※複数のサービスメニューは受付できません。
※初回限定価格はイエコマを初めてご利用いただく際に、【1サービスにのみ適用】できる初回特典となります。
※戸建住宅向けのサービスとなっておりますので、集合住宅(アパート・マンション)、ビル、店舗、工場などの作業はお受けすることができません。
※お客様からの支給品(商品、部材、部品、材料等)による取付・施工は、トラブル防止のためお受けすることができません。
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※借家の場合、大家様の許可および立ち合いが必須条件となります。
目次
そのフローリング、そろそろ張り替え?
住宅に住み始めて10年以上経つと、そろそろフローリングの大規模なメンテナンスが必要になってくる頃。
特に床材は、日々の生活で上を歩いたり、物を置いたり、ある時は物を落として傷つけてしまったりと、受けるダメージが大きい部分です。
フローリングの寿命は、10~20年といわれており、定期的な張り替えが欠かせません。
気づけば、フローリングの変色、へこみ傷や引っかき傷、浮いたり剥がれたりしているなど、劣化していることもあります。
フローリングが受けるダメージ
- 日常生活でつくへこみ傷、引っかき傷、えぐれ傷
- 紫外線による変色、ひび割れ
- 水分による変色、腐食、浮き剥がれ
- 経年劣化によるきしみ、沈み
また近年は、和室の畳をフローリングに張り替えて洋室に変更する人も増えています。
フローリングには、使い勝手を重視したもの、風合いや手触りを重視したものなど、さまざまな種類があります。張り替えのタイミングで、自分の好みに合ったものを選びましょう。
床材の不具合を放っておくと・・・
床材の不具合を放っておくと、以下のような事態を引き起こしかねません。
- 床が抜ける
- 住宅の強度が下がる
床は、住宅の基盤となる部分です。不具合をそのまま放っておくと、床材全体の劣化が進行し、床が抜けることもあります。
最悪の事態を防ぐためにも、フローリングに以下の症状が見られるときは、張り替えを検討した方がよいでしょう。
- 歩くと床がきしむ、沈む
- 大きな傷や汚れ、浮き剥がれが目立つ
- へこみや割れがある
- 変色・腐食している
フローリング張り替え時期・タイミング
主に以下のような状態が見られたら、フローリングの張り替えをする時期です。
10年以上経っている
フローリングの寿命は、一般的に10~20年といわれています。10年以上経つと、日光で色あせたり日々の生活で傷がつき、新築当時のようなキレイな状態ではなくなっていることが多いです。
歩くと音が鳴ったり床が沈んだりする
歩くとギシギシ音がする、床板が沈む場合、以下の3つの原因が考えられます。
- 1.気温や湿度によって床板が伸縮している
- 2.経年劣化による乾燥によって、床材が反っている
- 3.根太(フローリングを下から支える土台の横木)や下地(フローリング材の下に敷かれる、ベニヤ板などの合板)など、床下が損傷している
歩くたびに床がきしんだり沈んだりするのは、気分が良くないですよね。
気にしない人もいるかもしれませんが、根太の激しい損傷が原因だった場合、床が抜ける危険もあります。
へこみ・傷・汚れが目立つ
何年も暮らしていれば、フローリングにへこみや傷ができたり、汚れがついたりするのは珍しくありません。
凹みや傷がいくつもあると目立ち、放置すると怪我に繋がる恐れもあります。暮らしの快適さや来客があること、安全性を考えれば、張り替えに踏み切るべきです。
ささくれや剥がれがある
ささくれや剥がれのある床は、裸足で歩くとけがをする恐れがあります。特に小さなお子さんやペットは危険です。
外観や快適さだけでなく、暮らす人の安全のために対策をすべきです。
フローリングの種類
フローリングには大きく2種類、複合(合板)フローリングと無垢フローリングがあります。それぞれのメリット・デメリット、価格の相場を見ていきましょう。
複合(合板)フローリング
※引用元:amazon.co.jp
複数の板を重ねて接着剤で貼り合わせ、表面に天然の木の薄い板を貼りつけたものです。ほかにも、表面に厚く切った木の板を貼ったもの、木目などの柄が印刷されたシートを貼りつけたものなどもあります。
メリット
・価格が安い。
・デザインや特性(摩擦に強い、床暖房対応など)のバリエーションが豊富。
・紫外線や熱、水、温度、湿度の変化による劣化や変形が起こりにくい。
・傷がつきにくい。
・水拭きが可能で、掃除などのメンテナンスが楽。
デメリット
・踏み心地が固く冷たい。
・時間の経過による変化を楽しむことができない。
相場価格
1㎡あたり3,000~8,000円です。
どういったデザイン・特性のものを選ぶかで価格が変わってきます。
無垢フローリング
※引用元:amazon.co.jp
天然の木材を加工し、1枚の板に仕上げたものです。
メリット
・素足で歩いても冷たくない。
・暑さや寒さ、部屋の湿っぽさや乾燥を和らげる。
・べたつきにくい。
・静電気が起きにくい。
・時間が経つにつれ味が出てくる。
デメリット
・価格が高い。
・湿度の変化などによって割れたり反ったりしやすい。
・汚れや傷がつきやすい。
・隙間が生じることがある。
・自然塗装のものは耐水性が弱く水拭きができない
・専用のワックスを定期的にかけなければいけないなど、メンテナンスに注意が必要
相場価格
1㎡あたり9,000~15,000円です。
使われている木の種類や加工方法などによって変わってきます。
クッションフロア
フローリングではないですが、床材としても使われるクッションフロアを紹介します。
クッションのような柔らかい踏み心地をしたビニール製のシート状床材です。
主にはキッチンなどの水回りの床に用いられてきたものですが、最近ではリビングなどでも活用されています。
メリット
・複合フローリングよりも安い
・水や食べ物をこぼしても簡単に拭き取れる
・滑りにくい
・デザインのバリエーションが豊富
デメリット
・素材が塩化ビニルであるため、安っぽく見える
・重い家具などを置くと跡がつきやすい
・時間の経過で、つなぎ目が剥がれたりへこみ傷ができたりなどして劣化していく
相場価格
1㎡あたり2,000~5,000円です。
デザインや機能によって変わってきます。
重ね張り専用フローリング材
古いフローリングの上に重ねて貼るためのフローリング材があります。通常のフローリング材より価格が安く、古いフローリングを剥がす作業がないことから、費用と手間を抑えてフローリングの見栄えを改善できます。
ただし、きしみや沈みなどの問題解決には向きません。上に板を重ねるだけなので、踏むと下の古いフローリングに衝撃が伝わり、重ね貼り前と同じようにきしんだり沈んだりします。
張り替え方法の種類
フローリングの張り替えの方法は、大きく2種類あります。
確実に問題解決「張り替え工法」
古い床をはがしてから新しいフローリングを貼る方法です。
メリット
・既存のフローリングを剥がす際に、下地(フローリング材の下に敷かれる、ベニヤ板などの合板)や根太(フローリングを下から支える土台の横木)の状態を確認できる。
・きしみや沈み、経年劣化などの問題を確実に解決できる。
デメリット
・費用と時間を要する(床下の状態などの条件によるが、6畳分の張り替えを業者に依頼した場合、工期は1日半~3日程度、費用は10~20万程度)。
安く手軽に「重ね貼り工法」
もともとあるフローリングの上に新しいフローリングを重ねて貼る方法です。
メリット
・素人でも比較的簡単にできる。
・古い床板を剥がす作業がないため、費用も時間も抑えられる。
デメリット
・古いフローリングを剥がさないため、下地や根太に何か問題があっても気づけない。
・フローリングの不具合の原因が下地や根太、経年劣化であった場合、施行後も床がきしんだり沈んだりする。
どの方法にするか|判断基準
張り替え工法か、重ね貼り工法か、張り替えるのではなく補修で済ませるか。
判断基準を見ていきましょう。
張り替え工法 | 家を建ててから約15年以上経っており、フローリングがきしんだり沈んだりする場合 |
重ね貼り工法 | 全体的に、傷・汚れ・割れ・剥がれなどが気になるから張り替えたい、 模様替えして気分を変えたい場合 |
補修 | フローリングの一部分の傷・汚れ・割れ・剥がれなどをどうにかしたい |
畳からフローリングへの張り替え
気密性の高くなった近年の住宅では、以前より和室の畳からダニが発生しやすくなったといわれています。
そこで、メンテナンスが容易なフローリングへと張り替え、和室を洋室に変更する住宅も増えています。
畳からフローリングに張り替えるメリットとデメリットを、それぞれ説明します。
メリット
畳からフローリングに張り替えるメリットは、以下の通りです。
- メンテナンスがしやすい
- 家具を置いても跡が付きにくい
- 他の部屋との段差がなくなり、バリアフリーになる
- 他の部屋のフローリングとひと続きになるので、空間が広くなったように感じる
デメリット
畳からフローリングに張り替えるデメリットは、以下の通りです。
- 足元が冷える
- 下階に物音が響きやすくなる
上記のデメリットが気になる場合は、張り替え時に床暖房を設置する、遮音性の高いフローリングにするなどの方法で解決できます。
畳のメンテナンスが面倒、和室が使いにくいなどと感じている方は、フローリングへの張り替えを検討してみましょう。
フローリングの張り替えは自分でできる?
フローリングの張り替えは、DIYでも作業可能です。
しかし、専用の道具が必要、作業に慣れていないと時間がかかる、下地処理などの複雑な作業が伴うなど、素人には困難な点も多いです。作業の仕方によっては、張り替え前より床のきしみがひどくなることもあります。
また、畳からフローリングへの張り替えには、床の高さの調整や周辺工事が必要となります。かなり手間がかかるので、面倒な方は「イエコマサービス:畳の張り替え・交換」もご検討ください。
少しでも作業が不安な場合は、必ず住宅のプロに依頼しましょう!
劣化したフローリングから新しいフローリングへの張り替え、畳からフローリングへの張り替え、両方ともイエコマにお任せください!
イエコマは、
現地調査・お見積りが初回限定で無料です。お問い合わせやご相談も年中無休で受け付けております!
「フローリングがきしんだり傷が目立つが、張り替えをするべきか」と迷ったら、お気軽にお問い合わせください。
DIYで(自分で)張り替える方法・コツ
自分なりのこだわりがある、大工仕事が好きな人は、自力で張り替える方法も選択肢の一つです。
自分で張り替える際に必要な道具、手順や注意点を確認していきます。
張り替える手順
必要な道具・材料
・のこぎり
・丸のこ(なくても可)
・バール
・ハンマー
・メジャー
・釘締め(なくても可)
・フロア釘
※引用元:amazon.co.jp
・専用の接着剤(木工用、床材用など)
・フローリング材
・幅木(壁と床の間に入る板)
・下地となるベニヤ板(下地も貼るのであれば)
方法
- 1.古いフローリングを剥がす
- 丸のこを使い、フローリングに4本の切れ目を入れます。床に四角形の穴を空けるイメージです。丸のこの刃の長さは、床材の厚さより2ミリ長いくらいが妥当です。
丸のこの代わりに手でのこぎりを動かして切れ目を入れる方法もありますが、電動の機械である丸のこを使う方法よりもかなりの時間と手間を要することになります。
切れ目を入れたら、バールを用いて剥がしていきましょう。
- 2.新しいフローリングを貼る
- 新しいフローリング材の裏にボンドを塗ります。その後、根太、もしくは下地の上に、部屋の隅からフローリングを貼りつけていきます。
固定には、フローリング釘・釘締め・ハンマーを用います。下地も貼るのであれば、フローリングの前に下地を貼る作業をしなければなりません。
最後の列の床材は、壁との間に3~5㎝、幅木を入れるための隙間をあけます。突き上げ(フローリングが盛り上がる現象)防止のためです。
必要に応じて、最後の列の床材はのこぎりでカットしましょう。
- 3.幅木を入れる
- 最後の列の床材と壁の隙間に幅木を入れ、釘やボンドで固定します。
張り替える際の注意
床下構造(フローリングの下)の確認
フローリングを張り替える前に、自宅の床下構造を確認しておきましょう。
戸建て住宅のフローリングの下は、以下の2パターンのどちらかです。
・根太貼り工法
根太(縦横に張り巡らされ、床板を支える横木)に、フローリングを直接貼りつける方法。
・捨て貼り工法
根太に下地(ベニヤ板などの合板)を貼りつけた上で、フローリングを貼りつける方法。
捨て貼り工法の場合、フローリングを下地ごと取り換える必要が出てくることもあります。自宅の床下構造がわからなければ、購入時・新築時に依頼した不動産会社や建築会社に問い合わせましょう。
フローリング材の特徴を確認する
フローリング材には、傷はつきにくいが防音性に欠ける、高級感はあるが傷つきやすいなど、それぞれの特徴があります。自分のニーズに合ったものが選べるよう、購入の際には特徴をしっかり確認しておきましょう。
段差ができないように注意する
たとえば、リビングの床だけを張り替える場合、床材の厚さが今までのものと異なると、廊下とリビングで床の高さが異なる事態が発生します。この時、廊下からリビングに入るところに段差ができるため、転倒の危険性が増し、見栄えも悪くなります。
床材を購入する際には、厚さにも注意を払いましょう。古い床材の厚さがわからなれば、家を購入した時お世話になった不動産屋さんや建築会社に問い合わせればわかります。
フローリングを張り替える際の注意点
一部だけ張り替えたい場合
フローリングを一部だけ張り替えるのは不可能ではありませんが、全部を張り替えるよりも難易度の高い作業となるため、業者にお願いするのが妥当です。
業者はリフォームではなくリペア(修理)のプロを選びましょう。
しかし、フローリングの一部だけ気になる箇所がある場合は、張り替えよりも補修をオススメします。
玄関などに段差がある住まいの場合
玄関などに段差がある住まいで、玄関に接するフローリングを張り替える場合、幅木(壁と床板の間に入れる横板)をどうするか考慮に入れなければなりません。
特に考えずに張り替えると、幅木に不自然な段差ができてしまう恐れがあります。
専門の業者であれば幅木に不自然な段差ができるのを防ぐ技術があるので、どのような形にするか、張り替え前に相談しておくのが無難です。
技術が必要な作業であるため、自分で張り替えから幅木の調整まですべてやろうと考えない方がよいです。
マンションの場合
マンションでフローリングを張り替える際には、まずマンションの管理規約を確認せねばなりません。個人的なリフォームを禁じている、使う床材に制限があるなどの場合があります。
賃貸物件の場合の借主の負担
賃貸におけるフローリングの張り替えの場合、まず貸主の許可を得なければなりません。
張り替えの費用は、条件によって借主が負担する割合が変わってきます。
負担が少なくなるケース
フローリングの傷みや変色などが、「経年劣化」または「通常損耗(通常通りの使用による消耗)」で起こったものであれば、張り替えは家主の負担となります。
また、借主の負担は住み始めてから時間が経てば経つほど小さくなります。
負担が大きくなるケース
引っ越し作業でできた傷、手入れや清掃を行ったためにできたシミ、ペットやたばこの臭い、家具によるへこみや跡などがあると、借主の負担が大きくなります。
一部だけの張り替えの場合
全面的な張り替えではなく一部だけの場合、借主が全額負担することとなるケースが多いです。
ペットでお悩みの場合
犬などのペットを飼っている家庭の場合、すぐに引っかき傷がたくさんつく、尿で床が汚れるなどの問題を抱えている人もいるでしょう。
無垢フローリングでは難しいですが、複合フローリングであればペット対策の施された床材があります。フローリングではありませんが、汚れても掃除がしやすいクッションフロアを選ぶ手もあります。
自分でペットに適したフローリング材やクッションフロアを探すか、業者に張り替えを頼む際に相談してみましょう。
床暖房がある場合
床暖房の熱に耐えられるフローリングでなければならないため、床暖房に対応した種類を選ばなければなりません。複合フローリングはもちろん、最近は無垢フローリングでも、床暖房対応のものがあります。
自分で張り替えるか、プロに頼むか
自分で張り替える場合と、プロに頼む場合のメリット・デメリットを見ていきましょう。
自分で張り替える場合
メリット
・安く済む。
・自分なりのこだわりを出せる。
デメリット
・技術的に難しく、重労働である。
・何らかの理由で途中で断念せざるを得なくなった場合(根太に深刻な損傷が見つかったなど)、結局業者を呼ぶことになる。
プロに頼む場合
メリット
・素人にはまねできないクオリティで仕上げてくれる。
・下地や根太に損傷があれば、対応してくれる。
・古い床材の撤去まで行ってくれる。
・張り替え後のトラブル対応などのアフターケアがある(業者による)。
デメリット
・費用がかかる。(費用は後述します)
DIYか業者…結局どちらがよいのか|判断基準
DIY(自分で張り替える)のに向いているのは、以下にあてはまる人です。
- 大工仕事が好き、やり慣れている。
- 体力に自信がある。
- 自分で張り替えるだけの十分な時間がある。
- のこぎりやバールなどの工具が家にある。
上記に一つでもあてはまらない人は、プロに任せるのをオススメします。
「とにかく安く済ませたいから張り替えは自分で」という考え方は危険です。体力も時間も相当かかるうえ失敗のリスクもあります。のこぎりやハンマーなどでけがをする恐れもあるのです。
フローリング張り替え業者の選び方
フローリングの張り替えを行ってくれる業者は大きく3つに分けられます。リフォーム会社(リフォームショップ)、ハウスメーカー、工務店です。
それぞれの特徴、メリット・デメリットを見ていきましょう。
リフォーム会社(リフォームショップ)
顧客からリフォームの依頼を受け、提携している他企業や子会社に依頼内容の工事を発注する下請け構造をとっている会社が主です。顧客と顔を合わせて見積もりや床材の相談をする人と、実際に工事を担当する人が異なります。
メリット
・大手であれば、ネームバリューや社会的な信頼がある
・わかりやすい見積もりやお得なパック、充実した保証制度が用意されている
・施行管理アプリなどのシステムが整っているため、価格や品質が安定している
・様々な作業がマニュアル化されているため、工事がスムーズに短期間で終わる(場所や広さで変わるが、半日~3日程度)。
デメリット
・同じ会社内でも、リフォーム知識の豊富さや工事を担当する大工との信頼関係の有無など、営業マンによって当たりはずれがある
・担当者が途中で変わってしまうことがある
・工務店に比べると料金が高め
・あらかじめ用意された規格があり、設計などで融通がききにくい。
ハウスメーカー
ハウスメーカーのなかには、住宅販売だけでなくリフォームも手がけている会社があります。リフォーム会社同様、下請け構造が主となっています。
会社内にリフォーム担当の部署があるか、同じグループ内のリフォーム専門の会社が下請けになっている場合が多いです。
自社の建てた住宅のリフォームしか受け付けないハウスメーカーもあるので、引き受けてもらえるのか依頼前に確認しておく必要があります。
メリット・デメリットはリフォーム会社とほとんど同じですが、加えて、家を購入した際にお世話になったハウスメーカーであれば優待制度を受けられるケースが多いです。
工務店
規模の小さい地元密着型が主です。人数によりますが、代表者も従業員も現場に出る場合が多いです。
メリット
・工事後のトラブルや修繕にすばやく対応してくれる。
・設計面などで融通がきく。
・比較的安く済む。
デメリット
・工務店によって技術力の差が大きい
・工務店ごとに工事後の保証制度や内容にばらつきがある
・数年後にトラブルが起きた場合、すでに工務店が廃業しており対応してもらえない場合がある
・大手リフォーム会社のようなマニュアルがないため、工事の途中で計画が変更されるなどして、工事が大幅に遅れることがある。
張り替えにかかる費用相場
一般的なリビングの面積は12畳(約20㎡/6坪)です。この広さのフローリングを張り替えると仮定して、ケース別の費用相場を確認していきます。
自分で張り替えた場合
張り替え工法
仮に、購入する床材を以下の「フロアリング ナラ材 JH305 12mm厚 6枚入り」とします。
床暖房対応などの特殊な機能性のついていない、比較的安価な複合フローリング材です。
1枚あたり0.55㎡のフローリング材6枚(合計3.3㎡)で税込み6,500円(2018年3月29日現在)のため、20㎡の部屋を埋めるために6点購入すると、合計39,000円です。
フロア釘やハンマー、丸のこなど、必要な工具をすべて買いそろえると、安めのものを選んでも、追加で10,000~20,000円は必要です。
重ね貼り工法
購入する床材は以下の「置くだけかんたん 東リ LAYフローリング ピタフィー 吸着式フロアタイル LPF521 LPF522 LPF531」とします。
安価で施行が簡単なタイプの重ね貼り専用フローリングです。
1ケース(24枚/3.24㎡)で税込み380円(2018年3月29日現在)のため、20㎡の部屋を埋めるために7ケース購入すると、合計2,660円です。
接着剤が不要なタイプのため、フローリング材をカットするカッターやはさみがあれば貼り付けられます。
業者に頼んだ場合
※以下に示す価格は、6畳分の張り替えと仮定しています。
- 大手リフォーム会社、ハウスメーカー:11~20万程度(下請け業者への仲介料も含める)
- 工務店:10万前後
工務店は、仲介料がかからない分リフォーム会社やハウスメーカーより安い傾向にあります。
張り替えの費用は、業者やフローリング材の種類、床下の状態などによって大きく変わります。機能性の高いフローリング材を選んだり、床下の損傷が酷い場合、張り替え費用が20万を超えることもあり得ます。
費用を抑えるには
DIYでも業者に依頼にしても、フローリング材に何を選ぶかで費用はかなり変わってきます。
安さにこだわるのであれば、複合フローリングの化粧シートタイプ(木目などの柄が印刷されたシートが表面に貼ってあるもの)を選ぶとよいです。