※初回限定価格はイエコマを初めてご利用いただく際に、【1サービスにのみ適用】できる初回特典となります。
※戸建住宅向けのサービスとなっておりますので、集合住宅(アパート・マンション)、ビル、店舗、工場などの作業はお受けすることができません。
※作業は居住部分に限ります。
※借家の場合、大家様の許可および立ち合いが必須条件となります。
※お客様からの支給品(商品、部材、部品、材料等)による取付・施工は、トラブル防止のためお受けすることができません。
※経年劣化による錆などで、交換不可の可能性があります。
※ユニットバスで型が古い場合交換不可の場合があります。
目次
蛇口のハンドルの外れ…もしかして、水栓・蛇口の寿命かも?
私たちの生活に欠かせない水。食事の支度や食器の洗い流し、お風呂にシャワーと、家庭に水を運んでいる水道は、年中休まず使用されています。キッチン・洗面所・浴室など、家庭のあらゆる場所に水道水は必要です。
古くなった蛇口をそのままにして、本当に問題ないでしょうか?
蛇口を交換するべき状況は、以下の2点です。
・現在使っている蛇口に交換して10年ほど経過している
・蛇口の締まりの緩さや水漏れなどの異常が生じている
使用頻度や環境、蛇口の種類や構造によっても多少前後はしますが、蛇口の寿命は10年程度だと言われています。
10年程経過している蛇口には、今後水漏れの恐れがある箇所がいくつもあるといえます。そのため、水漏れするたびに蛇口を修理するよりも交換した方が、結果的に費用が安く済むのです。
使い始めてから10年近く経過し、蛇口の閉まりの悪さや緩さを日常的に感じるようになれば、そろそろ蛇口の交換時期といえます。
寿命が来た蛇口を交換しなければどうなるのか
寿命が来た蛇口の交換を先延ばしにすると、以下のような事態を引き起こしかねません。
- 水漏れによる被害が拡大する
- お湯がすぐに出なくなる
蛇口から水漏れしていると、水道料金が余分にかかってしまうことに加え、周囲が水浸しになります。
漏水を1カ月くらい放置した場合の料金の目安(下水道料金を含む)
漏水箇所 | 漏水の状態 | 漏水量 | 料金 | |
蛇口 | 糸状(1ミリ位) | 約6㎡ | 約2,000円 | |
糸状(2ミリ位、マッチ棒程度) | 約16㎡ | 約6,000円 | ||
トイレ | 洋式A | 便器前部から、箸の先程度の水が流れている | 約20㎡ | 約7,600円 |
洋式B | 便器内の水面がわずかに動いている | 約150㎡ | 約74,500円 |
※口径20ミリ 1カ月の使用水量24㎡の場合
※引用元:東京都水道局
この表に則って計算すると、たとえば1㎜くらいの糸状の水が常に垂れている蛇口を1ヵ月放置した場合、約2,000円分の水道料金が余計にかかってしまうのです。
このように余分な水道が発生してしまう上に、蛇口の劣化の放置は漏水を招く恐れがあるのです。
漏れた水で床や家具、家電製品が濡れると、床や家具が腐食したり、家電製品が壊れたりします。水漏れすることで、負の連鎖が起こるのです。
また、水とお湯の両方が出る混合水栓でも、蛇口の寿命が近かったり故障していたりすると、出したいときにすぐお湯が出てくれないことがあります。
日常生活に支障をきたす前に、新しい蛇口へ交換することをおすすめします。
蛇口交換のメリット
蛇口の交換には以下のメリットがあります。
温度調節に手間いらずのシングルレバータイプに換えられる
もし、現在ツーバルブタイプを使っている場合、適温となるお湯を出すには、いちいち水と熱湯のバランスを調節する必要があり面倒ですよね。それどころか、適温のお湯が出るまでに調節している間には、余分な水道代がかかっているのです。
簡単に開閉できる便利な蛇口にすれば、快適な水まわりが実現できるのです。
高機能な蛇口に換えられる
浄水機能付きや節水効果のあるタイプ、整流とシャワーの切り替えができるタイプなど、便利な機能を備えた蛇口に交換することができます。
蛇口の交換を自分で行うのは難しい!?
蛇口の交換は、自分で行うことも可能です。しかし、様々な要因によって、余計に出費してしまったり、蛇口交換に失敗して業者を呼ぶことになったり…と、蛇口交換に失敗してしまうケースは頻繁に起こっているようです。
では、どのような要因が失敗に繋がるのでしょうか?
専用の工具を購入しなければならず、費用がかさむ
蛇口を交換する際に、専用の工具を使用しなければならない場合があります。
専用の工具を購入したために、却って費用が高くなってしまう可能性も考えられます。交換したい蛇口に、どのような工具が必要なのか事前の確認が必要です。
蛇口の種類や取り付け場所などによって変わってきますが、必要な道具の例は、以下のようなものが挙げられます。
- ドライバー : 1,000円前後~
- スパナ : 1,000円前後~
- シールテープ : 500円前後~
- 混合水栓用のナット締め付け工具 : 1,000円前後~
これらを全てそろえるには、4,000円弱の費用が必要になります。蛇口の種類や設置場所の条件によっては、もっとたくさんの道具が必要になるかもしれません。
配管が腐食している
長期経過によって、配管が腐食している場合、スパナやモンキーレンチを使用しても外せないことがあります。また、腐食が進んでしまった配管から無理矢理外すと元通りに戻せないどころか、水漏れを起こすこともあり、とても危険です。
蛇口は、どのタイプも部品を全て外さなければ交換ができません。かなりの年月が経過しているようであれば、自分での交換は避け、イエコマまでご相談ください。
時間の経過により、規格が変わっている
時間の経過が長ければ長いほど、規格が変わり取付部品が合わないことがあります。
蛇口の寿命は、10年前後だと言われています。その間に規格が変わり、せっかく買った部品が合わなかった、ということも起こり得るのです。
規格合わせのために追加部品が必要になり出費が更に嵩んだ、そのまま取り付けてしまい水漏れがするようになった…という事態は、防ぎたいものです。
見えない水漏れが、大規模工事に発展してしまうかも…?
蛇口の交換を自分で行うことが出来た場合でも、注意が必要です。
交換の際には気付かなかった水漏れが壁をつたって腐敗させ、半年後・一年後には壁がボロボロになって大規模工事が必要に…なんてことになってしまうかもしれません。
自分で蛇口の交換を行うことだけではなく、取り付け後に後水漏れの確認をすることもなかなか難しいのです。
単なる水漏れだけであれば数千円~数万円の修理費で済みますが、長期間の漏水で壁や床が腐食している場合には、数十万円の修理費用が発生することもあります。
自分で蛇口交換を行うときの所要時間
自分で蛇口を交換するには、1時間程度かかります。しかし、方法を確認しながらの作業だと、さらに時間に余裕をもっておくほうがよいでしょう。
また、蛇口交換の方法を調べたり、蛇口本体や設置に使用する工具などを選んだりすることも考えると、さらに時間がかかります。
ある程度作業に慣れた人に手伝ってもらうか、業者に頼むほうが作業は圧倒的に早く済むので、あまり時間をかけたくない方は一度検討してみましょう。
イエコマの蛇口交換
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イエコマでは、初回限定価格で蛇口交換を、
初回限定1ヵ所8,800円~で行います!(蛇口の本体代金は別です)
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専門知識をもったスタッフが親切丁寧に対応いたしますので、ぜひお気軽にお問合せ下さい。
あらゆる蛇口への対応、お使いの蛇口の処分もイエコマで
イエコマは、シングルレバー式・サーモスタット式、節水型蛇口やシャワーヘッドなど、使い勝手が便利で節約にもつながる水栓・蛇口への交換を承っております!エコタイプの蛇口に交換すれば、水道代の節約にも寄与します。
また、お客様がお使いになられていた蛇口は、イエコマで処分いたしますのでご安心ください!
シングルレバー式
シングルレバー式水栓とは、1つのハンドル操作により、水量・水温を調整することができるタイプの水栓です。洗面所やキッチンで使われている水栓の中でも、近年主流になってきています。
シングルレバー式水栓を設置するメリットは、やはり操作が簡単な点です。
これまで使われてきたツーバルブタイプでは、水のハンドルとお湯のハンドルの両方をひねって、水量・水温を調整しなければいけませんでした。
しかしそれが1つのハンドル操作で簡単にできるわけですから、キッチンで洗い物をする際などはとても楽になります。ハンドルを上下させるだけで水が出るので、手が汚れているときでも、指先を使わずに腕を使って操作できます。
サーモスタット式
サーモスタット式水栓とは、吐水・止水切り替えハンドルと温度調整ハンドルを使って、水量・水温を同時に調整できるタイプの水栓です。
サーモスタットカートリッジの働きで、水とお湯の混合量を自動調整する仕組みとなっていて、温度調整ハンドルの操作だけで希望の水温を安定的に保つことができるのです。
設定温度以上の吐水がないため、熱いお湯が出すぎるという心配もなく、安心して使用できることがメリットとして挙げられます。
イエコマのスタッフは、住まいのことを知り尽くした「家の専門家」
住まいのことを知り尽くしているからこそ、あらゆるタイプの蛇口でも対応することができ、施工の質も丁寧なのです。
イエコマでは、独自の厳しいサービス基準を設け、「サービスマン」として訪問できる「家の専門家」のみ派遣しております。
大切なお客様のお住まいのことをお任せいただく者として、
礼儀正しく清潔感がある対応、明快なご説明をお約束いたします。
ひねって水を出すタイプの蛇口だと、ある程度の力が必要ですよね。レバーを動かすだけで水が出るタイプの蛇口に交換すれば、もっと簡単に水やお湯を出すことができ、とても便利になります。
お客さまのご希望に合った蛇口をご用意いたしますので、まずはお気軽にご相談ください。
蛇口交換の施工事例
施工事例1
壊れた蛇口から、新しいシングルレバータイプの蛇口に交換!
交換後の新しい蛇口には、シャワーとストレート吐水の切り替え機能はもちろんのこと、シャワーヘッドが取り出せてホースが伸びる機能も備わっています。
また、ビルトイン浄水器も備わっているのです。そのため、元々設置されていたビルトイン浄水器専用水栓は不要となったので、取り外しました。
施工事例2
浴室の蛇口交換にも対応しております!
O様邸の蛇口交換の施工事例
O様邸の古くなった蛇口の取り替えの施工事例です。
蛇口の寿命は、10年程度といわれています。寿命が近づくと、徐々に部品が老朽化し、隙間から水漏れしたり、水の出が悪くなったりと、何かと不具合が出てくるものです。
寿命に達しないうちは部分的な部品の交換で事足りますが、寿命を過ぎている場合は、修理をしてもまた別の箇所に不具合が生じる可能性があるので、蛇口全体を交換することをおすすめします。
蛇口にはさまざまな種類がありますが、近年は、主流のシングルレバー式をはじめ、吐水・止水切り替えハンドルと温度調整ハンドルで操作するサーモスタット式、手をかざすと吐水するセンサータイプ、ハンドシャワーや浄水器が付属したタイプなど、便利な商品がたくさん発売されています。蛇口交換のタイミングで、使いやすいものを選択しましょう。
蛇口交換の作業は自力でもできる内容ですが、一歩間違えると水漏れして部屋中が水浸しになったり、部品を壊したりと、リスクが大きい作業でもあります。
少しでも不安な場合は、専門業者に依頼し、確実に交換してもらうことをおすすめします。
古くなった蛇口から、新しいシングルレバータイプの蛇口に交換します。
まずは、止水栓を締めて水道を止めます。
古い蛇口の給水・給湯管を取り外し、古い蛇口本体の根元にある六角ネジを回して本体ごと取り除きます。
ここから、新しい水栓を取り付けていきます。まずは、専用のアダプターを用意します。
専用のアダプターを取り付け、給水・給湯管を接続します。
新しい蛇口を取り付けて完成です。最後に、締めていた止水栓を開け、水の出を確認します。
まとめ
老朽化した蛇口の水漏れを放っておくと、水漏れした箇所から周辺の家具を濡らすことで腐らせたり、水道代が高くついたりと、良いことは一つもありません。
不具合が見つかった場合は、まず原因である箇所を突き止め、できるだけ早く対処することが大切です。
蛇口の種類
蛇口には水とお湯の両方が出るもの、片方しか出ないもの、ハンドルが1つのもの、2つあるもの、壁についたもの、台の上に乗ったものなど、さまざまな種類があります。
蛇口を交換する際は、どのタイプのものに取り換えるのか十分に検討する必要があります。
蛇口には どんな種類があるかひとつずつ見ていきましょう。
単水栓
単水栓とは、水またはお湯のいずれか一方だけが出る水栓のことです。
水栓のしくみは、ハンドルを開けることでできた隙間から吐水するという単純なものになります。
学校などの公的教育機関や住宅でもよく見られるタイプです。
混合水栓
混合水栓とは、一台で水とお湯の両方が出る水栓のことです。水とお湯を水栓の金具内で混ぜ合わせて、流量と温度を調整して出します。
混合水栓には、ワンホールタイプ・ツーホールタイプ/シングルレバー・ツーホールタイプ/ツーバルブのタイプがあります。
1つずつ見ていきましょう。
ワンホールタイプ
取り付け穴が1つの混合水栓です。ハンドルを上下左右に動かすことで、水量・水温を調整することができます。
ツーホールタイプ/シングルレバー
取り付け穴が2つある混合水栓です。穴の片方からは水、もう片方からはお湯が組み上がり、ワンホールタイプ同様のハンドル操作により、水量・水温を調整する仕組みです。
ツーホールタイプ/ツーバルブ
取り付け穴が2つある混合水栓です。水のバルブとお湯のバルブをそれぞれ調節することにより、蛇口から出る水の量・温度を調整する仕組みです。
蛇口の付き方は「壁付」と「台付」の2タイプ
蛇口の付き方には、「壁付」と「台付」の2種類があります。
「壁付」「台付」は、その名の通り蛇口が壁に付いているか、キッチンや洗面台などの台に付いているかの違いです。
蛇口の付き方によって、部材や取り付け方法が異なるので、しっかり確認しておきましょう。
壁付
台付
蛇口交換を行うときに必要な道具
蛇口交換に必要な工具は、主に以下のものです。
引用元:モノタロウ
特に、専用工具はモンキーレンチで届かないような狭い場所の六角ナットを回すために必要なので、必ず用意しましょう。
取り付ける蛇口の種類によっても必要な工具は違ってくるので、必ず使っている蛇口の説明書を読んで確認するようにしましょう。
自分で蛇口交換を行うには?
どの種類の蛇口の交換でも、共通して行う作業が主に3つあります。
- 1.止水栓を閉め、水が止まっているか確認する
- 2.偏心管から本体を取り外す
- レンチを使用して本体と偏心管のナットを右に回しましょう。このとき、力任せに行わず少しずつ取り外すようにしてください。
- 3.偏心管を取り外す
- 左右ともにゆっくり左に回しながら取り外してください。
- 4.歯ブラシ等を使用し、水道管に付着しているサビなどの汚れを清掃する
- 汚れが残っていると、漏水などのトラブルが起きやすくなります。
- 5.新しい水栓の偏心管に付属部分を通し、ネジ部分にシールテープを巻く
- シールテープは、配管の接続部分にできる隙間を埋める役割を担っています。時計回りに4~7回ほど巻きましょう。
- 6.偏心管を水道管に取り付ける
- 7.本体と偏心管の間にパッキンが入っていることを確認する
- 8.取り付け脚に左右のナットを設置して、少しずつ締めて固定する。
- 止水栓を開けて水漏れがないか確認し、作業完了となります。
- 1.止水栓を締め、水が止まっているか確認する
- 2.レンチで本体と連結間との間にあるナットを右に回して緩める
- 3.本体のネジ部分とナットとの間に挟んであるパッキン類などの付属部品を取り外す
- 4.既存の水栓を引き抜く
- 5.新しい水栓のネジ部分にシールテープを時計回りに6回ほど巻き付けて取り付け
- 6.新しい付属部品を本体のネジ部分に通し、ナットで固定する
- 7.止水栓を開けて水漏れがないか確認して作業完了
- 1.止水栓を締め、水が止まっているか確認する
- 2.給水管を外す
- 3.古い本体を取り外し、新しい本体を取り付ける
- 4.外していた給水管を接続し、作業完了
事前作業
取り付け穴径やピッチを確認する
ワンホールタイプの蛇口を交換する場合は蛇口の穴径を、ツーホールタイプの蛇口を交換する場合は給水管と給湯管の接続部のピッチをあらかじめ計測する必要があります。
〈ワンホールタイプの場合〉
ワンホールタイプの蛇口を交換する場合は、天板の上もしくは裏側から蛇口の根元部分を覗き、穴径を計測します。
ワンホールタイプの蛇口の穴径は、キッチン用の場合33~39mm、洗面用の場合35mm(+1 -2mm)が基本です。この値に収まっていれば、TOTO、LIXIL、KVK、SANEIなど日本の代表的なメーカーの商品と問題なく交換できます。
ただし、昔の型の蛇口や海外製品を使用している場合は、基本の穴径に収まらないことがあるので、専用のアダプターを購入する必要があります。
〈ツーホールタイプの場合〉
ツーホールタイプの蛇口を交換する場合は、蛇口に接続している給水管と給湯管のピッチ(距離)を確認し、同じピッチの商品を購入します。
台付タイプの場合は、天板の裏側を覗き、給水管と給湯管が蛇口に接続している部分のピッチを測ります。壁付タイプの場合は、壁から出ている2本の取り付け脚のピッチを測ります。
ツーホールタイプの蛇口のピッチは、下記のように共通の規格で統一されているため、もしサイズが異なる場合は、蛇口購入を検討しているメーカーに問い合わせましょう。
・キッチン用(台付):203mm
・ミニキッチン用(台付)、洗面用(台付):102mm
・キッチン用(壁付)、浴室用(壁付):105~225mm
・浴室用(台付):85mm、105mm、120mm
ホームセンターやネットショップなどで新しい蛇口と必要な工具を購入
新しい蛇口や取り付けに必要な工具は、ホームセンターやネットショップなどで購入できます。
新しい蛇口の選び方を、以下で解説していきます。
※取り付けに必要な工具については、蛇口の項目別に後述します。
〈蛇口の取り付け位置〉
蛇口の取り付け位置は、「台付」と「壁付」の2種類あります。既存の蛇口と同じタイプを選びましょう。
〈蛇口のホール数〉
蛇口の「ホール数」とは、蛇口に配管を取り付ける個数のことです。取り付け穴が1つの「ワンホールタイプ」、2つの「ツーホールタイプ」の2種類があるので、既存の蛇口と同じタイプを選択しましょう。
※ホール数を変更するには、追加で専門業者による工事が必要となります。
〈ハンドルの種類〉
蛇口には水温・水量を調整する方法として、1つのハンドルを上下左右に操作する「シングルレバー」、水とお湯それぞれのハンドルを操作する「ツーバルブ」、温度調整レバーと水温調整ハンドルを操作する「サーモスタット式」などがあります。
既存の蛇口がツーホールの蛇口の場合は、シングルレバー、ツーバルブ、サーモスタット式のどれでも選択でき、ワンホールの蛇口の場合はシングルレバーもしくはサーモスタット式が選択できます。
〈便利機能〉
近年は、浄水機能が付いたもの、手をかざすだけで吐水するもの、ハンドシャワーが付いたものなど、さまざまなタイプの商品が発売されています。メーカーによっても付いている機能が異なるので、欲しい機能が付いたものを選びましょう。
蛇口交換の最初の作業
どの蛇口交換でも一番最初の作業は、当然ですが「水道を止める」ことです。
止水栓はシンクや洗面台の下にありますが、見当たらない場合は水道局の従業員が検針する際に見る部分に元栓があるので、それを締めると水が止まります。
止水栓には、「ハンドル式」「ドライバー式」「内ネジ式」の3つのタイプがあります。ハンドル式は手で回せるもので、ドライバー式と内ネジ式はマイナスドライバーを使って回します。止水栓は、右回りに回すと水が止まります。
水栓を締めた後、取り替える蛇口よりも低い高さにある他の蛇口をひねり、配水管内に残っている水を出してから作業を行うと、水の吹き出しが少しで済みます。
蛇口交換の最後の作業
蛇口の交換作業で一番最後の作業は、「水漏れしないかの最終確認」です。意外と忘れがちの作業ですが、とても重要です。
蛇口が締まっているかを確認したのち、締めていた止水栓(もしくは元栓)をゆっくり開け、ホースの接続部や隙間から水漏れがないか確認します。
自分で蛇口交換を行う方法を解説!
以上の共通作業を踏まえた上で、蛇口の種類ごとに交換作業を紹介します。
※お住まいの蛇口のタイプを以下から選択してクリックすると、交換作業の手順へ移動します
>単水栓(壁付)の交換
>混合水栓ーワンホールタイプ(台付)の交換
>混合水栓ーツーホールタイプ / シングルレバー /(壁付)の交換
>混合水栓ーツーホールタイプ / シングルレバー /(台付 / キッチン)の交換
>混合水栓ーツーホールタイプ / ツーバルブ(壁付)の交換
>混合水栓ーツーホールタイプ / ツーバルブ(台付)交換
>混合水栓ーツーバルブタイプからシングルレバーへの交換
単水栓(壁付)の交換
〈必要な工具〉
・モンキーレンチ(蛇口本体の取り外しに使用します)
・シールテープ(ネジの隙間からの水漏れを防ぐために使用します)
・歯ブラシ(配管のネジ部を掃除するために使用します)
〈作業工程〉
※引用元:三栄水栓
1.古い蛇口を取り外す
水道を止めた後、古い蛇口の全体をしっかりと持ち、根元から時計と反対回りに回して取り外します。
固い場合は、モンキーレンチを使って緩めてください。
2.配管のネジ部分を掃除する
古い蛇口を取り外すと配管が見えます。配管のネジの山部分や溝の部分にゴミや異物が溜まっていると水漏れの原因になりますので、歯ブラシなどでしっかり汚れを取り除きましょう。
3.シールテープを巻く
新しく取り付ける蛇口のネジ部分からの水漏れを防止するために、取り付け部分にシールテープを巻きます。
取り付け脚のネジ方向と反対向きに巻くことで、蛇口を取り付ける際にシールテープが締っていく仕組みです。シールテープは、きつめに7~10回程巻いてください。
4.新しい蛇口を取り付ける
シールテープを貼った新しい蛇口を時計回りに回して取り付けます。
このときに注意するのは、逆向きに回さないということです。逆向きに回してしまうと、先ほど貼ったシールテープが緩み、水漏れの原因となります。
逆向きに回してしまった場合は、もう一度シールテープを巻きなおしましょう。
最後に水漏れしていないか確認したら、作業終了です。
混合水栓 ワンホールタイプ(台付)の交換
〈必要な工具〉
・モンキーレンチ(蛇口接続部分のナット取り外しに使用します)
・締付工具(モンキーレンチで届かないような狭い部分のナット取り外しに使用します)
・プラスドライバー(蛇口本体の取り付けに使用します)
〈作業工程〉
※引用元:三栄水栓
1.古い蛇口を取り外す
水道を止めた後、まず古い蛇口の給水・給湯管の接続部分の上下のナットを、モンキーレンチで取り外します。
次に、古い蛇口本体の根元部分にある六角ネジを、モンキーレンチまたは締付工具で取り外します。
最後に、古い蛇口本体を上からゆっくり引き抜き、取り外し完了です。
2.新しい蛇口を取り付ける
ここからは、新しい蛇口の取り付けです。
まずは、上面施工用アダプターを取り付け穴に差し込み、プラスドライバーでネジを締め固定します。
そして、新しい蛇口の本体を先ほど取り付けた上面施工用アダプターにしっかり差し込み、プラスドライバーで本体のネジを締め、固定します。
3.給水・給湯ホースを接続する
蛇口本体を取り付けたら、次は給水・給湯ホースの接続を行います。
まず、付属のアダプターを、給水・給湯管に取り付けます。そして、ホースをアダプターに差し込み、取り付け作業完了です。
最後に水漏れしていないか確認したら、作業終了です。
混合水栓 ツーホールタイプ / シングルレバー /(壁付)の交換
〈必要な工具〉
・モンキーレンチ(蛇口接続部分のナット取り外しに使用します)
・シールテープ(ネジの隙間からの水漏れを防ぐために使用します)
・歯ブラシ(配管のネジ部を掃除するために使用します)
〈作業工程〉
1.古い蛇口を取り外す
水道を止めた後、蛇口本体の根元部分の六角ネジをモンキーレンチで緩め、古い蛇口本体を取り外します。
次に、配管につながった取り付け脚もモンキーレンチで反時計回りに回し、取り外します。
2.配管のネジ部分を掃除する
古い蛇口を取り外すと、配管が見えます。配管のネジの山部分や溝の部分にゴミや異物が溜まっていると水漏れの原因になりますので、歯ブラシなどでしっかり汚れを取り除きます。
3.配管のネジ部分を掃除する
新しく取り付ける蛇口のネジ部分と配管の隙間からの水漏れを防止するために、取り付け部分にシールテープを巻きます。
取り付け脚のネジ方向と反対向きに巻くことで、蛇口を取り付ける際にシールテープが締っていく仕組みです。シールテープは、きつめに7~10回程巻いてください。
4.新しい蛇口を取り付ける
シールテープを巻いた新しい取り付け脚を、配水管に時計回りに回してハの字になるように取り付けます。
このときに注意するのは、逆向きに回さないということです。逆向きに回してしまうと、先ほど巻いたシールテープが緩み、水漏れの原因となります。
逆向きに回してしまった場合は、もう一度シールテープを巻きなおしましょう。
そして、次は蛇口本体を設置します。六角ナットをモンキーレンチでしっかりと固定すれば、取り付け完了です。
最後に水漏れしていないか確認したら、作業終了です。
混合水栓 ツーホールタイプ/シングルレバー(台付)の交換
〈必要な工具〉
・モンキーレンチ(接続部分のナット取り外しに使用します)
・締付工具(モンキーレンチで届かないような狭い部分のナット取り外しに使用します)
・パッキン(接続部の隙間からの水漏れを防ぐために使用します)
〈作業工程〉
※引用元:三栄水栓
1.古い蛇口を取り外す
水道を止めた後、まずは、モンキーレンチを使ってナットを緩め、給水・給湯管を取り外します。モンキーレンチで回しにくい場合は、締付工具を使いましょう。
次に、蛇口本体の締付ナットを外し、本体も取り外します。このとき、給水・給湯管の接続部に古いパッキンが張り付いている場合があるので、きれいに掃除してください。
2.新しい蛇口を取り付ける
新しい蛇口を取り付け穴に仮置きし、付属のパッキン・座金・ナットを取り付けます。
そして、購入しておいたパッキンを給水・給湯管の接続部分に1枚ずつ設置し、ナットで固定して完了です。
ナットの固定にはモンキーレンチを使用しますが、回しにくい場合は締付工具を使いましょう。
最後に水漏れしていないか確認したら、作業終了です。
混合水栓 ツーホールタイプ/ツーバルブ(壁付)の交換
〈必要な工具〉
・モンキーレンチ(接続部分のナット取り外しに使用します)
・シールテープ(ネジの隙間からの水漏れを防ぐために使用します)
・歯ブラシ(配管のネジ部を掃除するために使用します)
〈作業工程〉
1.古い蛇口を取り外す
まずは、モンキーレンチを使い、古い蛇口本体のナットを取り外します。
次に、配管につながった取り付け脚もモンキーレンチで反時計回りに回し、取り外します。
2.配管のネジ部分を掃除する
古い蛇口を取り外すと、配管が見えます。配管のネジの山部分や溝の部分にゴミや異物が溜まっていると水漏れの原因になりますので、歯ブラシでしっかり汚れを取り除きます。
3.シールテープを巻く
新しく取り付ける蛇口のネジ部分と配管の隙間からの水漏れを防止するために、取り付け部分にシールテープを巻きます。
取り付け脚のネジ方向と反対向きに巻くことで、蛇口を取り付ける際にシールテープが締っていく仕組みです。シールテープは、きつめに7~10回程巻いてください。
4.新しい蛇口を取り付ける
シールテープを貼った新しい取り付け脚を、配水管に時計回りに回してハの字になるように取り付けます。
このときに注意するのは、逆向きに回さないということです。逆向きに回してしまうと、先ほど巻いたシールテープが緩み、水漏れの原因となります。
逆向きに回してしまった場合は、もう一度シールテープを巻きなおしましょう。
そして、次は蛇口本体を設置します。
蛇口本体が水平になっているか確認し、六角ナットをモンキーレンチでしっかりと固定すれば、取り付け完了です。
混合水栓 ツーホールタイプ/ツーバルブ(台付)の交換
〈必要な工具〉
・モンキーレンチ(接続部分のナット取り外しに使用します)
・締付工具(モンキーレンチで届かないような狭い部分のナット取り外しに使用します)
・マイナスドライバー(蛇口本体の取り付けに使用します)
・パッキン(接続部の隙間からの水漏れを防ぐために使用します)
〈作業工程〉
1.古い蛇口を取り外す
まずは、モンキーレンチを使ってナットを緩め、給水・給湯管を取り外します。モンキーレンチで回しにくい場合は、締付工具を使いましょう。
次に、蛇口本体の締付ナットを外し、本体も取り外します。このとき、給水・給湯管の接続部に古いパッキンが張り付いている場合があるので、きれいに掃除してください。
2.新しい蛇口を取り付ける
新しい蛇口を取り付け穴に仮置きし、付属のパッキン・座金・ナットを取り付けます。
そして、購入しておいたパッキンを給水・給湯管の接続部分に1枚ずつ設置し、ナットで固定して完了です。
ナットの固定にはモンキーレンチを使用しますが、回しにくい場合は締付工具を使いましょう。
ツーバルブタイプからシングルレバーへの交換
シングルレバーの蛇口には、壁付きタイプ・台付きタイプ・台付きワンホールタイプの3種類があります。
それぞれのタイプごとに、交換手順を挙げます。
壁付きタイプの交換方法
※引用元:住設ドットコム
台付きワンホールタイプの交換方法
蛇口トラブルの防止法と注意点
蛇口のトラブルで一番多いのが、水漏れです。
水漏れの大きな原因は、パッキンなどの老朽化、ナットなどの接続部の緩み、排水管などのパイプ類の破損、排水ホースの外れ、パイプの詰まりなど、主に部品の老朽化や劣化です。
突然のトラブルを防ぐためにも、日頃から小まめにメンテナンスやチェックをしておくことが大切です。
手軽にできるメンテナンス・チェック方法
・各接続部に緩みがないか確認
・パッキンなどの劣化しやすい部品に変化がないか確認
・使用時以外は元栓をしっかり締める
・定期的に掃除をする
日々のメンテナンスで少しでも不安を感じたら、業者に相談することをおすすめします。
早期に対策をすることで、重大なトラブルを防げる可能性があります。
賃貸の場合は勝手に蛇口を交換してよいの?
今使っている蛇口を違うタイプに取り替えたいと思ったとき、賃貸物件の場合は自分の判断で交換してしまってよいのでしょうか?
賃貸物件の場合は、たとえ自分の住まいでも大家さんに設備管理の権限があります。
ですので、自分だけの判断で勝手に設備変更してしまうと、トラブルのもとになりかねません。
まずは、一度大家さんに相談しましょう。
退去時に現状復帰を条件に了承してくれることもありますし、ときには工事費を賄ってくれる場合もありますよ。
たまにある蛇口交換後のトラブルと対処法
新しい蛇口に交換したあとに水が出なくなった、お湯が出なくなった、などのトラブルが度々発生します。
これらの故障はほとんどが自分で対処できるものなので、一度下記の方法を試してみるとよいでしょう。
水量が減った場合の対処方法
止水栓を開く
止水栓が十分に開いていない場合が考えられるので、シンクや洗面台の下にある止水栓を回して調整してみましょう。開ける方向に回らなければ元から全開になっているので調整は不要です。
フィルターを掃除する
止水栓が原因ではなかった場合は、フィルターの掃除を行ってみましょう。
フィルターは水道管や家の配管から流れてくるゴミやサビなどを取るためのもので、日々の水道の使用により詰まりやすくなっています。特に、蛇口を交換した際には詰まってしまう場合があります。
他の蛇口を確認する
フィルターを掃除しても水量が改善しない場合は、他の蛇口の水量を確かめましょう。
他の蛇口も同じように水量が少なければ、家に届いている水道の水圧に問題があるのかもしれません。この場合は、水道工事業者に一度見てもらいましょう。
お湯が出なくなった場合の対処方法
他の蛇口を確認する
お湯が出る全ての蛇口からお湯が出るか確認してみましょう。
交換した蛇口のみお湯が出ない場合は、その蛇口が故障していることが考えられますので、検品・交換を依頼しましょう。
蛇口の交換でお湯が出なくなるトラブルは、一つのハンドルで水とお湯を調整するシングルレバータイプの蛇口に度々起こるケースです。
全ての蛇口からお湯が出ない場合は、給湯器の故障や停電による運転停止などが原因と考えられますので、専門の業者に点検をお願いしましょう。