施工事例

O様邸の太陽熱温水器撤去及び瓦交換の施工事例


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After

After

O様邸の太陽熱温水器撤去及び瓦交換の施工事例

O様邸の太陽熱温水器撤去と瓦交換の施工を行いました。こちらの屋根には2種類の太陽熱温水器が設置されていました。
太陽熱温水器は、太陽の熱を利用し、水を温めることができる機器です。
ガスや電気などのエネルギーを使うことなく、太陽の熱でお湯を沸かすことができる、地球に優しくエコロジーなシステムです。
日本で太陽熱温水器の設置が普及したのは1970~80年頃だと言われています。機器そのものの寿命は20年前後であるため、現在でも屋根の上に使用していない古い太陽熱温水器が乗っている家を見かけることもあります。

O様邸は瓦屋根であるため、太陽熱温水器の重量が原因で、ところどころ割れているところが見られました。割れた部分をそのままにしていると、中に雨水や砂ぼこりなどが入り込み、腐食の原因になってしまう可能性があります。割れた瓦を取り除き、新しいものに交換する必要があります。


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まずは、太陽のエネルギーを利用して水を温めてお湯に変える集熱器という部分の撤去から行っていきます。
足場は組むこともありますが、今回はハシゴを2つ使用して屋根の上に登ります。
太陽熱温水器は重量があるため、一度外し、出来るだけ分解して地上に降ろしていくのです。
足場の部分に架台が付いているため、こちらも一緒に撤去をしていきます。


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太陽熱温水器を支える架台を撤去して、太陽熱温水器の撤去は完了しました。


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太陽熱温水器を撤去すると、瓦が割れてしまっているのが分かります。
割れた部分を取り除き、新しい瓦に交換しました。

■ まとめ

太陽熱温水器の撤去と瓦交換を行いました。
太陽熱温水器を設置する場所は屋根の上であることがほとんどで、こまめな点検・メンテナンスはなかなか難しいでしょう。数年が経過しているうちに錆びてしまったり、コケが生えてしまったりすることもあります。
太陽熱温水器の重量は100~300キロあると言われています。これだけ重いものが乗っていると屋根に負荷がかかっている状態が常に続いているということになります。
そのまま放っておくことは、屋根の見た目にも耐震性にもよくありません。
使用しない期間が長いのであれば、出来るだけ早めに撤去することをおすすめします。

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