除雪業者に依頼する前に知っておきたい費用・注意点・選び方

「毎年雪かきが大変。業者に頼みたいけど費用はどれくらいだろう」
「除雪業者の選び方がわからない」

雪国にお住まいの人は、雪かきや雪おろしなど、自宅の除雪作業が必須です。雪かきは重労働なので、体への負担を不安に感じる人は多いでしょう。

また、自分で行うと落雪など思わぬ事故に巻き込まれるおそれもあるため、業者に頼みたいと思う人もいますよね。同居していない親の除雪が心配という人もいるでしょう。

この記事では、業者に除雪を依頼した場合の費用相場や、業者を選ぶ際の注意点、選び方などを解説します。

業者に除雪を依頼しようと検討している人は、ぜひ参考にしてください。

除雪業者のシーズン契約とスポット契約の違い

除雪業者と契約する際には、「シーズン契約」と「スポット契約」の2種類があります。それぞれの特徴を理解して、自分のニーズに合った契約方法を選びましょう。

契約形態 特徴
シーズン契約
  • 期間契約型
  • 一定期間内で定期的に除雪をしてくれる
  • 料金は定額制
  • 定期的な除雪が必要な場所に向いている
  • 費用は高め
  • 雪の有無に関わらず安定したサービスが受けられる
スポット契約
  • 単発契約
  • 必要なときだけ依頼できる
  • 料金は1回ごと
  • 費用を抑えたい人や、頻繁に雪が降らない地域におすすめ
  • 大雪時には予約が取りづらい

シーズン契約とは1シーズンを通じて除雪作業を業者に一任する契約です。シーズン中は除雪の心配をしなくて済みます。

大雪が降ったときには、優先して除雪をしてくれるメリットがあります。ただし定額制のため、あまり雪が降らない場合でも費用は変わりません。

スポット契約は、除雪が必要なタイミングで1回ずつ依頼する方法です。必要なときにだけ依頼するため、シーズン契約よりも費用を抑えられます。

ただ、大雪が降ったときなど依頼が集中する場合は、シーズン契約者が優先されるため、受け付けてもらえない、もしくは大幅に待たされ家屋が破損するなどのおそれもあります。

除雪業者の費用

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除雪の費用は、依頼する内容や場所、地域、契約形態によって大きく異なります。相場は以下の通りです。

  • 除雪・雪かき(玄関まわり):1時間2,000〜5,500円
  • 雪下ろし(屋根):1時間4,000〜12,000円
  • 排雪(4トントラック):6,000〜10,000円

雪かきは、主に玄関や駐車場、道路の入り口などの雪を取り除く作業です。スコップやスノーダンプを使って手作業で行うことが一般的です。作業範囲が広いと料金が上がります。

屋根の雪下ろしは、家やカーポートの屋根に積もった雪を取り除く作業です。高所作業に複数人を要し、安全対策も必要なため、費用は高くなります。

除雪作業は、基本的に雪を寄せて積み上げることです。そのため、排雪も必要な場合は別途排雪費用がかかります。
上記の費用の他に、出張費などがかかる場合もあります。

除雪業者に依頼する際の注意点

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業者に依頼する際、特に前払い制のシーズン契約の場合は、契約内容などを事前に確認する必要があります。「前払いをしたのに作業が行われない」「作業中に起きた破損事故の対応をしてくれない」など、悪質業者によるトラブルが発生するおそれがあるため、注意が必要です。

除雪業者を選ぶ際には、2〜3社ほどの業者から見積もりを取り、サービス内容や費用を比較検討しましょう。

除雪業者選びでは、費用の他に以下の項目も確認することが大切です。

  • 作業回数
  • 作業内容
  • 作業ができなかった場合の対応
  • 作業時の破損事故の対応

具体的にどこまで作業するのか、大雪の際に何回程度対応してくれるのか、などを必ず確認し、書面に残します。

費用に関しては、出張費の有無や作業時間に応じた料金体系なのか、などを確認しましょう。

破損事故の補償についても事前に確認することが大切です。「除雪機が接触し、ブロック塀が破損した」「飛雪が車に当たり塗装がはげた」などのトラブルが起こるおそれがあります。

損害賠償保険の加入している業者であれば、弁償や修理費の支払いが可能です。業者と契約する際は、損害賠償保険に加入しているかを確認しましょう。

雪を捨てる場所には注意が必要

除雪した後は、雪の処理場所に気をつけなければなりません。業者の排雪サービスを利用しない場合は、自分で対応する必要があります。以下のような場所には排雪できないので注意しましょう。

  • 道路や歩道
  • 下水道

道路や歩道に雪を捨てることは、交通の妨げになるため禁止されています。

マンホールや排水溝に雪を捨てると、雪が詰まって下水処理に影響がでたり、雨水や汚水があふれて道路が冠水したりする恐れがあるため禁止です。

河川区域内の土地に廃物を投棄することも認められていません。

それぞれ、道路法や下水道法、河川法などで廃棄してはならないことが決められています。法律違反にならないためにも、事前の確認が大切です。

雪を捨てる場合は、市町村指定の雪捨て場へ捨てるようにしましょう。

また業者によっては、雪の運搬や排雪まで対応してくれるサービスがあります。排雪が必要な場合は、別料金となるケースが多いので、見積もり時に確認することが大切です。

※参考:e-GOV 法令検索 道路法
e-GOV 法令検索河川法
e-GOV 法令検索下水道法

まとめ

除雪を業者に依頼する際は、シーズン契約かスポット契約かを選択します。定期的に除雪が必要ならシーズン契約、必要時だけならスポット契約がおすすめです。

業者選びには、2〜3社から見積もりをとりましょう。料金、作業内容、緊急時の対応などを比較検討することがポイントです。

毎年の雪かきに悩まされている人は、自分に合ったプランを見つけて、信頼できる除雪業者に依頼することで、今年こそ安心して冬を迎えましょう。

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