網戸が外れるのは外れ止めの故障が原因かも!網戸に合う金具を選ぼう

ご自宅の網戸に「ガタガタして開閉しづらい」「よく網戸が外れる」などの不具合はありませんか。その場合、網戸を固定するための外れ止めが壊れていることが多いです。

外れ止めを交換する方法まで網羅します。

外れ止めの交換は、金具選びがポイントです。外れ止めの故障が疑われる場合は、この記事を参考に、外れ止めの購入・交換を行いましょう。

こんな状態は網戸の外れ止めが壊れている?

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網戸の外れ止めが壊れると、網戸が脱落しやすくなります。網戸の外れ止めとは、網戸の左右の上部に付いている部品です。網戸の枠とサッシの枠を固定する構造になっており、振動や強風などで、窓枠から網戸が外れないように押さえるのが役割です。

以下のような場合は、外れ止めが壊れていたり、外れ止めが解除されていたり(ネジが緩んで外れ止めがスライドし、ロックがかかっていない状態)する可能性があります。外れ止めがきちんと機能しているかチェックしましょう。

  • 風が通り抜けると、網戸がガタガタする
  • 強風にあおられて網戸が外れた
  • 網戸がスムーズに開閉できない
  • 網戸を開閉するときに外れることがある

網戸の外れ止めの選び方

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外れ止めが壊れていて新しいものと交換する場合、幅や高さが合わない外れ止めを選ぶと、サッシにうまく取り付けることができません。網戸に合った外れ止めを選ぶことが大切です。

網戸の外れ止めは、その網戸のメーカーが作った純正部品を選びましょう。
まずは自宅の網戸の右上に貼られている型番シールをチェックして、メーカーと品番を確認します。そしてメーカーの公式サイトなどで、当該品番の網戸に取り付け可能な外れ止めを調べましょう。

網戸の主要メーカー別に、外れ止めをチェックできるサイトを紹介します。

三協アルミ

三協アルミは網戸やサッシの他に、玄関ドアやカーポート、インテリア建材などを開発・製造する総合建材メーカーです。

三協アルミの網戸の外れ止めはコチラ

YKK AP

YKK APはファスナーの製造をするYKK株式会社のグループ企業。網戸やドアの他にも、バルコニーやカーポート、インテリア建材などの製造・販売しています。

YKK APの網戸の外れ止めはコチラ

LIXIL

網戸やサッシの他にも、キッチン、トイレ、浴室、床材など、建材や住宅設備機器を幅広く開発・提供するメーカーです。2011年にトステム、INAX、新日軽、サンウエーブ工業、東洋エクステリアの5社が統合して誕生しました。

LIXILの網戸の外れ止めはコチラ

網戸の外れ止めの購入先と価格帯

網戸の外れ止めは、メーカーの公式サイトやホームセンター、ネットショップなどで購入できます。ただしホームセンターの場合は、店舗によって網戸に合う外れ止めが販売されていない可能性もあるでしょう。

外れ止めは左右に設置する2個セットで販売されていることが多いです。価格帯は600~3,000円程度で、1,000円前後で販売されているものが多いです。

網戸の外れ止めの交換方法

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網戸の外れ止めの交換方法は、以下のとおりです。新しく交換する外れ止めと、プラスドライバーを用意しましょう。

1.外れ止めを解除して、網戸を取り外す
2.外れ止めの金具を網戸から取り外す
3.新しい外れ止めを網戸に挿し込み、ネジを緩く締める
4.網戸を取り付けて、外れ止めで固定する

 

以下にそれぞれの手順をくわしく解説します。

1.外れ止めを解除して、網戸を取り外す

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外れ止めは網戸上部の左右にあります。プラスドライバーを使ってそれぞれの外れ止めのネジを緩め、下にスライドさせて外れ止めを解除しましょう。次に網戸を両手で持ち上げて、室外側に押し出せば、レールから外すことができます。

2.外れ止めの金具を網戸から取り外す

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古い外れ止めの金具を網戸から取り外します。プラスドライバーを使って金具を上方向に押し出すと、簡単に外れ止めを外すことができるでしょう。

3.新しい外れ止めを網戸に挿し込み、ネジを緩く締める

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新しい外れ止めを上部から差し込み、ネジを緩く締めます。この後、網戸をセットしたときに外れ止めのネジはしっかり締めるため、この時点ではネジをきつく締めすぎず、少し余裕をもたせるのがポイントです。

4.網戸を取り付けて、外れ止めで固定する

網戸を両手でしっかり持ち、レールに網戸の上部をはめ込んでから下部をはめ込みます。左右の外れ止めを上にスライドさせて、外れ止めのネジをしっかり締めたら完了です。

まとめ

網戸の外れ止めが壊れると、網戸が脱落しやすくなります。振動や強風などで窓枠から網戸が外れないように、壊れた場合は新しいものと交換しましょう。

外れ止めを取り替える場合は、使用している網戸に合った外れ止めを選ぶ必要があります。自宅の網戸のメーカーや品番を調べて、幅や高さが合う、取り付け可能な外れ止めを選びましょう。

外れ止めを交換しても、網戸の歪みや戸車(網戸の底に付いている車輪)の破損などが原因で、網戸がスムーズに開閉できないケースもあります。自分で原因を判断できない場合は、網戸のメンテナンスをプロに頼るのがおすすめです。

住まいのトラブルを解決するイエコマでは、『網戸の建て付け調整・サッシ修理』サービスを承っています。経験豊富な職人が網戸の不具合の原因を特定し、建て付けを調整いたします。
さらに「網戸の張り替え」サービスも行っており、1枚あたり1,100円(6枚まで)で交換可能です。網戸のメンテナンスをしたい方はどうぞお気軽に、イエコマへお問い合わせください。

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