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レンジフードの吸い込みが悪い!?知っておくべき設置注意事項

目次

1、製品選びは適切?
2、設置場所のこと
3、空気の通り道

1、製品選びは適切?

キッチンで加熱調理機器を使用する場合、換気設備は必ず設けなければなりません(建築基準法による)。
また、同法では必要な換気量も決められていますが、その量は使用する調理機器の発熱量に伴って大きくなったり少なくなったりします。
つまり火力の強いコンロを使えば必要換気量が大きくなり、小さなコンロではそれほど換気量が大きくなくてもいいというわけです。換気装置にはその必要換気量をクリアする風量を持つ製品を選ばなければならないのですね。

レンジフードもその換気設備の一つです。
例えば、3口のトップバーナーとグリルがあるビルトインガスコンロの場合、全点火時の発熱量(ガス消費量)は10kW/h(8600kcal/h)前後になりますが、このときの必要換気量は約300m3/hとなり、その値より大きな風量がある製品を選ぶことが必要です。
今のレンジフードはシロッコファンを搭載したものが主流ですが、ほとんどの製品で風量が「強」で500m3/h以上あるので上の場合でも十分にクリアできます。
しかし、「弱」では300m3/h以下の風量になる製品もあり、その場合は風量不足となります。
また、ビルトインガスコンロとビルトインガスオーブンを組み合わせる場合は必要換気量は約400m3/hとなるのでレンジフードは余裕をみて600m3/hくらいの風量がある製品にしたほうがいいでしょう。

2、設置場所のこと

レンジフードはコンロの真上にコンロを覆うように取り付けられますが、コンロからあまり離れすぎていると効率良く排気ができません。
かといってあまり近すぎるとガスの炎が引き上げられ、フード内に付着した油に引火して火事になることもあり、これも困ります。
排気の効率や防火のことを考えてレンジフードはコンロの上から80cm離すというのが適切ということで、これがフードの設置基準になっています。

ただし、コンロがIHになるとちょっと話は違ってきます。IHコンロの場合、発生する上昇気流が弱く空気が上に昇っていきにくいため、同じ高さに設置したレンジフードでも風量が小さい(吸い込む力が弱い)と汚れた空気を効率良く捕集しきれないことがあります。そんなときはより大きな風量の製品にするか、フードの位置をコンロに近づけるかということになりますが、コンロとの距離は防火上80cm以上となっているので大風量の製品で対応するしかありません(ただし、一定の安全基準に合格した一部のIHコンロはフードとの距離が60cm以上でOK)。

そして、設置場所に関してもう一つ知っておいたほうがいいことがあります。
それは外の風の影響を受けるかどうかです。一般の換気扇(プロペラファン)は外部に面した壁面に取り付けられますが、外の風が強く吹きつけるとファンの回転が止まったり逆転したりすることがあり、そうなると室内の汚れた空気を外に出すことができません。
レンジフードに多いシロッコファンはプロペラファンと違い押し出す力が強く外風の影響を受けにくいのでファンが止まったりすることはありませんが、外風が強いとやはり風量は小さくなります。
換気扇やレンジフードの排気口が風当たりの強いところについていたら風の強い日に換気能力が衰えることを覚えておいてください。

3、空気の通り道

シロッコファン式のレンジフードはファンがコンロの真上部分にあり、そこからダクト(送風管、直径15cmのものが主流)を通して捕集した汚れた空気を外部に排出します。
ダクトは短いほうが風量のロスが少ないので、レンジフード(=コンロ)はなるべく外部に面した壁面の近くにあるのが理想的です。また、その通路はまっすぐなほうがやはりロスが少なく、ダクトの方向を変えるために曲げたりすると効率が悪くなります。

もしキッチンが部屋の真ん中あたりにあり、オープンスタイルの対面式だとすると、ダクトはフードからまず垂直に伸び、天井裏に入って90度曲がって水平になり、さらに何度か向きを変え、などとやっているとダクトの総延長がかなり長くなってしまうこともありえます。
そんなことになると、そのレンジフードの換気能力は一気に落ちてしまい効率の良い換気ができなくなってしまうのです。
一般的にレンジフードの換気ダクトは延長3m、曲がりは3箇所までが適切とされています。
ダクトの長さは、外壁面にある排気口の位置と室内のレンジフードの位置と向きを見れば大体わかります。

また、換気というのは排気だけでは十分に行えません。汚れた空気を外に出すだけでなく外から新鮮な空気を室内に取り入れなければならないのです。
現在の戸建住宅は昔の家と違って気密性が高くなっているので、「すきま風」が入ってこないですね。給気が十分されないまま排気を行うと、室内の気圧が下がり排気の量も下がってしまい、空気が循環しなくなるわけです。
レンジフードの吸い込みが悪いのはダクトの長さと向き、それとも給気不足が原因なのかもしれませんよ。

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