引っ越しをした際、悩ましいのがご近所への挨拶ですよね。何もしないのは、後々トラブルの原因になる可能性もあります。
マナー違反とならないために、ご近所への挨拶回りのポイントを紹介しましょう。
引越しの挨拶は重要?
引越しの際、気になるのがご近所さんへの挨拶。果たして挨拶すべきか、それとも省略してしまってもいいのか。
引越しの挨拶は、引っ越した先の住居環境によって異なるかもしれません。たとえば、引っ越し先が一軒家であるケース。この場合は長年その家で暮らすことが考えられます。
町内会やゴミ捨て場の管理、諸々の当番など、ご近所さんとの関わりは必ず出てきますよね。
ですので、引越しの挨拶は欠かせません。
挨拶に行かないで当たり前のように暮らしていると、以前からその地域に暮らしている方々の中には「面白くない」と思う方がいらっしゃるかもしれません。
ご自分の立場や印象を守る為にも、引越しの挨拶は必ず行うべきです。
しかし、これが一人暮らし向きのアパートやマンションだった場合はどうでしょう。近隣の方々も一人暮らしをされている可能性が高くなります。
家族を持たない独身生活の集合住宅ですと、普段それほど住民同士の関わりはありませんよね。ですので、廊下などですれ違った時に軽く挨拶をすれば問題ないと考えられます。
挨拶回りの範囲
しかし引越し挨拶といっても、どこからどこまで近隣を回れば良いか、よく分からないものです。
もちろん、辞書やインターネットで調べても明確な挨拶回りの範囲は出てきません。挨拶回りの範囲は、明確には決まっていないものです。
しかし、両隣、向かい、後ろの住民の方には挨拶に伺った方が良いでしょう。家が近いと何かと関わりが大きくなるからです。
朝の通勤時間で顔をあわせたり、休日庭に出たりした際など、ふとしたタイミングで顔をあわせることが多くなります。こういったときに、ギクシャクしない為にも、引越ししたタイミングで挨拶に伺い、歩み寄ることが大切になるのです。
挨拶は2~3分。長くても5分程度で終わります。ほとんどが玄関先で終わる筈ですので、人見知りが激しい方でも、それ程苦痛にならないはずです。
■2軒隣はどうか
一方、2軒隣となるとどうでしょう。
隣の近所の方々に比べ2軒隣のご家庭となると、やはり関わりはガクッと減ります。2軒隣の方が引っ越した先の地域に何十年と長きにわたり住まれている、いわゆる「地域の主」のような存在の方でしたら、それはもちろん挨拶に伺うべきでしょう。
こういった地域の主への歩み寄りは大切です。
また、ご自身にお子様がいらっしゃる場合、同じくお子様と年が近いお子さんがいらっしゃる家庭には、挨拶に伺うのがベター。後々関わりが出てくることが予想されるためです。
引越し挨拶の品について
引越し挨拶の際、「お近づきのしるしに」と簡単な贈り物を持参する方も多いと思います。ただ、どのようなものを渡せば良いかよく分からない人も多いはず。
ここでは引越し挨拶の際に渡す定番のもの、また定番ではありませんが渡したら喜ばれるものを紹介していきます。
蕎麦
古くから、蕎麦は引越し挨拶の際の定番の手土産です。「細く長いお付き合いをしていきましょう」といった意味が込められています。
そばは生タイプのものではなく、日持ちする乾麺タイプのものを選ぶと良いでしょう。
洗剤や入浴剤
日用品は実用性が高いので、特に喜ばれる贈り物のひとつ。特に、人数が多いご家庭では日用品の消耗も激しいですよね。
日持ちするお菓子
日持ちする洋菓子の詰め合わせなどは比較的喜ばれます。贈る相手が高齢の方の場合は和菓子にしてもいいですね。
また、お菓子を選ぶ際には、以前住んでいた地域の銘菓などを選ぶと会話のネタにもなります。
これから住む地域の指定ゴミ袋
現在ゴミ袋は有料化されている地域が多くなってきています。華やかさのある贈り物ではありませんが、どの家庭でもゴミ袋は必要なもの。
気の利いた贈り物として、地域指定の有料ゴミ袋を選択するのも1つの手です。
その他
レトルト食品やタオルなどの日用品を渡しても良いでしょう。実用性、利便性がポイントとなります。
まとめ
引っ越しの挨拶は、これといった決まりがないためどうしたら良いか逆に困ってしまうことも多いと思います。
ただ名乗るだけではなく、できれば前に住んでいた場所、趣味、職場の話題など、ご近所に住む方々との共通点を探ってみるのもいいですね。
小さいお子様がいらっしゃるご家庭の方は、「子供がおりますので、ご迷惑をかけする瞬間もあるかもしれませんが…」と一言添えましょう。
また、引っ越しを機に、新たな設備を住まいに取り付けることもおすすめします。
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引っ越しのスケジュールなども考慮に入れ、計画を立てて設備の取り付けを考えましょう!