※複数のサービスメニューは受付できません。
※初回限定価格はイエコマを初めてご利用いただく際に、【1サービスにのみ適用】できる初回特典となります。
※戸建住宅向けのサービスとなっておりますので、集合住宅(アパート・マンション)、ビル、店舗、工場などの作業はお受けすることができません。
※作業は居住部分に限ります。
※借家の場合、大家様の許可および立ち合いが必須条件となります。
※防水効果切れ、傷みが酷い場合は洗浄不可です。
※床にひび割れが多い(ひび割れの幅が太い)場合は作業負荷。手摺壁も同様です。
※ルーフバルコニーは対応できません。
目次
ベランダの洗浄は自分でもできるけれど……。
ベランダの掃除、きちんとできていますか?
当然ですが、ベランダは室外にあるため、雨風や砂ぼこりにさらされています。汚れやすい場所だからこそ、定期的に掃除をしてきれいに保ちたいですよね。
ベランダの掃除は、自分でも行うことが可能です。
しかし、室外にあるからこそ、掃除を後回しにしてしまっている方も多いのではないでしょうか。
イエコマでは、高圧洗浄機を使った清掃も可能です。
「しばらく掃除ができなかったので、きれいにして欲しい」「ベランダにこびり付いた汚れがなかなか落ちない」「自分で掃除をする時間がない」という方は、是非一度ご相談ください。
ベランダの汚れを放置すると…
ここでは、排水口の詰まり、床や外壁の汚れから想定される現実的な問題点を見ていきましょう。
排水口の詰まりで床が水浸しになる
ベランダの汚れは見た目だけではありません。床にゴミや土ぼこり、落ち葉などがたまると、排水口が詰まります。その状態で雨水がベランダに入れば、床は水浸しです。特に、マンションなどの共同排水では、自身の排水口の詰まりが原因で隣家に水が流れるトラブルも発生します。
床の防水効果がなくなる
ベランダは屋外にあるので、床に防水加工を施します。とはいえ、完全な防水はありません。
排水口が詰まった状態で水浸しの状態が続くと、防水機能は低下します。すると、防水の劣化が早まり、最終的には床の下地がダメージを受けてしまうのです。
また、排気ガスによる油汚れが床について広がることでも、防水機能は低下します。
鉄部のサビが進み、手すりが壊れる
ベランダ掃除を放置することで、さびの発生に気づかないでいると、手すりが切断したり、外れたりする場合もあります。
手すりが鉄製の場合は、サビの発生に気をつけなければなりません。サビは、定期的な掃除で完全に防げるものではありませんが、普段からベランダを使うことで劣化の確認ができ、すぐに対処することができます。
外壁の下地がもろくなる
手すりが独立した外壁である場合は、下地の腐食に注意しなければなりません。下地の腐食は、外壁の塗膜の汚れや劣化によって起きるもので、放置すると倒壊にまでつながります。
ベランダの外壁を掃除することで塗膜の劣化を防ぎ、塗料の耐久性を保てます。
足場や洗濯物が汚れるためベランダを使わなくなる
外履きでベランダに出ても、足が真っ黒になるほど汚れていると、ベランダを使いたくなくなるものです。その汚れた足で室内に入れば、部屋も汚れてしまいます。
一方、ベランダの外壁部分がチョーキング現象を起こしていると、洗濯物に汚れがついてしまいます。チョーキングとは、塗膜の劣化現象で、外壁の表面に白い粉が付着することです。
布団の汚れを落とすためのベランダが、マイナス効果を招いてしまいます。
現在の生活動線が大幅に変わり不便な思いをする
前述のような理由でベランダを使用しないと、生活動線も変わります。
例えば、洗濯物を干すためにベランダを使う場合、洗濯機に近い方が効率的です。洗濯機のある場所とベランダの距離が短いと、移動しやすくなります。
ところが、ベランダが汚れているために、洗濯機と離れた場所(例えば庭)を代用してしまうと、労力がかかるものです。2階にベランダと洗濯機があるのに、庭に干すという動線だと、洗濯物を持ちながら階段を使わないといけません。
つまり、従来のベランダが最適な生活動線上にあるほど、ベランダが使えないと負担になるのです。
ベランダが汚れる原因
ベランダは、なぜ汚れてしまうのでしょうか。
まずは、汚れの種類を確認しておきましょう。代表的なものは、以下の4種類になります。
砂や土
道路から舞い上がった砂やガーデニングのプランターから流れてしまった土が、窓や網戸を汚してしまいます。
比較的簡単に掃除することができますが、そのままにしているとこびり付いて落としにくくなってしまうのです。
また、排水口に詰まると水捌けも悪くなります。
繊維やほこり
洗濯物やふとんなどをベランダに干す際に、繊維やほこりが落ちて、ベランダに溜まってしまうこともあります。
繊維やほこりは簡単に取り除くことができますが、そのまま放置していると排水口に溜まって水捌けが悪くなる原因となるのです。
排気ガスの汚れ
ベランダが交通量の多い道路に面している場合は、手すりなどに排気ガスの汚れが付着していることがあります。
排気ガスの汚れの主な成分は、油です。油汚れは時間が経過するとと、水拭きでは落ちなくなります。
鳥の糞
住んでいる環境や階数などにもよりますが、鳥の糞がベランダを汚すこともあります。車の窓やボンネット、カーポート屋根の上などに鳥の糞が付いてしまうこともよくありますよね。
鳥の糞が付着したまま放置していると、こびりつきやすく、中々取れなくなる可能性もあります。
ベランダ掃除が十分にできない理由は?
ベランダは室内とは環境が違うため、掃除の手順に戸惑う人もいるでしょう。また、どんな道具を使って掃除をすればよいか、という疑問も生じます。そうした不安や疑問が、ベランダ掃除を妨げている原因になっているのです。
室内清掃と違い、掃除の手順がわからない
ベランダは屋外なので、部屋の掃除とは勝手が異なります。排気ガスによる外壁の油汚れ、鉄製の手すりのサビ、ヘドロによる床の黒ずみなど、室内にはない汚れが生じることが室内清掃との大きな違いです。
室内清掃の場合は、ホコリやゴミを掃除機で吸い取ったり、汚れが目立つところを水拭きしたりするだけで、ある程度はきれいになります。ところが、ベランダ掃除では、掃除機が使えない、水拭きでも汚れが落ちない場合もあるため、やり方に戸惑うものです。
また、鉄製の手すりを水拭だけで済ませると、サビが発生しやすくなります。
そうしたことから、「そもそも掃除の仕方が本当に正しいかわからない」というのも、ベランダ掃除ができない原因の1つです。
掃除が面倒
ベランダに置いてある物やスペースも関係します。ベランダのスペースは狭く、室外機や洗濯機などもあると、手間がかかるものです。
また、屋外清掃用の道具もそろえなくてはなりません。普段の室内清掃と同じようにできないのは、それだけで億劫(おっくう)になってしまうものです。
これまでの自身の生活スタイルがあるため、環境や習慣を変えるには時間がかかります。「わざわざ狭い場所で大変な思いまでしてやりたくない」「仕事が忙しい」「今度ゆっくりと時間が空いたときにでも」と考えてしまうのが、ベランダ掃除に対してはあるのかもしれません。
業者に依頼することで得られるメリット
困ったときは、いっそのこと他力本願というのも1つの手です。ここでは、イエコマが実践するベランダ掃除の内容を踏まえながら、業者依頼で得られる6つのメリットを見ていきましょう。ベランダ掃除が面倒な人には、必見の内容です。
たった1日でキレイなベランダに生まれ変わる
半年~1年以上もベランダ掃除をしていない人にとって、清掃業者は頼もしい存在です。1回の掃除に要する日数は1日、作業は2~4時間ほどで終了します。ベランダのスペースを確保する養生からはじまり、床の掃き掃除、外壁や手すりの汚れ除去、ドレイン清掃、窓拭きで終わるのが、主な作業工程です。
防水や外壁などを傷めずに済む
業者は、業務用の洗剤を駆使します。そのため、防水や外壁を傷めることなく、仕上がりも万全です。
養生にも抜かりがないので、ベランダ以外の箇所を汚すこともありません。
プロの仕事なので近隣トラブルとも無縁
見積もりの際、近隣の状況についてもヒアリングを行います。必要であれば、両隣や階下、管理人などに事前の挨拶を済ませ、同時に工事内容についても説明します。
高圧洗浄機や掃除機は、状況に応じて使い分けます。1つでもトラブルにつながる要素があれば、それらの使用を避けます。
代用した道具を使用した場合でも、作業時間が大幅に延長することはありません。事前の見積もりで約束した時間を守るのもプロの仕事です。
依頼後は月に1回の簡単な定期清掃で済む
業者に掃除を頼むことで、きれいなベランダになるため、メンテナンスや自分での掃除の手間が省けます。時期や天候にもよりますが、月に1回程度の簡単な掃除を行えば、汚れの目立たないベランダを保つことが可能です。
洗濯物を心配なく干せる
外壁や手すりの劣化が激しい場合は、塗装業者とも連携を取ります。チョーキングを克服するための部分塗装、手すりのサビ止めおよび塗装など、掃除以外の依頼も可能です。今まではただの物置だったベランダが、安心して洗濯物を干せるベランダに変わります。
従来の生活動線が戻り住みやすくなる
ベランダとしての機能が生かせるようになれば、従来の生活動線も戻ります。家事の作業効率の改善で、体の負担が減る、空いた時間を有効に使えるなど、ライフスタイルのメリットが生まれます。
ベランダ掃除の相場は
DIYの場合
道具を1からそろえる場合は、7,000円程度(掃除機を除く)をみておきましょう。100円均一の商品をうまく活用することで費用を抑えられます。
ベランダ掃除をDIYで行う場合、雑巾、バケツ、重曹、洗剤など、「ベランダ掃除で準備する道具」の章で紹介した掃除道具がすでにそろっていれば、新規の費用はかかりません。
また、住宅用洗剤や重曹、パイプクリーナーなどは、室内の掃除にも役立つので、持っておいて損はありません。
業者の場合
ベランダ掃除を業者に依頼した場合の相場は、8,500~16,000円/10㎡程度です。ベランダの広さや、作業内容によっても値段が変わるので、事前に確認しておきましょう。
高圧洗浄機や業務用の洗剤で徹底的に汚れを取り除いてくれるので、自分で掃除してもなかなか汚れが取れずに困っている方や、年に1度の大掃除などにおすすめです。
イエコマのベランダ洗浄=「家の専門家」+高圧洗浄
ベランダの掃除、きちんとできていますか?
汚れたベランダを放置すると、様々な汚れがこびり付き、取れなくなってしまいますよね。
そんな時は、イエコマにお任せください。高圧洗浄機を使って、土や砂、繊維やほこり、排気ガスの汚れ、鳥の糞など、様々な汚れを落とします。
洗濯物や布団を干したり、ガーデニングをしたりと、毎日使用しているベランダ。毎日使用するからこそ、綺麗な状態に保ちましょう。
ベランダ掃除のポイント
自分でベランダ掃除をする際、以下の3つの作業が基本です。どれもシンプルなものなので、掃除を実践する際に覚えておくとよいでしょう。
ベランダの掃除がしやすいよう障害物をどかす
ベランダを掃除する際は、まず作業しやすいスペースを確保することが大切です。ベランダに室外機や洗濯機がある場合は、外して別の場所に移動すると、作業スペースが確保できます。
ホコリを取る
ベランダの床に落ちている土ぼこりやゴミ、落ち葉などをきれいに掃除します。作業スペースが広げられ、排水口の詰まり防止にも有効な作業です。
汚れを落とす
雑巾や専用洗剤などを使って、ベランダ全体の汚れを落します。高圧洗浄やホースによる「水勢」で汚れを落とす手段もありますが、ケースバイケースです。近隣に迷惑がかかる場合は、それらの使用を控えましょう。
ベランダ掃除で準備する道具
ベランダ掃除で使う道具は、ホコリの除去用と、汚れを落とす用の2種類に分かれます。一覧にすると多くの数に見えますが、実は代用品として使えるものも候補に挙げています。
ホコリを取る場合
・ほうき
・ちりとり
・新聞紙
・掃除機
・トイレットペーパーの芯
汚れやカビを落とす場合
・雑巾
・バケツ
・新聞紙
・フローリング用ワイパー(ウェット・ドライシート)
・住居用洗剤
・コンクリートクリーナー
・外壁専用の中性洗剤
・重曹
・ブラシ
・酢水
・液体のパイプクリーナー
・ガラス用洗剤
・スクイージー(かっぱぎ)
ベランダの掃除方法
ここでは、前項の道具を使った掃除方法を見ていきます。雑巾や掃除機の代用品をはじめ、水を使わない掃除の仕方、窓掃除の基本など、プロ顔負けの本格的な方法も載せてあります。
床のホコリを取る場合
床のホコリは、ほうきとちりとりを使って取り除けます。ベランダのスペースが広い場合は、掃除機も有効です。ただし、床面がぬれていない状態で使用します。掃除機で水分を吸い取ると、掃除機の故障の原因につながるためです。
また、掃除機を外で使うことに抵抗がある場合は、トイレットペーパーの芯を代用できます。掃除機の隙間用ノズルの代わりに、トイレットペーパーの芯を使う代用法です。トイレットペーパーの芯は、片方だけ斜めにカットし、もう片方を掃除機にはめて使います。隙間用のノズルさながら、コーナーのホコリ除去にも有効です。
コーナーのゴミをきれいに除去したい場合は、新聞紙を使います。軽くぬらした新聞紙をコーナーに置き、ほうきとちりとりで掃きとるだけです。新聞紙は乾いた状態でも吸着力があり、掃き掃除の際はちぎって使われます。
床の汚れを落とす場合
床の汚れは、水拭き雑巾で落とす方法が代表的です。水の入ったバケツをベランダの近くに置き、よく絞ってから水拭きします。雑巾ではなく、新聞紙を使うことでも、水拭きの代用になります。
雑巾や新聞紙以外には、フローリング用のワイパーも有効です。砂や土ぼこりなどの少し目立つ程度の汚れならドライシート、黒ずみにはウェットシートを用いるなど、状態によって使い分けてみるとよいでしょう。
ただし、フローリング用ワイパーを使う際、床の形状に注意しなければなりません。本来は室内に使うものなので、ベランダの床面がフラットかどうかを確認する必要があります。床面が凸凹とした形状のベランダでは、フローリング用のワイパーが壊れやすくなるため、使用を控えましょう。
しつこい油汚れには、洗剤を使うのが有効です。住居用洗剤とブラシを使って落とすのが一般的で、鉄筋コンクリート造の黒ずみなどにはコンクリートクリーナーを用います。住居用洗剤は、ベランダの床や玄関専用のもの、アルカリ性のもの、重曹などが代表的です。
使い方は、いずれも床面に洗剤を直接たらし、軽く水を含んだブラシで磨きます。
カビ対策
水拭きや洗剤を使っても落ちにくいのがカビです。落ちないカビには、お酢や重曹を使います。
お酢には、カビの天敵であるクエン酸やアミノ酸が豊富に含まれているため、近年では家庭用のカビ対策として重宝される存在の1つです。
使い方は、酢と水を1:2の割合で作った「酢水スプレー」をカビに噴射します。1時間ほど放置したあと、水で洗い流す、もしくは水拭きすれば、カビが除去できます。
しつこいカビには、酢水スプレーのあと重曹をふりかけるのが有効です。
手すりの掃除
手すりが鉄製の場合は、リン酸を主成分とするサビ取り剤を使用します。リン酸は鉄との相性がよく、化学反応後に皮膜をつくるため、サビの防止にも効果的です。ホームセンターで購入でき、サビ取りスプレーなどの名称で販売されています。
鉄製の手すりがなく、腰壁を手すりとしたベランダの場合は、中性洗剤を使う方法が主流です。汚れの落とし方は床と同様、洗剤と水拭きを併用します。
ただし、雑巾で外壁を磨くと塗膜が剥がれることもあるため、スポンジを使用するとよいでしょう。ホームセンターで外壁専用の洗浄スプレーが販売されています。
排水口の掃除
排水口には、取り外し可能なタイプと固定タイプの2種類があります。取り外し可能な排水口なら、お湯の入ったバケツに浸けて汚れを落とすのが一般的です。
取り外しができない排水口は、入口部分をブラシなどできれいしたあと、パイプクリーナーを流します。いずれにしても、掃除する前に排水口の種類を確かめておくことが大切です。
なお、土やほこりがヘドロ状になっている場合は、スコップなどですくって不燃ごみとして捨てます。ブラシを使うと、細かいヘドロも落ちやすいです。
窓と網戸の掃除
ベランダの窓掃除は、水拭きしたあと乾拭きをする、二度拭きが基本です。水拭きで汚れを落とし、乾拭きで水分を拭き取ります。特に乾拭きでは、雑巾の毛羽立ちを抑えるように拭くのがポイントです。
ガラスの汚れが目立つ場合は、水をかけて水切りワイパーで水分を取ってから、ガラス用洗剤を用います。
網戸には、取り外して掃除機で網のゴミを吸い取る方法が有効です。エアコンのフィルター清掃をイメージするとよいでしょう。
それでも網戸の汚れが目立つようなら、網の張り替えも1つの手です。
ベランダ掃除で気をつけるべき「6つ」の注意点
闇雲に掃除をするよりは、外せないポイントを押さえておいた方が、効率的な作業が望めます。ここでは、天候をはじめとする、6つの注意点を見ていきましょう。
掃除に適した天候とタイミング
ベランダ掃除に適した天候は、風の穏やかな晴天です。ほぼ風のない日なら、ゴミが飛ばされる心配もありません。晴れていれば、水分の乾きがよく、掃除もスムーズに進みます。
一方、雨天や風の強い日は、作業する側がぬれたり、土ぼこりが舞ったりして効率のよい掃除は期待できません。ベランダ掃除をする前は、天気予報を確認しておくとよいでしょう。
適切なベランダ掃除の頻度
ベランダ掃除の頻度は、週に1回が目安、2~3日に1回のペースが理想といわれています。とはいえ、ベランダの位置(太陽や雨風が入る角度)、天候(梅雨や雪など)が関係するので、最低でも月に1回のペースで掃除をするのが適切といえるでしょう。
3タイプの洗剤を使い分ける
ベランダ掃除では、中性、アルカリ性、酸性の洗剤を使い分けるのがポイントです。
それぞれの洗剤が特に効果を発揮する汚れを、以下に紹介します。
- 中性洗剤:土やほこり
- アルカリ性洗剤:排気ガスにみられる油汚れ
- 酸性洗剤:鳥のフンやサビ
鳥のフンは早めに取り除く
鳥のフンは、固まると取りにくくなります。また、クリプトコックス症やオウム病など感染症の危険性もあるので、見つけたら早めに除去しましょう。
乾燥したフンの中はカビが繁殖した状態で、それが大気中に拡散されることで、頭痛・めまい・咳・高熱などの空気感染を引き起こすといわれています。
フンを取り除く際は、サビと同じように、酢水を噴射したあと5~10分ほど時間を置くと効果的です。
高圧洗浄機は使い方次第
近年では一般家庭にも普及しつつある高圧洗浄機ですが、騒音や大量の放水から近所迷惑になりやすいデメリットがあります。また、水圧の調整を間違えると、汚れだけでなく外壁や床防水を傷めてしまいます。
高圧洗浄は、外壁塗装の前にプロの職人が行う作業工程の1つです。塗装職人は、塗装の技術だけでなく、外壁を傷つけずに洗浄する技術も持ち合わせています。
軽はずみな考えで高圧洗浄機を使うと、ただの掃除だけでは済まない場合もあるので、無理は禁物です。
マンションの場合は「水」と「音」に注意
マンションの場合、ベランダ掃除で注意したい点は、水の扱い方です。多量の水を流すと、漏水したり、階下に落ちたりして、近隣トラブルの原因になります。掃除の手間を考えると水を使った方が効率的ですが、排水や周囲に住む人たちのこともきちんと考えなくてはなりません。
また、避難はしごの近くに排水口がある場合も注意が必要です。掃除で使った水が避難はしごから階下に漏水したり、水の影響でサビが生じハッチが開かなくなったりする場合があります。
いずれにしても、水を使ったトラブルは、マンションの管理人やアパートの大家にも注意される大ごとです。ベランダ掃除の際は、水を使わない方法を選ぶ、水が放出しないよう配慮するなど、慎重な行動を心がけましょう。
水とは別に、掃除機の音がクレームになることもあります。密閉された室内ではなく、開放された屋外で掃除機を使用するため、近隣に音が漏れてしまうのです。
どうしても掃除機を使いたい場合は、前もって近隣に掃除機使用の旨を伝えておくとよいでしょう。短い作業時間で済むよう、事前にシミュレーションしておくことも大切です。