施工事例

H様邸の太陽熱温水器撤去の施工事例


Before


After

H様邸の太陽熱温水器撤去の施工事例

H様邸の太陽熱温水器を撤去するための施工事例です。
太陽熱温水器は、太陽の熱を利用して水を温める装置のことを言います。ガスを利用せずにお湯を沸かすことができるため、環境に優しいクリーンなエネルギーとして注目を集めています。

設置の初期費用が安く、すでに設置してあるガス給湯器に接続するため簡単に取り付けることができます。装置の仕組みがシンプルなので、20年くらいが使い続けることができるという強い耐久性もメリットとして挙げられます。
このようにとてもエコで便利な装置なのですが、一旦故障してしまうとなかなか修理のタイミングがなく放置してしまいがちです。
故障した機械を屋根の上にそのまま放置しておくのは、非常に危険です。災害による機材の落下、漏電、漏水など、放っておくと、大きな事故につながる可能性も考えられます。
太陽熱温水器の集熱器は、200~300キロの重量があるものも中にはあります。重さの分だけ、屋根に負担をかけていることになるのです。この場合、当然何も載せていない場合に比べて屋根の損傷のリスクが高まります。
もし、使用していない太陽熱温水器がある場合は、なるべく早く撤去することをおすすめします。


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まずは、太陽熱温水器が太陽のエネルギーを集めている集熱器という部分を外します。集熱器は太陽熱温水器の大部分を占めています。分割して安全に運んでいきます。
集熱器を解体し終えたら、集熱器と貯湯タンクをつなぐ配管も一緒に撤去する必要があります。


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配管の撤去が終わると、配管を屋根に固定していた部分の塗料が、ところどころ剥がれているのが分かります。このままでは、塗料が剥がれてしまった部分から水が浸水してしまい、屋根の劣化につながってしまいます。
そのため、耐久性・耐水性に優れているシリコンで、剥がれた部分を補修します。


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以上で施工が終了です。
太陽熱温水器は重さがあり、屋根の上での高所作業になるので危険を伴います。安全に配慮しながら作業を行わなければなりません。

■ まとめ

故障した太陽熱温水器を屋根の上にそのまま置いている、というのはよくある話です。
しかし、故障した機器を屋根の上にそのまま放置しておくのは、非常に危険です。太陽熱温水器は、200~300キロほどあり、常に屋根を圧迫している状態になるからです。
この状態ですぐに問題が起きることはありませんが、災害による機器の落下、漏電、漏水など、放っておくと、大きな事故につながる可能性も考えられます。
使わなくなった太陽熱温水器はそのままにせず、なるべく早く撤去することをおすすめします。

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