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目次
汚れたままの窓サッシ…すっきりきれいに清掃しませんか?
窓が開けにくい、建て付けが悪い……窓に不具合が生じていると思ってレール部分を見てみると、汚れがかなり溜まっていて、お困りではありませんか?
窓のサッシのレールは、溝になっているため、入り組んだ複雑な形をしています。
スポンジや雑巾では隅々まで掃除をすることができず、意外と手間がかかることがあります。
毎日掃除はしていても、見落としたり面倒だったりして、汚れがたまりがちな場所ってありますよね。窓のサッシレールも、汚れがたまりやすい場所の1つです。
ふとしたときに気がついても、時間がなかったり、ちょっと面倒だったりして、「また今度」と素通りしてしまうことも少なくないでしょう。また、窓のサッシは溝が多く、なかなか掃除しにくい箇所なので、なおさら面倒に感じてしまうかもしれません。
窓のサッシを汚しているのはどんな汚れ?
窓のサッシの汚れは、以下のようなものが挙げられます。
- 外から舞い込んでくる砂や土、ほこり
- 雨水に含まれるちりなどのゴミ
- 外を走る自動車などの排気ガス
- 室内のほこりや糸くず
- 人の皮脂や髪の毛
- 犬や猫などのペットの体毛
- 結露の水や湿気などで生じたカビ
このように、家の外と中との両方に接する窓のサッシは、さまざまな種類の汚れに晒されるのです。
サッシの汚れを放置しているとどうなる?
つい放っておきがちなサッシの汚れですが、放置し続けていると、以下のように生活や健康に支障が出る恐れがあります。
窓・網戸が開閉しにくくなる
サッシの汚れが酷くなると、汚れが邪魔で窓・網戸の開閉がスムーズにできなくなることがあります。毎日開け閉めする窓がガタガタして扱いにくいのは、日常生活を送る上で大きなストレスですよね。
住宅の衛生環境が悪化する
サッシは窓の結露や湿気によって濡れることがあり、この結露や湿気による水気を放置していると、カビが発生する危険があります。
カビはアレルギーや感染症を引き起こす危険があり、住宅の衛生環境を悪化させます。特に小さな子どもや高齢者がいる家庭では、注意が必要です。
若く健康な成人であればカビのリスクは低いですが、子どもや高齢者など免疫力の低い人は、感染症にかかりやすい傾向にあるからです。
サッシレールの掃除は、どのように行われるの?
サッシレールの掃除は、汚れ方やサッシレールの種類によって方法が異なります。
どのような方法で掃除を行えばよいのでしょうか。
ホコリ汚れが溜まっているサッシの場合
ホコリ汚れや砂利などの軽度の汚れが溜まっている場合、まずは乾燥した状態から掃除をはじめましょう。掃除機の先にブラシ状のアタッチメントを付け、汚れを吸い取ります。固まっている泥や油汚れは、竹串や割り箸などの先の細いものでこそぎ落としながら掃除機で吸い取るときれいになります。
汚れを除去した後は、霧吹きや水を含んだスポンジでレールを濡らしてから雑巾などで拭き取りましょう。
油汚れがこびりついて剥がれない場合は、弱アルカリ性の洗剤を使うと分解が促されます。
ベランダ側の掃き出し窓のサッシの場合
金属やアルミ製のサッシレールであれば、ペットボトルやコップなど入れた水を少しずつ流しながら、ブラシで一気に洗い流してしまうとさっぱりします。
汚れがひどい場合は、ブラシの先に洗剤を塗ってから使うときれいに汚れを落とすことができます。
また、掃除を行う前にベランダに防水加工がきちんとされているのかの確認を行っておきましょう。特にコンクリート製の床だと、ひび割れの部分から水や洗剤が浸み込んでしまうこともあるので、注意が必要です。
水の使えない木製サッシの場合
木製のサッシは、溝に水を流すことができません。この場合は、ティッシュペーパーやキッチンペーパーに水を含ませてから、汚れている部分を軽く叩くようにしてきれいにしていきましょう。
湿気が多いとカビてしまうこともあるので、水は最低限に抑えて掃除することをおすすめします。
アルミや金属のサッシに小さな斑点が出来ているの場合
アルミや金属のサッシできた小さな斑点は汚れではなく、経年劣化によってできたカビやサビです。
洗剤をかけてもなかなか落とすことはできないので、物理的にこするようにしましょう。水分を少し含ませたスチールウールで、サッシの目に沿って、軽く何度か往復すれば落とすことができます。もし、落ちない場合は、クリームクレンザーや石鹸を付けるとよいでしょう。
サッシの掃除方法と頻度
窓のサッシは溝が多く、掃除しにくい場所です。サッシの汚れを放置していると、生活や健康に支障が出るかもしれません。その上、せっかく部屋のインテリアに凝っても、清潔感がなければ全てが台無しです。
これから紹介する方法で窓のサッシをきれいにし、衛生的で快適な毎日を送れるようにしましょう。
サッシは材質によっていくつかの種類に分かれますが、最も主流であるアルミサッシの掃除方法を解説します。
- 用意するもの
-
- 掃除機
- 歯ブラシなど、狭いところにも届くブラシ
- つまようじ
- ペットボトル
- 食器用洗剤(必要に応じて)
- ぞうきん
掃除の手順
掃除の手順は、大きく3つのステップに分かれます。
- 掃除機とブラシでほこりを取り除く
- 水とブラシでこすって落とす
- 水で流す
溝の奥に詰まったほこりをブラシでかき出し、掃除機で吸います。ブラシも届かないような隙間には、つまようじを使うと便利です。
もし可能であれば、窓と網戸を外してから行うと、よりやりやすくなるでしょう。
ですが窓や網戸を外すときには、無理に外そうとして部品を壊したり、掃除が終わった後の取り付けが上手くいかなかったりする恐れがあるので注意が必要です。
次の3点のいずれかに当てはまる場合は、窓・網戸を取り外さずに掃除しましょう。
・窓・網戸の説明書がなく、正しい取り付け・取り外し方法がわからない。
・2人以上の人手が確保できない(窓が重く、1人で取り外すのは難しい場合もあるため)。
・取り付け・取り外し作業に不安がある。
水で濡らしたブラシでこすって汚れを落とします。水はペットボトルに入れ、必要に応じて掃除箇所に少量ずつ垂らしていくとよいです。
水だけで汚れがとれる場合がほとんどですが、もし落ちなければ、ペットボトルの水に食器用洗剤を数滴混ぜて使いましょう。
軽いカビであれば、水で薄めた中性洗剤で十分落ちます。
ブラシでこすり落とした汚れを、窓の外側へ向けて水で流します。その後、乾いたぞうきんで水気を拭き取りましょう。
水を流すのが不可能な場合は、ぞうきんで汚れと水気とをしっかり取り除きましょう。
サッシ掃除の頻度
ブラシやスポンジと水を使った念入りの掃除は、2ヵ月に1度行うとよいでしょう。
忙しい毎日の中で、頻繁にブラシやスポンジでサッシを磨いてはいられないですよね。普段のサッシの掃除は、ノズル付きの掃除機でほこりや砂を吸い取っておけば十分です。
サッシのカビの取り方
中性洗剤を用いた掃除でもカビがとれない場合、カビ取りのための処置が必要です。カビキラーなどのカビ専用洗剤を用いてもよいですが、塩素の臭いが不快だったり、塩素系のガスで体調を崩すのが心配だったりする人もいるでしょう。
ここではクエン酸と重曹を用いたカビとり方法を紹介します。
ただし、この方法はアルミサッシには用いないでください。アルミはアルカリ性に弱く、重曹(アルカリ性)を用いると黒く変色する恐れがあります。
アルミサッシのカビは、掃除で汚れを取り除いた後、消毒用エタノールを含ませた布で拭き取ってください。エタノールであれば、アルミを傷めることなくカビを除去することができます。
- 用意するもの
-
- ゴム手袋
- クエン酸
- 重曹
- スプレーボトル
- 狭いところにも届くブラシ(歯ブラシなど)
- ぞうきん
掃除の手順
掃除の手順は、大きく4つに分かれます。
- クエン酸水を吹きかける
- 重曹をふりかけ、5~10分放置
- ブラシでこする
- ぞうきんで拭く
クエン酸水(水200mlに対しクエン酸小さじ1杯を混ぜたもの)をスプレーボトルに詰め、カビが生えている部分に吹きかけます。
クエン酸水を吹きかけた上に重曹をふりかけます。
窓の横側のサッシなどふりかけにくい箇所にはゴム手袋を使いましょう。ゴム手袋をはめた指に重曹を付け、その指をカビの部分に軽く押し当てます。
カビ部分全体に重曹をまんべんなく付けたら、5~10分放置しましょう。
クエン酸水と重曹をかけた箇所をブラシでこすり、カビを落としていきます。
ブラシでこすり落としたカビと水気を、ぞうきんでしっかりと拭き取ります。
サッシ掃除に便利なグッズ紹介
窓のサッシはなかなか掃除しにくいものです。しかし、身近な掃除用品にちょっと工夫をしたり、ホームセンターや100円ショップで購入できる便利グッズを活用したりすれば、掃除をより手軽に行えるようになります。
サッシ掃除を助けてくれる、便利なグッズを紹介します。
マンゴースポンジ
※引用元:マイカジ
一般的な掃除用スポンジのスポンジ部分に、カットされたマンゴーのような格子状の切れ目を入れたものです。切れ目部分が溝にフィットし溝の奥まで届くため、サッシレールの掃除に重宝します。
作り方は、普通のスポンジのスポンジ部分に、カッターなどで格子状の切れ目を入れるだけです。切れ目の深さは、スポンジ本体の厚さの3分の2程度にしておくとよいでしょう。
サッシだけでなく、魚焼きグリルの網などの掃除にも使えます。
ペットボトルブラシ
※引用元:「KOKUBO ペットボトルブラシ」
持ち手が付いておらず、水を入れたペットボトルの口に取り付けて使うブラシです。使用するときには、取り付けたペットボトルが持ち手になります。
ブラシのボタンを押すと、ペットボトルの水がブラシの毛先に供給されます。通常の水とブラシを使う掃除では、片手でブラシを使いながら、もう片手で水をブラシに補給しなければなりません。しかしこのペットボトルブラシなら、ブラシのボタンを押すだけで水の補給ができるのです。
サッシだけでなく、自転車や水回りにも便利です。100円ショップで類似品を購入することもできます。
サッシブラシ
※引用元:「マーナ みぞスッキリサッシブラシ」
名前の通り、サッシの掃除がしやすいように工夫されたブラシです。掃除用品メーカーや100円ショップなどが、さまざまなタイプのサッシブラシを販売しています。
たとえば、掃除用品やキッチン用品を製造している会社のマーナは、「みぞスッキリサッシブラシ」を販売しています。隙間に入りやすいように毛先がVカットにされていたり、柄の先に細いスクレーバー(土や砂を取り除くのに便利なへら)が付いていたりします。
木工用ボンド
主には接着に用いられる木工用ボンドですが、場所を選べば掃除にも活用できます。
木工用ボンドは強い接着力を持ちますが、あくまで木工用です。木製以外のものに塗って固まっても、手で引っ張れば剥がれます。しかしl接着力はあるため、剥がしてみると接着面の汚れがびっしり付いています。
この性質を利用すれば、サッシの汚れた箇所にボンドを流し、固まるのを待って剥がすことで汚れを取り除くことができるのです。
木工用ボンドは、乾くのに12~24時間かかります。使用するボンドの量によってはもっとかかる場合もあります。早く乾かして掃除を終わらせたければ、ドライヤーの温風をあてるとよいでしょう。
ただし、次の3点に注意が必要です。
- ボンドは必ず木工用を使う
- 木製のサッシには使えない
- サッシにボンドが残らないよう、丁寧に剥がさなければならない
サッシ以外で木工用ボンドが使える掃除箇所は、テレビのリモコンや髪をとかすブラシなどが挙げられます。
スチームクリーナー
※引用元:「クマザキエイム スチームクリーナー」
高温の蒸気を吹き付ける電動式の掃除用品です。掃除箇所に吹き付けることで、小さな隙間の汚れも浮かび上がらせることができます。ハンディタイプを購入すれば、持ち運びも手軽にできるでしょう。高温のため除菌効果もあります。
サッシを掃除するときの注意点
サッシ掃除にはいくつかの注意点があります。これを守らないと、サッシが傷んだり変色したりするかもしれません。
水気・洗剤・薬品を残さない
清掃後のサッシには、水気・洗剤・薬品が残らないようにしましょう。これらを長時間放置すると、サッシが傷んだり変色したりする危険があります。
樹脂サッシにブラシはNG
樹脂サッシは酸やアルカリには強いですが、傷がつきやすくできています。掃除にはスポンジや柔らかい布類を使いましょう。溝などの手が届きにくい部分には、マンゴースポンジがおすすめです。樹脂サッシの掃除には、メラミン樹脂製スポンジが特に有効です。
溝の奥のほこりなどをかき出すのにどうしてもブラシを使いたい場合は、毛先の柔らかいタイプの刷毛で慎重に掃除しましょう。
有機溶剤は使わない
有機溶剤とは、物質を溶かす性質を持つ有機化合物(炭素を主成分とし、2種類以上の元素が合わさったもの)です。例としては、ガソリン、エーテル、アセトン、シンナーなどが挙げられます。
これらのような有機溶剤が含まれる洗剤は、サッシを腐食させたり塗装を剥がれさせたりする恐れがあります。