戸建てにも対応!宅配ボックスの自作方法から本格導入まで徹底解説!

宅配サービスも充実し、ネット通販が飛躍的に便利になりました。
しかし、忙しく働いていると休日も留守にすることが多く、受け取り出来なかったこともあるでしょう。
休日に受け取りができないと、平日などすきを見て再配達をしてもらうわけですが、意外と面倒です。
接待ゴルフなどで休日が埋まりやすいのに、すっぽり空いた休日に時間指定を待たなければいけないのは「ストレス」以外のなにものでもありません。
親に頼む、妻に頼む、ときには子供に頼むなども考えられなくはないですが、不安が残ることもあるでしょう。

そもそも、自分でしっかり受け取りたい荷物だってときにはあります。受け取りの問題を解決したいのであれば「宅配ボックス」の活用を検討してみましょう。
宅配ボックスというと、マンションや駅などに設置されているのが一般的ですが、実は「戸建て」でも活用できます。

この記事では、宅配ボックスの設置方法について、詳しく解説しています。
簡易的なものでよいのであれば、自作で宅配ボックスを設置することで、コストをかなり下げることができます。
やっぱり安心を取りたいということであれば、プロに設置してもらうのがベストです。

  • 宅配ボックスの種類
  • 宅配ボックス(簡易式)を自作する方法
  • 宅配ボックス(簡易式)の問題点
  • プロに宅配ボックスを設置してもらったときの詳細

にわけて、ひとつひとつ解説していますので、参考にしていただければ幸いです。

宅配ボックスの種類と特徴

宅配ボックスの種類には、大きく分けて、暗号式宅配ボックスと、電子式宅配ボックスの2種類があります。
※自作する簡易式は、どちらにも含まれません。
それぞれについて、使い方や特徴を詳しく確認していきます。

暗号式宅配ボックス

機械式(もしくは旧式)宅配ボックスともいわれます。
シンプルな構造になっており、コインロッカーのような感覚で使うことができます。

暗号式宅配ボックスの使い方

暗号式宅配ボックスの使い方は、以下のような流れになります。
特に難しいことは必要がなく、だれでも簡単に使うことができます。

  1. 宅配業者が荷物を暗号式宅配ボックスに入れる
  2. 宅配業者が受け取りなどの処理をする
  3. 表示された暗号(暗証番号)を宅配業者が不在表などに記載する
  4. 暗号式宅配ボックスがロックされる
  5. 通常の郵便受けに暗号(暗証番号)が記載された不在表などが投かんされる
  6. あなたが暗号(暗証番号)を入力して、荷物を受け取る

暗号式宅配ボックスの特徴

以下は、暗号式宅配ボックスの特徴をまとめた表です。

項目 暗号式宅配ボックス
使いやすさ ★★★★★
(ダイヤルロックさえわかれば、子供でも使える)
価格(初期コスト) ★★★
(簡易式よりは高いが、電子式よりは導入しやすい)
メンテナンス ★★★★★
(ほぼメンテナンスフリー)
セキュリティ ★★★
(盗難などの恐れがある)
実用性 ★★★
(使用を敬遠する宅配業者もいる)

・使いやすさ
かなり使いやすいといえます。
暗証番号のとおりにダイヤルなどを回してセットすれば、だれでも簡単に受け取りができます。
数字さえ読めれば、小学生でも使えるでしょう。
配送業者からしても、とくに難しいことはなく、すんなりと使用することができます。

・価格
後ほど紹介する簡易式(自作など)に比べると高いですが、電子式に比べれば安いです。

・メンテナンス
メンテナンスの必要性はほとんどありません。
定期的に部品の交換が必要になるほど摩耗することも考えにくいです。

・セキュリティ
セキュリティに若干の不安があります。
基本的には「暗証番号」を不在表などに記載して、ポストに投函してもらいます。
見たことがあると思いますが、不在表がポストから飛び出していることは、それなりにあります。
また、手の小さい方や道具を使えば、ポストの中身は簡単に取り出せます。

・実用性
実用性は十分にあります。
ただし、宅配業者によっては使用拒否していることもあるので注意が必要です。
使用を拒否している主な理由には、受け取りトラブルや盗難の可能性があります。

電子式宅配ボックス

最近では主流になりつつあるのが、電子式宅配ボックスです。コンピューター式宅配ボックスともいわれています。
電子式宅配ボックスのなかには、

  • タッチパネル式
  • 液晶ガイダンス式
  • ネットワーク接続式

などがあり、暗号式宅配ボックスに比べると、機能が豊富になっています。

特徴的な機能としては、

  • サポートセンター(24時間)とつながっていて、その場でトラブルの対応ができる機能
  • インターネットを通じて、その場でカギが発行される機能(別途ICキーなどを併用)
  • 使い方をナビゲーションしてくれる機能

などがあげられます。

電子式宅配ボックスの使い方

種類によって操作方法は異なります。とはいえ、ダイヤル式とそれほど違いはありません。
どちらかというと、セキュリティ面が向上しつつ、操作性も維持している傾向にあります。

電子式宅配ボックスの特徴

以下は、電子式宅配ボックスの特徴をまとめた表です。

項目 電子式宅配ボックス
使いやすさ ★★★★
(極度に機械が苦手だと、操作できないことも)
価格(初期コスト) ★★
(もっとも初期コストがかかる)
メンテナンス ★★★
(システム、液晶などの定期的なメンテナンスが必要)
セキュリティ  ★★★★★
(セキュリティは非常に強固)
実用性 ★★★★★
(宅配業者も安心して使えることが多い)

・使いやすさ
使いやすいといえます。
操作方法がわからない場合でも、電話やナビゲーションなどによって、その場でサポートを受けることも可能です。
極度に機械が苦手な方でない限り、すぐに対応できます。

・価格
もっとも導入コストが高いです。

・メンテナンス
メンテナンスについては、システムや液晶などに、定期的に費用がかかります。

・セキュリティ
セキュリティは、もっとも高いです。
宅配ボックスおよびパネルの操作で、荷物を受け取ったことをメールで知らせるシステムなどが導入されているものもあります。
盗難などの心配は極端に少ないでしょう。

・実用性
細かいところまで対応ができるので、宅配業者にとっても安心して使うことができます。
郵便物の受け取りや業者対応の幅など、総合的に考えて、もっとも実用性が高い宅配ボックスです。

マンションに設置されているタイプ

マンションに設置されているタイプは、暗号式宅配ボックスや電子式宅配ボックスです。

暗号式宅配ボックス

築年数が15年前後の分譲マンションで、よく見かけるタイプです。
最近では、セキュリティに力を入れている賃貸マンションにも設置してることが多いです。

電子式宅配ボックス

最近では、高級分譲マンションで、導入されていることがあるようです。
セキュリティがとても優れているので、差別化につながります。

戸建てに設置されているタイプ

戸建てに設置されているタイプは、簡易式宅配ボックス(自作など)、暗号式宅配ボックス、電子式宅配ボックスです。

簡易式宅配ボックス(自作など)

戸建てに設置されている宅配ボックスの中には、自作(DIY)したものが多く見受けられます。
コストもかなり安く導入できるので、手軽さから人気を呼んでいるようです。
ただし、問題点なども山積みなので慎重に検討してください。(※詳細は後述します。)

暗号式宅配ボックス

戸建てに設置されている宅配ボックスとしては、主流といえます。使いやすさ、価格(初期コスト)、メンテナンスコスト、セキュリティ、実用性など、どれをとってもバランスがよいです。

電子式宅配ボックス

戸建てに設置されていることは、稀です。
セキュリティに相当なコストをかけてもいい、万全のセキュリティにしておく必要があるという方以外、選ぶことはないでしょう。

駅などに設置されているタイプ

駅などに設置されているタイプは、電子式宅配ボックスです。

電子式宅配ボックス

駅など不特定多数が行き来する場所では、セキュリティが最重視されます。
ですので、価格(初期コスト)やメンテナンスコストがかかったとしても、使いやすさに加え、セキュリティや実用性が高い電子式宅配ボックスが採用されます。

宅配ボックス(簡易式)を自作する方法

工具

宅配ボックス(簡易式)には、デメリットもありますが、手軽に導入できることから、自作設置をするケースが増えています。
作り方や注意事項について、解説します。

事前準備(設置可能なところを調べる)

まずは事前準備として、設置可能なところを調べてください。
設置可能なところを調べるときには、建築基準法に関する注意、宅配業者への確認、宅配業者への配慮を意識しましょう。

建築基準法に関する注意

建築基準法には、「住室の床面積の合計が100㎡をこえる階の廊下幅は、1.2m以上(片側だけに居室がある場合)開けておく必要がある」という規定があります。宅配ボックスを設置するところは「玄関」だと思いますが、1階に位置しているのが普通でしょう。ですので、1階の床面積が100㎡(30.25坪)を超えている場合には、注意が必要です。

仮に、玄関の幅が1.6mだったとします。この場合、1.2m以上の空間を確保する必要があるので、
実質「1.6m – 1.2m = 0.4m」となり、
設置できる宅配ボックスの幅は0.4m(40cm)までとなります。

宅配業者に対応可能か確認をする

大変重要なことですが、宅配業者に対応してもらえるかどうか確認を取ってください。確認を怠ると、せっかく設置しても「使えません。」で一蹴されてしまいます。かならず具体的な内容を伝えて、使ってもらえるかどうか確認してください。

宅配業者にわかりやすいところに設置する

宅配ボックスを設置する場所は、宅配業者にわかりやすいところにしてください。せっかく設置をしても、宅配業者が気付かなかったら、いつもと変わらず不在票が投かんされます。
自分のためだとも思って、気付きやすいところに設置するようにしてください。

宅配ボックス(簡易式)の自作で用意するもの

宅配ボックス(簡易式)をつくるには、以下のものを用意しましょう。

格納ボックス

格納ボックスには、布製ボックス、プラスチック製コンテナ、金属製コンテナなどがあります。
どれを使ってもいいですが、良し悪しがあるので、注意してください。上に行くほど価格が安いですが、セキュリティは弱くなります。(※といっても、もともと簡易式宅配ボックスのセキュリティはとても弱いです。)

南京錠

南京錠は、可能な限り強固なものにしてください。
簡易式宅配ボックスのセキュリティを強化するものは、南京錠と金属ワイヤー(後述)しかありません。
ただし、設置する格納ボックスに対応可能な南京錠であることも忘れないでください。太すぎて通らないのでは、本末転倒です。

金属ワイヤー

金属ワイヤーは、できるだけ太いものを選びましょう。細い金属ワイヤーは、道具さえあれば簡単に断ち切ることができます。
自転車(ロードバイク)の盗難が一時期流行りましたが、細いものは本当に簡単に切れます。数分あれば十分なので、警戒させるためにも、できるだけ太いものを用意してください。

印鑑(認印)

受け渡しの処理をしてもらうための印鑑(認印)を用意してください。シャチハタで十分です。

宅配ボックス(簡易式)の自作にかかる費用

以下は、費用をまとめた表です。

用意するもの 費用
格納ボックス 1,500円~10,000円
南京錠 500円~3,000円
金属ワイヤー 1,000円~2,000円
印鑑(認印) 100円~1,000円
総費用 およそ3,000円~15,000円

各用品について、どのようなものを用意するかによって変わりますが、「およそ3,000円~15,000円」で準備できます。

宅配ボックス(簡易式)の作り方

簡易式宅配ボックスの作り方は、以下の流れになります。

1.コンテナを準備する
コンテナを準備します。設置する場所に合わせたものを用意しましょう。
2.コンテナに南京錠をセットする
コンテナの開閉部に南京錠をセットします。プラスチック製コンテナの場合には、壊れないように注意を払いながら、取り付け部を削ることも可能です。ただし、もろくなるので注意してください。
3.コンテナ内部に印鑑(認印)を設置する
受け取りができるように、コンテナ内部のわかりやすいところに印鑑(認印)を設置します。印鑑(認印)を設置した横に張り紙などをしておくと親切です。
4.コンテナを設置する
コンテナの準備が終わったら、設置するところに置きます。開閉、荷物の出し入れなどをしてみて、問題がなければOKです。
5.コンテナを金属ワイヤーで固定する
コンテナの周囲に柱、柵、扉、金属の輪などを探します。(※なければ設置する)
コンテナの裏側や側面などを利用して、金属ワイヤーで固定物とつなげます。見た目や使い勝手に問題がない程度に、厳重に括り付けてください。セキュリティの要といっても過言ではありません。
6.コンテナ上部に使い方および注意書きを張り付ける
宅配業者向けに使い方や注意書きを用意して、コンテナ上部に張り付けてください。

宅配ボックス(簡易式)の問題点

頭を抱える人

宅配ボックス(簡易式)は、手軽に導入できますが、問題点が多いです。とくに「セキュリティ」については、非常に弱く、宅配ボックスとしては致命的ともいえます。
以下に、宅配ボックス(簡易式)の問題点を挙げます。宅配ボックス(簡易式)の作り方について解説したものの、設置をおすすめできるかというと「NO」です。

盗難のリスク

宅配ボックス(簡易式)のセキュリティ対策には、南京錠と金属ワイヤーしかありません。プラスチック製の格納ボックスを活用した場合、道具さえあれば、鍵の取り付け場所から簡単に破壊できます。
また、金属ワイヤーも工具を使用することで簡単に切ることができます。「盗んでください」といっているようなもので、戸建てのようにオートロックの玄関がないような建物には、正直、向いていません。

すり替えのリスク

すり替えといわれても、いまいちピンと来ないかもしれません。
手口としては、以下のような流れです。

  1. 同じ格納ボックス(見かけ)を用意する
  2. 金属ワイヤーを部分的に断ち切る
  3. 本物とすり替える
  4. 荷物の受け取りを確認したら交換する

一度狙われると、何度も繰り返される恐れさえあります。
マンションに住んでいて、「固定などしなくても問題ない。」と安心している人ほど狙われやすいです。

空き巣のリスク

すべての宅配ボックスにいえることですが、簡易式は特に「空き巣」に狙われやすくなるリスクが上がります。
宅配ボックス(簡易式)を設置しているということは、「セキュリティにお金をかけるつもりはないが、家にいないことは多いです!」と泥棒に宣言しているようなものです。
日中に宅配ボックスに荷物が入れられるのを確認したとすれば、そこからしばらくは人の出入りがないと考えることができます。
狙われやすくなるのは、明白ですね。

いたずらのリスク

世の中には信じられないことをする人がいるものです。
いたずらとして、何も入れてないのに鍵をする、鍵を壊す、印鑑を持ち去るくらいのことをする人はいます。

宅配業者の対応リスク

宅配ボックス(簡易式)では、先述しましたが、宅配業者に対応してもらえない可能性があります。
主な理由としては、以下が挙げられます。

  • 盗難
  • 受け渡しトラブル
  • 社内規定
  • 荷物の大きさ

荷物を届けに来て、家主に言われたとおりに宅配ボックスを活用したにもかかわらず、荷物が盗まれた、荷物は受け取っていないなどといったクレームを受けることがあるようです。
やはり確実な受け渡しをしないことは、宅配業者にとって「リスク」でしかありません。支局に問い合わせると「対応できます。」ということがあるのですが、社内規定では「禁止」していることがほとんどです。社内規定で禁止している以上、トラブルに巻き込まれれば、問題が複雑化することは避けて通れません。
また、十分に大きなボックスを用意したつもりでも、実際には小さいこともあります。当然、荷物が入れられないので不在票だけが残ることになります。

プロに宅配ボックスを設置してもらう方法

業者

宅配ボックスを設置するのであれば、プロに依頼するのが一番です。
とくに「戸建て」に設置したい場合には、プロに設置してもらうことをおすすめします。
自作に比べるとコストはかかりますが、使いやすさやセキュリティ、対応の幅がまったく変わってきます。

プロに宅配ボックスを設置してもらう手順

プロに依頼するときには、以下の流れで行います。

1.相談
まずは、どのような目的で、どのようなタイプの宅配ボックスを、どのようなところに設置したいのかを相談します。
漠然としていても、問題ありません。用途や目的に合わせて、最適なものを提案してもらえるはずです。
2.見積もり
具体的な内容が決まったら、見積もりを取得します。設置する宅配ボックスによっては、それなりの規模の工事が必要です。見積もりを取得して、予算に見合わないのであれば、別の方法を模索しましょう。
3.施工
具体的な内容が決まり、見積もりおよび予算の折り合いがついたら、最後に施工です。予定通りにプロに設置をしてもらいます。とくにすることはありません。

プロに宅配ボックスを設置してもらう費用

設置にかかる費用は、宅配ボックスの本体代金と工事費用です。宅配ボックスの本体代金については、後述します。
工事費用ですが、設置するところによって変わるものの「2万円~5万円前後」で対応してもらえることが多いです。(※場合によっては、10万円ほどかかることもあります。)

宅配ボックス(製品)の比較表

製品として販売されている宅配ボックスには、大きく分けて、以下の種類があります。

  • 設置型
  • ポスト一体型
  • 倉庫一体型

宅配ボックスはさまざまなメーカーから発売されています。
以下は、代表的な製品の比較表です。

パナソニック LIXIL ダイケン ナスタ ユニソン
製品名 コンボシリーズ リンクスボックス ニコウケトール クオール コルディア
価格  35,000円前後~ 50,000円前後~ 35,000円前後~ 20,000円前後~ 60,000円前後~
セキュリティ シリンダー錠 ダイヤル錠 シリンダー錠 ダイヤル錠 ダイヤル錠
ポイント デザインが豊富 ホームネットワーク 荷物が2個受け取れる メール便対応 郵便ポスト一体型
取付位置 壁埋め込み式 壁埋め込み式 設置式 壁掛け式 設置式
電気工事 不要 不要 不要 不要 不要

価格は、20,000円前後から用意されています。
高いものだと、10万円以上しますが、価格に見合って高機能です。

セキュリティには、シリンダー錠やダイヤル錠が採用されています。戸建ての場合、雨風の問題もあるので、電子式よりも暗号式のほうが安心できます。
各社、いろいろな特徴がありますが、LIXILのリンクスボックスはスマートフォンを活用してホームネットワークとの接続が可能です。ホームネットワークに接続されていることで、外出先からでも荷物の状況などを確認することができます。

取付位置は、3パターンに分けられます。

  • 設置式
  • 壁掛け式
  • 壁埋め込み式

壁埋め込み式の場合には、それなりに大がかりな工事が必要になりますが、セキュリティは高くなります。
どれも電子式ではないので、電源は必要ありません。

プロに宅配ボックスを設置してもらうメリット

プロに宅配ボックスを設置してもらうメリットは、盗難、すり替え、空き巣、いたずら、宅配業者の対応などの問題点がすべて解決できることです。
盗難の心配はゼロにはなりませんが、自作したものに比べるとはるかにセキュリティは向上します。よほどのことでもないかぎり、盗みを働こうとは思わないでしょう。すり替えの心配もありません。
設置式は重厚な造りになっていて、プロがきちんと取り付ければ、そう簡単には取り外し不可能です。

壁掛け式と壁埋め込み式の場合、家屋そのものを破壊しない限り、取り外すことさえできません。確実に目立つので、する者はいないでしょう。
空き巣についても、不在が多いということは伝わってしまうかもしれませんが、セキュリティにしっかりお金をかけていることが伝わります。
空き巣のターゲットには、当然、なりにくくなります。空き巣が近づきにくいような状態では、いたずらくらいだと、さらに寄り付きにくいです。肝心なところですが、宅配業者の対応もよくなります。

宅配業者の主な心配事としては、盗難、受け渡しトラブル、社内規定、荷物の大きさなどがあるとお伝えしました。
しっかりした製品を活用することで、すべて解決されます。あえてデメリットをあげるとすれば「費用」だけです。
よくいわれることではありますが、「安心料」だと考えれば安いものです。

宅配ボックスの設置では、「安心」を取るか、「安さ」を取るか

財布

自宅に宅配ボックスを設置するときには、安心と安さを天秤にかけます。
安さだけを天秤にかけたのであれば、宅配ボックスを自作するのがよいでしょう。

自作したときには、以下のようになり、およそ3,000円~15,000円で設置できます。

用意するもの 費用
格納ボックス 1,500円~10,000円
南京錠 500円~3,000円
金属ワイヤー 1,000円~2,000円
印鑑(認印) 100円~1,000円
総費用 およそ3,000円~15,000円

ただし、盗難、すり替え、空き巣、いたずら、宅配業者の対応のデメリットがあることは覚悟してください。
宅配ボックスを活用する意味を考えると、正直、致命的なデメリットばかりです。
やはり、安心して使えなければ困る!ということであれば、プロに設置を依頼してください。

プロに設置してもらう場合には、宅配ボックスの本体代金と施工費用を合わせて、およそ5万円から15万円前後かかります。
しかし、値段に応じてセキュリティや利便性は向上し、安心に直結します。
盗難、すり替え、空き巣、いたずら、宅配業者の対応のデメリットもすべて解決することができ、以下の点もすべて解決されます。

  • 高齢の親に荷物の受け取りを頼むのは不安
  • 妻が在宅だったとしても、子供の面倒で受け取りできなかったらどうしよう
  • そもそも、あまり見られたくない荷物なので、自分で受け取りたいが受け取り損ねると面倒

「安心」を選ぶか、「安さ」を選ぶか。じっくりと考えてみてください。

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