屋根修理の基礎知識から修理費用まで徹底解説!

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屋根は普段見えない部分であるだけに不具合やトラブルが起こっていても見落としがちですが、常に雨風・日光にさらされている屋根は住宅で最も劣化が進みやすい箇所の一つです。
少しの傷や屋根材の浮きでも、放っておけばその隙間から雨水が浸入し、雨漏りが起きることもあるので厄介です。
屋根の修理には数十万、場合によっては百万円を超える費用がかかる場合もあり、家計の負担もかなりのものになりますが、ためらっているうちにも雨水の浸入はどんどん進行します。雨漏りが進行すれば屋根の基礎や外壁が腐食し、さらに大がかりな補修が必要になる場合もあるのです。手遅れになる前に、早めに手を打ちましょう。
今回は、屋根修理の基礎知識から費用までを徹底解説します。

自宅屋根をチェックする方法

原則は「プロに任せる」!

「DIYは得意で道具も色々揃っているので、屋根もでききるところまでは自分でやりたい」
「リフォーム業者に依頼すると高いし、見積もりを取る時に誤魔化されそう。自分の目で確かめてから外注するかどうかを決めたい」
屋根のリフォームは高額になる場合が多いので、上のようにお考えになるのももっともです。しかし、安易に自分で点検・補修を行うのは絶対に止めましょう!はしごをかけても確認できる部分はほんのわずか。そして、素人が十分な装備もなく屋根の上に登り、万が一足を滑らせたら、怪我では済まない可能性もあるのです。プロの職人であっても、屋根の補修には足場を組み、万全の装備をした上で臨みます。くれぐれも無理をなさらないようにご注意ください。

自分でできる屋根の状況のチェック

自分でできる屋根の点検・チェックは限られますが、見える範囲で屋根の状態を判断することは可能です。
屋根の中でも軒先や破風の部分は傷みやすい箇所と言われていますが、これらの箇所は庭や道路からでも目視することが可能です。スレート屋根の変色やカケなどがあれば確認することができるでしょう。お隣さんにお願いし、窓から自宅屋根を見るのも一つの方法です。リフォーム業者に見積もりを依頼し、屋根に登ってもらう際も、お隣さんから見ていれば怪しいことをしていないかどうかチェックすることができます。
最近ではカメラ機能のあるドローンが手頃な価格で購入できるようになりました。接近しての撮影は困難ですが、屋根全体の状況を把握するには十分な性能を持っていますので、ドローンを利用するのも一つの方法です。

繰り返しになりますが、ご自身でのチェック・点検は安全な場所からの目視にとどめ、気になる点があればプロの業者に点検・見積もり依頼を出しましょう。点検や見積もりは大半の業者が無料で行っていますが、依頼時に費用の面を確認するのをお忘れなく。

屋根の破損 チェックのタイミング

屋根への影響が懸念されるほどの台風や大風に見舞われた場合や、屋根に何か落下物あった場合などは、念のため業者に点検をしてもらった方が安心です。経年劣化と異なり、一気に深刻なトラブルが進行していることがあるからです。自然災害による不具合であれば、口述のように火災保険による補修の対象となりますので、費用負担も少なくて済む場合もあります。
自然災害以外の経年劣化であれば、屋根の状態が急激に悪化することはないため、新築後5年目、10年目の節目で点検を行い、10年目以降はもう少し短いサイクルで点検を行えば、雨漏りにつながるような屋根のトラブルを見過ごさず、問題があれば速やかに補修できるはずです。ただし、築年数が経てば経つほど不具合が起きやすくなるため、築後10年以上の住宅では、目視で確認できる部分は日頃から注意して観察しておくことが重要です。

屋根に異変が!破損の種類とその原因を解説!

屋根の破損の種類

屋根の破損には以下のような種類があります。自宅の屋根をチェックしてみましょう。

釘の浮き
〈釘の浮き〉
経年劣化により屋根材が変形してしまうことが原因で起こります。
屋根材の割れ・ひび
〈屋根材の割れ・ひび〉
経年劣化、または台風・強風のとき小石や飛来物の衝突により起こります。
屋根材の剥がれ
〈屋根材の剥がれ〉
経年劣化により屋根材を固定する釘が浮き、そこに台風や強風が吹くなどして起こります。

瓦屋根の漆喰劣化
〈瓦屋根の漆喰劣化〉
経年劣化が原因で起こります。漆喰は十年に一度は修理や修繕が必要です。
瓦のずれ・割れ
〈瓦のずれ・割れ〉
経年劣化、または台風・強風のとき小石や飛来物の衝突により起こります。

注意すべき二次被害とは?

屋根が破損しているということは、屋根の下部、つまり家全体にまで何らかの影響を及ぼしている危険性があります。
例えば、「釘の浮き」や「屋根材の割れ・ひび」でできた隙間から雨水が侵入し、雨漏りを起こすことがあります。雨漏りは、アトピーや呼吸器疾患などの健康被害に発展する恐れのあるカビを発生させます。
さらにそこにはカビを餌とする腐朽菌やシロアリが集まり、建物の躯体部分の損傷を引き起こすことで、家全体の強度を弱めてしまうのです。
屋根の損傷を発見したら、まずは専門業者などに現場調査を依頼し、被害状況を確認することが大切です。そのあとで適切な処置を行いましょう。

意外と差がある!屋根の種類と平均寿命年数

屋根の種類によっても平均的な寿命年数は異なります。

・日本瓦:50~100年
  …日本に古くから伝わる伝統的な屋根材です。
・スレート:20〜25年
  …カラー展開がしやすく、重量も軽いので設計しやすい屋根材です。
・ガルバリウム鋼板:30〜50年
  …安い、軽い、丈夫の3拍子揃った屋根材です。
・洋瓦屋根・セメント瓦屋根:30〜40年
  …外見は日本瓦と似ていますが、セメント加工や塗装ができる屋根材です。「葺き替え」ではなく既存の屋根材の上に軽量で耐久性の高いガルバリウム鋼板の屋根材を重ねる「重ね葺き」の場合は、既存の屋根材の撤去や廃棄にかかる費用がかからないため、コストを低く抑えることが可能になります。
・銅板屋根:60年〜
  …日本の風土や気候に適した屋根材です。寿命は長いですがその分価格は高価です。

日本の風土に適応しながら発達した「日本瓦」の寿命年数が50年~100年と長いのに対し、新築で最も普及している「スレート」は20年~25年です。
このような、材質による寿命年数の違いも気にしながら、屋根の破損が起こる前に定期的なメンテナンスを心がけることも大切です。

屋根の修理費はどれぐらい?

屋根の修理費はどれぐらいかかるのでしょうか。
工事の種類や材質の差異、破損の程度も多種多様なので、状況により適切な工事も変化します。
ここで紹介する費用相場はあくまでも目安なので、まずはお見積りを取ることをおすすめします。

・屋根の葺き替え:20~300万円
 …既存の屋根材を剥がして、新しい屋根材と交換する工事です。
・屋根の塗装:30~150万円
 …主にスレート屋根や金属屋根などの経年劣化に対し「保護」をする工事です。
・屋根瓦の積み替え:50~180万円
 …「積み替え」とは、伝統的な工法で施工された日本瓦特有の補修工事です。棟部分の瓦の下を塗り固めた漆喰や屋根土が剥がれてくると棟瓦がズレたり曲がったりしてくるため、棟瓦を一旦撤去して漆喰や屋根土を塗り直し、棟瓦を積み直して補修します。棟瓦はそのまま利用できますが、破損している場合には新たに交換する必要があるため、破損の程度がひどければ費用も高額になります。
・屋根の雨漏り修理:5~30万円
 …雨漏りを起こした部分の修理から、家の内部の雨漏りの修理まで行う工事です。ただの雨漏りであれば簡単な修理で済みます。
なお、雨漏りが進行して屋根の基礎に腐食が見られる時には、屋根の基礎から補修する必要が出てきます。その場合は大工作業となるため、修理費用も100万円を超える高額工事となることを覚悟しておきましょう。

・スレート屋根のヒビ補修:5~80万
 …スレート屋根にヒビが入った場合、その部分の補強やスレートの取り替えなどを行う工事です。交換補修が必要なスレート板が1枚だけなら足場も不要で費用も安く済みますが、全体的に不具合が多い場合には交換費用がかかるだけでなく、足場が必要であれば補修費用は大幅にアップします。その場合は、補修ではなく葺き替えや重ね葺きをするべきかどうかも含めて検討する必要があるでしょう。

足場について

上記の工事費用は、原則として足場費用を含んでいます。工事費用を大きく左右するのが足場の有無です。足場とは、外壁や屋根の工事を安全に行うために住宅の周囲に組む仮設の作業場です。足場代は、一般的な規模の住宅で15~25万円程度かかるのが相場とされています。業者が自前で足場を組める場合や、足場専門の業者に外注する場合など、実際の補修作業よりも業者によって費用の差が大きく出る作業でもあります。相見積もりを取る場合は一括の金額ではなく作業項目ごとに費用を見比べて検討すること、足場費用についての不明点がある場合には納得がいくまで業者に確認を取りましょう。

必見!場合によっては0円で修理できる!?

修理費を見て高額だと思った方もいるかと思いますが、実は加入している「火災保険」を利用することによって無料で修理することも可能なのです。
「火災保険」というと、火災の時だけ補償してくれるものだと思いがちですが、一般的な火災保険には「風災・雹・雪災・落雷・水ぬれ・盗難」などさまざまな補償内容が含まれているのです。

今回は、火災保険の「風災」の項目を利用することで、屋根の修理を無料で行える可能性があります。
風災とは、「強風、竜巻、台風、暴風雨、突風、疾風などによる損害」のことです。
強風で屋根が剥がれた場合や、強風で飛んできたものが屋根に当たり破損した場合も補償の範囲に含まれるのです。
これに適合する場合は、保険会社または保険代理店を介して無料で修理できます。

保険適用に当てはまらないケースもあるので、下記内容を確認しましょう。

  • 過去5年以内に屋根塗装を含む屋根修理をした場合
  • 修理が必要になった日から3年以上経過した場合
  • 修理費用が20万円以下の場合
  • 保険契約者、被保険者等の故意もしくは重大な過失または法令違反がある場合
  • 経年劣化による被害の場合

火災保険が適用される範囲ならば、とてもお得に修理ができますね。

なお、屋根の修理で火災保険が適用となるためには、
・保険会社が指定する必要書類への記入
・修理会社の見積書
が必要となります。書類の記載内容次第で保険適用外とされる場合もあるため、専門家(修理を依頼する会社)に依頼をするのが確実です。詳細はこちらのコラムにまとめていますので、是非参考にしてください。
修理費用が無料に!?火災保険の上手な使い方

屋根の補修は信頼できる業者に依頼しよう

「屋根も家の一部だからお風呂のリフォームをしてくれた会社さんにお願いしていいよね」
「近所で工事しているという業者さんが屋根を点検してくれたけれど、このままリフォームをお願いしても大丈夫でしょうか?」
リフォームは頻繁に行うものではないため、多くの方がリフォームに関しては全く知識や経験がない場合がほとんどです。そのため、屋根以外のリフォームをしてくれた業者や訪問営業の会社に依頼してしまう場合がありますが、一口に「リフォーム」といっても、お風呂工事と屋根工事では内容が全く異なります。水回りのリフォームを得意とする会社が屋根工事でも実績豊富とは限りません。是非、屋根工事の実績が豊富なリフォーム会社を選んで下さい。
また、訪問営業でやってきたリフォーム業者には、絶対に点検や見積もりを依頼してはいけません。リフォーム業界のトラブルの多くが、訪問営業で契約を取るリフォーム会社によるものです。
屋根のリフォームは屋根工事の実績が豊富な信頼できる会社を選ぶのが大原則です。施工実績や良い口コミが豊富な屋根専門の職人が施工してくれる会社を複数選び、相見積もりを取って最適な業者に発注をしましょう。

屋根は住宅の中で一番破損しやすいにもかかわらず、注意を怠りがちな箇所です。
破損時にはできるだけ素早い対応を心がけるとともに、定期的なメンテナンスも忘れずに、より快適に住み続けられる生活環境を整えましょう。

また、補修をする場合には信頼できる業者に発注すること、保険を使って0円で修理できる場合もあることを覚えておいて下さい。
イエコマでは、屋根の点検や補修も承っております。まずは無料の現地調査・お見積もり依頼から是非ご相談下さい。

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