※複数のサービスメニューは受付できません。
※初回限定価格はイエコマを初めてご利用いただく際に、【1サービスにのみ適用】できる初回特典となります。
※状況によっては作業が不可能となる場合があります。
※戸建住宅向けのサービスとなっておりますので、集合住宅(アパート・マンション)、ビル、店舗、工場等の作業はお受けすることができません。
※12~3月の期間は、下記エリアでの本サービス提供を中止させていただいております。
【長野県・山梨県】
※宮城県・福島県・栃木県・茨城県エリアにおきましては、12月~3月は積雪や凍結の影響で状況によっては作業を行えない可能性もございますためご了承くださいませ。
※ハシゴが掛けられない場合はお受けすることができません。
※作業は居住部分に限ります。
※借家の場合、大家様の許可及び立ち合いが必須条件となります。
※作業に伴い発生するゴミは回収しておりません。各自治体の指定方法にて処分をお願いいたします。
※開口工事等が必要となる場合には別途料金がかかります。
※ダニやノミの駆除や消毒作業は行っておりません。
※鳥の巣の中に卵があったりヒナがいる場合はお受けすることができません。
※3階屋根部は作業不可
※壁の中に巣を作っている場合は別途費用が掛かります。
目次
鳥の巣撤去の施工事例
業者の鳥の巣撤去の相場
業者に鳥の巣を撤去してもらう費用は、1~3万円ほどであることが多いです。
加えて、数千円の出張費が発生するのが一般的です。
ただし、巣の場所によっては10万円以上の高額になることもあります。
費用が高額になるのは、次のような場合です。
- 鳥の巣が壁や換気扇の内部にあり、鳥の巣を撤去するのに壁や換気扇の解体・復元作業をしなければいけない場合
- はしごが届かない高所に巣があり、巣を撤去するのに高所作業車などが必要な場合
鳥の巣の基礎知識!時期や場所は?
住宅に巣を作る鳥の種類と、巣を作る場所
人間の家に巣を作ることが多い鳥は、次の4種類です。
- ツバメ
- ハト
- スズメ
- ムクドリ
鳥の種類によって、巣を作る場所の傾向が異なります。
ツバメ | 家の軒先やベランダ、屋内型の駐車場の天井など、人の出入りがあり雨をしのげる場所に作ることが多いです。 |
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ハト | 太陽光パネルの下やベランダ、天井裏、室外機の下や裏側など、風雨をしのげる高所に巣を作ることが多いです。 |
スズメ | 屋根や壁のすき間、設備(換気扇や室外機など)のすき間など、家周りの狭いすき間に巣を作ることが多いです。 |
ムクドリ | 戸袋の中や天井裏の空間など、建物内の空洞部分に巣を作ることが多いです。 |
巣作りの時期
下記のように、鳥の巣作りの時期は春から夏に集中しています。
- ツバメ……3月~6月
- ハト……3月~5月、9月頃が中心
- スズメ……3月~9月
- ムクドリ……3月~7月
家に巣を作られないためには、3月~9月の間にとくに警戒が必要です。
ただし、ハトは原理上1年中繁殖が可能なので、家周辺にハトが多い場合は10月~2月の間も警戒した方がよいでしょう。
※冬季は餌が少ないので、繁殖することは非常にまれです。
巣作りと子育てにかかる時間
巣作りにかかる時間の目安は以下です。
- ツバメ……3~7日
- スズメ……10日前後
- ハト……2~4日
- ムクドリ……4~10日
上記の鳥の、親鳥が卵を産んでからヒナが巣立つまでの期間は40日前後になります。
鳥の巣の放置が原因で起こる問題
ヒナが巣立った後も巣を放置していると、次のような問題が起こる恐れがあります。
害虫の問題
鳥に付いている寄生虫のなかには、人体に害を及ぼすことがある種類のものもいます。
たとえば、トリサシダニです。トリサシダニは、巣の主がいなくなり寄生する対象を失うと、巣からはい出して人間に取り付き吸血することがあるのです。
トリサシダニに刺され血を吸われると、激しいかゆみが生じることがあります。
鳥の巣を放置していると、このような害虫の被害が発生する恐れがあります。
※参考
日革研究所 屋外で検出されるダニ
衛生面や臭いの問題
残された巣の巣材や羽が周囲に散乱したり、嫌な臭いを放つようになったりすることがあります。
再び巣を作られる
ハトやムクドリなどの鳥は、1度巣作りをした場所でもう1度巣作りをすることがあります。
ヒナが巣立った後の巣を撤去し、巣を作られないよう対策を練れば(後で説明します)、また巣を作られる可能性を低く抑えることができます。
しかし、巣とその周辺を放置していると、子育てから解放された親鳥たちが同じ場所で再び巣作りや子育てを始める恐れが高くなるのです。
ハトは年に何度も子育てをするので、ヒナの巣立ちから数日~数週間後に同じ場所でまた巣作りを始めることがあります。
また、子育てが終わった翌年に再びやってきて巣作りを始めることもあります。
鳥の巣撤去の注意点と方法
鳥の巣の撤去で知っておきたい注意点と方法を解説します。
鳥の巣撤去の注意点
鳥の巣の撤去では、次の3点に注意しましょう。
鳥獣保護法違反にならないように注意
卵があったりヒナがいたりする巣を撤去するのは、鳥獣保護法(鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律)に違反する行為です。
違反すると、1年以下の懲役もしくは100万円以下の罰金が課されることになっています。
鳥の巣の撤去は、親鳥が卵を産む前か、ヒナが巣立った後のどちらかのタイミングにしましょう。
害虫に注意
鳥の巣には、トリサシダニなどの害虫が潜んでいる恐れがあります。
害虫が直接皮膚に触れることがないように、長袖長ズボン、軍手もしくは丈夫なビニール手袋、マスクを着用して撤去作業に臨みましょう。
高所や天井裏はプロに任せるべし
脚立やはしごを使った高所作業は、転落してけがをしたり命を落としたりする危険があります。
とくに60歳以上の人が転落しやすく危険だとされていますが、40代が脚立やはしごから転落し、けがをした事例や亡くなった事例もあります。
天井裏での作業は、慣れない人には難しいでしょう。天井裏は高さがあまりなく、ほふく前進のような姿勢で移動・作業しなければいけないことが多いからです。
さらに、明かりがないので暗いなか懐中電灯などを持ちながら作業せねばならないことや、ほこりっぽかったり、虫が潜んでいたりすることもネックです。
高所や天井裏の鳥の巣は、自分で撤去しようとせず、プロに依頼しましょう。
イエコマは、1カ所6,600円(初回限定/税込)で鳥の巣を撤去いたします。
※2カ所目以降は+1,100円/カ所です。
※参考
JIJI.COM 年末掃除中の転落注意 12月は搬送者2~3倍―脚立やはしご「控えて」・消費者庁
産経新聞 社員が3メートル落下し意識不明、ヤマト運輸を書類送検
NHK NEWS
WEB 台風14号 台風14号 豊前市・柳川市・築上町で3人けが
鳥の巣撤去の方法
鳥の巣の撤去の際には、長袖長ズボンの衣服を着用し、次の道具を用意しましょう。
- マスク
- 軍手、または丈夫なビニール手袋
- ダニ駆除スプレー
- 消毒スプレー(アルコールスプレーなど)
- ゴミ袋
- ほうきとちりとり
- トング
ツバメの巣を撤去する場合は、トングの代わりにヘラを用意しましょう。
ツバメの巣は壁面に固定されているので、壁から巣をこそぎ落とすのにヘラがあると便利です。
鳥の巣撤去の大まかな手順は以下です。
- 1. 鳥の巣とその周辺に、ダニ駆除スプレーをまんべんなく吹きかける
- 2. 鳥の巣とその周辺に、消毒スプレーをまんべんなく吹きかける
- 3. 鳥の巣を取り除き、ゴミ袋に入れる
- 4. 散らばった巣材などを、トングやほうき、ちりとりなどで片づける
- 5. 鳥の巣があった場所とその周辺に、消毒スプレーをまんべんなく吹きかける
鳥の巣作り防止策
巣を撤去した後、鳥が再び巣を作らないよう対策を施すことで、再び鳥に巣を作られるリスクを下げることができます。
いろいろな種類の鳥に対して有効な対策としては、次のようなものがあります。
- 1. 鳥用の忌避剤を使う
スプレータイプ、固形タイプ、ジェルタイプの3種類があります。ジェルタイプは効果が強く長持ちするのでおすすめです。ネットショップなどで購入できます。購入・使用の際には製品の使い方の説明をよく読みましょう。
- 2. 鳥の天敵(蛇やカラス、鷹など)を模したものを置く
鳥よけ用に販売されているカラスや鷹の置物、100円ショップやおもちゃ屋さんなどの蛇のおもちゃを置く方法です。「天敵がいる」と鳥に勘違いさせることが大切なので、できるだけリアルなものが良いでしょう。
- 3. 鳥がベランダに入れないよう、鳥よけのネットを張る
ネットの目合い(網目の幅)は2㎝以下にしましょう。2㎝以下の目合いであれば、スズメなど小さな鳥の侵入も防げます。
また、鳥の種類別に、以下のような対策があります。
ツバメ
巣作りをされると困る箇所(ベランダや玄関先など)の壁面に、表面がつるつるしているタイプのガムテープを貼りましょう。
ツバメは、ザラザラした壁面の細かな突起に足をかけて巣作りをするのが一般的です。表面がつるつるしたガムテープで壁面を覆うことで、ツバメが巣を作りにくい環境を作ることができます。
ハト
ベランダなどにハトが巣を作らないようにするためには、こまめに掃除をし、なるべく物を置かないことが肝要です。
ハトの糞が放置された場所を、ハトが安全な場所とみなし居座ることがあります。
また、物が置かれていると、その物の陰がハトにとって天敵から身を隠す良い隠れ場所になり、ハトを引き寄せることがあります。
エアコンの室外機など動かせないものは、周囲をネットで覆ったり、室外機周りのすき間(室外機と壁の間など)を網で塞いだりして、ハトが隠れ家に使えないようにするとよいでしょう。
上記の対策をとってもハトがやってくる場合は、鳥よけ用の剣山(針状の突起がたくさんついており、設置することで鳥が留まりにくくなる)や、天敵を模したものなどで対策が必要です。
スズメ
スズメは狭いすき間に巣を作りたがります。このため、家周りのすき間をできるだけふさぐことで、スズメの巣作りを防止できます。
屋根瓦のすき間など、ふさぎようがないすき間もありますが、たとえば換気口などのすき間は、ネットや網を設置することでスズメの侵入を阻止することが可能です。
ムクドリ
ムクドリの営巣を防ぐには、雨戸・シャッターを毎日開けるようにしましょう。
ムクドリは、雨戸やシャッターの戸袋の中によく巣を作ります。
雨戸・シャッターを閉めっぱなしにしていると、ムクドリが戸袋の中に自由に出入りできる状態になり、巣を作られる恐れが高まります。
【おまけ】ヒナが落ちているのを見かけたら
ヒナが落ちているのを見かけても、触ったり拾ったりせず、周囲になるべく人間が近寄らないようにしましょう。
巣立ち直後のヒナは、まだ上手く飛べずに巣の近くでじっとしていたり、うろうろしていたりすることが多いです。
この場合、親鳥が周囲にいてヒナを見守っているので、人間は手出し不要です。むしろ、人間がヒナの近くにいると、親鳥がヒナに近づくことができず困ってしまいます。
巣立ち前のヒナが巣から落下するケースもありますが、この場合も人間が手出しをすることはあまり推奨されていません。ヒナのうち何割かが命を落とすのは自然の摂理です。
とても若いヒナ(羽毛が少ししか生えていないヒナ)であれば、巣に戻してもよいでしょう。しかし、巣の場所がわからなかったり、巣に手が届かなかったりする場合は、無理しないようにしましょう。
若いヒナであっても、寄生虫が付いている恐れがあります。ヒナに触る際は必ずビニール手袋を着用しましょう。
※参考
公益財団法人 日本鳥類保護連盟
公園文化WEB 巣立ち前のヒナが近くの巣から落ちていました。巣に戻してあげてもいいの?