施工事例
I 様邸スレート屋根重ね葺き(カバー工法)施工事例
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◼︎ I 様邸スレート屋根重ね葺き(カバー工法)施工事例
I様邸の屋根重ね葺き工事の施工事例です。
今回は、スレート屋根からガルバリウム鋼板に重ね葺きを行いました。
スレートの屋根材は扱いやすく、比較的安価なため、多くの一般住宅の屋根に使われています。
ですが、定期的に塗装が必要であったり、割れやすかったりと、耐久性が弱い一面があります。アスベストを含んだスレート瓦は耐久性に優れていますが、現在では生産が禁止されています。
そのため、スレートに代わってガルバリウム鋼板の屋根材が注目を浴びるようになりました。
ガルバリウム鋼板は、スレート屋根よりも耐久性に優れ、メンテナンス性がよい素材です。
金属屋根ですが、金属屋根の欠点である防錆性や防音性、断熱性なども補えるようになり、価格もスレートとそれほど変わらないことから、イエコマでもガルバリウム鋼板をおすすめしています。
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1、2.まずは、既存のスレートの上にルーフィング(下葺き材)を貼ります。
屋根の下地に水が浸み込まないよう防水する役割は、このルーフィング材が担っています。隙間ができないよう、下から上へ、重ねながら貼っていきます。
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ルーフィングを貼り終えたら、屋根材であるガルバリウム鋼板を取り付けていきます。
ニチハの横暖ルーフを使用しました。
木の板が見えているところには、棟板金を取り付けます(4)。
この板を棟板と呼びます。
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棟板金を取り付けて、施工完了です。
■ まとめ
今回の事例では、スレート屋根からガルバリウム鋼板屋根への重ね葺きを行いました。
スレ―ト屋根は軽量で安価ではありますが、定期的に塗装のメンテナンスが必要なこともあり、ガルバリウム鋼板への重ね葺きを検討されるお客様が増えています。
10年に一回ほど塗装を行う必要のあるスレートと異なり、メンテナンスフリーともいえるほどの長寿命の建材です。長期的な視点で見るとガルバリウム鋼板への重ね葺きは家のランニングコストを下げることにつながります。
イエコマではスレート屋根の点検、部分補修、重ね葺きなど、屋根に関するご相談を承っています。見積や相談は無料で行っておりますので、お気軽にご相談ください。