条件に応じて傾斜角を決めます。

■棟:複数の屋根が交わる部分のことで、頂上の棟を大棟、軒先や屋根の隅に向かう棟を下り棟と呼びます。
■妻:屋根の張られていない側面のことです。
■ケラバ:妻側の屋根の端の部分です。
■庇(ひさし):窓や出入り口の上に取り付ける日除け、雨除け用の屋根です。
■棟:複数の屋根が交わる部分のことで、頂上の棟を大棟、軒先や屋根の隅に向かう棟を下り棟と呼びます。

メリット

形状がシンプルなので、工費削減や工期短縮を期待できる
工費や工期は屋根の総面積や形状が影響します。切妻屋根は二平面分の屋根材で複雑な作業を行わずに施工できるため、コストを抑えることができます。

雨漏りしにくい
形状がシンプルであることは、雨漏りのしにくさにもつながります。切妻屋根の場合、二平面で構成されているため、雨風の影響を受けやすい場所は大棟、ケラバ、軒先と他の屋根に比べ比較的少なく済みます(もちろん、経年劣化によるメンテナンスは必要です)。

風通しがよく、換気がしやすい
温度差換気は室内外の空気の温度差を利用して換気を行う換気方法で、高い部分に換気口を取り付けることでより軽い暖気を換気口から、寒気を外部から取り込むことができます。切妻屋根は妻側の外壁を高くできるため、温度差換気を実現しやすい屋根形式です。風通しのよい家屋はカビや湿気に強く、結果として寿命を延ばすことにつながります。

ソーラーパネルを設置しやすい
ソーラーパネルを設置するためには、太陽光を採光するための適度な傾斜角と、設置するための十分な広さが必要になります。切妻屋根は、両条件に対応しやすく、ソーラーパネルを設置しやすい屋根です。

デメリット

デザインが単調になりやすい
日本でよく見られる屋根の形状のため、個性は出しにくい屋根です。外壁や屋根材、色の組み合わせを工夫することでおしゃれなデザインを出すことは可能です。もちろん、屋根本来の機能がもっとも重要ですので、それを踏まえたデザインを考えることが大切です。

軒先に屋根から落ちてきた雪が集中しやすい
雪が落下する場所が予測しやすいことはメリットですが、降り積もった雪の上に屋根の雪が更に積もる形となるため、特に豪雪地帯では注意しなければなりません。

妻側に直射日光や雨が当たりやすい
妻側の外壁は屋根の庇(ひさし)によって守られていないため、雨風の影響を受けやすく劣化速度が早くなります。ベランダを設けて直射日光を抑える造りにしたり、南向き採光にしないなどの工夫が必要です。

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