※複数のサービスメニューは受付できません。
※初回限定価格はイエコマを初めてご利用いただく際に、【1サービスにのみ適用】できる初回特典となります。
※戸建住宅向けのサービスとなっておりますので、集合住宅(アパート・マンション)、ビル、店舗、工場等の作業はお受けすることができません。
※作業は居住部分に限ります。
※借家の場合、大家様の許可および立ち合いが必須条件となります。
※雨戸の歪み、破損が酷い場合は対応不可です。
目次
雨戸の不具合に困っていませんか?
雨戸は、防犯や防火、雨風除けなど、さまざまな役割をもつ重要な住宅設備です。
しかし、長年使い続けると、雨戸は以下のように少しずつ不具合が出てきてしまいます。
- 鍵がかかりにくい
- スムーズに開け閉めできない
- 閉めても隙間ができる
- 開け閉めするときに異音がする
雨戸は日常的に開け閉めする場所のため、不具合があるとストレスの原因になります。
普段からメンテナンスを欠かさず、不具合が出たら素早く対応し、長く使い続けられるよう心がけましょう。
雨戸の不具合を放置するとどうなる?
雨戸には以下のような役割があります。
- 台風や竜巻などで飛来物が窓に直撃し、窓が割れたりヒビが入ったりするのを防ぐ
- 近隣で火災が発生したとき、防火の役割を果たす(金属製の場合)
- 泥棒が窓から侵入するのを防ぐなど、家の防犯性を高める
このように家の安全確保に役立つ雨戸ですが、何らかの故障で不具合が発生したままだと、その機能を十分に発揮することができません。
故障が原因できちんと閉められなければ、泥棒の侵入を防ぐことは不可能です。レールからズレて外れやすい状態の場合、強風で雨戸が外れてしまい、飛来物が窓に直撃して窓が割れる恐れがあります。
雨戸の不具合をそのまま放っておくと、以下のような事態に陥る恐れがあります。
- 雨戸が突然開閉し、指を挟む
- 雨戸が突然外れ、人や物に当たる
- 雨戸の開け閉めの音がうるさく、近所迷惑になる
雨戸に引っかかりやずれ、歪みなどがあると、力を加えたときに突然開閉したり外れたりする可能性があります。すると、指を挟む、足や体全体に落下する、物が損傷するなど、大きな事故につながりかねません。
また、雨戸に引っかかりがあると、開閉時に「キィー」「ガラガラ」と大きな音が鳴り、近所迷惑にもなってしまいます。
このような事態を防ぐために、自宅の雨戸に何らかの不具合が現れたら、修理・交換を検討しましょう。
雨戸の不具合は何が原因?
雨戸は、開け閉めをスムーズにする戸車や、枠から外れないように固定するはずれ止めなど、さまざまな部品で構成されています。
雨戸に不具合が出た場合は、これらの修理・交換が必要です。
以下に、雨戸の不具合の原因と、それぞれの改善方法を紹介します。
- 戸車の高さが合っていない →戸車の位置を調整する
- 戸車に傷がついている →戸車を交換する
- 下枠のレールにゴミがたまっている →レールを清掃する
- 落とし錠と鍵穴の位置が合っていない →落とし錠または鍵穴プレートを交換する
- はずれ止めの位置が合っていない →はずれ止めを調整する
- はずれ止めが破損している →はずれ止めを交換する
- 鴨居や上枠がゆがんでいる →雨戸全体を交換する
雨戸を修理すべき適切な時期
雨戸の故障と一口にいっても、故障にはさまざまな種類があります。修理の時期となる目安と、特別な修理なしで済む場合の対処法を見ていきましょう。
雨戸の修理の目安は、主に以下のようなものがあります。
- 閉まるスピードが異常に速い
- 雨戸が異常に重い
- 開け閉めがスムーズにできない
- 開け閉めの際に異音がする
- 閉めても隙間ができる
- 鍵がかからない、あるいはかかりにくい
- 雨天時に閉めた雨戸の内側に水が漏れだしてくる
- へこみやゆがみ、破損部分がある
これらの兆候が見られたら、雨戸の修理を検討しましょう。
不具合を放っておくと、勢いよく閉まった雨戸に指を挟んでけがをしたり、台風のときに雨戸が閉まらなくなったりします。また、強風で飛んできた物体が窓にぶつかってヒビが入る恐れもあるのです。
判断基準:雨戸の調整・修理はDIY?業者に依頼?
雨戸の修理をDIYで済ませるか、業者に依頼するかで迷う人もいるでしょう。
一部の小さな部品(戸車、はずれ止めなど)の摩耗・破損・ゆがみ、位置のズレによる故障であれば、自力で修理するのが可能な場合が多いです。不具合を起こしている部品の交換・位置の調節など、比較的簡単な作業で直せます。
しかし、以下のような場合は、素人による修理は困難です。業者に依頼することをオススメします。
- 雨戸・サッシ・レールそのものにへこみやゆがみ、傷がある
- 雨や風が、戸板の隙間から入り込んでくる
一部の部品が原因の不具合でも、位置の調節では済まず、部品の交換が必要な場合、不器用だったり工具の扱いに慣れていなかったりする人は業者に依頼するのが賢明です。交換の過程でけがをしたり、工具で雨戸の他の部分を傷めたりする恐れがあります。
雨戸の修理の相場!サッシレール・戸車・戸袋のみなどの場合も
業者に依頼した際の修理・交換の費用は、雨戸の種類によって異なります。種類別の雨戸1枚あたりの費用の相場は以下の通りです。
雨戸の種類 | 修理・交換の費用相場 |
単板引き違いタイプ | 20,000~60,000円 |
ルーバー引き違いタイプ | 30,000~60,000円 |
折れ戸タイプ | 20,000~60,000円 |
手動シャッタータイプ | 80,000~150,000円 |
電動シャッタータイプ | 100,000~300,000円 |
続けて、雨戸の一部の部品のみの修理・交換費用の相場も紹介します。
部品 | 修理・交換費用 |
サッシレール | 10,000~50,000円 |
戸車 | 5,000~18,000円 |
戸袋(1階/2階) | 30,000~80,000円/50,000~150,000円 |
イエコマの雨戸建付け調整・サッシ修理はここが違う!
イエコマでは、雨戸の調整・修理を以下の金額から承っています。
イエコマ
2カ所目以降 : +1,100円~/ヵ所
※別途材料費がかかります
相場
※上記価格はあくまで目安です
イエコマはただ安いだけではなく、「家の専門家」が責任を持って誠心誠意対応します。雨戸が開け閉めしにくい、鍵がかかりにくいなど、何か困っていることがあればぜひご相談ください。
雨戸の種類と特徴
掃除とシリコンスプレーをしても雨戸の開け閉めがスムーズにいかない、きちんと閉まらないなどの場合、雨戸を丸ごと交換するのも手段の1つです。全く同じタイプの雨戸でもよいですが、自宅のインテリアやニーズに合う別のタイプの雨戸にリフォームする手もあります。
選ぶものによって、防犯性を高めたり室内をより快適な場所にしたりすることができます。
※当ページに記載の価格は目安です
単板引き違い雨戸
※引用元:楽天市場
単板(パネル)状の雨戸で、レールにはめた雨戸を障子のように横に滑らせて開け閉めする引き違い式の雨戸です。賃貸を含め最も広く普及しています。
比較的価格が安く、日本で古くから使われている形のため、古民家など和式の建造物によく合います。ちなみに、日本に雨戸が登場したのは安土桃山時代、織田信長や豊臣秀吉が政権を握っていた時代です。
価格相場は20,000~60,000円となっています。
ルーバー引き違い雨戸
※引用元:LIXIL
枠の中に複数の細長い板を、板が枠と平行になるように、かつ板同士の間に少し隙間を空けるようにしながら取り付けたものをルーバーと呼びます。ブラインドと同じようなイメージです。
ルーバー式の雨戸は、細長い板(羽板)の角度を変えることで光や風が部屋に適度に入るようにしたり、逆に完全に締め出したりすることができます。
単板と比べると値段が張りますが、天候や気温に応じて部屋に入る光や風を調節できます。
価格相場は90,000~15,000円となっています。
折れ戸タイプの雨戸
※引用元:FUJI SASH
折れ戸とは、開くときに1枚の戸が真ん中で2つに折れるタイプの戸です。単板のものとルーバーのものとがあります。
軽い力で開け閉めができ、モダン(現代的)な見た目のため洋風の建物にマッチするデザインです。
価格相場は90,000~15,000円となっています。
手動シャッター雨戸
※引用元:YKK AP
手で開け閉めするシャッター形式の雨戸で、使わないときは窓の上部に収納するタイプが多いです。防犯性が高い上に、開け閉めが楽にできるよう工夫されたものが多くあります。
気候や気温に応じて光や風を取り入れたければ、ルーバーになっているものを選ぶとよいでしょう。
引き違い・折れ戸タイプと比べると高価格です。
価格相場は80,000~150,000円となっています。
電動シャッター雨戸
※引用元:エクスショップ
リモコンや壁のスイッチなどの操作で開け閉めできる、シャッター形式の雨戸です。防犯性の面で雨戸としては1番優れています。
電動のため、内部から窓を開けることなく開閉できることや、機種によってはタイマーなどの便利な機能が付いていることもメリットです。
ただし、停電時には電気で動かすことができなくなります。
設置の際には、取扱説明書を読むかメーカーに問い合わせるなどして、停電時の対応の仕方を確認しておきましょう。機種によって対応の仕方が異なりますが、特定の操作をすると手動で開けられるようになるものが多いです。
価格相場は120,000~300,000円となっています。
雨戸の修理はどんな業者に頼む?依頼のポイントは?
いざ雨戸の修理を専門家に依頼しようと思っても、何の業者に頼めばよいのかわからない。業者に依頼するにあたって、何かポイントや気を付けることはあるのだろうか? そんな疑問に答えます。
どんな業者に頼めばよいのか
雨戸の修理の依頼先は、以下のようなものが挙げられます。
- サッシ業者(アルミなど金属製の雨戸の場合)
- シャッターの修理専門業者(シャッタータイプの雨戸の場合)
- 建具業者(木製雨戸の場合)
- 建築関連の事務所
- リフォーム会社
- ホームセンター
リフォーム会社、ホームセンターも修理を請け負ってはくれますが、あまりオススメはできません。なぜなら、実際に修理を行うのはリフォーム会社やホームセンターと提携している業者であり、支払う修理費用は仲介手数料が上乗せされたものになるからです。
つまり、業者に直接依頼するより高くついてしまうのです。
依頼の際の注意点・ポイント
修理業者は星の数ほど存在します。必要以上の費用を支払う羽目になったり、たちの悪い悪徳業者に引っかかったりするのを避けるための注意点・ポイントを押さえましょう。
火災保険詐欺に注意!
住宅関係の修理業者の中には「火災保険を使えば無料で修理ができる」とうたって修理契約を結ばせようとする業者がいます。無料というフレーズは魅力的かもしれませんが、この手の業者には悪徳業者も混じっているのが事実です。
確かに、保険金が下り負担0で雨戸の修理・交換が可能な場合もあります。
しかし「保険で負担0」をむやみやたらと強調する業者と契約を結び、トラブルになるケースもあるのです。
国民生活センターによれば、「保険金が使える」という住宅修理サービスのトラブルに関する相談件数が2011年に293件、2012年には579件、2013年には707件と、年々増加しています。
図 「保険金が使える」という住宅修理サービスのトラブルに関する相談件数
具体的なトラブルの事例は、以下のようなものがあります。
【事例1】 「保険金を使えば自己負担は一切かからない」と勧誘されて契約したが、よく考えるとおかしい
訪問してきた業者に雨どいが壊れていることを指摘され、「火災保険の保険金で屋根の修繕ができる」と勧められた。「保険金を使えば自己負担は一切かからない」という説明だった。
屋根を点検され、50万円の見積書を渡された。また、保険会社に保険金を請求して下りた金額で工事をするという契約をした。保険金を請求してみたところ、8万円ほど下りることになったが、よく考えると50万円の見積もりを出しておきながら8万円で工事ができるのはおかしいと思う。解約したい。
(2013年12月受付 70歳代 男性)
【事例2】 業者の対応に納得できないので解約したいが、解約料が高額
業者から「火災保険で住宅工事可能」と言われて、雪害で傷んだ屋根と内装の修繕を依頼した。業者と取り交わした書面には、「保険金が出たら速やかに全額を業者に振り込む」「お客様都合で工事しない場合、10%を調査費用として支払い、30%を違約金として支払う」などと書いてある。
保険金額が決まってからその金額内で可能な工事をするので、全額を業者に支払うことになっているが、工事前に全額を払うのは納得できない。内装工事も依頼しているが、工事の詳細が分かる書面もなく、クロスの打ち合せもない。業者は「今と同じようなクロスにするので、特段の打ち合わせは不要」「全額が振り込まれ次第、工事を進める」とのことだったが、工事内容について事前の打ち合せがないのは不満。対応に納得できないので解約も考えているが、解約料が高額で、どうしたらよいか迷っている。
(2013年11月受付 20歳代 女性)
※引用元:「独立行政法人 国民センター」
このようなトラブルに巻き込まれないためには、悪徳業者を避けなければなりません。
この手の業者の特徴は、以下が挙げられます。
- 台風や大雪などの災害の直後に家を訪問してくる
- 「保険金で負担0」をやたらと強調してくる
- 早急に契約を結ばせようとしたり、工事に着手しようとしたりする
- 法的書面(契約書)を作成しない
複数の業者から見積もりをとる
雨戸の修理・交換の工事費用は業者によって異なります。不必要に高い料金を支払う羽目になるのを避けるために、複数の業者から見積もりをとりましょう。
見積もりは現地調査の後で
業者には、現地調査を終えた上での見積もりをしてもらいましょう。雨戸の状態確認もないままの見積もりだと、後から追加料金が発生する恐れがあります。
費用を抑えるポイント!負担0の場合も!
家の設備の維持にある程度費用がかかるのは仕方ありませんが、できるなら少なく済ませたいものです。ここでは、費用を抑えるためにできることを紹介します。
外壁塗装と同じタイミングで
雨戸の修理・交換は、外壁塗装とまとめて行うことをオススメします。雨戸も外壁も住宅の外観に関わるものですが、塗装が古いままで雨戸だけを新しくすると、雨戸が浮いてしまうのです。
2階の雨戸の修理・交換の場合、外壁塗装を一緒に行うことは、総合的に見てコストの削減にもつながります。
2階以上での作業は足場を必要とします。2階の雨戸の修理・交換と外壁塗装をまとめて行うと、足場の設置が1回で済む分費用が安く済むのです。
火災保険を活用し、負担0円で
多くの火災保険は、風災・雹災(ひょうさい)・雪災による住宅の被害も保険の対象に含まれています。つまり、雨戸が台風や積雪などによって損傷した場合、保険会社に申請を出しそれが通れば、修理費を保険金でまかなえるのです。
災害で損傷した雨戸の修理を検討している人は、修理前に保険会社に連絡を入れましょう。保険会社による損害の確認が終了する前に修理を行うと、保険金が下りなくなる恐れがあります。
ただし、災害が原因ではない故障を「この前の台風で壊れた」などと偽って保険金を使おうとするのは、詐欺行為となるのでやめましょう。火災保険の保険金を利用できるのは、あくまで災害で損傷した場合のみです。
修理ではなく交換を考えている場合
雨戸の修理ではなく交換を考えている人は、窓ごとの条件やニーズを考慮し、雨戸を使い分けることで費用を抑えられます。
たとえば、防犯のためにシャッタータイプの雨戸の導入を検討している場合、1階の窓だけ電動シャッターにし、侵入は考えにくい2階の窓は安価な単板引き違いタイプの雨戸にする手もあります。このやり方であれば、全ての雨戸を一括で電動シャッターにするのよりも費用が安く済みます。
DIYで雨戸を修理する方法と便利グッズを紹介!
不具合の種類や程度によっては、雨戸をDIYで修理することも可能です。
引き違いタイプの雨戸の、DIYで修理できる場合と修理方法を紹介します。
戸車が原因で、雨戸がレールと平行でない場合
引き違い雨戸の開け閉めがスムーズにいかない原因の1つに、戸車のズレによって、雨戸がレールと平行になっていないことが挙げられます。
戸車とは、雨戸の下部で雨戸のスムーズな開閉を助けている部品です。金属の覆いが付いた車輪の形の部品で、部品の上部に調節ねじが付いています。1枚の雨戸につき2個、雨戸の下部の両端に取り付けられている場合が多いです。
戸車は調節ねじによって高さを変えられますが、雨戸の両端の戸車で高さが異なると雨戸が傾くため、雨戸とレールが平行でなくなってしまうのです。
大抵の戸車は、調節ねじを右に回すと高さが上がり、左に回すと高さが下がるようにできています。調節ねじを回して2つの戸車の高さをそろえれば、雨戸がレールと平行になり開閉がスムーズにできるようになります。
戸車が劣化している場合
長年の使用で戸車がすり減ったり損傷したりしているのが原因で、雨戸の開閉がうまくいかないこともあります。この場合、戸車を新しいものと交換することで問題は解決します。
戸車は古いものと同じメーカー・品番のものを購入しましょう。ホームセンターやインターネット上で購入できます。生産が終了しており手に入らない場合は、雨戸のメーカーに問い合わせて相談しましょう。
戸車の交換に必要な道具は、木片とトンカチです。
簡単にではありますが、交換の手順を以下に記載します。
- 雨戸をレールから外し、壁などに横向きに立てかけます。
- 古い戸車の調節ねじの両脇に木片を当て、木片の上からトンカチで交互に叩いて衝撃を与え、戸車を外します。
- 新しい戸車を、雨戸をレールに取り付けたとき調節ねじが上を向くようにして、雨戸の下側から差し込みます。
- 車輪の部分を避けて、雨戸の下側から、戸車の両端をトンカチで交互に叩いて入れ込みます。
はずれ止めの高さが合っていない場合
はずれ止めとは、雨戸がサッシから落ちるのを防ぐ部品です。はずれ止めの高さが合っていないと、雨戸が頻繁にサッシから外れてしまったり、開閉がスムーズにいかなかったりします。
※引用元:サッシコンビニ
はずれ止めの造りや調節の仕方は、製品による差が大きいです。雨戸がサッシから外れやすかったり、はずれ止めが引っかかって雨戸の開け閉めがうまくいかなかったりするようであれば、雨戸の説明書に従ってはずれ止めを調節しましょう。
錠の落とし棒と鍵穴のズレが原因で落とし錠がかかりにくい場合
錠の落とし棒と鍵穴のズレが原因で、落とし鍵がかかりにくくなる場合があります。以下の手順で、ズレを解消しましょう。
※引用元:サッシコンビニ
- 落とし棒の両端のねじをゆるめます。
- 落とし棒を下に押しながら錠を左右に動かして、落とし棒が鍵穴の真ん中にくるよう鍵穴の位置を調整します。
- 落とし棒が鍵穴の真ん中にある状態で、錠の両端のねじを締めて固定します。
戸袋の修理方法
使わないとき、雨戸をしまう役割を果たす戸袋。戸袋の故障は、木製であれば板の腐食、アルミ製であれば戸板の破損などが挙げられます。
修理は、腐食部分や破損部分のある板を剥がし、新しい板を取り付けるものです。
古い戸板を剥がしたり新しい戸板を取り付けたりするためには、戸板を固定する釘やリベット(アルミなどの金属板をつなぎ合わせるためのびょう)を抜く・打つなど作業が必要です。そのため、専用の工具(ドリル、ハンドリベッターなど)を用意しなければなりません。
※リベット
※引用元:Yahoo.co.jp
戸袋の修理は、比較的難易度が高く故障の度合いによっては重労働となるため、技術や体力に自信のない人にはオススメしません。
掃除とシリコンスプレーで解決する場合も
動きにくい雨戸は修理をするまでもなく、掃除とシリコンスプレーでスムーズに開け閉めできるようになることもあります。
シリコンスプレーの中身はシリコンオイルです。ツヤを出したり滑りをよくしたりする効果があります。雨戸はもちろん、木製の引き出しや引き戸、ファスナーなどの潤滑油にもなります。
シリコンスプレーで雨戸の滑りを良くする手順は、次の通りです。
- 土砂やほこりなどのレールの汚れを取り除く
- レールを水拭きする
- レール全体にシリコンスプレーを吹きかける
レールは溝が多いため、ぞうきんや普通のブラシで掃除するのは手間がかかります。掃除の際には、以下のような便利グッズを使うことをオススメします。
※引用元:「掃除の達人みぞスッキリサッシブラシ W210B」
※引用元:「ペットボトルブラシ」
木製雨戸の留意点と修理費用・業者
現在普及している雨戸の多くはアルミ製ですが、少数派ながら、木製の雨戸も使用されています。雨戸が木製の場合、アルミ製とは違う留意点、修理費用や修理業者を見ていく必要があります。
DIYでの修理・交換はオススメできない
木の扱いや大工仕事に慣れていない限り、木製雨戸の修理や交換をDIYで行うのはオススメできません。
木製雨戸の修理の作業は、傷んだベニヤ板を剥がす、新しいベニヤ板を貼る、釘を打つなどがあります。
ベニヤ板を剥がしたり釘を打ったりする作業は、雨戸の外枠にダメージを与え雨戸そのものをダメにしてしまう恐れがあるのです。ベニヤ板を貼る作業は、貼る位置や板の向きを正確に調整しないと、雨戸に隙間ができてしまいます。
木製雨戸の修理や張り替えは、最初から業者に任せるのが賢い判断です。
木製雨戸は張り替え前提
ベニヤ板であれ天然木であれ、木は水を吸うと傷みます。雨戸は雨風に晒されるため、木製雨戸の劣化は避けられません。
劣化が進むと、開け閉めしにくくなったり板の部分が割れたりします。木製雨戸は定期的に新しいものに張り替えることが前提となっているのです。
一般に耐用年数は13~15年といわれていますが、以下のような劣化の兆候が見られたら交換を検討しましょう。
- 開け閉めがスムーズにいかない
- 戸板が割れたり反ったりして隙間ができている
- 木の表面がささくれだっている
- 木部が腐食している
- 雨が降った際、水が内側に漏れてくる
劣化を遅くする方法は、傷む前にニスを塗る、杉板の雨戸であれば焼き目を付けるなどがあります。
木製雨戸の修理費用と業者
木製雨戸の修理費用の相場は、20,000~50,000円前後です。木の傷み具合などの雨戸の状態で値段が変わってきます。
アルミ製であればサッシ業者に頼めますが、木製雨戸の修理は木を扱う作業であるため、大工、もしくは建具業者に依頼するのがベストです。