共働き家庭の場合、夫婦で毎日外では仕事、家では家事に追われていることが多いでしょう。夫婦で家事を分担していても、家事分担の割合や、各自がどの家事を担当するかは家庭によって異なります。逆に、家庭ごとに異なるからこそ明確な基準を見いだしにくいともいえます。
共働き家庭がうまく家事を回していくには、どうすればよいのでしょうか。そのヒントや家事を楽にこなすためのポイントやアイデアなど、役に立つ情報を紹介します。
水栓はどんどん進化する?
キッチンの水栓(蛇口です)は最近ずいぶんおしゃれになりました。
対面式などキッチンがオープンになって水栓がそのまま見えるケースが多くなってきたせいもあるかもしれません。
デザインも良くなりましたが、機能も充実してきましたね。
吐水口で整流とシャワーが切り替えられたり、ホースが仕込まれていて吐水部が引き出せたり、浄水カートリッジが組み込まれていたりとさまざまな便利機能を持ったキッチン水栓が登場しています。
キッチン水栓は配管からお湯と水を取り込み、内部でミックスさせて適温の水を出せるようになっている「湯水混合栓」のひとつです。お風呂や洗面台の蛇口もそうですね。
以前はお湯側と水側、それぞれ別に開閉栓(ハンドルなど)がある「2ハンドルタイプ」というのが主流だったのですが、最近ではもっぱら1本のレバーで水お湯の切り替えや出し止めができる「シングルレバータイプ」に人気が集中しています。
手がふさがったり汚れたりしていても、手の甲などでレバーを操作できるので、とても便利ですよね。
シングルレバータイプの水栓
1937年、アメリカ西海岸のシアトルで一人の青年が仕事終わりに手を洗ったところ、2ハンドルの蛇口のお湯の温度調整が上手くいかなくてやけどしたそうです。
青年はもっと簡単に温度調整ができないかと考え、そのアイディアを完成させて会社を作りました。
そして1947年、その会社で初の1本レバー式(Single-handle Faucet)の生産が開始されたのです。
青年の名はアル・モーエン(Al Moen)、その会社は現在もアメリカで水栓金具のトップブランドのひとつになっているモーエン社(Moen Incorporated)。
日本ではTOTOが始めて洗面用に商品化したのが1968年。モーエンから約20年後になりますね。
さて、そんな日本のシングルレバー水栓ですが、当初は水を出すのにレバーを下に下げるというメーカーと上に上げるというメーカーが混在していました。
実際にキッチンは下げ吐水、洗面は上げ吐水という家庭もあったりして使う側も大混乱だったのです。
それが、2000年の4月にJIS規格で「上げ吐水」方式に統一されました。地震などで物が落ちてレバーにあたると水が出っ放しになってしまうというのが理由のひとつらしいですよ。
シングルレバー水栓、最近ではレバーが横についている製品をよく見かけます。吐水管を上の方に大きく湾曲させたデザインの水栓に多く採用されています。
このタイプの水の出し方は、右方向に傾ける(レバーが水栓本体の右側についている場合)という方法。止めるときは左方向に戻します。
温度調整は手前に倒せば「水」、奥側に倒せば「お湯」という具合です。キッチン水栓の種類によって使い方が違うのはちょっと厄介ですが、まあ慣れるしかありませんね。
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