太陽熱温水器は定期メンテナンスが必須
屋外に設置され、常に風雨にさらされている太陽熱温水器。 それだけに、不具合が発生しやすいのが実際のところです。
しかも、装置は屋根の上など、普段目にしないところに設置されているため、知らないうちにパイプから水が漏れていた、配線に異常が起きていた・・・というケースも少なくありません。
エコを目的としているのに、かえって水道代や電気代がかさんでしまっては、笑い話にもなりません。場合によっては、漏れ出した水で屋根などが汚損することもあります。 エコで便利な太陽熱温水器の能力を最大限発揮するためにも、定期メンテナンスを必ず行いましょう。
使わなくなった太陽熱温水器は放置しておくと危険
太陽熱温水器を導入したものの、持て余してしまって結局故障したまま使わなくなった・・・というご家庭も少なくありません。 しかし、使わなくなった機器をそのまま放置しておくのはたいへん危険です。
まず、ソーラーシステムは100~300kgほどの重量があるため、常に家屋に大きな負担がかかっている状態です。
もし地震や台風などで装置が落下したら、大きな事故になりかねません。また、水漏れや漏電のリスクも常に抱えている状態でもあります。しっかりと修理・点検して利用するか、自宅に不要だと考えるのであれば、撤去してしまうことをおすすめします。 リスクだけをいつまでも背負っている必要はないはずです。