施工事例

太陽熱温水器撤去の施工事例


Before


After

太陽熱温水器撤去の施工事例

日光市在住のA様から太陽熱温水器の撤去の依頼がありました。

太陽熱温水器はシンプルなエコロジー器具です。まったくエネルギーを使うことなく、太陽の熱でお風呂などのお湯を沸かすことができる機器です。

オイルショックの頃に話題となり、1980年代に製品としての完成度が高まり普及が進みました。

現在ではあまり顧みられない製品ではありますが、エコロジーな器具としての実用性は高いものです。

太陽熱温水器の寿命はおおよそ15年程度です。普及が進んだ80年台、90年代に取り付けられた太陽熱温水器は現在ほぼ寿命を迎えてきています。そのためイエコマでは撤去の依頼を多くいただいております。

■ 施工内容

地域:栃木県日光市

施工内容:太陽熱温水器撤去

工期:3時間

■ 施工の流れ


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劣化が進み水漏れが生じている状況でした。
屋根から水が落ちてくるため、使用をあきらめて給水栓を閉めっぱなしにしていたものです。
古いものなので修理はまったく考えなかったそうです。


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手前にある集熱部を分解しておろします。
高所作業でもあり重量もあるので危険が伴います。
また、瓦を割らないように細心の注意をはらいます。かなり気をつかう作業です


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貯湯部を外しておろします。
また、ポリエチレンパイプ(給水管)も外して撤去します。


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撤去が終わった状況です。
太陽熱温水器の設置部分にたまっている汚れについてもできる限り取り除きます。

■ 職人さんからひと言

気温が35度を超えた日でした。屋根の上は瓦の照り返しでとても暑かったです。
作業自体はスムーズに終わりました。通常であれば太陽熱温水器の中には水があるので、撤去の際は瓦が濡れるものです。
瓦が濡れると滑ったりして作業の危険が増すので気をつかうところです。しかし、A様宅の太陽熱温水器には水が全く残っておらず、その意味では安心して作業ができました。

■ まとめ

太陽熱温水器を取り扱うメーカーも減少しており、故障しても部品が手に入らないことはよくあります。
そのため放置されている太陽熱温水器がたくさん存在します。しかし、放置することは好ましくありません。
A様宅のような水が入っていない太陽熱温水器は、軽いため台風などで強い風によって飛ばされる危険性があるのです。台風シーズンの前に撤去することをお勧めします。
またイエコマでは撤去だけではなく、古くなった太陽熱温水器の点検・メンテナンスを24時間365日受け付けています。
太陽熱温水器に関するお困りごとならぜひご相談ください。

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