キッチンの水栓がぐらついたらどうする?解決方法を紹介

キッチンの水栓がぐらついて、水漏れが生じてはいませんか?
そのまま放っておくと、水が出続けて水道代が高くなったり、あふれた水が壁面に流れてカビを発生させてしまったりします。

水漏れが発生したら、できるだけ早く対処したいですよね。

このコラムでは、近年主流となっているシングルレバー混合水栓のぐらつきの原因と、ぐらつきに伴う水漏れの解決方法を紹介します。

誰でも簡単に実践できる解決方法もあるので、まずは記事を読みながら試してみましょう。

目次

1、キッチン水栓の種類
2、キッチンの水栓がぐらつく原因
2-1.水栓本体のビスの緩み
2-2.取り付け台座のビスの緩み
2-3.水の侵入による取り付け台座の緩み
3、水栓のぐらつきを直す方法
3-1.水栓本体を固定するビスを締める
3-2.取り付け台座のビスを締める
3-3.取り付け台座を補強・交換する
4、素早い対応を心がけよう!
5、交換したほうが良い?水栓の寿命を知っておこう!

1、キッチン水栓の種類

キッチンの水栓には、シンクやカウンターの上に立つようにつけられる「台付」タイプと、壁などの垂直面に付けられる「壁付」タイプがあります。
壁付水栓は、キッチンカウンターの奥行が55cmと狭かった頃によく見かけましたが、その後奥行が60cm・65cmのシステムキッチンが登場し、シングルレバーの台付タイプの水栓が主流となりました。

システムキッチンとともに進化し続け、機能性やデザイン性を備えたキッチン用の台付タイプの水栓。もし取り付け部分がぐらぐらしている場合は、どのように対処したらよいのでしょうか?

2、キッチンの水栓がぐらつく原因

キッチンの水栓がぐらつく場合、考えられる原因は以下の3つです。

2-1.水栓本体のビスの緩み

キッチン用の台付タイプの水栓は、シンクの縁やカウンター面の水栓を立てる位置に給水・給湯管を通す穴を開け、カウンター面を上下から挟み込むような形で固定します。
このとき、固定用ナットの締め付けが甘いと、使っているうちにだんだんと緩んできてぐらぐらし始め、水を出すと付け根の部分からも水が染み出してきます。
古い水栓などで下からの締め付け金具が鉄製のものだと、そこがさびて水栓が根元から折れてしまう悲劇も起こりうるのです。

最近の水栓は、シンクやカウンターの上から締め付け作業ができるタイプが多く、楽に固定できるためしっかりと締め付けられます。
昔は、下からナットを締め付ける固定方法が主で、シンクの下にもぐって窮屈な体勢で作業しなければならず、締め付けが十分に行われなかったというケースがたまにありました。

2-2.取り付け台座のビスの緩み

水栓を立てるシンクやカウンターの面は、平らでしっかりと強度のあるものでなければなりません。
栓の設置場所の土台が不安定であったりでこぼこしていたりしたら、いくらしっかりと締め付けても水栓がぐらつきます。

シンクやカウンターがステンレスの場合、ステンレスの板そのものはとても薄いので、0.6mm程度補強のために裏に合板を張り付けています。
しかし、水栓を立てる場所に補強が入っていなければ、水栓を触ると薄いステンレスの板が一緒に動いてしまうのです。

また、水栓を差し込む穴が適切な大きさではない場合も、ぐらつきの可能性があります。
水栓を設置する穴の大きさは製品ごとに決められていますが、それは水栓の設置面台座部分の直径より少し小さめになっています。台座が穴の縁にしっかりとかかり、動かないようにするためです。
ところが、その穴が少し大きすぎて台座のかかりがわずかしかない状態だと、十分に固定できなくなる場合があるのです。

2-3.水の侵入による取り付け台座の緩み

水栓がぐらつくと、水栓の根元から台座に水が浸入することがあります。台座が木材でできている場合、水が浸み込んだ木材がだんだんふやけて柔らかくなり、いくらビスを締め付けてもぐらつきが直らなくなってしまいます。
そして、一度水が浸入してふやけた木材は、どんどん腐敗していくのです。

台座の緩みを改善するには、鉄板などで補強するか、腐敗した木材を全て取り替える必要があります。
一番最初の段階となる台座の取り付けが甘いと、取り付け後1カ月程しか経たないうちに水の侵入による水栓のぐらつきがみられる場合もあるので、十分注意しましょう。

3、水栓のぐらつきを直す方法

キッチンのシングルレバー混合水栓がぐらついている場合は、どのようにして直せばよいのでしょうか。
ぐらつきや水漏れでお困りの方は、以下の方法を試してみてください。

3-1.水栓本体を固定するビスを締める

まずは、水栓本体を固定しているビスを締め直し、ぐらつきが改善できるか確認しましょう。

1. 水栓本体の下部にある丸いキャップを外す
2. 本体を固定しているビスを六角レンチなどで締める
3. がたつきや水漏れが直ったか確認する
※六角レンチは100円ショップやネットショップ、ホームセンターなどで簡単に手に入ります。

もしこの方法で直らなければ、次の方法を試してみましょう。

3-2.取り付け台座のビスを締める

次は、水栓を取り付ける台座にビスのゆるみがないか確認します。
台座のビスを締める方法は、各メーカーや商品によって異なります。
裏側にあるナットを締めるものや、水栓本体を取り外さなければならないものもあり、複雑な作業が伴います。

取り付け台座のビスを締め直す場合は、商品の説明書を取り寄せ、必ず詳細に確認してから作業を行いましょう。
もし少しでも不安がある場合は、メーカーに問い合わせるか専門の修理業者に依頼することをおすすめします。

3-3.取り付け台座を補強・交換する

取り付け台座のビスを締め直しても水栓のぐらつきが解消できない場合は、水栓の根元から水が浸入し、台座の木材部分が腐食していることも考えられます。
台座の木材部分がふやけて柔らかくなっていたり、カビが生えて腐ったりしていないか確認しましょう。

もし、台座の木材部分が腐敗している場合は、木材を5mm以上の鉄板などで補強する、もしくは新しい木材に交換する必要があります。
まずは、専門の修理業者に状況を確認してもらい、どのような処置が可能か提示してもらいましょう。取り付け台座はキッチン全体の強度に関係する箇所なので、できるだけ早く、正確な処置を行うよう心がけましょう。

4、素早い対応を心がけよう!

キッチン水栓がぐらつく原因は、いくつか考えられます。

いずれにしても、自力での修理が困難だと感じたら、早めに水栓のメーカーや専門の修理業者にみてもらいましょう。
水漏れや放置することで生じるリスクを少しでも減らすためにも、気づいたときにすぐ対処することが、リスク軽減のカギとなります。

5、交換したほうが良い?水栓の寿命を知っておこう!

住宅設備の寿命は、不具合が出るまでなかなか意識することがないのが現実です。しかし、住宅設備の寿命をある程度知っておくことで、故障したときに修理か交換か、判断がしやすくなります。

タイプによって異なりますが、水栓の寿命は大体10年といわれています。
中でも、キッチンによく使用されるシングルレバーの混合水栓は、構造が複雑なため不具合が起こりやすいです。また、他の水栓に比べ比較的早く寿命が訪れるといわれます。
大きな修理が必要な場合や、部分的な修理を何回も繰り返している場合などは、水栓の寿命と照らし合わせ、水栓自体を新しいものに交換することも視野に入れましょう。

住宅設備は、快適に使えることが何よりも大切なのです。

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