※複数のサービスメニューは受付できません。
※初回限定価格はイエコマを初めてご利用いただく際に、【1サービスにのみ適用】できる初回特典となります。
※戸建住宅向けのサービスとなっておりますので、集合住宅(アパート・マンション)、ビル、店舗、工場等の作業はお受けすることができません。
※上記料金は修理費用です。(部品などの代金は含んでおりませんので別途必要となります。)
※作業は居住部分に限ります。
※借家の場合、大家様の許可および立ち合いが必須条件となります。
※生産中止品の部品は入手できない場合があります。
※サッシの歪み具合により修理、調整不可です。
※傷や凹みの修理は対応不可です。
目次
窓の開け閉めがしにくい、隙間ができている、キーキーと音がする…ひょっとして、サッシの修理が必要かも?
毎日開け閉めをし、部屋の中へと空気を運ぶ通り道である窓。気が付くと何年、何十年とメンテナンスをせず、開け閉めをするときに力がいる、きちんと閉まらずに隙間ができてしまう、キーキーと音がしてしまうなどの不具合でお困りではありませんか?
このような不具合は、経年劣化が原因となり、どんな住まいであっても起こり得ることなのです。
窓の不具合を直すには、サッシの修理や部品の交換が必要です。さらに、定期的なメンテナンスを行うと、長く使い続けることができるのです。
毎日使う窓だからこそ、ストレスを感じずに開け閉めをしたいものです。
サッシの不調、何が原因なの?
経年劣化によって、開け閉めがし辛くなってしまう窓。
どんなことが原因で修理が必要になるのでしょうか?
戸車の不具合
窓が不調になってしまう原因のほとんどが、戸車の不具合です。
実は消耗品である戸車。開け閉めをしているうちに位置がずれてしまう、壊れてしまう、すり減ってしまう…などが原因で、窓そのものの開け閉めがしにくくなるのです。
戸車が不具合なまま使い続けると、サッシそのものが壊れ、窓がきちんと閉まらなくなってしまうかもしれません。
鍵の不具合
窓の開け閉めをする度に使うクレセンド(鍵)。経年劣化により、中の部品の壊れ、ビスや鍵が回る部分が緩くなる、などの不具合が出てきてしまいます。
鍵は、防犯面を考えるときちんとしておきたい部分でもありますよね。
完全に壊れてしまう前に、修理を行いましょう。
建て付けが悪い
レールとの隙間がなく開け閉めがしにくい、窓枠そのものが歪んでいる…などの不具合は、建て付けの悪さが原因かもしれません。
戸車には、建て付け調整用の穴があり、ドライバーやねじ回しを利用すれば高さを調整することができます。自分で上下に動かして調整することも可能ですが、一度外れてしまうと付け直すことが困難になります。
壊れた戸車を放置すると…
戸車は、とてもシンプルな造りで、壊れることはめったにありません。
しかし、毎日の開け閉めにより戸車が摩耗劣化して回転が悪くなり、徐々に戸の動きが重くなってしまうことがあります。
戸車の摩耗劣化はなかなか気付きにくく、動きが悪いまま使い続けると、サッシや窓本体が壊れてしまうことがあるのです。
戸の動きが悪くなったと感じたら、放置せずに戸車の交換を検討しましょう。
DIYでは困難?戸車の交換が難しいワケ
戸車は、造りがシンプルなので簡単に交換できると思われがちです。確かに、部品の交換自体は簡単ですが、交換までの段取りがかなり難しいのです。
交換部品が少ない
戸車の製品ライフサイクルは短く、4年前後でモデルチェンジされます。そのため、長年使っているサッシの部品は購入できない場合があります。
レールに合う戸車しか使用できませんが、専門業者でなければ見分けるのは困難です。
部品が手に入らない場合は、サッシごと交換しなければなりません。
不具合の理由が不明瞭
サッシの動きが悪い、ドアの開閉時にガタガタする、隙間ができるなど、レールの不具合はさまざまですが、原因が戸車とは限りません。
原因を特定せずに戸車を交換し、一時的に動きが良くなったとしても、またすぐに動きが悪くなってしまうでしょう。
また、サッシの不具合は、専門業者でなければ見分けるのは困難です。
サッシの取り外しが難しい
サッシの取り外しにはコツが必要です。取り外し方はメーカーによって異なります。
そのため、安易に取り外すと、取り付けができなくなってしまうこともあるのです。
サッシの種類によっては、分解しないと戸車を取り外せないタイプもあります。
こんな時はサッシを調整・戸車を交換するべき!
戸車を初めとするサッシの部品は、交換時期になってもなかなか気付きにくいといわれています。
以下のような不具合が生じた場合、調整・交換の検討をオススメします。
●引き戸が重たくなった
●鍵穴がズレ始めた
●サッシの端が床をこする
●隙間ができてしまい、きちんと閉められない
イエコマの窓の建て付け調整・サッシ修理
イエコマでは、サッシ全般について修理・調整・部品の交換をいたします。
施工料金は、
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で提供しており、
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お気軽にご相談ください。
窓(主に戸車交換)の調整・修理は防犯にも貢献する!
戸車やサッシなど、窓の調整・修理は、家の防犯性を高めることがあります。
警察庁の調査によれば、空き巣などの侵入窃盗で使われる出入り口の第1位は窓であり、全体の6割近くを占めています。
そして、侵入手段の第1位は無締まり、つまり鍵が閉まっていないところを探して侵入することであり、全体の5割近くに昇るのです。
侵入窃盗の侵入口 |
侵入窃盗の侵入手段 |
※引用元:「警察庁 住まいる防犯110番」
これは、窓の鍵を閉めずに外出すると、空き巣に遭う危険性が高くなることを意味しています。一刻も早く出かけなければならないとき、ガタガタして閉まりにくい窓を閉めるのは、とてもイライラしますよね。
「今日1日くらい開いていたって大丈夫だろう」と油断して、窓が完全には閉まっていない状態で出かけてしまうことも考えられます。しかし、そのような油断が空き巣を招くのです。
さらに、窓に不具合がある状態だと、そもそも鍵が閉められないこともあります。
戸車の位置や高さが合っていないと、サッシと窓が平行でなくなることで、きちんと閉められなくなることがあるのです。
家の財産を守るためにも、自宅の窓に何か不具合があったら、調整・修理を行うことをおすすめします。
戸車とは?
サッシにはなくてはならない戸車の役割と寿命について説明します。
戸車の役割
戸車とは、戸の開け閉めを滑らかにするために、戸の下もしくは上下に取り付ける小さな車輪です。
引き戸に戸車を付けると、滑りが良くなりスムーズに開閉できるようになります。
戸車の寿命
一般的な戸車の寿命は、3~4年程度といわれています。
引き戸は、ほとんどの住まいで毎日開け閉めされているでしょう。引き戸が開け閉めされるたびに、戸車は摩耗していきます。
もし、戸が開け閉めしづらくなったり、引っ掛かるように感じたりしたら、戸車の交換をオススメします。
戸車の種類
戸車は、用途に応じてさまざまな形状があります。使用する扉や窓によって、適切な戸車は異なります。
また、戸車とレールはセットで用いるため、交換前にレールの形状も確認する必要があります。
基本的には、従来の戸車と同じ種類のものを選ぶことになりますが、種類と特徴を確認しておきましょう。
戸車とレールの形状
戸車とレールは、セットで使用されます。
丸型・甲丸レール
丸型は、長きにわたって使用されている戸車で、甲丸レールと呼ばれる半円断面形のレール上を走ります。
平型・敷居
平型は、敷居などの溝の上を直接走るタイプの戸車です。レールはありません。
V型・Vレール
車輪部分とレールの断面がV字型なのが特徴で、レール部分を床に埋め込んで設置します。
戸車の材質
戸車の主な材質は、鉄、ステンレス、ナイロン、ゴムの4種類です。
鉄製戸車
鉄製戸車は最も幅広く使用されています。他の戸車に比べて強度があり、湿気に弱いという特徴があります。さびてくると、戸を動かすたびに音がするようになります。
ステンレス戸車
ステンレス戸車の最大のメリットは湿気に強いことです。そのためさびにくく、湿気の集まりやすい浴室やトイレなどの扉や窓によく取り付けられています。また、ステンレスは強度があるので、寿命も比較的長めです。
ナイロン製戸車
ナイロン製戸車は、車輪にナイロン樹脂をコーティングしたものです。ナイロン製戸車を使用している戸は、大きな音を出さないという特徴があります。湿気に強いものの、耐久性がそれほど高くなく、浴室の扉や窓によく使われます。
ゴム製戸車
ゴム製戸車は、最も音のしない戸車です。ナイロン製戸車よりも静かで、例えばリビングルームや室内の仕切りなど、動かしたときに大きな音を出したくない場所の戸に取り付けられています。
ただし、耐久性があまり高くないので、比較的早めの交換・修理が必要です。
戸車の機能
部屋の扉によって、さまざまな機能を持った戸車を使い分けなければなりません。
どのような機能を持った戸車があるのでしょうか。
調整戸車
調整戸車には高さを調整する機能があり、車輪の位置を上下に昇降させることができます。サッシの片側に固定戸車を、もう片方に調整戸車を使うことが一般的です。
高さの調節により、サッシのゆがみもある程度は改善可能なので、さまざまなサッシに使用されています。
固定戸車
固定戸車は、上下昇降機能のない最も一般的な戸車です。サイズが一定なので、そのまま取り付けることができます。
防音サッシ用戸車
防音サッシ用戸車は、サッシと外枠を密着させることのできる戸車です。騒音の発生する地域や風の強い地域で、サッシが動かないようにするために使われています。また、気密性や断熱性を高くするために、サイズが最小の戸車でもあります。
2連式戸車
戸車を2連にすれば、荷重を分散させることができます。戸車が通常のものよりも多いため、スムーズな開閉が可能です。
複層ガラスのサッシに用いられます。
戸車の軸受
軸受とは、軸を正確かつ滑らかに回転させるための部品です。一般にベアリングと呼ばれ、以下の3種類があります。
保油式
標準の戸車です。軸と車の間が常に潤滑油で満たされています。
ペアリング式
回転摩擦が少なく、他の軸受よりも高価です。
直受け式
網戸などに用いられる軸受です。摩擦は大きいものの、最も安価です。
戸車の交換・調整方法
戸車の交換・調整は、以下のように行います。
また、木ねじの穴が緩い際の対処法や、戸車の沈み込みの改善法などもまとめてあります。
調整方法
- 1.引き戸を外す
- まずは引き戸を外します。要領はふすまを外す時と同じです。
1人で行うと、引き戸が倒れてけがや事故につながる恐れがあるので、できれば2人で外しましょう。
引き戸の両端を持ち、上に持ち上げてから下側を手前に引くようにして、戸車をレールから外します。次に、引き戸を斜めにしたまま、上に付いている戸車をレールから外しましょう。
- 2.戸車の掃除
- 引き戸を外したら、戸車を掃除します。
戸車の寿命は3~4年といわれていますが、3年以内に動きが悪くなったとすれば、原因は戸車にたまったゴミや汚れかもしれません。
戸車にたまったゴミは、ピンセットや歯ブラシを使えばキレイに掃除できます。
掃除の後に戸車を確認し、摩耗していなければ油を差して回転を良くすると、開閉がスムーズになります。
- 3.戸車の高さを調節
- 掃除が終わったら、戸車を回してみましょう。戸車が揺れたり、音を出して回ったりする場合は、戸車の高さが合っていない可能性があります。よくある例として、戸車が沈み込んでいる、傾いているなどが挙げられます。
戸車の高さを調整するには、薄い板か厚紙を使用します。
戸車が沈み込んでいる場合は、薄い板を挟んで高さを調整しましょう。傾いているようなら、片側に薄い板を挟んで高さを均等にします。
- 4.ねじ穴が大きくなっていたら割り箸を埋める
- ねじ穴が大きくなると、ねじがうまく機能しなくなります。このような場合は、ねじ穴に割り箸を埋めましょう。
割り箸の先端を鉛筆のように細く削り、木工用接着剤を付けて穴に打ち込みます。その後、不要な部分を切り落とし、接着剤が乾いたら戸車を取り付けましょう。
通常の交換方法
- 1.引き戸を外す
- 戸車の調整と同じように、まずは引き戸を外します。
- 2.木ねじをドライバーで外して戸車を外す
- 木ねじをドライバーで外し、戸車も外します。古い戸車は外しにくいかもしれませんが、基本的には戸車を留めている釘を抜くと簡単に外せます。
この時、真っすぐに抜かないと再び打ち直さなければならなくなるので、注意しましょう。
- 3.レールがさびていたらレールも交換
- 引き戸が動かしにくい原因は、戸車ではなくレールの不具合かもしれません。戸車を交換する際は、同時にレールも点検しましょう。
レールがさびていたり、折れたりしていたら、交換が必要です。
- 4.新しい戸車をはめ込む
- 古い戸車を外した後、新しい戸車をはめ込んでねじで留めれば完成です。
木ねじの穴が緩い際の対処法
- 1.竹箸に接着剤を付けて穴に打ち込む
- 竹箸の先端に接着剤を付け、穴に打ち込みます。
- 2.不要部分をカッターで切り、乾燥させる
- 接着剤が乾いたら、平らになるように不要な部分をカッターで切り、乾燥させます。
- 3.新しい戸車を取り付ける
- あとは、キリなどで下穴を開けて新しい戸車を取り付けましょう。
戸車の沈み込みの改善法
ドアを動かすと擦れるような音がする原因は、多くの場合、戸車が沈み込みすぎているためです。
合板を挟んで高さを調整しましょう。左右どちらかに傾いている場合も、調整のために片方に合板を挟みます。
サッシの戸車交換方法
- 1.寸法を測る
- まず、戸車取り付け部の形式を確認します。サッシの戸車を交換する際は、正確な寸法を測らなければなりません。
サッシのメーカーが分かる場合は、使用している戸車を問い合わせてもいいでしょう。
- 2.取り換え用の戸車の位置合わせ
- 新しい戸車を入手したら、設置作業に入ります。高さ調整ねじを使って、戸車の高さが平行になるように調整します。
レールの取り換え方法
戸車と同時にレールも点検しましょう。さびていたり折れたりしていたら、新しいレールに取り換えます。レールにもさびに強いものや音の静かなものがあるので、取り換えたい場所に適した素材を選んでください。
- 1.ドライバーで古いレールを外す
- マイナスドライバーを使って、古いレールを外します。
釘がさびていて抜きにくい場合は、ペンチなどを使用します。
- 2.レールを外した箇所に印を付ける
- 長いレールを交換する時は、曲がらず付けられるよう、外した箇所に鉛筆などで印を付けておきましょう。糸を張ると、うまく印を付けることができます。
- 3.新しいレールを2cm程度の釘で打ち込む
- 新しいレールは、2cm程度の釘で打ち込みましょう。45cm間隔で、空いている穴に打っていきます。
この時、古い釘穴に打ち込んでしまうとレールがぐらつく原因になるので、新しい場所に打ち込むよう注意しましょう。
- 4.レールから釘頭が出ないようによくたたく
- 釘は、レール用の真ちゅう製をオススメします。釘頭が出ないようによくたたき、レールになじませましょう。
戸車の故障を防ぐメンテナンス方法
先述の通り、戸車の寿命は3~4年といわれています。しかし、実際にはサッシの動きが悪くなったことに気付かず、5年以上使用されていることがしばしばです。
定期的なメンテナンスを心掛けると、戸車の寿命を延ばすことができます。
戸車のゴミ取りと給油
まず、戸車は定期的に掃除しましょう。
戸車やレールに付着したゴミやほこりを取り除けば、戸車の動きがある程度よくなります。
掃除後、戸車の動きに問題がなければシリコンスプレーで給油しましょう。
戸車の高さの調整
戸車が摩耗すると、サッシ全体が下がったり傾いたりします。
上下調整機能付きの戸車であれば、調整ねじを回して正しい位置に合わせましょう。
高さを調整しても開閉の不具合が直らなければ、交換のタイミングです。