※複数のサービスメニューは受付できません。
※初回限定価格はイエコマを初めてご利用いただく際に、【1サービスにのみ適用】できる初回特典となります。
※戸建住宅向けのサービスとなっておりますので、集合住宅(アパート・マンション)、ビル、店舗、工場等の作業はお受けすることができません。
※作業は居住部分に限ります。
※お客様からの支給品(商品、部材、部品、材料等)による取付・施工は、トラブル防止のためお受けすることができません。
※借家の場合、大家様の許可および立ち合いが必須条件となります。
目次
玄関ドアの交換をしないとどうなる?
ドアが枠に当たる、ドアクローザーが壊れている、鍵が閉まらないなど、玄関の不調を放置しておくとどのような問題が起こるでしょうか?
空き巣に狙われる
玄関ドアが故障してうまく閉まらないなど、防犯性能が低い状態にあると、空き巣被害に遭いやすくなります。
ここで、警察庁が公表しているデータ(住まいる防犯110番)を確認してみましょう。
【空き巣の侵入口】
- 窓:57.6%
- 表出入口:17.5%
窓が圧倒的に多いですが、表出入口も17.5%と2割程あります。
【侵入手段】
- 無締り:45.4%
- ガラス破り:38.2%
いわゆるピッキングによる侵入は多くないため、データだけ見ると玄関の防犯性能はあまり関係ないようにも受け取れます。
しかし、玄関は家の顔です。プロの空き巣は、家に侵入する前に必ず対象の家を下見するもの。
防犯性能の低い玄関ドアを使い続けていると、空き巣から「家全体の防犯が手薄」と思われてターゲットにされてしまう可能性が高まるのです。
玄関ドアの交換時期
玄関ドアの交換時期は、以下のように判断するとよいでしょう。
見た目
先述の通り、玄関ドアが古びていると、全体的に暗い印象を与えてしまいます。
経年劣化で色褪せしていたり、腐食や損傷が目立っていたりするなら、交換を検討しましょう。
防犯性能の低下
ドアクローザーや鍵などが故障していると、防犯性能が低下してしまいます。また、普段の生活でも不便を感じることも多いだけでなく、閉め出しや閉じ込めに合う危険性もあるのです。
状態が悪化する前に早めに交換を検討しましょう。
扉のねじれや枠のゆがみ
経年劣化により玄関ドアがねじれたり玄関の枠がゆがんでいたりすると、玄関ドアが開閉しづらくなり、ひどい場合にはすきま風が入ってきてしまう場合もあります。
ねじれやゆがみが生じると修理や調整だけでは対応できないため、交換の判断の目安となります。
玄関ドア交換でこんなことが変わる
玄関ドアを交換すると、以下のようなメリットがあります。
「家の表情」が明るくなる
玄関ドアを新しいものに交換すると、家の表情が明るくなるのです。
暗い色や古いものだと家全体の雰囲気が暗くなってしまうのと同様、デザイン性に富んで明るい玄関ドアにすると、家全体が明るく上品な雰囲気になります。
防犯性能アップ
玄関ドアは年々防犯性が向上しています。
ピッキングされづらいディンプルキーや、ガラス破り対策に有効なサムターン、バールこじ開けに有効なデッドボルトなどは、最近では標準仕様として採用されているものも増えています。
※引用元:MIWA
※引用元:ATOM LIVINTECH
断熱性アップ
断熱性、気密性の高い住宅にするには、窓や玄関などの開口部の断熱性を高めることが大切です。
最近の新築住宅は高断熱住宅であることが求められることが多く、それに合わせて新しい玄関ドアは高い断熱性を持っているのが一般的です。
10数年以上前の玄関ドアを交換する場合、特に意識しなくとも断熱性は高まると考えてよいでしょう。
光を取り入れて玄関内を明るく
玄関の中が暗いと感じる場合は、ガラス部分の多い玄関ドアに交換すれば、玄関内を明るくすることができます。
玄関内を明るくすることで、家全体が明るく感じることは少なくないでしょう。
玄関ドア交換リフォームの工期はどのくらい?
玄関は家に出入りする際に必ず利用する場所のため、玄関ドアの交換リフォームを頼む場合、工期が長くかかってしまうといろいろ不都合がありますよね。
玄関ドアの交換リフォームにはどのくらいの工期が必要なのでしょうか。
ドアを変えるだけなら1日で済む
玄関ドアを変えるだけなら、1日で済むことがほとんどです。
特殊な事情がない限り、工事を担当する業者は1日で交換を終わらせられるよう工程を組みます。
ただし、玄関ドアのサイズが変わるなどして壁を壊したり、タイル工事をしたりする場合は、数日~数週間かかることもあります。
カバー工法がオススメ
カバー工法は、枠だけ残して既存のドアを取り外し、その枠の中に新しい玄関ドアを取り付ける工法で、工事が早く費用も安く抑えられます。
カバー工法の作業工程
- 古いドアを取り外す
- 不要な枠を切り取り、新しいドア枠をかぶせる
- 新しい玄関ドアや飾り枠を取り付ける
- 開口幅が少し狭くなるのに注意
まず、ガラスや袖飾りと合わせて、既存のドアを取り外します。
外側の大きな枠の中に小さな枠が取り付けられていることがありますが、こうした小さな枠のうち不要なものを取り外します。
外側の大きな枠だけ残った状態の上に新しい玄関用の枠を取り付け、その上にガラスや袖飾り、玄関ドアを取り付けます。
カバー工法は既存の枠の上から新しい玄関ドアを取り付ける工法のため、ドア枠の内側で幅が約5cm、高さが約3cm小さくなってしまう点に注意が必要です。
玄関ドア交換リフォームの価格は?
玄関ドア交換リフォームには、玄関ドアそのものの金額以外に、取り付け費用や既存ドアの撤去処分費用などの工事費がかかります。
また、玄関ドアの交換以外に玄関周りのリフォームも合わせて行う場合には、その費用が掛かります。
玄関ドアだけ交換する
玄関ドアの交換には製品費用以外に工事費がかかりますが、その多くを占めるのは玄関ドアそのものの費用です。
撤去処分費用
既存ドアの撤去工事費用は7,000~10,000円程度が相場です。
取り付け費用
新しいドアの取り付け費用は、カバー工法のもので35,000~60,000円程度が相場です。
玄関ドア費用
玄関ドアの種類は、性能や種類によりピンからキリまでありますが、安いものだと25万円程度、断熱性能の高いものだと50万円程度が一般的です。
以上を合計すると、安いもので30万円程度、断熱性能の高いもので55万円程度となります。
玄関まるごとリフォームする
玄関ドアのサイズを変えたり、玄関収納を追加したりと、玄関まるごとリフォームする場合には、上記玄関ドアの交換リフォーム費用以外に費用が上乗せされます。
高いものだと数十万円から数百万円かかることもあるため注意が必要です。
DIYで玄関を交換できる?
ここまで、玄関ドアの交換を業者に依頼することを前提にお伝えしてきましたが、DIYで玄関ドアを交換することはできるのでしょうか?
玄関ドアをDIYで交換するのはやはり困難
玄関ドアの交換は、リフォーム会社など専門業者に依頼するのが一般的ですが、通販サイトなどで玄関ドアを購入することはできます。
しかし設置は、専門の知識や工具がないと難しいのが実情です。
交換には知識が必要
玄関ドアをDIYで設置して、万が一施工不良で隙間ができると、外から雨が侵入するなどして建物自体の寿命を縮めてしまう恐れがあります。
どうしても玄関ドアをDIYで交換したい場合は、知り合いの大工さんなど専門知識を持った方に手伝ってもらうとよいでしょう。
玄関ドア交換をプロに依頼すべき理由
玄関ドア交換をプロに依頼すべき理由として、以下のようなものがあります。
DIYだと作業中に玄関周辺を傷つける可能性がある
玄関ドア交換は、工事内容によっては周辺の外壁や内装、床など傷つける恐れがあります。
外壁と内装の間の構造部分にまで傷をつけてしまうと、建物の寿命を縮めてしまうことになりかねません。
玄関ドアは住宅の断熱性に密接に関わる
何度かお伝えしてきましたが、住まいの断熱性は窓や玄関など開口部の影響が大きいです。
玄関ドアの設置工事自体うまくいったように見えても、ちょっとした隙間があると住まいの断熱性能を大きく下げてしまう可能性があります。
不完全な工事が空き巣を招く
素人の目から見ると滞りなく工事が済んだように見えても、プロから見ると不完全な工事に見えることは少なくないでしょう。
玄関の工事が不完全だと、空き巣に「防犯が手薄」と判断されてターゲットにされてしまう可能性があります。
イエコマのドア交換
- ドアが古くなったので新しいものにしたい
- 郵便受けがついていないドアにしたい
- 廊下が暗いので、光の入るドアにしたい
ドアは、住宅の印象を決定づける部分です。既存のドアに不満がある方、ぜひ交換をご検討ください。
イエコマではドア交換を、
初回限定:現地調査・お見積り無料(税別)
で承っております!
お客様でご用意いただいたドアのお取り付けはもちろん、ご希望に合ったドアのご提案もさせていただきます。
お問い合わせ年中無休!専門知識をもったスタッフが親切丁寧に対応いたしますので、まずはお気軽にご相談くださいませ。
玄関ドアを選ぶポイント
玄関ドアを選ぶ際には、デザインや種類以外に、断熱性、防犯性、防火性の3つの性能に着目しましょう。
玄関ドアの断熱性
断熱性の高い住宅は夏涼しく、冬暖かい環境で過ごせて、冷暖房効果が高くお財布にも優しいです。住宅の断熱性は窓や玄関など開口部の断熱性の影響が大きいため、玄関ドアを選ぶ際には断熱性に着目することが大切です。
玄関ドアの断熱性は各メーカー、いくつかのランクに分けられているのが一般的です。
例えばLixilの「リシェント」だと以下のように4ランクが用意されています。
- 「アルミ仕様」:断熱性能がない
- 「断熱仕様(k4仕様)」:比較的温暖な地域で推奨される
- 「断熱仕様(k2仕様)」:寒冷地域で推奨される
- 「高断熱仕様」:極寒地域で推奨される
また、同じランクの場合、「両引き込みドア」のように幅の大きなものより「片開きドア」の方が断熱性は高くなります。
玄関ドアの防犯性
警察庁の公表データで、ピッキングによる被害は少ないことが分かりました。しかしそれは、最近の玄関ドアがピッキングされにくいものになってきているのも1つの要因でしょう。
一方、10年以上前の住宅だとピッキングされやすい鍵穴である可能性が高いです。
現在は、玄関ドアを新しいものに交換すれば、ディンプルキーと呼ばれる防犯鍵が採用されているものがほとんどです。ディンプルキーとは、鍵の表面に深さや大きさの異なる小さなくぼみを付けたキーで、解錠の組み合わせが1,000億通りと多く、複製が困難である特徴があります。
ディンプルキーに交換するだけでも防犯性を飛躍的に向上することができますが、さらに指紋認証や暗証番号を採用するなどして防犯性を高めることもできるのです。
玄関ドアの防火性
お住まいのエリアが防火地域や準防火地域に指定されている場合、防火性の高い玄関ドア(防火戸)を設置しなければなりません。
なお、防火地域や準防火地域は、中心市街地や幹線道路沿いの商業地域などに指定されます。
防火地域では3階建て以上・延床面積100㎡超、準防火地域では4階建て以上、延床面積1,500㎡超の建物を建てる場合にはRC造などの耐火建築物にしないといった制限が課されます。
玄関ドアの交換を検討する際は、必ず防火地域や準防火地域に指定されているかどうかを確認しましょう。
防火地域に指定されているかどうかは、自治体ごとに設置されたWEBサイトか、ない場合は役所に問い合わせすれば確認できます。
(東京都の場合:東京都都市整備局)
玄関ドアのメーカーはどこが良い?
玄関ドアのメーカーはたくさんありますが、住宅に良く採用されるメーカーには「LIXIL」、「YKK AP」、「三協アルミ」などがあります。
「住宅のプロが評価したランキング」が日経ホームビルダーより発表されており、戸建て住宅用玄関ドアでは、以下のようなランキング結果となっています。
- 1位:LIXIL(トステム)
- 2位:YKK AP
- 3位:三協アルミ
数値を見てみるとLIXILはコストパフォーマンスの高さが全体で最も高く、その他の項目でもおおむね高い評価を得ています。
YKK APも全体的におおむね高い評価ですが、特に機能性と意匠性(デザイン)が最も高くなっています。
三協アルミはLIXILやYKK APと比べて全体的な数値が低くなっていますが、納入価格の安さが最も高い評価を得ています。
玄関ドアの種類
玄関ドアにもいろいろな種類があります。
交換を検討するのであれば、最初に玄関ドアの種類を把握しておきましょう。
開き戸
※引用元:モノタロウ
開き戸は押してドアを回転させて開閉するものです。蝶番(ちょうつがい)のついたドアを想像するとわかりやすいでしょう。
片開きドア
※引用元:LIXIL
片開きドアは最近の玄関ドアの中で一番ポピュラーなものです。
デザインや種類が豊富で、幅を取らないため設置が容易です。ドアの上に窓を付けて明るい玄関を作ることもできます。
親子ドア
※引用元:amazon.co.jp
親子ドアは大きいドア(親)と小さいドア(子)を組み合わせた玄関ドアです。大きいドアは普段の開閉に使い、小さいドアは大きな荷物を入れるときなどに開けて使います。
荷物の出し入れに便利なだけでなく、車椅子を利用される方がいる場合にも役立ちます。
袖付き片開きドア
※引用元:YAHOO!JAPANショッピング
袖付き片開きドアは、片開きドアの横に袖が付いているタイプです。ドア部分は片開きドアと同じですが、袖部分から光を取り入れることができます。
袖は片方だけのものと両方付いているものがあります。
両開きドア
※引用元:楽天市場
両開きドアは、2枚のドアが左右対称に開くタイプのもので、開放感や高級感を演出することができます。
親子ドアのように普段は片方のドアを使い、荷物を入れるときやお客様を迎えるときに両方使うこともできるでしょう。
設置するには片開きドアの2倍の間口が必要です。
引き戸
引き戸は溝やレールを左右に滑らせて開閉するタイプのドアです。ドアを左右に動かすため、片開き戸の2倍の間口が必要になります。
引き違いドア
※引用元:三協アルミ
引き違いドアは、2枚の引き戸を左右にスライドさせて開閉するタイプのドアです。左右どちらから入ることもできますが、開いたドアをもう一枚のドアに被せるため、実質的な開閉スペースは扉1枚分になります。
片引きドア
※引用元:三協アルミ
片引きドアは、ドア2枚分の枠に1枚のドアを左右にスライドさせるタイプのドアです。
引違いドアと同じだけのスペースが必要で、片方からしか出入りができませんが、ドアが重ならずすっきりとした印象を与えます。
両引き込みドア
※引用元:楽天市場
両引き込みドアは、4枚分のドアスペースを使って真ん中の2つのドアを両端に引き込むことのできるタイプのドアで、出入口を広く使うことができます。
玄関ドアの素材
玄関ドアの素材は主に以下の3つがあります。
※()内はよく使われる住宅
- アルミ製(一般の戸建て住宅)
- スチール製(マンション)
- 木製(高級戸建て住宅)
メリット | デメリット | |
アルミ製 | ・デザインが豊富 ・木製に近い外観のものも数多くある |
・断熱性で木材に劣る(木材の1,200倍の熱伝導率) ・結露しやすい |
木製 | ・断熱性に優れる ・結露しづらい |
・風雨や汚れに弱い ・価格が高い |
スチール製 | ・防火性、遮音性、防犯性が高い ・価格が比較的安価 |
・加工がしにくくデザイン性の面で劣る ・重くサビやすい |
玄関ドアのデザイン
玄関ドアのデザインにはさまざまなものがあります。
デザイン検討の最初の段階では、色や模様より採光のしやすさで選ぶとよいでしょう。
ここでは代表的なものを3つご紹介します。
スリット採光タイプ
※引用元:LIXIL
スリット採光タイプの玄関ドアは、縦長のガラスがスリット状に入ったタイプのもので、1本のものから複数本スリットの入ったものがあります。
高いデザイン性を持ちながら採光性を確保できるのです。
小窓採光タイプ
※引用元:LIXIL
玄関ドアの中に小さな窓が配置されているもので、縦に4~8個程度配置されたデザインのものが一般的です。
スリット採光タイプと比べると採光性は劣りますが、ガラスの外から中の様子が分かりにくいのが特徴です。
プレーンタイプ
※引用元:LIXIL
プレーンタイプは、玄関ドアに採光用のガラスが入っていないタイプのものです。シンプルなデザインで、ガラスの外から中の様子を覗かれる心配はありません。
玄関ドア自体はガラスがなくとも、ドアの上や袖をガラスにすることで光を採り入れることができます。
玄関ドアのサイズ
玄関ドアのサイズも把握しておくとよいでしょう。
玄関ドアの高さ
YKK APの玄関ドアを見てみると、2,000mmのものと2,312mmのものの2つのサイズがあります。
また、2,000mmのもので玄関ドアの上にガラスを設けて2,312mmとしているものもあります。
タイプ | 高さ |
上部ガラス(ランマ)無し | 2,000mm |
上部ガラス(ランマ)無し | 2,312mm |
上部ガラス(ランマ)有り | 2,312mm |
玄関ドアの幅
玄関ドアの幅は玄関全体の幅と、実際に出入りできる幅(有効間口寸法)があります。
タイプ | 幅 | 有効間口寸法 |
片開き | 872mm | 756mm |
親子 | 1,235mm | 756mm(1,059mm) |
片袖片開き | 1,135mm | 756mm |
両袖片開き | 1,235mm | 756mm |
両開き | 1,690mm | 756mm(1,514mm) |