施工事例

T様邸漆喰補修の施工事例


Before


After

T様邸漆喰補修の施工事例

屋根の点検とメンテナンスをご依頼いただいたT様は、以前から台風の予報を聞くたびに、普段は見えない屋根のことを気にかけておられました。
入ってくる新聞の折り込みチラシの被害写真などに目を留めて心配しておられたのです。
そこで業者を選定しておられたところ、以前に屋根のリフォームを行なった会社の同僚から話を聞き、その方からの紹介を受けてこのたびご縁をいただけた運びとなりました。
その結果、瓦そのものに異常はないものの、瓦に接着しそれを支えている漆喰に劣化やひび割れなどの異常が見られ、そのまま放置しておくと雨水の侵入が見込まれるため、修理されることになりました。

隅棟の瓦を外したところ、ところどころ漆喰にひび割れが入っていました。多分、雨水の侵入があったことでしょう。漆喰を塗り替える必要がありました。そこで隅棟の塗り替えを行ないました。瓦にしっかりと食い込んで塗られており、乾燥次第ここに棟瓦をかぶせれば出来上がりです。


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様々な個所に漆喰のひび割れが見られました。隅棟だけでなく屋根の一番上の棟(1)にもひびが入っていました。また棟から隅棟に降りる接続箇所の瓦を外すと、そこの漆喰にもひびが入っていました(2)。さらに瓦の一部が屋根の谷に落ちかけているのが見られたので、その下をのぞいて見たところ、案の定、漆喰の欠落が見られました。


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隅棟と、また隅棟と棟の接続部に新しい漆喰が塗られました(3)。この接続部は特に雨水が侵入しやすいところですから丁寧に仕事が施されました。その後に瓦が載せられてビスで頑丈に止められ、そのビスの上に防水のため瓦と同系色のコーキングが施されました(4)。


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棟(5)も隅棟(6)も綺麗にまた頑丈に漆喰が塗られ瓦がかぶせられました。漆喰が瓦にしっかりと食い込んで密着しており、もう雨風に打たれても平気です。これからも家をしっかりと守ってくれることでしょう。

■ まとめ

それにしても日本瓦には白い漆喰がとてもよく似合いますね。
漆喰は古くから世界の至る所で屋根や外壁に用いられてきた天然素材の接着剤または塗装材です。耐水性や耐久性に優れていて施工が柔軟であることから建築資材としては未だに欠かせないものとなっています。地中海地方の真っ白な建物の外壁のみならず、わが国でも、小江戸あるいは小京都と呼ばれるような古い街並みを歩くと日本瓦の屋根やまた土蔵などに多用されています。昔の武家屋敷や遊郭跡などにみられる黒い塀に白いコントラストの斜め縞網目模様などの小粋さは、単なる建築資材の域を超えて、芸術的な風情をさえ醸し出しています。
今では日本人だけでなく、外国のお客様からも高い評価を得ているようですね。

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