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目次
ウォークインクローゼットとは?
日常的に耳にする「ウォークインクローゼット」という単語。しかし、具体的にどのようなクローゼットのことをいうのか、よくわからない人もいるのではないでしょうか。
ウォークインクローゼットについて、次の2点を押さえましょう。
- ウォークインクローゼットとは何か
- ウォークインクローゼットのタイプ
人が中に立って入れて、収納物の出し入れができるクローゼット
ウォークイン(walk in)とは英語で、「人が立って入れる大きさのもの」の意です。つまりウォークインクローゼットとは、人が中に立って入れて、収納物の出し入れができるクローゼットのことを指します。
“Walk In Closet”(ウォークインクローゼット)の頭文字をとって、WICと呼ばれることもあります。
住居の壁に埋め込むような形や、部屋のような形をとることがほとんどであり、寝室の隣に設けられることが多いです。
ウォークインクローゼットのタイプ紹介
ウォークインクローゼットは、収納の仕方によって、3つのタイプに分けられます。
ハンガーメインタイプ
ハンガーパイプがメインのウォークインクローゼットです。コートやジャケットなど、ハンガーにかける衣服を多く収納したい人に向いています。
収納棚全面タイプ
クローゼット内の壁面が収納棚になっているタイプです。棚が多い分収納できる量も多いですが、ある程度の広さが必要です。
人が通れる幅60㎝以上のスペースが確保できるようにしましょう。
ユニット棚タイプ
※引用:大川家具ドットコム
ユニットキャビネットなどを用いて、収納棚などを後付けするタイプです。収納形式を臨機応変に変えられるメリットがあります。入居者の人数が変わる(子どもが産まれるなど)予定がある家に向いています。
ウォークインクローゼットのメリット・デメリット
「おしゃれ」「便利」などのイメージが持たれやすいウォークインクローゼットですが、メリットとデメリットの両方があります。リフォームの前に押さえておきましょう。
メリット
ウォークインクローゼットのメリットは、次の3点があります。
- 見つけやすい、取り出しやすい
- 1箇所に収納を集められる
- 広ければ中で着替えができる
見つけやすい、取り出しやすい
押し入れや壁面クローゼットなどの収納だと、次のようなことが起こります。
- 必要なものを見つけるのに時間がかかる
- 奥にしまったものが取り出しにくい
これに対しウォークインクローゼットは、人が立って入って中を見渡せるため、必要なものを見つけやすく、取り出しやすい収納となっています。
1箇所に収納を集められる
- シャツは畳の間のタンス
- コート類は洋室のクローゼット
- 下着類は洗面所の棚
ウォークインクローゼットのない家庭だと、このような形で家のさまざまなものがバラバラの箇所に収納されることになります。
しかしウォークインクローゼットがあれば、これらを1箇所に集められるのです。着替えを一式揃えるのにあちこちの部屋を回るなどの手間が省けるようになります。
広ければ中で着替えができる
ある程度広さのあるウォークインクローゼットであれば、着る服をそろえて着替えるところまで、ウォークインクローゼットの中で済ませられるようになります。
デメリット
ウォークインクローゼットのデメリットは、
- 広さの割には収納できる量が少ない
- 整理整頓が大変
この2点があります。
広さの割には収納できる量が少ない
ウォークインクローゼットは、人が歩いて移動する通路スペースを確保しなければなりません。この通路スペースにはものを置けないため、通路スペースがある分だけ、収納できる量が減ります。
整理整頓が大変
広さがある分、整理整頓が大変です。置き場所を決めてきちんと管理しないと、ウォークインクローゼットの「見つけやすい、取り出しやすい」メリットを活かせなくなってしまいます。
どんなクローゼットにする?扉の種類・間取り・設置位置
クローゼットを新設・リフォームする際に問題となるのが、次の5点です。
- 設置位置
- 扉の種類(壁面クローゼットの場合)
- 扉の有無(ウォークインクローゼットの場合)
- 面積・収納スペースの奥行き・通路スペースの幅
- 間取り
それぞれについて、どんな選択肢があるのかを見ていき、自分にとってベストなクローゼットを手に入れられるようにしましょう。
設置位置
ウォークインクローゼットの位置に、これといった決まりはありません。使う人の生活スタイルに合わせて決めるものです。
しかし、主な設置場所とそれぞれのメリットを把握しておくことは、自宅のウォークインクローゼットの場所を決める際の参考になります。
寝室と続く場所
寝室と続く場所にウォークインクローゼットを作れば、起きてすぐ着替えたり、帰宅して着替えた後ベッドに直行したりするのに便利です。
洗面所と隣接する場所
洗面所で化粧やヘアセットなどをしてすぐに出かける人は、洗面所と隣接する場所にウォークインクローゼットを設置すると便利でしょう。洗面所での支度を済ませた後、ウォークインクローゼットからサッとコートを取って出かける、などのことができます。
寝室と物干し場の間の場所
寝室からも物干し場からも近ければ、寝起きの着替えにも取り込んだ洗濯物をしまうのにも便利です。
廊下から出入りできる場所
特に寝室や洗面所などと近づけることなく、廊下から出入りできる場所にする手もあります。仕事の都合で家族より朝が早いため、みんなを起こさないよう寝室から離れた場所で着替えをしたい、などの場合に検討するとよいでしょう。
扉の種類(壁面クローゼットの場合)
壁面クローゼットの主な扉の種類は、次の4つです。
- 折れ戸
- 引き戸
- 開き戸
- 扉なし
それぞれの特徴やメリット・デメリットについて見ていきましょう。
折れ戸
取っ手を引くと戸が折れるようにして開きます。壁面クローゼットで最も主流なタイプです。
- メリット:開けたときにクローゼットの中全体が見える
- デメリット:開けたときの扉の収納スペース(クローゼット開口部の両脇)がデッドスペースになる
引き戸
押し入れと同じく、横に引いて開け閉めするタイプの扉です。
- メリット:開けたときに戸が開口部横に収納されるため、クローゼット前のスペースが小さくても開け閉めできる
- デメリット:開口部の半分しか開けられない
開き戸
- メリット:戸に必要なスペースの横幅が小さくて済むため、幅の狭い収納場所の扉に便利
- デメリット:折れ戸に比べると、クローゼット内の見やすさに欠ける
扉なし
クローゼットには、扉を付けない選択肢もあります。
メリット | 開閉の手間が省ける。 換気がしやすい。 扉がない分、クローゼット新設・リフォーム時の費用を抑えられる。 |
デメリット | ほこりがたまりやすい。 ものを隠せない。 場所によっては日光で中のものが傷む。 |
扉の有無(ウォークインクローゼットの場合)
ウォークインクローゼットは、扉のあるものとないものに分かれます。
廊下と続いている場合には扉が付いていることが多く、寝室の一部がクローゼットになっているなどの場合には、扉を付けないことがあります。
扉がある場合とない場合で何が変わるのか、解説していきます。
扉がある場合
- メリット:中のものを人目から隠せる
- デメリット:折れ戸や開き戸などの場合、扉の開閉スペースがデッドスペースになる。湿気がこもる
いくら整頓しても、ぎっしりと収納されたクローゼット内部が丸見えなのは、見苦しくなりやすいです。部屋の見た目をすっきり見せたい人には、扉があるウォークインクローゼットをおすすめします。
扉がない場合
- メリット:湿気がこもりにくい。掃除しやすい
- デメリット:通気性がよいため、ほこりが舞いやすい。中が丸見え
一般的な扉のあるクローゼットは、中に湿気がこもりがちです。しかし扉がなければ湿気がこもりにくくなる上、掃除もしやすくなります。
湿気のこもりにくさ(通気性)や掃除のしやすさを重視する人には、扉なしのウォークインクローゼットをおすすめします。
面積・収納スペースの奥行き・通路スペースの幅
ウォークインクローゼットを新設・リフォームする際、絶対に考えなければならないのが、次の3点です。
- 面積
- 収納スペースの奥行き
- 通路スペースの幅
面積の考え方
最適な面積は、使用人数や収納したい量によって異なります。
使用人数による面積の目安は、以下の通りです。
- 大人2人の場合:2畳程度
- 大人2人+子ども2人の場合:3畳~3.5畳程度
衣服に加え、スキー板などの大型のものを収納したい場合には、もっと広さのあるウォークインクローゼットにするのもよいでしょう。
ただし広いほど、整理整頓しなければならない収納スペースが増えるため、管理が大変です。
収納スペースの奥行きの考え方
ウォークインクローゼットは、通路スペースと収納スペースに分かれます。
ここでいう奥行きとは、収納スペースの奥行きです。つまり、収納スペースと通路スペースの接点から、ウォークインクローゼットの壁までの間の長さを指します。
必要な奥行きは、収納スペースに何を置くかで変わってきます。
- ハンガーパイプを設置する場合:50~60㎝
- 引き出しタイプの衣装ケースを設置する場合:80~100㎝(引き出しを開けるためのスペースを含む)
通路スペースの幅の考え方
人が通るのに必要な幅は60㎝です。
中で着替えることを前提とするならば、80㎝の幅があるのが理想です。
間取り
ウォークインクローゼットにおいて、間取りは重要です。面積やニーズに合わない間取りにしてしまうと、ものの出し入れや中での移動がしにくくなる恐れがあります。
ウォークインクローゼットの間取り(レイアウト)は次の通りです。
- Ⅰ型タイプ
- Ⅱ型タイプ
- L字型タイプ
- コの字型タイプ
Ⅰ型タイプ
4面ある壁面の1面を収納スペースにするタイプです。収納できる量は少なくなりますが、人が歩いたり作業をしたりするスペースをとりやすくなります。
2畳未満の小さなウォークインクローゼットに向いています。
Ⅱ型タイプ
4面ある壁面の、向かい合う2面を収納スペースにするタイプです。ウォークインクローゼットとしては最も一般的な間取りといえます。
2畳程度のウォークインクローゼットに向いています。
L字型タイプ
収納スペースがL字型になるよう、4面ある壁面のうち隣り合う2面に収納スペースを設置したウォークインクローゼットです。小さなウォークインクローゼットでも、収納可能な量をできるだけ増やすのに有効です。
2畳未満のウォークインクローゼットに向いています。
コの字型タイプ
収納スペースがコの字型になるよう、4面ある壁面のうち3面を収納スペースにしたタイプです。収納スペースが広い分、収納できる量が多いのが特徴です。
3畳以上の、広いスペースのあるウォークインクローゼットに向きます。
ウォークインクローゼットへのリフォームの注意点
ウォークインクローゼットにリフォームする際には、いくつかの注意が必要です。
押し入れや床の間、納戸をウォークインクローゼットにリフォームするときの注意点
押し入れや床の間、納戸などをウォークインクローゼットにリフォームすることは可能です。
ただし、以下の2点に留意しなければなりません。
- ウォークインクローゼットに作り変えるには、最低限1.3m×1.3m程度の面積を確保するべき
- ウォークインクローゼットは通路スペースが必要な分、収納できる量が少ないため、押し入れや納戸よりも収納可能な量は減る
1.3m×1.3mの面積は、次の通りの内訳として必要です。
「収納スペースの奥行き60cm+通路スペース60cm+壁の幅として10㎝」
「壁にハンガーパイプを渡すときの長さの上限+壁の幅として10㎝」
カビや結露の対策を忘れずに
クローゼットは空気がこもりがちな空間のため、カビが生えやすい場所です。また、クローゼットが家の北側に設置されている場合は、結露も発生しやすくなります。
クローゼットをリフォームする際には、カビや結露対策のことまで考慮に入れなくてはなりません。
具体的なカビ対策の方法は、次の3つがあります。
- 除湿剤を使う
- 調湿タイプの壁紙を用いる
- こまめに換気をする
クローゼットのリフォームは自分でどこまでできる?
ハンガーパイプや棚を取り付けるだけのリフォームであれば、素人でも行うことができます。
しかし、以下のようなリフォームの場合は、DIYは避けましょう。壁・床の解体作業などの難易度が高い作業が要求されることが多いです。
- クローゼットの新設
- クローゼットの拡張
- 空き室や部屋の一部などのクローゼットへの作り変え
また、DIYでできる範囲のリフォームを自分で行う場合は、次の点に注意が必要です。
釘やネジを打つのは間柱や銅縁に
住宅の壁の内側には、多くの場合、「下地」と呼ばれる格子状の形をした骨組みが埋め込まれています。この格子状の骨組みの縦に伸びる部分を「間柱」、横に伸びる部分を「銅縁」と呼びます。
壁にハンガーパイプや棚などを取り付けるときには、固定のための釘やネジを打つ場所が、間柱もしくは銅縁に当たるようにしなければなりません。
間柱・銅縁の位置は、専用の機械(下地センサー)を使って調べます。下地センサーは、ホームセンターやネットショップなどで購入できます。
位置決めは慎重に
ハンガーパイプや棚を釘やネジで壁に固定するのであれば、位置を慎重に決める必要があります。位置を間違えると、次のような事態になりかねません。
- 棚が微妙に傾き、ものを置くと滑り落ちてしまった
- あまりに使い辛いので取り付けし直したら、壁に釘の跡が残った
マンションの場合、管理規約や契約内容の確認を
マンションなどの集合住宅だと、リフォームは事前に管理組合に届け出を出すことが義務になっていることが多いです。また、マンション独自の管理規約で、リフォームに制限がかかっていることもあります。
集合住宅でクローゼットのリフォームを検討しているのであれば、まずは管理規約を確認しましょう。
イエコマのウォークインクローゼット工事
一戸建ての理想の収納率(総床面積に対して収納部分が占める割合)は、一般的には12%と言われています。しかし、物の所有量には個人差があるため、既存の収納スペースに収まりきらない方もいるでしょう。
物が収納部分にすっきり片付くと、部屋全体の見栄えも良くなります。以下に当てはまる方は、クローゼットの新設や改装を検討してみてはいかがでしょうか?
- 部屋の収納が足りない
- 押し入れをクローゼットに変更したい
- クローゼットの内部にもう一段棚をつけたい
イエコマではウォークインクローゼット工事を、
初回限定:現地調査・お見積り無料(税別)で承っております!
お問い合わせ年中無休!専門知識をもったスタッフが親切丁寧に対応いたしますので、まずはお気軽にご相談くださいませ。
ウォークインクローゼットにリフォームは失くしものを見つけられることも!
ウォークインクローゼットを作ると、今手元にあるものをより有効活用できるようになる可能性があります。ウォークインクローゼットは、整理整頓さえきちんとすれば、必要なものを見つけて取り出すことが非常にしやすい収納です。
つまり、
- 確かにあったはずのアレが見つからない
- 失くしたと思っていたものが、新しいものを買い直した後に出てきた
などの事態を防ぐことができるのです。
このようなことが頻繁に起こる状態は、持ち物を有効活用できているとはいえません。時間やお金を浪費してしまっているからです。
奥に入れたものが見つけにくい押し入れやクローゼットは、時間やお金の浪費につながりがちです。しかし、整頓されたウォークインクローゼットなら、収納したものが見つけやすく、無駄な時間やお金を使わずに済みます。
ウォークインクローゼット収納テク紹介
せっかくリフォームしたウォークインクローゼットであれば、できるだけ有効活用したいものです。
クローゼットを最大限活かすための、収納テクニックを紹介します。
ハンガーパイプの下のスペース
ハンガーパイプにかかった衣服の下に、空白のスペースができてはいないでしょうか。少し工夫をすれば、このスペースも収納に使うことができます。
まずはハンガーパイプにかかった衣服を丈の長さ別にそろえましょう。横へ向かって丈が短くなっていくように並べます。
こうすることで、丈の短い衣服の下にまとまったスペースができます。
このまとまったスペースに衣装ケースやラックなどを設置すれば、ハンガーパイプの下のスペースの有効活用できるのです。
高いところを取り出しやすく
1番上の棚などの高いところは、収納したものの出し入れがしにくい場所です。このような場所には、使用頻度の低いものを収納します。
取り出しやすくするには、踏み台をクローゼット内に置いておき、持ち手の付いた衣装ケースを使うとよいでしょう。踏み台は折り畳み式のものを選べば場所をとりません。
L字の角も有効活用
L字型の収納スペースの場合の問題の1つに、「L字の角の部分をどう使うか」があります。
角の部分の主な活用方法は、ボックス型の衣装ケース類を置いたり、スーツケースなど箱型のものの収納場所にする方法があります。
1ケース1カテゴリー
せっかくきれいに整頓しても、どこに何を置いたかわからなくなっては、必要なものを取り出すのに手間取ってしまいます。
これを防ぐ方法として、「1ケース1カテゴリー」ルールがあります。1つのケースや1つの引き出しに、「Tシャツ類」「靴下類」など、決まった1つのカテゴリーのものだけを収納するようにするのです。その上で、外から見やすい位置に、何が入っているのかを示すラベルやタグを付ければ完璧です。
どうしても1つのカテゴリーだけにできなければ、ケース内に仕切りを付けるなどして、区別が付くようにするとよいでしょう。
便利な収納アイテムを活用しよう
現在では、ウォークインクローゼットの中で使えるさまざまな便利グッズが登場しています。自宅のクローゼットの広さや間取り、収納したいものに合わせて活用していきましょう。
S字フック
ハンガーパイプやラックの端などに大きめのS字フックを引っかければ、ベルトやネックレス、帽子などを引っかけておくことができます。
突っ張り棒
空いているスペースの上の方に突っ張り棒を通せば、そのスペースも有効活用できます。突っ張り棒にS字フックを引っかければ、鞄や帽子などの収納場所になります。
プレンティボックス
※引用:TRILL
100円ショップのセリアで販売されている、段ボール製の収納ボックスです。シンプルなデザイン、かつ丈夫な作りをしています。
「CDサイズ」「コミックサイズ」「A4サイズ」などサイズが豊富にあるため、使い勝手も抜群です。
衣類と一緒に、思い出のCDやコミック、古い書類なども保存したい人におすすめします。
技ありハンガー
※引用:インテリア雑貨の『にくらす』
見た目も美しく整頓したクローゼットの床に、ハンガーから落ちた衣服が転がっていては残念です。それを防ぐのに役立つのが、技ありハンガー。かけた衣服がずり落ちにくいように工夫されています。
吊り下げ収納ポケット
※引用:ニトリ
ハンガーパイプなどに引っかけて使用できる収納ポケットです。ハンガーにかけにくいものや、見える位置に収納しておきたいものに向いています。
ウォークインクローゼットのリフォームの費用相場
クローゼットのリフォームの費用は、リフォームの内容によって大きく異なります。棚を追加するなどの小規模なものであれば安価になるでしょう。逆にクローゼットの新設となると、高額の費用がかかります。
あくまで目安ではありますが、以下にリフォーム費用の相場を紹介します。
壁面クローゼットの場合
リフォーム内容 | 費用相場 |
ハンガーパイプの追加 | 20,000~30,000円(1本あたり) |
棚の追加 | 30,000~50,000円(1つあたり) |
押し入れをクローゼットに | 80,000~200,000円 |
クローゼットの拡張 | 180,000~250,000円 |
クローゼットの新設 | 100,000~480,000円 |
ウォークインクローゼットの場合
リフォーム内容 | 費用相場 |
ハンガーパイプの追加 | 20,000~40,000円(1本あたり) |
収納棚の造り付け | 30,000~60,000円(1つあたり) |
棚の追加 | 30,000~50,000円(1つあたり) |
押し入れをクローゼットに | 250,000~500,000円 |
和室の一部をクローゼットに | 250,000~500,000円 |
洋室の一部をクローゼットに | 200,000~450,000円 |
クローゼットの拡張 | 180,000~250,000円 |
クローゼットの新設 | 180,000~800,000円 |
リフォーム費用を抑えるポイント
クローゼットのリフォーム費用を抑えるためにできることは、次の3つがあります。
- 扉を付けない
- 今の間取りを活かす
- スペースを狭くする
扉を付けない
扉のないクローゼットであれば、扉の価格や扉を取り付ける施工費などが不要になり、その分費用が抑えられます。
扉は安いものでも、本体の価格だけで20,000円近くするので、扉なしであれば数万円の節約になります。
今あるスペースを活かす
壁を壊すなどしてクローゼットのスペースを作るよりも、使用していない洋室やや寝室の一部などをクローゼットに作り変える方が、費用を抑えることができます。
スペースを狭くする
大きなクローゼットより小さなクローゼットの方が、リフォーム費用は安く済みます。
自分たちには最低限どのくらいの広さのクローゼットが必要か、慎重に吟味しましょう。
ウォークイン以外のクローゼット
クローゼットには、ウォークインクローゼットの他に、
- ウォークスルークローゼット
- 壁面クローゼット
- 収納家具としてのクローゼット
があります。
ウォークスルークローゼット
※引用:アキュラホーム
ウォークインクローゼットと名前が似ていますが、大きく違うのは出入り口が2箇所あり、人が通り抜けられるようになっていることです。寝室と洗面所の間に設けられることが多く、欧米で広く普及しています。
壁面クローゼット
部屋の壁に埋め込む形で作られたクローゼットです。多くは洋室に取り付けられ、内部はハンガーパイプや棚が設置されるのが一般的です。
収納家具としてのクローゼット
クローゼットは、新設するのに工事を必要としない、家具のタイプもあります。
内部にハンガーポールが付いた開き戸のものや、引き出し形式のものなど、さまざまな種類があります。