※複数のサービスメニューは受付できません。
※初回限定価格はイエコマを初めてご利用いただく際に、【1サービスにのみ適用】できる初回特典となります。
※戸建住宅向けのサービスとなっておりますので、集合住宅(アパート・マンション)、ビル、店舗、工場等の作業はお受けすることができません。
※屋根が急勾配な場合など、ハシゴが掛けられないときはお断りすることがございます。
※作業は居住部分に限ります。
※お客様からの支給品(商品、部材、部品、材料等)による取付・施工は、トラブル防止のためお受けすることができません。
※借家の場合、大家様の許可および立ち合いが必須条件となります。
目次
太陽光発電システムが不安定になっていませんか?
最近、太陽光発電システムに関してこんなことありませんか?
- 10年間、業者に点検をしてもらった記憶がない。
- パワーコンディショナーを取り付けてもらった会社が倒産した。または忘れてしまった。
- 最近発電量が不安定な気がする。
- 売電金額が安定しない。
- 電気代が高くなっている気がする。
- 表示が点滅したり、消えたり、エラー表示がたまに出る。
- 異音がする。
こんな時はパワーコンディショナーが不調である可能性が非常に高いです。
太陽光発電システムの寿命
ソーラーパネルの寿命が約20年と言われているのに対し、パワーコンディショナーの寿命は、約10年。ソーラーパネルが故障してしまう前に、パワーコンディショナーが壊れてしまう可能性は高いのです。
太陽光発電システムは、一昔前まで「メンテナンスフリー」「故障せず、半永久的に使うことができる」と言われていました。
しかしそれは、大きな間違いです!
ソーラーパネル本体は、結晶シリコンという非常に高い耐久性を持った素材を使用しているため、特にメンテナンスをしなくても長期間使うことができます。
しかし、パワーコンディショナーは、様々な電子機器が合わさった精密機器です。太陽光発電システムにおいて非常に重要な部分であるとともに、最も故障率が高い部分でもあります。
パワーコンディショナーの不具合を放っておくとどうなる?
太陽光発電システムが不調のときは、パワーコンディショナーに以下のような不具合が発生している可能性があります。
- ヒューズ切れ
- フィルターの目詰まり
- 水や粉塵の蓄積
不具合をそのまま放っておくと、最悪の場合は火災につながるケースもあるので、できるだけ早い対処が求められます。
また、パワーコンディショナーにはかなりの電圧の電流が流れています。修理は自分では行わず、必ず専門の業者に依頼してください。
上記で挙げた不具合について、それぞれ説明していきます。
ヒューズ切れ
パワーコンディショナーに接続するヒューズが切れてしまい、発電ができなくなることがあります。
ヒューズを交換しなければ、発電が再開されることはありません。
フィルターの目詰まり
フィルターは、パワーコンディショナーで発生した熱を外に逃がす役割を果たしています。
しかし、目詰まりすると内部に熱が蓄積して、場合によっては火災の原因にもなってしまいます。
水や粉塵の蓄積
室外型のパワーコンディショナーの場合、設置方法が悪かったり、豪雨が続いたりすると、中に水や粉塵が入る可能性があります。
機械は基本的に水や粉塵に弱いものです。定期的に内部のメンテナンスを行いましょう。
パワコンを交換するメリット
パワーコンディショナーの交換を検討する機会は、次の3パターンのいずれかが主です。
- パワーコンディショナーが故障して動かなくなった
- 太陽光発電の発電量が落ちてきている
- 発電システムの点検時に、業者からパワーコンディショナーの不具合を指摘された
このようなとき、「部品交換などの修理と、本体丸ごとの交換のどちらにするか」が問題となります。
ケースによりますが、部品交換などの修理の方が、本体丸ごとの交換よりも費用は安く済むでしょう。
しかし、パワーコンディショナー丸ごとの交換には、修理するだけでは得られない次のメリットがあるのです。
- 保証が新しくなる
- 発電量が上がる
保証が新しくなる
新しいパワーコンディショナーに交換すると、同時に保証も新しくなります。
たとえば、あと1年しか保証期間が残っていないものを10年保証のものに買い替えると、保証期間が9年延びる計算になります。
太陽光発電システムは、太陽光パネルなど複数の機器から構成されますが、その中でパワーコンディショナーは特に故障が多い機器です。壊れやすいパワーコンディショナーの保証が新しくなるのは、とても安心といえるでしょう。保証期間内であれば、故障したときメーカーに無償で対応してもらえます。
メーカーによって異なりますが、一般に保証期間は5~10年です。
発電量が上がる
技術の進歩に伴い、パワーコンディショナーの性能も進化してきています。
つまり、故障した古いパワーコンディショナーを最新モデルに買い替えることで、発電効率がUPする可能性があるのです。
どのくらいUPするかはメーカーや機種によりますが、たとえば三菱のパワーコンディショナー”PV-PN40G”は、同社の従来機”PV-PN30G”よりも電気の変換効率が2%上がっています。
※引用:「三菱電機 技術開発レポート」
パワーコンディショナーの進化は発電効率のUPだけではありません。最近では、蓄電システムも併せ備えた製品や、従来の機種よりも軽量化された製品などが販売されています。
たとえば、2017年4月に販売が開始されたパワーコンディショナー「KP55Sシリーズ」について、メーカーのオムロンは、
当社従来機種であるKP48Sシリーズの「世界最小最軽量クラス」蓄電ユニットと比較し、20%の小型化を実現しました。また、パワーコンディショナ(以下パワコン)の出力を4.8kW→5.5kWと約15%アップ。大容量化が進む住宅向け太陽光発電システムに対応し、発電をムダなく活用することが可能となります。
と発表しています。
※引用元:「オムロン 太陽光発電用ハイブリッド蓄電システム「KP55Sシリーズ」の発売について」
パワコンは自分で交換できる?
発電した電気を活用するのに欠かせないパワーコンディショナー。交換工事の相場は20~30万円であるため、自分で交換して費用を抑えたいと考える人もいるでしょう。
しかし、パワーコンディショナーの交換を素人が行うことは、法律によって禁じられています。
パワーコンディショナーの交換は、屋内の配線工事を伴うため、電気工事に当たります。
電気工事は、電気工事士法によって、電気工事士の資格を持たない者が行うことは禁じられているのです。
法律を破って素人が電気工事を行った場合、3ヵ月以下の懲役、または3万円の罰金を課されます。
パワーコンディショナーの交換は、必ず資格を持った専門業者に依頼しましょう!
※参考:「電気工事士法」
「家の専門家」がパワコンを丁寧に交換
定期的に点検をする機会もなく、変化に気づきにくいパワーコンディショナー。ヒューズ切れやフィルターの目詰まり、異物混入などによって故障が引き起こされます。
設置から10年を経過したパワーコンディショナーは発電効率と設置状況の確認を行いましょう。
異変を感じたらまずは一度、イエコマにお気軽にご相談ください。
パワーコンディショナーって?
パワーコンディショナーは、ソーラーパネルで発電した直流電力を、家庭で使用できる交流電力に変換する重要な機能を持っています。
太陽光発電システムで出力される電力は、天気や気温に大きく左右されます。そこでパワーコンディショナーは、不安定になりがちな電気出力を一定に保ち、無駄なく電力を変換し続ける役割も持っています。
また、停電時も太陽光があれば、自立運転機能によって電力を供給することが可能です。
家庭で太陽光発電システムを利用する上で、必要不可欠な存在です。太陽光発電システムの心臓部として、家庭内で使用される電気を支えています。