お風呂場やトイレには欠かせない洗面台と洗面化粧台。これらは見た目が似ているので、どちらも同じものだと思っている方も多いかもしれません。
しかし、実は洗面台と洗面化粧台には違いがあります。この記事では、洗面台と洗面化粧台の違いや、それぞれの種類や素材について詳しく解説します。
洗面台と洗面化粧台の違いは?
洗面台と洗面化粧台は、設備のあり方に違いがあります。
洗面台とは
洗面台とは、水を使って顔や手を洗ったり、歯磨きをしたりするための設備です。
洗面台には、水栓やシンク、排水口などが備えられています。また、収納スペースや鏡などが付属している場合もあります。
洗面台は主にお風呂場やトイレの近くに設置されており、清潔感や機能性を重視する方に向いています。
洗面化粧台とは
洗面化粧台とは、水を使って顔や手を洗ったりするだけでなく、化粧やヘアスタイリングなどもできるように設計された設備です。
洗面化粧台には、水栓やシンク、排水口のほかに、照明やコンセント、鏡などが備えられています。また、収納スペースや棚なども豊富にあります。
洗面化粧台も、お風呂場やトイレの近くに設置されることがほとんどです。しかし、最近では、寝室やリビング、玄関土間などに設置するケースもあります。
洗面台と洗面化粧台の種類
洗面台も洗面化粧台も、いくつか種類があります。
洗面台の種類
洗面台には大きく分けて3つのタイプがあります。
壁付け型
壁に固定されたシンクと水栓からなるタイプです。スペースを節約できるので、狭いお風呂場やトイレにおすすめです。
一体型
シンクとカウンターが一体になったタイプです。水はねや汚れが少なく、掃除がしやすいです。また、カウンターの上に小物を置くことができます。最も主流のタイプです。
台付け型
シンクがカウンターの上に乗ったタイプです。カウンターの下に収納スペースがある場合もあります。シンクの形やサイズが豊富で、自分好みのものを選べます。
洗面化粧台の種類
洗面化粧台には大きく分けて2つのタイプがあります。
ボックス型
シンクとカウンターがボックス状に囲まれたタイプです。ボックスの中に収納スペースや鏡などがあります。コンパクトで一体感があるので、スマートな印象を与えます。
オープン型
シンクとカウンターがオープンになったタイプです。カウンターの下に棚や引き出しなどがあります。開放感があり、自由にアレンジできるので、個性的な雰囲気を演出できます。
洗面台と洗面化粧台の素材
洗面台と洗面化粧台の素材には、陶器、ステンレス、人工大理石などがあります。それぞれに特徴があるので、以下に説明します。
素材の種類と特徴
洗面台・洗面化粧台の主な素材の種類は次の4つです。
陶器
耐久性や耐熱性に優れており、汚れにくく清潔に保ちやすいです。洗面台・洗面化粧台の素材としては最もメジャーでしょう。白色やベージュ色などの落ち着いた色合いが多いです。
ステンレス
軽量で丈夫であり、サビにくくメンテナンスが簡単です。また、シルバー色でモダンな雰囲気を演出できます。
人工大理石
天然石を模した美しい模様や色彩であり、高級感があります。また、表面が滑らかで汚れにくく、清潔に保ちやすいです。
ガラス
透明感や光沢感があり、洗面台・洗面化粧台を広く明るく見せることができます。また、カラフルな色や柄もあります。
まとめ
洗面台と洗面化粧台の違いや種類や素材について紹介しました。
洗面台と洗面化粧台は、それぞれに特徴があります。お部屋のスペースや予算、ライフスタイル、用途や好みに合わせて選ぶことが大切です。