ちゃんと知ってる? お正月飾りの正しい処分方法とは

お正月の時期になると、玄関先にお正月飾りを飾っている家をよく見かけますよね。お正月飾りを見るだけで「お正月が来た」という雰囲気を感じることができます。
お正月飾りには、心身ともに元気で新たな一年を過ごせますように、という願いが込められています。

しかしこのお正月飾り、皆さんはどうやって処分していますか? 広く知られてはいませんがこのお正月飾りには適正な処分方法があるのです。

縁起物とはいえ、飾った後粗末に扱うとこの一年の運勢に思わぬ影響があるかもしれませんよ! この記事ではお正月飾りを飾れる期限と、適正な処分方法を紹介します。

目次

 

1、お正月飾りって?

お正月飾りとは門松やしめ飾り、鏡餅などを指します。そして、それぞれのお正月飾りにはちゃんと意味が込められています。

例えば、門松や注連飾りには新しい一年を健康で過ごせる所謂魔除けの意味があります。鏡餅は新しい年に来るといわれている年神様へのお供物という意味が込められています。

門松と注連飾りは玄関に、そして床の間や神棚には鏡餅が置かれます。

門松や注連飾りは高価になりますので、一般家庭で飾っているケースは少ないかもしれません。一方、鏡餅はスーパーなどで数百円で売られています。そのため、門松や注連飾りと比べると軽い気持ちで購入できるお正月飾りと言えるでしょう。

また、都会ではマンション暮らしの方が多く、大掛かりな正月飾りを玄関に置くことが物理的に不可能な家庭もあります。しかし都会から一歩離れた郊外になると、注連飾りや門松を飾っているご家庭も見られます。

2、お正月飾りは松の内まで!

新年を象徴するお正月飾りは、一体いつからいつまで飾っておくべきなのでしょうか。毎年適当にやっている、という方もご家庭も多いかもしれません。

でも、お正月飾りを飾りつける期間は実はしっかりと決まっているのです。それは12月28日~1月7日です。

年越し前から飾り、それから約10日後の1月7日までが通常期間となります。年明けから1月7日までは「松の内」と呼ばれる期間で、それまで年神さまをまつることが慣わしとなっているのです。

しかし面白いことに、この「松の内」も地方によって期間が異なる場合があります。関東地方ですと通常1月7日までが松の内となりますが、関西地方になるとこれが1月15日までになります。

このように若干の相違はありつつも、正月飾りは各地域の松の内の期間内で飾りつけることが習わしとなっています。

ちなみに、松の内という名前は玄関に門松が置かれている期間ということが由来となっているようです。
現在お住いの地域における松の内期間がわからない方は、古くから住まれている方にその地域の松の内期間を聞いてみるとよいでしょう。

3、3つのおすすめ処分方法

お正月飾りは、取り外した後は処分します。いつまでも飾っておいたり、同じお正月飾りを何年も使いまわしにしたりする、ということはないようにしましょう。

しかし、縁起ものですのでいざとなると捨てづらいものです。ついさっきまで玄関に飾り付けしていた大切な正月飾りを、お役目が終わったからといってゴミ同様にポイッと捨てられる人は少ないはず。

では、正月飾りはどのように処分すればよいのでしょうか。3つの方法を紹介します。

①お清めして神社で処分

役目を終えたお正月飾りはまず塩でお清めします。お清めの仕方は正月飾りを神の上に置き、塩を左・右・中央の三回に分けてふりかけること。これでお飾りは清められたこととなります。

そして清めた後は神社へ行きお正月飾りを引き取ってもらい、処分してもらうのです。この時、せっかく神社へ行くのですから併せてお参りをし、一年の健康をお願いすることをおすすめします。

②お焚き上げ、どんど焼きで処分

1月15日に「どんど焼き」や「お炊き上げ」などが行われている地域にお住いの方は、このイベントに参加して正月飾りを一緒に焼いてもらいましょう。
これらのイベントは役目を終えたお正月飾りを燃やす火祭りですので、安心して処分することができます。

③自分で処分する場合

都心にお住いですと近所に神社もなければどんど焼きもない…という方が大勢いらっしゃいます。こういった方はお正月飾りをご自分で処分しなければいけません。

しかし密集した自宅地の場合には、庭で火を扱うのは危険ですし、マンション暮らしの方は火災報知器が反応して大ごとにもなりかねません。

ご自分で正月飾りを処分する場合はまず塩でお清めをした後、他のゴミとは袋を分けてごみ捨て場に出すことが正しい処分方法とされています。

他のゴミと袋を別にするところが、お正月飾りへの配慮が感じられますね。

4、まとめ

このようにお正月飾りには、飾りつける期間と適正な処分方法があります。今まで知らずに一般のゴミと一緒に捨てていた方、今年から意識を変えてしっかりと期間内に飾り付けを行い、適正に処分してみては如何でしょう。さらに心地よい一年のスタートを切れるはずですよ。

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