※複数のサービスメニューは受付できません。
※初回限定価格はイエコマを初めてご利用いただく際に、【1サービスにのみ適用】できる初回特典となります。
※戸建住宅向けのサービスとなっておりますので、集合住宅(アパート・マンション)、ビル、店舗、工場等の作業はお受けすることができません。
※作業は居住部分に限ります。
※借家の場合、大家様の許可および立ち合いが必須条件となります。
※現場状況により調査方法は異なります。
※3階建ては受付不可となります。
※急勾配の屋根は受付不可となります。
※新築は受付不可となります。
目次
住宅の売買やリフォームで悩んでいませんか?
戸建てやマンションの売買には、不安がつきものです。契約後に不具合が見つかり、トラブルに発展するケースがあります。
住宅は“高い買い物”になるため、慎重に決めたい人は多いでしょう。
住宅の売買で、次のように悩んでいる人はいませんか?
買った家が事故物件や欠陥住宅だったらどうしよう
購入したい物件はあるものの、「過去に火災などの事故が起きていないか心配」「欠陥住宅だったらどうしよう」と心配な人は多いでしょう。
引っ越しが完了して住んでから、不具合が発覚するかもしれません。すると、原因をめぐって売主とトラブルに発展したり、入居後すぐにリフォームが必要になったりすることもあるのです。
売却後のトラブルが心配
物件の売買で悩むのは、買主だけではなく、売主も同じです。
「物件を売却できたのはいいけれど、入居後に不具合が見つかった」とクレームが出ないか心配な人もいるでしょう。
売却後しばらく経ってから不具合が見つかると、入居前からある不具合か、入居後に発生した不具合なのか、判断が難しい場合があります。責任はどちらにあるのか争ったり、クレームが出てトラブルに発展したりするのは、できるだけ避けたいものです。
リフォーム費用は適正か知りたい
今住んでいる家をリフォームしたいときに、気になるのが適正なリフォーム費用です。中古住宅の場合、家ごとに劣化の具合が違うため、どれぐらいリフォームに必要かの明確な額がわかりづらいものです。悪徳業者に引っかからないか心配な人もいるでしょう。
ホームインスペクションとは
「ホームインスペクション」という言葉を知っていますか?今後、物件を売買するときに、より普及するといわれる「ホームインスペクション」について、ぜひチェックしてくださいね。
ホームインスペクションとは
「ホームインスペクション」とは、第三者の立場である住宅の専門家が、客観的に住宅を評価することです。“住宅診断”ともいい、住宅の劣化状況や欠陥の有無、将来メンテナンスが必要となる時期や箇所、費用などがわかります。
第三者の専門家による診断だからこそ、結果が信頼できます。物件を売買する前に住宅の状況がわかるので、売買後のトラブルを減らすことができるでしょう。ホームインスペクションにより、買主も売主も安心して売買の取引ができます。
診断するのはどんな人?
建物の価値を診断する第三者の専門家を、ホームインスペクターといいます。住宅診断士とも呼ばれ、日本ホームインスペクターズ協会が認定する資格を持っています。
住宅に関する専門知識を持った住宅診断の専門家が、客観的な目で建物を診断するため、結果は信頼できます。
ホームインスペクションの義務化
現在、新築購入する場合は、売主に10年間の保証が義務付けられています。保証内容は、購入後に欠陥が見つかっても、売主に補修を依頼できる仕組みです。
しかし、中古住宅の場合は、物件により劣化具合が異なります。安心して中古住宅の売買ができるように、2018年4月から中古住宅を取り引きする際は、ホームインスペクションの説明が宅地建物取引業法改正により、義務化されました。
ホームインスペクションの流れ
ホームインスペクションについて、依頼者が業者へ問い合わせをした後の流れは、次の通りです。
- 1.サービス内容の説明・事前相談
- ホームインスペクションの問い合わせをすると、住宅診断のサービス内容について説明を受けます。悩みや質問があれば、契約前に相談しましょう。
- 2.契約、必要書類の提出
- 契約後、調査日程を決めます。建物の立面図や平面図、付近の見取り図など、何点か書類の提出が必要です。
- 3.建物調査
- 基本的に住宅診断は、依頼者も立ち合いのもとで行います。診断前に、診断の大まかな流れを説明し、調査を開始します。
- 4.調査結果の説明
- 診断終了後、調査結果の概要や重要な点について、担当者より説明があります。現場の状況や診断者によっては、調査しながら適宜説明されます。
- 5.報告書の説明
- 診断結果を基に、報告書が作成されます。作成された報告書は、郵送や直接ホームインスペクターからの説明により、受け取ります。
診断後に、相談やアドバイスが受けられるなど、アフターフォローのある業者もあるので、契約時に確認しましょう。
どんな場所を診断するの?
ホームインスペクションでは、どのような場所を診断するのでしょうか?診断場所ごとに、細かくチェック項目が設けられているので、確認してみましょう。
屋外
家の周りを一周しながら、屋外の次のような箇所を調査します。
基礎
傾きやひび割れ、破損個所がないか、こけやカビが付着していないかチェックします。
外壁・軒天
外壁の診断項目は、ひび割れや剥がれ、チョーキング、腐食や破損個所がないか、ずれや隙間がないか、雨漏りの跡がないかです。変色やこけがないか、金属部分にサビが付着していないかもチェックします。
ひび割れを見つけた場合は、ひびの長さや幅を計測します。軒天も外壁と同じように、ひび割れや腐食、雨漏りの跡がないか、チェックします。
屋根
瓦のずれや破損、ずれ、浮き、色あせがないか、こけやシミがないかチェックします。
付帯部分
それぞれのチェック箇所は以下の通りです。
- 鉄部:破損や腐食、色あせ、ぐらつき、さびなど
- 雨どい:腐食や破損、ひび割れや色あせ、詰まりなど
- 網戸や玄関ドア:シーリング材の劣化具合、きちんと動くかの動作確認
バルコニー
防水層にひび割れや破損がないか、鉄部にさびや腐食がないか、手すりにぐらつきや破損がないかチェックします。
室内
室内の診断では、次のような項目をチェックします。
壁・天井
ひび割れや傾き、雨漏りの跡がないか、クロスに浮きや剥がれがないか、シミやカビが付着していないかをチェックします。
床・室内階段
それぞれのチェック箇所は以下の通りです。
- 床:床材の割れや剥がれ、浮きや傾きなど
- 室内階段:床のチェック項目+手すりのぐらつき
梁(はり)、柱
傾きやひび割れ、破損、腐食、カビがついていないか確認します。
開口部
窓や戸、出入り口などの開口部が、きちんと動作するか、傾きがないか、建て付けのチェックをします。
天井裏
真っ暗な天井裏は、ライトで照らして調査します。
点検口からのぞいて目視でチェックする方法と、実際に天井裏に潜り込んでチェックする方法があります。天井裏に潜入した調査の方が、調査の精度は高いです。
雨漏りの跡やシロアリ被害がないか、腐食やひび割れ、浮き、破損がないか調査します。また、金属部分に緩みやさびがないか、火災や漏水が起きた跡がないかも調べます。
床下
床下は暗く、怪我などをしやすい場所です。ライトで照らしながら確認します。
点検口からのぞいて目視でチェックする方法と、床下へ潜ってチェックする方法があります。
あらかじめ、点検口の位置を確認しておきましょう。
土台
ひび割れや破損、腐食、水漏れやシロアリ被害がないか、金物にさびがないか確認します。
基礎
ひび割れや破損、腐食がないか、さびやシミがないか、鉄筋が露出していないかチェックします。屋外の基礎部分に不具合が見つかった場合は、内部の同じ箇所にも不具合がないかチェックします。
火災や漏水の履歴、アリ道
火災や漏水などが起きた跡がないかチェックします。他にも、アリ道がないか確認します。
設備
建物内の設備もチェックします。
給湯器
さびにより赤水が発生していなか、漏水していないか、給水量に不足がないかチェックします。
排水管
水漏れや詰まりがないか調査します。勾配もチェックします。
換気扇
さびて劣化がないか、異音や動作不良がないか調べます。
その他
キッチンやトイレ、浴室の給水量に不足がないか、火災報知器の設置状況についても調べます。
ホームインスペクションのメリット
住宅の売買やリフォームなどをする際に、買主にも売主にもおすすめの「ホームインスペクション」です。物件の買主、売主それぞれの視点から、ホームインスペクションのメリットについて、詳しく紹介します。
買主の場合
住宅を買う人がホームインスペクションをすると、次のようなメリットがあります。
住宅を安心して購入できる
住宅は高い買い物であるため、購入するときは不安がつきものです。欠陥住宅や事故物件を契約しないように、事前に家の状態を知りたいですよね。
ホームインスペクションは、第三者である専門家が物件を調査します。客観的な診断結果は信頼ができ、住宅に問題がないかわかるため、安心して住宅を購入できます。
入居前に修繕ができる
ホームインスペクションにより、不具合のある箇所がわかります。診断することで、入居前に修繕することが可能です。
入居後に不具合が見つかった場合、箇所によっては家具を移動させる必要や、生活に支障が出る可能性があります。入居前に修繕することで、スムーズに補修が行えるでしょう。
不具合がある場合に責任がはっきりする
入居後に不具合が見つかり、売主とトラブルになるケースがあります。住んでから見つかった不具合は、契約前からあった不具合かどうか、はっきりしないこともあるからです。
ホームインスペクションをすると、入居前の不具合が明らかになるため、売主側に修繕依頼をするとき、根拠を持って知らせることが可能です。
将来リフォーム時に役立つ
ホームインスペクションにより、将来のリフォームの見通しが立てられます。いつ頃、どこに、どれぐらいの費用がかかるかわかるため、リフォームのプランを意識することができ、安心して住むことができるのです。
住宅の資産価値として保管できる
ホームインスペクションの報告書は、将来家を売却するときに役立ちます。家の履歴書として、住宅の価値が保管できます。
売主の場合
住宅を売る人がホームインスペクションをすると、次のようなメリットがあります。
買主に安心してもらえる
ホームインスペクションは、第三者の専門家により診断され、住宅の状態が明らかになります。契約時に買主へ提示することで、安心感を与えることができ、物件のアピールポイントとなります。
売却後のトラブルが減る
売却して買主が住み始めてから、不具合が出たとクレームが出るケースがあります。
ホームインスペクションをすれば、事前に不具合が発見できるため、契約前に修繕することが可能です。また、契約前にはなかった不具合の場合は、根拠を提示できるため、責任の所在もはっきりします。大きなトラブルに発展するリスクが減るでしょう。
リフォームやリノベーションをする場合
住宅をリフォームやリノベーションする人がホームインスペクションをすると、次のようなメリットがあります。
補修が必要な箇所がはっきりする
診断により、不要な補修や見た目だけの補修ではなく、必要な箇所を補修できます。リフォームで重大な不具合を見落とした結果、家の寿命を縮めてしまうリスクも減らせるでしょう。
専門家に診断してもらえるので安心できる
ホームインスペクションは、第三者の専門家により行われるため、診断結果が信頼できます。どの場所に補修が必要か、どれぐらい費用がかかるかなどの診断結果を基に、リフォームの見積もり書を比較・検討できるため、悪質なリフォーム業者にだまされるリスクが減ります。
ホームインスペクションの相場・所要時間
相場
ホームインスペクションの相場は、5~15万円です。価格には診断費や人件費の他、機材費なども含まれます。診断する地域により、価格差もあります。
ホームインスペクションの内容ごとの相場は、以下の通りです。
- のぞきこんで目視で調査する場合:5~7万円
- 床下や屋根裏に潜入する調査の場合:9~14万円
契約する際は値段だけではなく、検査内容もしっかり確認して相場に見合うプランかチェックしましょう。
所要時間
住宅診断する際は、基本的に依頼者も立ち会わなければなりません。日本ホームインスペクターズ協会によると、約30坪の建物の診断には、2~3時間かかるといわれています。屋根裏や床下へ潜入して調査する場合は、さらに時間がかかる可能性があります。
診断当日は、時間に余裕を持ってスケジュールを組みましょう。
イエコマの住宅メンテナンス診断
住宅をいつまでも快適に、頑丈に保つには、日々のメンテナンスが欠かせません。
日常的なメンテナンスとしては「掃除」が思い付きます。しかし、住宅の裏側となるとなかなか状況がわかりづらいものです。
新築でも、住み始めてから数年たつと住宅の表側と裏側で部分的な不具合が出てきます。定期的に、普段気づきにくい住宅の裏側のメンテナンス診断を受けることをおすすめします。
イエコマでは住宅メンテナンス診断を、初回限定:1棟22,000円(税込)で承っております!
お問い合わせ年中無休!専門知識をもったスタッフが親切丁寧に対応いたしますので、まずはお気軽にご相談くださいませ。
ホームインスペクションの注意点
たくさんメリットのあるホームインスペクションですが、デメリットもあります。
買主の場合
ホームインスペクションは、買主にとって、次のようなデメリットがあります。
コストがかかる
住宅を診断するための費用が必要です。ただし、契約後に欠陥住宅であることが判明するリスクに比べれば、多少のコストをかけてでも安心して物件を購入できた方がいいと考える人もいるでしょう。
売買の取引が遅れる
ホームインスペクションをする場合、手続きや必要な書類の提出、診断や報告書の作成などで、1週間程度は時間が必要です。時間にゆとりがあり、急いで取引する必要がない場合は、問題ありませんが、人気の物件は要注意です。他にも購入を検討している人がいる場合、先に買われてしまう可能性があります。急いで診断して欲しい場合は、診断を依頼する業者に相談しましょう。
立ち会う必要がある
基本的に、診断時は依頼主が立ち会う必要があります。忙しい人にとっては面倒に感じるかもしれません。
売主から了承を得る必要がある
契約前に診断するため、物件の持ち主である売主から、診断の許可を得る必要があります。売主と日程調整をする必要もあるし、診断を渋ったり断られたりすることもあります。交渉にストレスを感じるかもしれません。
売主の場合
売主がホームインスペクションをする際は、次のようなデメリットがあります。
コストがかかる
住宅を診断するための費用が必要です。ホームインスペクションのメリットと比較して、検討するといいでしょう。
不具合が見つかった場合、修繕費が必要になる
診断により不具合が見つかる可能性があります。すぐに修繕できる小さなものから、大規模な修理が必要なものまでさまざまです。
買主に診断結果を開示して売却する考え方以外にも、契約前に修繕して引き渡す方法もあります。補修した方が物件は売れやすくなりますが、修繕費がかかります。買主の動向をうかがいながら、柔軟な判断が必要です。
診断結果が悪いと売れなくなる
あまりにも診断結果が悪い場合は、物件が売れなくなる可能性があります。修繕したくても、基礎部分などにダメージが見つかると、大規模な補修が必要になるため、その分補修費用もかさむのです。
診断結果を黙って売却した結果、後から不具合が明るみになり、大きなトラブルに発展する可能性もあります。
リフォームやリノベーションをする場合
住宅をリフォームやリノベーションする人にとっての、ホームインスペクションのデメリットは次の通りです。
コストがかかる
住宅を診断するための費用が必要です。リフォームの規模に応じて、住宅診断するか判断するのもひとつの方法です。
家具のある場所は診断できない
リフォーム前にホームインスペクションをする場合、室内に家具や荷物が残っている状態で診断するケースがほとんどです。冷蔵庫やタンスなど大型の家具は移動が困難なため、家具の背面にある壁や床は、目視でも診断できません。不具合を見落とす可能性があります。