排水管高圧洗浄は必要!戸建てなら3~5年に1度の頻度がおすすめ

業者の排水管高圧洗浄についての話を聞いたり読んだりすると、「我が家にも排水管の高圧洗浄が必要なのかな?」と気になりますよね。

排水管高圧洗浄と聞くと、「マンションで必要なもの」というイメージがあるかもしれませんが、戸建て住宅でも、排水管の高圧洗浄が必要です。

当ページでは、排水管高圧洗浄が必要な理由、排水管高圧洗浄の料金相場、業者に依頼するときの注意点などを解説します。

排水管高圧洗浄の作業内容も写真付きで紹介しているので、自宅の排水管高圧洗浄を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

排水管高圧洗浄の必要性の理由

排水管高圧洗浄が必要な理由は、「一般家庭の掃除方法では、排水管の奥までは掃除できないから」です。

排水口や、排水口付近の排水管内部であれば、市販の洗浄剤やブラシで掃除できます。

しかし、排水口から何メートルも離れた箇所に、市販の洗浄剤やブラシは届きません。

一方で、きちんとした業者の排水管高圧洗浄なら、排水管の奥まで掃除ができます。

パワフルな業務用高圧洗浄機に10メートル以上の長さの洗浄ホースを接続し、それを排水管内に差し入れて洗浄するので、排水管内のすみずみまで届くのです。

高圧洗浄機

排水管高圧洗浄は、排水管内を最も確実に奥まで洗浄できる方法です。

排水管高圧洗浄をしないで放置するとどうなるか

排水管の高圧洗浄を長い間やっていないと、次のようなトラブルが起こる恐れがあります。

  • 排水管の詰まり
  • 家の資産価値の低下

排水管の詰まり

詰まった排水管

排水管内には、食べ物のカスや油、洗剤や石けんカス、皮脂や髪の毛など、さまざまな汚れが流れ込み、それらの一部は排水管内に蓄積します。

排水管高圧洗浄をしていないと、蓄積された汚れで、排水管内の排水の通り道が狭くなったり塞がったりする恐れがあります。

そうなれば、排水の流れが非常に悪くなったり、排水管が詰まって排水が流れなくなったりしてしまいます。

家の資産価値の低下

ぼろぼろの家

排水管も住宅設備の一部であり、設備の状態が悪いほど、その住宅の資産価値は下がってしまうものです。

排水管の高圧洗浄を長い間やっていないと、排水管内に汚れが蓄積して排水管内の状態が悪くなり、住宅の資産価値に悪影響を及ぼします。

住宅の資産価値が低下すると、将来家を売ることなったとき、思ったような価格で売れない恐れが高くなります。

排水管高圧洗浄の料金相場

戸建て住宅の排水管高圧洗浄の料金相場は2~3万円です。

ただし、次のような住宅だと、料金が高くなることが多いでしょう。

  • 大きな住宅(各階の床面積の合計が50坪以上など)
  • 「キッチンが2つ」「洗面台が2つ」など水回りの数が多い住宅
  • 3階以上の階数がある住宅

排水管高圧洗浄の必要な頻度とサイン

排水管高圧洗浄の頻度の目安は、戸建て住宅の場合で3~5年に1度、マンションなどの集合住宅の場合で1~2年に1度です。

ただし、新築の戸建て住宅の1回目の排水管高圧洗浄は、新築から7~8年目で問題ありません。
新築住宅の排水管は新しく状態がよいので、急いで高圧洗浄をする必要はありません。

排水管高圧洗浄が必要なサインには、次のようなものがあります。

  • 水を流すと排水口に水がたまって、スムーズに排水されない
  • 排水時にゴボゴボと異音がする
  • 洗濯機が運転中によく停止する
  • 排水時に水が排水口から逆流することがある
  • 排水口から悪臭がする

排水管高圧洗浄を依頼するときの注意点!その業者は詐欺かも!?

警告

排水管高圧洗浄の業者のなかには、悪徳業者も存在します。

悪徳業者を家に呼んだり排水管を見てもらったりすると、思っていたよりも高額の施工の契約を結ばされたり、不安をあおる営業トークで結ぶつもりのなかった契約を結ばされたりする恐れがあります。

悪徳業者の例を知っておくことで、悪徳業者を避けることが可能です。

悪徳業者で多いパターンは、次の2つです。

極端な格安価格のチラシの業者

「排水管の高圧洗浄が3,000円」など格安価格のチラシは魅力的に感じるかもしれません。しかし、実際に依頼してみると高額の費用を請求されることもあり、注意が必要です。

実際のところ、国民生活センターによれば、「高圧洗浄が3,000円と記載されたチラシの業者を呼んで排水管を見てもらったところ、最終的に5万円を請求され、支払ってしまった」などのトラブル相談があるそうです。

参考:国民生活センター排水管の点検や洗浄の勧誘にご注意!-「無料点検」のはずが洗浄の勧誘!?「料金3,000円」のはずが数万円に!?-

訪問営業の業者

家に突然訪問してきて、「排水管を無料で点検します!」などのことを言ってくる業者には、警戒した方がよいでしょう。

点検自体は無料でも、点検後に万単位の額の施工の契約を迫られ、その場の雰囲気で契約させられることがありえます

実際のところ、国民生活センターによれば、「家に突然訪問してきた無料点検の業者に排水管高圧洗浄を勧められ、契約してしまったが、キャンセルできないだろうか」などの相談が寄せられているそうです。

参考:国民生活センター排水管の点検や洗浄の勧誘にご注意!-「無料点検」のはずが洗浄の勧誘!?「料金3,000円」のはずが数万円に!?-

排水管高圧洗浄の作業内容と所要時間

高圧洗浄の業者

排水管高圧洗浄の作業内容

業者によって多少やり方が異なる部分もありますが、多くの場合、基本的な作業内容は以下です。

  • 排水桝(はいすいます / 屋外にある排水管の点検口)から、高圧洗浄機につないだホースを排水管内に差し込んで洗浄
  • 排水口から、高圧洗浄機につないだホースを排水管内に差し込んで洗浄

「排水桝・排水口の両方からの洗浄で一式○○○○円!」の業者もいれば、「排水桝からの洗浄が○○○○円、排水口からの洗浄が○○○○円」などのかたちをとっている業者もいます。

以下は、イエコマの排水管高圧洗浄の作業の流れです。
※住宅の状況などによって、作業の順番が前後することもあります。

1、排水桝の位置を確認する

排水桝は、「キッチンの排水管とつながっているもの」「洗面所の排水管とつながっているもの」など、一戸の住宅につき複数設置されているのが一般的です。

はじめに排水桝の位置を確認し、どの排水桝がどこの水回りにつながっているかなどチェックします。

排水桝を開ければ、排水管の中を覗いたり、高圧洗浄機とつなげたホースを排水管内に通したりすることができます。

下の写真のように、道路のマンホールと似た見た目です。

排水桝

目立たない場所に設置されているケースもあるので、見落とさないように注意しなければなりません。

2、排水桝を開け、ホースを通す準備をする

マイナスドライバーなどを使って、排水桝のふたを開けます。

枡ふた開ける

何年も掃除されていない排水桝は、中に汚れが溜まっていることが多いです。まずはそれを取り除きます。
汚れの種類は、どこの水回りとつながっている排水桝なのかで変わってきます。たとえば、キッチンとつながっている排水桝なら、油汚れなどが多くなってきます。

排水桝内部に、エルボ(L字型のパイプ)が付いている場合は、エルボを取り外します。

3、排水桝から高圧洗浄をする

排水桝から、排水管内部に洗浄ホースの先端を差し入れ、高圧洗浄します。

排水管高圧洗浄の様子

排水管は家の構造に応じて折れ曲がるように設置されています。
むやみに押し込むだけだと、洗浄ホースが排水管の途中でそれ以上進まなくなったり、洗浄ホースが抜けなくなったりすることもあります。

排水管の高圧洗浄は技術力が必要です。

排水桝内部も、高圧の水を当てて洗浄します。

高圧洗浄中

合わせて、排水桝のふたやエルボもきれいに洗浄し、元の位置に戻します。

排水管高圧洗浄の様子

4、排水口から高圧洗浄

洗面所の排水口やキッチンの排水口など、屋内の排水口側から高圧洗浄機のホースを排水管内に差し入れ、洗浄します。

排水管高圧洗浄の様子
排水口高圧洗浄

イエコマの排水管高圧洗浄は、排水桝・排水口の両方からの高圧洗浄で、10,780円(初回限定/税込)です。

まとめ

一般家庭の掃除方法では、排水管の奥までは掃除できません。このため、排水口から離れた排水管の奥をしっかり洗浄するために、高圧洗浄が必要なのです。

排水管の高圧洗浄を長期間していないと、排水管で詰まりなどのトラブルが発生する恐れが高まります。

排水管高圧洗浄の頻度の目安は、戸建て住宅の場合で3~5年に1度です。
料金相場は2~3万円になります

イエコマは、戸建て住宅の排水管高圧洗浄を、10,780円/一式(税込/初回限定)で承っております。
排水桝・排水口の両方からの洗浄で一式となっております。

  • 家の排水管の状態が気になっている
  • もう5年以上排水管の高圧洗浄をしていない

上記のようにお悩みの方は、イエコマまでお気軽にお問い合わせください。

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