洗濯機の故障原因と修理費用&変え時

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私たちの暮らしを便利に支えてくれる家電製品は、便利で頼れるからこそ、突然故障して困ってしまうことがありますよね。
特に毎日使う洗濯機は、洗濯物を詰め込みすぎたり、排水口の掃除をサボってしまったりして日々故障のリスクに晒されていると言えます。
今回は、洗濯機の故障の初期症状や原因、修理するか交換するかの見きわめ方についてお伝えします。
最近、洗濯機の調子が悪いと感じている方や、交換の時期について悩んでいる方は確認して、適切な判断をしましょう。

故障かな?と思える初期症状

洗濯機を毎日使っていると、故障かな?と思える症状に出くわすことがあります。
初期症状を放っておくと、突然洗濯機が動かなくなるといった困った事態に繋がりますので、早めに対処しましょう。
まずは、見逃したくない洗濯機の故障の初期症状についてお伝えします。

規則的な異音がする

いつもの洗濯で聞いたことがないような異音が聞こえた場合で、その音が規則的な場合は以下の原因が考えられます。

  • モーターの劣化
  • 洗濯機のベルトに何らかの不調がある(キュルキュルという異音がする場合も、ベルトが磨り減ってしまっていることが考えられます。)

音が鳴り始めて間もない場合、すぐに故障して動かなくなるということはありませんので、メーカーの修理相談窓口に問い合わせをしましょう。

不規則な異音がする

異音が不規則な場合は、洋服の金属パーツや小銭などが洗濯槽に当たって音が発生していることがほとんどです。
尖ったパーツや異物の場合、洗濯槽に傷がつき、槽内が錆びたり、不衛生になる原因になります。
まずは以下の対応をとって様子を見ましょう。

  • 洗濯機を止める
  • 異物がある場合は取り除く
  • ボタンなどの異音の原因になる衣服はネットに入れる

それでも異音がし続ける場合はとてもまれなことですが、目と手の届かないところに異物が入り込んでいる場合があります。
すぐに故障して動かなくなるということはありませんが、メーカーの修理相談窓口に問い合わせをしましょう。

騒音がする、激しく揺れる

洗濯機から大きな音や、激しい揺れがする場合は、必ず一時停止をしましょう。
この様な場合、全自動洗濯機は自動でストップしてエラーコードが表示されます。
原因としては、洗濯物の入れ過ぎや、洗濯物がかたよっていることがほとんどで、すすぎや脱水をしているときに多く発生します。

騒音や激しい揺れが生じてストップしてしまう場合は、以下の対応をとりましょう。

  • 洗濯物を入れすぎている場合は何回かに分ける(規定の重さ程度になるように)
  • 偏っている場合は均一にする
  • 洗濯機が水平に設置されているか気泡を見て確認する

この方法で解決されない場合、洗濯槽を支えているパーツが正しく装着されていないことが考えられますので、設置した業者か、洗濯機を購入した店舗、メーカーの修理相談窓口に問い合わせをしましょう。

洗濯途中で止まってしまう

洗濯機が途中で止まってしまう場合も、原因としては洗濯物の入れ過ぎや、洗濯物がかたよっていること、水平に設置されていないことが多いです。

また、縦型(ドラム式ではないもの)の場合は、脱水の際だけフタをロックするため、うっかりフタが開いていると止まってしまう原因にもなります。
全自動洗濯機の場合はエラーコードが表示されることがほとんどですので、エラーコードに従って対応しましょう。

排水途中で止まってしまう

洗濯機が排水途中で止まってしまい、きちんと排水できない場合は排水ホースや排水口にゴミやヘドロが溜まっていたり、排水ホースが曲がっていることなど、排水経路に何らかの障害があることが考えられます。
まずは、排水ホースや排水口などの掃除をして様子を見ましょう。
場合によっては排水ホースを交換することもおすすめです。

排水が完全に終わっていないのに、排水口の掃除をすると、洗濯機から大量の水が溢れ出て周囲が水浸しになることがあります。
必ずプラグを抜いた上で、洗濯機内の洗濯物を取り除き、残った水は手桶やポンプなどで取り除いてから作業をはじめましょう。
水を取り除いても、思わぬところから水が出てくることがあるので、大きめのバスタオルなどで、洗濯機の周辺を養生しておくと安心です。

脱水が甘い

いつもの設定時間通り脱水をしたはずなのに、脱水が甘い場合は、蓄積された汚れが脱水を妨げていることが考えられます。
槽内掃除用の洗剤を使って、掃除を行い、様子を見ましょう。

洗濯機が壊れてしまったときの対処法

初期症状の段階では、とりあえず動いてくれる洗濯機ですが、いざ壊れてしまうと正常に洗濯することは不可能になります。
そんな困った故障の対処法についてお伝えします。

洗濯槽に水がたまらない

給水はされているのに、洗濯槽内に水がたまらない場合は、洗濯機の排水弁の不具合によって排水口が開いた状態になってしまっていることが考えられます。

原因としては、ヘアピンなどの細かい異物が引っかかって正常に排水弁が閉まらなくなってしまっている場合がほとんどです。

機械修理に自信があり、排水弁の位置がわかる方は自身で修理することも可能ですが、自身でネジを外し、中を開くとその時点でメーカーの保証対象外となることが多いので、保証の範囲内の方は業者に任せた方が無難です。
自身で行う場合、以下のような手順になります。

用意するもの
  • 説明書
  • ドライバー等の工具

 

修理方法

  1. 排水弁を外し、異物が詰まっていないかを確認します(工具を使用します)
  2. 排水弁のゴムが切れている場合は交換します(500~1000円)
  3. 排水弁を取り付け、取り外したパーツや洗濯機を設置します
  4. 水がきちんとたまるかを確認します

保証が外れていて、自身で修理する自信がない方は、町の水道業者や水漏れ修理業者などに頼んだ方がおすすめです。
8000~10000円程度で対応をしてくれることが多いです。メーカーに依頼した場合、この金額に出張費用が加算されることがありますので、修理を依頼する前に両者に価格の目安を聞いておくと安心です。

水漏れしている

洗濯機の周辺は、通常濡れることがありません。
しかし、水漏れしている場合、洗濯機を作動させると、洗濯パンの中や洗濯機の周りが水浸しになってしまいます。

水漏れの原因のほとんどは、排水口周辺のトラブルが原因です。
排水ホースや、排水口にゴミやヘドロが溜まっていたり、排水ホースがきちんと接続されていなかったり、排水ホースが破損していなかをチェックしましょう。
ホースに破損がある場合は、ホースの交換をします。
ホースに破損がなく、接続にも問題がない場合は、排水ホースや排水口の掃除をしましょう。

洗濯機の水漏れは、床や壁のすきまから家の構造体に浸水し、重大な被害につながる恐れがあります。
特に集合住宅の場合は近隣トラブルの原因にもなりますので、見つけた場合は直ちに対応しましょう。
最近は洗濯パンを使用しない設置方法も増えていますが、万が一の時に被害を最小限にするためにも洗濯パンは必ず設置しましょう。

給水されない

洗濯をしようと洗濯機を始動しても、給水がされないことがあります。
給水蛇口の開け忘れということもありますが、それ以外の原因としては、以下のことが考えられます。

給水バルブが故障している

洗濯機の給水バルブは単純な構造のため、故障しにくいですが、故障が原因の場合があります。
開栓しても水が出ない場合で、他の水栓からは通常通り水が出る場合は、給水バルブの故障が考えられますので、水道業者に修理や交換を依頼しましょう。

自身で交換する場合は以下の手順になります。

用意するもの
  • レンチ等の工具
  • 新しい給水栓
  • シールテープ

 

交換方法

  1. 水が出てこないように、水抜栓を確実に閉めます。水抜き栓の位置がわからない場合、家を建てた建築会社に問い合わせましょう。
  2. 既存の給水栓を外します。レンチ等で掴み、力を込めて左に回すと取り外すことができます。
  3. 新しい給水栓の接続部分にシールテープを巻きます。
  4. 新しい給水栓をレンチ等で掴み、右にしっかり回して取り付けます。

予算は給水栓が1500~3000円程度ですので、工具やシールテープを新調した場合でも4000円以下で交換することができます。

水漏れの危険が伴う作業になりますので、自信がない方は必ず業者に修理を依頼しましょう。
15000円程度が取替えの相場になっています。

凍結や断水などが原因でそもそも住居に給水ができていない

他の水栓から水が出るかや、水道メーターのパイロットが回っているか、断水の情報がないか確認しましょう。
パイロットが回っていない場合や、断水情報がない場合で、給水ができない場合は水道局のカスタマーセンターに問い合わせをしましょう。

給水口にゴミがたまるなどして詰まっている

給水バルブを開栓して、水が出るのに洗濯機に給水されない場合は、洗濯機の給水口が詰まっていることが考えられます。
プラグを抜き、給水バルブを閉めた上で給水ホースを取り外し、掃除をして様子を見ましょう。

給水用のホースのトラブル

給水バルブと洗濯機を繋ぐホースが折れ曲がっていたり、破損している場合にも正常に給水ができません。
ホースの位置を確かめ、ホースが破損している場合は直ちに交換しましょう。
給水ホースは、ホームセンターやネット通販などで2000円程度で購入することができます。
様々な型式がありますので、既存のものを取り外し、店頭で問い合わせた上で購入すると安心です。

ブザーが鳴ってエラーコードが表示される場合

全自動洗濯機の場合、故障に気がつくほとんどの場合が、ブザーとエラーコードによるものです。
この場合、メーカーが製造段階で予測している故障のため、説明書や洗濯機表面に貼られているシールに対処方法が記載されています。
どちらも見当たらない場合は、洗濯機の型番をインターネットで検索すると、説明書を閲覧することができます。
ネット検索でヒットしない場合には、メーカーの修理相談窓口にエラーコードを伝え、対処方法を問い合わせましょう。

修理か交換かで悩んだときに見極めたいポイント

洗濯機が正常に作動しないことが続くと、業者に修理を依頼するべきか交換するべきか悩んでしまいますよね。
洗濯機を交換するタイミングについて、見極めたいポイントをお伝えします。

脱水が甘いことが続く

洗濯槽内を専用洗剤で掃除したはずなのに、脱水が甘いことが続く場合は、交換を検討しましょう。
蓄積された汚れが、もはや掃除だけでは手に負えない状況になっているということです。

洗濯機がよく止まる

電源がコンセントにうまくつながっていないなど理由があれば別ですが、何も心当たりがないにもかかわらず頻繁に止まるようになったら、故障を疑いましょう。

乾燥が甘いことが続く

乾燥モードがある洗濯機の場合で、乾燥の甘さを感じた場合、まずはフィルターを掃除します。
それでも乾燥が甘いことが続く場合は、乾燥の能力がなくなってしまっているということです。
乾燥機能を毎日使わない場合は、洗濯機能だけで使い続けることができますが、乾燥機能が無いと困るという方は交換のタイミングとなります。

メーカーの部品保有期間が終了している

洗濯機の修理は、基本的には部品交換の作業です。
家電製品は、各メーカーで補修用性能部品の保有期間という修理用の部品を保管する期間が決まっています。
その期間は、洗濯機の場合6~7年となっていて、その期間を過ぎてしまい、部品が交換できなくなると、もう洗濯機は修理ができない状態ということになります。

生産当初から故障の問い合わせが相次いでいる場合や、基盤に支障があった場合は6~7年を超えても部品を保有していることもあります。
故障した場合はまずは故障の状況や、表示されているエラーコードをメーカーの修理相談窓口に問い合わせましょう。

洗濯物が臭い

洗濯物を洗っても嫌な臭いが取れないことが続く場合、一度洗濯槽内用洗剤で掃除しましょう。
それでも洗濯物したものが臭いことが続く場合は、槽内に嫌な臭いの原因となる菌や汚れが染み付いてしまっているということですので、嫌な臭いと付き合い続けるのが我慢できない場合は交換のタイミングとなります。

洗濯機を長持ちさせるには

洗濯物と女性

洗濯機の寿命は、6~7年と言われていますが、1日に何回も回したり、雑に使い続ければその前に壊れてしまうこともあります。
洗濯機は高価なものですから、なるべく長持ちさせたいものです。
洗濯機を長持ちさせるための心得を確認して、少しでも長く働いてもらいましょう。

正しく設置する

洗濯機は、設置の条件が定められています。
規定された壁から離す距離を守り、必ず水平に据え置きましょう。
電源コード・給水ホース・排水ホースが折れ曲がったり、つぶされたりしないように気をつけることも大切です。

洗濯物を詰め込みすぎない

洗濯物の詰め込みすぎは、衣服が痛んだり、洗濯物が綺麗に洗えないだけでなく、洗濯機に負荷がかかり、洗濯機が急停止する原因にもなります。
洗濯機を何回も回すのよりも洗濯機の寿命を縮める原因になりますので、洗濯物を入れる量は槽内の7割程度にとどめるようにしましょう。

まとめて洗濯する

洗濯機は、回す回数が少ないほど長持ちします。
ですから、洗濯機を小まめに回さないことを心がけましょう。
まとめて洗濯した方が、洗剤の節約になり、節水と節電にもなります。
ただし、詰め込みすぎないことが大前提ですので気をつけましょう。

洗剤は適切な量を入れる

洗剤はたくさん入れたからと言って、汚れがよく落ちるわけではありません
洗剤を入れすぎると、水に溶け切らなかった分が固まって蓄積したり、洗剤ポケットにこびり付いて給水を妨げ、洗濯機に負担を与える原因になります。
洗剤は正しく量って適切に入れましょう。

使い終わったら給水バルブを閉める

洗濯機に給水するバルブは、開いたままにしておくと洗濯機の給水口やホースに常に水圧をかけることになります。
日々の水圧は微々たるものですが、ある日突然給水経路が水圧に負け、漏水のトラブルが起きることがありますので、洗濯機を使い終わったら給水の元栓バルブを必ず閉めるようにしましょう。

作動中に洗濯物を追加しない

洗濯機の作動中に洗濯物を追加すると、洗濯機にとっては予期せぬ負荷がかかることになり、洗濯機に負担を与えてしまいます。
洗濯物の追加は我慢して、なるべく次回に持ち越しましょう。

定期的にお手入れする

洗濯機を長持ちさせるためには、定期的なお手入れは欠かせません。
定期的に行いたいお手入れは以下のことが挙げられます。

洗濯槽の掃除 1ヶ月に1~3回

洗濯槽内専用の洗剤や、塩素系の漂白剤を使って、内部のカビや雑菌、蓄積された糸くず汚れなどを掃除すると、洗濯物の嫌な臭い移りや、槽内の汚れが原因で起きる故障を防ぐことができます。

洗濯機周辺のホコリ除去 1週間に1~2回

洗濯機周辺は、布製品を扱う場所なのでホコリが蓄積しやすいです。
洗濯機にホコリがたまると、美観を損ねるだけでなく、フィルターの目詰まりや、電源コードからの火災などの原因になりますので、なるべく小まめに洗濯機周辺のホコリは除去するようにしましょう。

排水口、給水口の掃除 1ヶ月に1~2回

洗濯機の故障の原因は、排水口や給水口のメンテナンス不足が多いことはお気づきだと思います。
特に排水口は想像以上に汚れが蓄積します。
1ヶ月に1回以上は掃除を行うようにしましょう。

プロのクリーニング 1~2年に1回

クリーニング業者による洗濯機のクリーニングを依頼するのも賢い方法です。
掃除の手間が省けますし、確実に的確なクリーニングを行ってくれるので、洗濯機を長持ちさせることに繋がります。
縦型場合10000~15000円程度、ドラム式の場合15000~20000円程度が相場となっています。

まとめ

洗濯機の故障の初期症状や、故障の原因と対処方法、修理と交換のタイミングの見極め方、長持ちさせる方法についてお伝えしました。

洗濯機のメンテナンスや修理は、自身で行うとかなり費用の節約になりますが、誤った方法を行うことで、洗濯機の調子が余計に悪くなってしまい、かえって修理費用がかさんでしまう原因にもなることを理解しておく必要があります。
少しでも自分で行うことに不安を感じる場合は、費用はかかりますが、プロの修理業者やメンテナンス業者に依頼することが賢い判断と言えます。

また、洗濯機のお掃除や、優しく扱うことなど、長持ちさせるために日ごろからできることは習慣づけて行い、洗濯機と上手に付き合えるといいですね。

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