施工事例
I様邸スレート屋根にガルバリウム鋼板屋根の重ね葺き(カバー工法)施工事例
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I様邸スレート屋根にガルバリウム鋼板屋根の重ね葺き施工事例
I様邸にて、スレート屋根にガルバリウム鋼板屋根の重ね葺きを行った施工事例のご紹介です。
I様邸の屋根は、経年劣化により全体に塗装の剥がれや変色が見受けられました。
塗装の剥がれ、変色が生じた屋根は、防水性が失われているため水分を吸収しやすくなっており、藻や苔の発生、凍害を引き起こす原因となる場合があります。
更には、内部に水が染み込み、内壁にシミを作ったり、そこからカビが生えたりといったことも考えられます。カビは、健康被害を引き起こす恐れもあります。家の内部に被害が出てしまうと、大掛かりなリフォームが必要になりますので、屋根の劣化には早めの対処が大切です。
今回、既存の屋根材を撤去せず、その上からガルバリウム鋼板の屋根材をのせる「カバー工法」で施工を行います。
カバー工法は、屋根葺き替え工事に比べ、工期や費用を削減できたり、防音性や断熱性を高めたりするメリットがあります。
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1.まず、足場を組んでいきます。
I様邸は急傾斜の屋根になっているため、家の周りだけでなく、屋根足場も設置しました。
2.既存のスレート屋根にルーフィング(防水シート)を貼ります。
ルーフィングは屋根の下に敷かれているため普段は見えない建材ですが、屋根材の隙間などから侵入する雨水から家を守る役割を担っており、とても重要な建材です。
I様邸では、質の良い改質アスファルトルーフィングを使用しました。
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3.ルーフィングの上にガルバリウム鋼板を取り付けます。
ガルバリウム鋼板は耐久性が非常に高く、「何度も屋根のリフォームをしたくない」「一度屋根リフォームを実施したら長年手を加えずにすませたい」とお考えの方にオススメの屋根材です。

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4.玄関庇に張り付いていた蜘蛛の巣を綺麗に清掃しました。
高さがある屋根の清掃は怪我などの危険もあるため、プロにおまかせいただくのが安心です。
これで施工完了となります。
■ まとめ
スレート屋根は、約10年ごとの塗装で、30年〜40年程その耐久性を保つことが出来ると言われています。しかし、定期的なメンテナンスが難しい場合や立地条件の影響等で気が付いた時にはすでに劣化が進んでしまっている場合も少なくありません。
その場合には塗装が出来ないため、今回のようにガルバリウム鋼板でのカバー工法を推奨する事が多いです。
屋根の状態やお客様のライフスタイルに沿った施工をご提案いたしますので、少しでも気になることがございましたら、イエコマまでお気軽にご連絡ください。