※複数のサービスメニューは受付できません。
※初回限定価格はイエコマを初めてご利用いただく際に、【1サービスにのみ適用】できる初回特典となります。
※戸建住宅向けのサービスとなっておりますので、集合住宅(アパート・マンション)、ビル、店舗、工場等の作業はお受けすることができません。
※作業は居住部分に限ります。
※借家の場合、大家様の許可および立ち合いが必須条件となります。
※お客様からの支給品(商品、部材、部品、材料等)による取付・施工は、トラブル防止のためお受けすることができません。
※在来タイル風呂など配線工事が困難な場合は取付け不可です。
目次
憧れの浴室テレビ!でもどうやって選ぶのかわからない…
浴室テレビに夢を抱く人は少なくないでしょう。仕事で疲れて帰ってきた後、気持ちよく湯船に浸かってのんびりテレビを観る生活、憧れますよね。
しかし、浴室にテレビが欲しいと思っても、さまざまな不安で購入に踏み切れないこともあるのではないでしょうか。
- テレビは浴室に後付けできるものなのか
- とんでもなく高額な設置費用がかかるのではないか
- どんな基準でテレビを選べばよいのか
浴室テレビの設置を検討していると、このような不安や疑問が付きまといますよね?
だからといって、憧れの浴室テレビの設置を簡単にはあきらめられません。
不安や疑問を解消して、我が家の浴室をより快適な空間にしたいですよね!
浴室テレビを取り付けるメリット
浴室テレビに憧れはあるけど、これといったメリットや必要性は思い浮かばないと考えている人もいるかもしれません。
しかし浴室にテレビを取り付けることには、次のようなメリットがあるのです。
お風呂に入りやすくなる
長時間の番組だと観終わったときには深夜になっていて、その後の入浴がおっくうになることも珍しくありません。
しかし、浴室にテレビがあれば、このようなときにためらいなく入浴することができます。
入浴がより楽しくなる
お風呂があまり好きでない人も、テレビがあると思えば重い腰を上げる気になれるかもしれません。
お風呂もテレビも好きな人であれば、憩いの入浴時間がさらに楽しいものになります。
また、健康や美容のために半身浴をしつつもその時間を退屈に感じている人に、浴室テレビはおすすめです。テレビがあれば入浴時の退屈さを紛らわすことができます。
家族の仲を深めるきっかけに
テレビはコミュニケーションの手段やきっかけとなります。テレビ番組の内容が会話の種にもなるでしょう。小さな子どもやパートナーと一緒にお風呂でテレビを観ながらおしゃべりをすることが、家族の仲を深めるきっかけになるかもしれません。
浴室テレビって後付けできるの?浴室テレビの設置条件
浴室にテレビを設置するための条件は、電波の受信方法によって変わってきます。受信方法ごとの設置条件を押さえていきましょう。
アンテナ配線の場合
浴室にアンテナ配線を引いてテレビを観たい場合、設置条件は次の2点です。
- ユニットバスであること
- 専用のケーブルを通すことができる点検口が浴室にあること
ただし、点検口は今の時点で浴室になくても、専用のケーブルを通す場所を追加工事で確保することで、テレビを取り付けられるようになる可能性もあります。追加工事が可能かどうか、どれぐらいの費用が発生するのかは、業者に浴室の下見をしてもらい確認するのがよいでしょう。
チューナーやワンセグの場合
チューナーやワンセグなど、浴室にアンテナ配線を引く以外の方法で電波を受信するときには、浴室の電波状況の確認が必要です。
電波状況が非常に悪い浴室だと、せっかく購入した浴室テレビがきちんと映らない恐れがあります。
絶対にやらなければならないわけではないですが、購入前に電波状況を確認しておくと安心です。
自宅の浴室がテレビを十分楽しめる電波状況か確認する方法を見ていきましょう。
ただし、確認したときと実際に購入したときで1つでも条件が異なると(使用している機器の機種や位置が違うなど)、確認作業のときに比べ電波が拾えないこともありえます。
チューナー
購入ではなく、まずはレンタルサービスを活用して使用可能かどうか試すことができます。レンタル料はかかりますが、レンタル品を返却した後にレンタル品と同じ機種を購入できれば、買ったモニターでテレビを問題なく観られる可能性が非常に高くなります。
ワンセグ
チューナーと同じく、まずはレンタルサービスを利用してみる方法があります。
また、浴室でワンセグが付いている端末(携帯電話など)を使用してみて、問題なくテレビが観られるか確認するのもよいでしょう。
DIYは危険!浴室テレビの設置はプロに頼もう!
設置工事の必要がないポータブルテレビは別として、浴室テレビを個人が自力で設置するのはおすすめできません。
埋め込み式や壁掛け式のテレビを自力で設置しようとすると、次のような危険が伴うのです!
埋め込み式は技術の面でも法律の面でも不可能!
埋め込み式テレビの設置は専用のケーブルを通すなど配線を触らねばならず、これは電気工事にあたります。
電気工事は専門的な知識や技術を要するものであり、素人が手を出すのは危険です。作業中にやけどなどのケガをしたり、漏電や火災などの事故が発生したりする恐れがあります。
また、電気工事を電気工事士の資格を持っていない人が行うことは電気工事士法で禁止されています。つまり素人による電気工事は危険を伴う上に法律違反なのです。
資格を持っていない人が電気工事を行った場合、3ヵ月以下の懲役もしくは3万円以下の罰金が課されます。
壁掛け式は不可能ではないが危険!
壁掛け式は素人でも設置不可能ではありません。しかしプロに任せたときと比べると危険であるといえるでしょう。
理由は次の3つです。
- プロが固定した場合より素人が固定した場合の方が落下の確率が高い
- 素人が自力で設置したテレビが落下してテレビが損傷した場合は、メーカーによる保証を受けられない可能性がある
- 設置する際のテレビの位置調節は、プロにやってもらう方が確実
下手に自分でやろうとするとテレビが落下して壊れたり、観づらい位置になったりするかもしれません。埋め込み式のように資格が必要な工事ではないですが、プロに任せた方が安全で確実といえます。
イエコマの浴室テレビ設置・交換
浴室にテレビがあると、ゆっくり半身浴をしながら鑑賞できるため、お風呂の時間がリラックスタイムになり、楽しみながら健康的な生活を送ることができます。お風呂が苦手なお子さまにも、テレビがあると入りやすくなることもあるようです。
浴室テレビの設置をご検討の方、もしくは古くなった製品からの交換をお考えの方は、ぜひイエコマにお任せください!
イエコマでは浴室テレビ設置・交換を、
初回限定:現地調査・お見積り無料で承っております!
お問い合わせ年中無休!専門知識をもったスタッフが親切丁寧に対応いたします。
浴室テレビの新規設置の際のご相談、交換のご依頼、機種についてのお問い合わせなど、まずはお気軽にご相談くださいませ。
※浴室テレビの設置工事には電気工事士の資格が必要なため、素人が自力で行ってはいけません。必ず専門業者に依頼しましょう。
浴室テレビの種類
さまざまな浴室テレビがありますが、これらは「設置方法」や「電波」で分類することができます。
設置方法の種類
浴室テレビは設置方法で3種類に分けることができます。
埋め込み式
※引用元:LIXIL
浴室の壁に専用のテレビを埋め込む設置方法です。壁面工事や配線工事を伴うためプロの技術が必要とされます。
- メリット:画質の良さと高級感
- デメリット:他の設置法と比べると、設置工事や今後の修理・交換費用が高額になる
壁掛け式
浴室の壁に固定用のビスなどを打ち込み、壁にテレビを取り付ける設置方法です。自分で設置することも不可能ではないですが、業者に依頼した方が安心でしょう。
素人よりプロによる施工の方が、ビスが外れてテレビが落下する危険が減ります。また、仮にテレビが落下して損傷しても、保証期間内であれば無料で対応してもらえるのです。
- メリット:埋め込み式と比べ工事費が安価
- デメリット:落下のリスクがある
ポータブルテレビ
持ち運びができる小型のテレビです。浴室を含むいろいろな場所で観られるテレビです。浴室に持ち込むためには、防水加工のものを選びましょう。
- メリット:設置工事も必要なく手軽に導入できる
- デメリット:入浴の際いちいち浴室にテレビを運ぶ必要と充電が必要、浴槽の縁などに置くスペースを要する
電波の受け取り方の種類
浴室テレビの電波の受け取り方は3種類あります。
アンテナ配線
リビングなどに置く通常のテレビと同じように、アンテナで電波を受信する方式です。アンテナで電波を受信するには、アンテナ配線の工事を行わなければなりません。
電波を安定して受信でき、高画質が期待できますが、設置費用が高額です。
チューナー
リビングなどのテレビは通常、アンテナ配線を通じて電波を受信しています。その電波をチューナーと呼ばれる機器を仲介役として、浴室のテレビも受信できるようにするのです。
既存のアンテナ配線またはそれとつながっているテレビを、ケーブルなどでチューナーとつなぎます。アンテナ配線とつながったチューナーは、電波のデータをWi-Fi(無線)で浴室に飛ばします。
アンテナ配線より設置費用を抑えられますが、チューナーのWi-Fiが切れ、一時的に映像が観られなくなる事態もあります。
ワンセグ
ワンセグは携帯電話などの端末でいつどこでもテレビを観られるサービスです。放送内容は通常のテレビと変わりません。
メリットは、アンテナ配線やチューナーの用意などが必要なく、手軽に導入できること。
デメリットは、電波状況が悪いと映像が映りにくいことと、画質が悪いことです。特に浴室は壁が多く電波が届きにくいことが多いため、この点は注意が必要です。
浴室テレビはどう選ぶ?サイズやオプションなど
初めての浴室テレビの設置だと、どのような基準でテレビを選べばよいのか悩むところです。
浴室テレビの選び方のポイントを押さえていきます。
テレビのサイズ
まず大切なのがサイズです。リビングのテレビと同じ感覚で選ぶと、浴室の限られたスペースには設置できなかったり、大きすぎて見づらかったりする恐れがあります。逆に小さすぎても、映像がよく見えずテレビを十分に楽しめない可能性が出てきます。
浴室に設置するテレビのサイズは10~15型が一般的です。ちょっと大きめで16型の製品も販売されています。
型 | 画面横幅 | 画面縦幅 | 画面面積 |
10型 | 22.10cm | 12.45cm | 275.03㎠ |
11型 | 24.31cm | 13.69cm | 332.79㎠ |
12型 | 26.52cm | 14.94cm | 396.05㎠ |
13型 | 28.73cm | 16.18cm | 464.8㎠ |
14型 | 30.94cm | 17.42cm | 539.06㎠ |
15型 | 33.15cm | 18.67cm | 618.82㎠ |
16型 | 35.36cm | 19.91cm | 704.08㎠ |
※型ごとの幅の長さや面積は、メーカーなどによって多少のずれがあります。
個人差はありますが、人が映像を視聴するのに最適な画面との距離は次のように計算できます。
画面サイズの横幅と縦幅で短い方の長さ × 3 = 視聴に最適な距離
「50(視聴する距離)÷3=16.66(画面サイズの横幅と縦幅で短い方の長さ)」となるので、ちょうどよい画面サイズは16.66cmと近い縦幅の13型となります。
浴室の設計上この計算の通りにはできないケースもありますが、ぜひ参考にしてみてください。
防水性
浴室で使用するテレビで重要なのが防水性です。浴室用と銘打ってあるテレビで防水性がないものはありませんが、機種によって防水性の高さが異なります。
浴室テレビの防水性は通常、「IPX」と呼ばれる等級で表されます。「IPX」の後にくる数字が大きいほど防水性が高いのです。
浴室で安心して使うためには、最低でもIPX5以上の防水性が必要です。
等級ごとの防水性の目安は以下の通りです。
等級 | 目安 |
IPX0 | 特に保護がされていない |
IPX1 | 鉛直から落ちてくる水滴による有害な影響がない |
IPX2 | 鉛直から15度の範囲で落ちてくる水滴による有害な影響がない(防滴I形) |
IPX3 | 鉛直から60度の範囲で落ちてくる水滴による有害な影響がない(防雨形) |
IPX4 | あらゆる方向からの飛まつによる有害な影響がない(防まつ形) |
IPX5 | あらゆる方向からの噴流水による有害な影響がない(防噴流形) |
IPX6 | あらゆる方向からの強い噴流水による有害な影響がない(耐水形) |
IPX7 | 一時的に一定水圧の条件に水没しても内部に浸水することがない(防浸形) |
IPX8 | 継続的に水没しても内部に浸水することがない(水中形) |
充電式の場合は連続再生時間をチェック
充電式のテレビを購入する場合は、連続再生時間のチェックも忘れないようにしましょう。
1回の充電で3時間前後の連続再生が可能な機種が多いです。
長風呂好きや複数人で順番に使いたい場合は、連続再生時間の長いものを探してみるとよいでしょう。
機能
浴室用テレビは豊富な機種が販売されており、機種によってさまざまな機能が付いています。
たくさんの機能が付いたテレビは魅力的かもしれませんが、機能が充実しているほど高額になるので注意が必要です。よく確認せず安価なものを購入すると、「DVDも観たかったのにDVD対応機能が付いていない」などの事態に陥る可能性があります。
テレビの購入は価格だけでなく、どんな機能が付いているかの確認も重要です。浴室テレビの主な機能には次のようなものがあります。
機能 | 内容 |
デジタル番組表 | デジタル放送の番組表を確認する機能です。 |
DVD対応機能 | 入浴しながらDVDを観られる機能です。 |
オフタイマー機能 | 設定した時間に電源が切れる機能です。 |
連携機能 | リビングなど家のメインのテレビと連携する機能です。 |
ネット接続機能 | インターネットと接続し、テレビ番組だけでなくネット上の動画なども視聴できる機能です。 |
B-CASカード内蔵機能 | B-CASカードとは地上デジタル放送の映像を視聴するのに必要なカードであり、通常はテレビやレコーダーなどの製品に同封されます。このB-CASカードがあらかじめテレビに内蔵されていれば、カードリーダーを購入する必要がありません。 |
対応している放送は何か
浴室テレビは機種によって対応している放送が異なり、大きくは「地上デジタルかワンセグか」に分けられます。モードを切り替えることでどちらにも対応できる機種も存在します。
おすすめの浴室テレビ
さまざまな機種が販売されている浴室テレビですが、その中でおすすめのものを3点紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
少し大きめ浴室テレビ! WMA-160シリーズ
ドライブレコーダーなどの開発にも携わる製造会社ワーテックスが開発した浴室テレビ。本社の位置する群馬県の地元新聞でも「見やすい浴室テレビ」と銘打って紹介されています。
浴室テレビとしては大きめな16型で、防水性はIPX6級。シャワーがかかっても安心です。スイッチ部分も平らで手入れがしやすく、LED(発光ダイオード)を用いた省エネ設計で地上デジタル放送に対応。
色はパールホワイトとピアノブラックの2種類があり、自分の好みや浴室のインテリアに合わせて選べます。
ちょっと小さめ多機能テレビ! ツインバードの10V型
主に家電製品の開発に取り組むツインバード工業の浴室テレビ。サイズは10型でちょっと小さめ。地上デジタル・BS・110度CSの衛星放送に対応しており、オフタイマー機能やAV機器との接続機能、ホテルなどでの使用のために最大音量の制限や各種キーの無効化を設定するホテルモード機能が付いています。
防水性はモニターがIPX5相当、リモコンがIPX7相当。バックライトにLEDを使用することで、省電力と長寿命を実現。本体色はアクセントパネルにも合わせやすい白色で、製品は全て日本国内で生産されています。
※引用元:「ツインバード 10V型浴室テレビ」
どこでも手軽にテレビを観れる! パナソニックのプライベート・ビエラ
安心の防水仕様で浴室にもキッチンにも持ち運べるポータブルテレビ。防水性はモニター部がIPX6、リモコンがIPX7相当です。地上デジタル・BS、110度CS放送に対応しており、バッテリーは3時間30分もちます。
番組表を観たりタイマーをかけたりすることも可能で、別売りの専用機器を購入すればリビングのテレビで録画した番組を視聴することもできます。
※引用元:「プライベートビエラ」
浴室テレビの設置費用の目安
設置に工事費がかかるのは、「埋め込み式」「壁掛け式」の場合です。ポータブルテレビは入浴のたび浴室に持ち込む形であるため、工事費はかかりません。
ポータブルテレビは20,000円前後から購入できます。
浴室テレビ設置費用の目安を、業者に依頼した場合とDIYの場合とに分けて解説しましょう。
業者に依頼した場合
浴室テレビ(ポータブルテレビを除く)の設置費用の目安は、
テレビ本体の価格(80,000~120,000円前後)+工事費(20,000~40,000円前後)です。業者によってはこの金額に出張費がプラスされる場合もあるでしょう。
ただし設置費用は次のような条件によって左右されます。
テレビのサイズ
浴室テレビのサイズで人気なのは、10~15型(10型は横幅22.1cm×縦幅12.45cm、15型は横幅33.15cm×縦幅18.67cm)です。この程度の大きさであれば設置費用が相場より大きく割り増しになることはないでしょう。
しかしこの大きさを越えると、設置費用が相場より高くなる可能性があります。サイズが大きいほどテレビ本体の価格が上がる上、工事費も割り増しになるケースが多いのです。
どのくらいの大きさでどのくらいの料金がかかるのかは業者によりけりなので、最初の問い合わせや見積もりの段階で確認しておくとよいでしょう。
追加工事の有無
埋め込み式の浴室テレビを設置する場合には、追加工事が必要になるケースがあります。専用のケーブルを通すための点検口がない場合や、浴室の天井裏にアンテナ分配器がない場合などです。
特に、アンテナ配線が天井裏にない場合は大掛かりな配線工事となり、数十万の工事費が発生する恐れもあります。業者によっては工事が大規模になりすぎることを理由に施工を断られるかもしれません。
大掛かりな工事が必要な場合には、思い切って浴室丸ごとのリフォームにする手もあります。
DIYの場合
埋め込み式の設置工事は電気工事士の資格が必要であるため、ここでは割愛します。
壁掛け式であれば、専用のキットを使用することで素人でも設置は可能です。キットは5,000~20,000円前後でネットショップやホームセンターなどで販売されています。
入浴に快眠効果が!?ぐっすり眠るための入浴方法!
日々を活動的に過ごすためには、夜にしっかり眠ることが肝心です。寝つきが悪かったりよく眠れなかったりすると、眠気や疲労感で翌日の仕事に悪影響が出てしまいますよね。
実は夜にゆっくり湯船に浸かることは、睡眠の質をよくする効果があります。
結論から言うと、快適な睡眠のためには、就寝の2時間前のタイミングで40度前後のぬるめのお湯に15~30分浸かるのが最も効果的です。
人の睡眠の質には、深部体温(体内の中心部分の温度)が深く関わっています。健康・スポーツ科学の研究者である小田史郎氏によれば、深部体温が急激に低下するときが入眠のタイミングに適しているのです。
深部体温の急激な低下を起こさせる方法の1つに、運動や入浴によって深部体温を上昇させるものがあります。深部体温は上昇した後に急激な低下を起こす性質があるためです。
ただし、就寝の直前に深部体温を上昇させたことが睡眠を妨げた事例も報告されています。快眠のためには、深部体温を上昇させてから入眠するまでの間に、一定の間隔を置く必要があるのです。
※参考:「北海道浅井学園大学生涯学習研究所研究 紀要 『生涯学習研究と実践』 第 4 号 小田史郎 睡眠前の体温変動が入眠に及ぼす影響」
そのため、就寝の2時間ほど前に15~30分ぬるま湯に浸かることが、よい睡眠のために最も効果的だといえるのです。
ただ、15分以上じっと湯船に浸かっているだけなのは、退屈に感じる人もいるでしょう。
そんなとき目の前にテレビがあれば、退屈だった15分間を有効利用できます。
バラエティ番組を楽しんだり、ニュースのチェックをすれば。翌日に会う仕事の同僚や近所の人たちとの会話の種になりますね!