あなたは使えなくなった太陽光温水器をそのままにしていませんか?

太陽熱温水器とは?

太陽熱温水器と聞けば馴染みがない人も多いかもしれませんが、ソーラーシステムならば「知ってる!」という人は多いのではないでしょうか?
太陽熱温水器よりもソーラーシステムという言葉で知られているこのシステムは、自然に降り注ぐ太陽光を電気に変換して家庭内の電気として利用する太陽光発電と同じ原理を用いたシステムで、太陽光を熱に変えて家庭内のお風呂等の給湯として利用することができます。
太陽エネルギーを利用したシステムといえば日本においては太陽光発電の方がはるかに有名ですが、実は世界的に見ると太陽熱温水器も太陽熱発電と同様に浸透しており、太陽熱温水器の方がはるかに普及率が高いという国さえあるほどです。

日本においては1970年代から80年代くらいに急速に普及率が高くなり、一気に知名度も上がりました。
しかし、利便性等の問題や原油価格の低下などが原因で普及率が一気に低下することになります。
現在はエコに対する考えが浸透しているせいもあって再び注目を浴びることとなっていますが、この時期に設置された太陽熱温水器を持て余しているという家庭は決して少なくないのです。

放置されたままの太陽熱温水器

この時期に設置された太陽熱温水器で問題となっているのが、メンテナンスされることなく壊れたまま放置されているケースが多いという点です。
修理が必要となった段階で、修理せずそのまま放置しているケースが少なくないのです。
太陽温水器には様々なタイプがありますが、小さめのものでも太陽熱を受ける集熱面積は4㎡にもなるので決して小さいとは言えず、重さも20Kg/㎡もあるので、何の役にも立たない巨体な重量物が家の屋根に乗っかっているということになります。
また、メンテナンスされることもないので屋根との接合部の摩耗も考えられ、落下等の危険性も予測されりだけでなく、太陽熱温水器の重量によって瓦の割れやヒビ損壊を起こすことも考えられます。
ですから、利用しなくなった太陽熱温水器は決してそのままのにしておくべきものではなく、撤去する必要性があるというわけです。

使わない太陽熱温水器を放置するとどうなるの?

太陽温水器には様々なタイプがありますが、小さめのものでも太陽熱を受ける集熱面積は4㎡にもなるので決して小さいとは言えず、重さも20Kg/㎡もあるので、何の役にも立たない巨大体な重量物が家の屋根に乗っかっているということになります。

台風・強風

関西地方を襲った台風で、車が横転したり、看板や屋根材が吹き飛んだりしている映像をご覧になった方は多いことでしょう。屋根面への取り付け部品に弛みや破損が生じている太陽熱温水器が強風に飛ばされて落下する可能性は多いにあります。風で吹き飛ばされた太陽熱温水器で通行者にケガをさせたり、車や家屋を破損させたりすれば、管理義務を怠った責任を問われることになります。

屋根への影響

先述の通り、重量のある太陽熱温水器は屋根への負担も大きいものです。利用中であれば適切にメンテナンスを行い不具合にも早期に気づくことができますが、放置されている太陽熱温水器では設置状態に問題があっても発見する機会がない場合が多いといえます。屋根面に設置している部品の弛みや不具合があれば落下等の危険があります。さらに、太陽熱温水器の重量によって瓦の割れやヒビ・損壊を起こすことも考えられますが、雨漏りなどの深刻な症状が出るまで気づかない、という可能性もあります。
これらの理由から、利用しなくなった太陽熱温水器は決してそのままのにしておくべきものではなく、撤去する必要性があるというわけです。

太陽熱温水器を撤去する前に

ここまで読んで「早く撤去しなくちゃ!」と思われた方、ちょっと待って下さい!本当に太陽熱温水器は「要らないモノ」でしょうか?

古いからもう使えないは×?

太陽熱温水器の原理は「太陽の熱で水を温め、お湯にして利用する」というとてもシンプルなもの。太陽光発電のように太陽熱を電気に変換するなどの過程がなく、太陽熱を利用する効率や費用対効果が非常に高いシステムといわれています。これから機器の設置を検討するのであれば太陽光発電との比較検討が必要となりますが、今現在太陽熱温水器があるなら、使わずに放置しておくのはあまりにもったいない!と言えます。

省エネ・エコ

メーカーの発表によると、条件によっては太陽熱温水器によって約65%もの省エネが期待できるそうです※。CO₂の排出量も削減でき、省エネ・エコの観点では現在でもその利用価値は変わりません。

まずは放置している太陽熱温水器の点検を!

利用していない太陽熱温水器を再利用する・しない、撤去する・しないを判断するには、まずは今現在の太陽熱温水器の状態を把握しなければなりません。

  • 太陽熱温水器の修理・点検を業者に依頼
  • 修理が可能な状態なら、再利用を検討する
  • 経年劣化や耐用年数の問題から修理不能であれば、撤去する
  • 太陽熱温水器の重量で屋根に不具合が生じている場合には、屋根側の修理も行う

業者に依頼をする場合は、太陽熱温水器だけでなく屋根の修理や点検もできる業者を選ぶと良いでしょう。機器も屋根も一緒に点検・修理をしてもらえるので、屋根の修理が必要になった場合に別の業者に依頼する手間が省けます。

太陽熱温水器の撤去費用はどのくらい?

太陽熱温水器の撤去費用は撤去するタイプや大きさだけでなく、撤去後の処理をどうするかで変わってくるだけでなく、撤去する家の立地環境によっても大きく変わってきます。
また、依頼する業者によっても見積もり金額がまちまちですから、依頼先によって見積もり内容が大きく変わってくることも珍しくありません。
しかし、一般的な相場としては十数万円というのが妥当なところでしょう。
中には購入時に撤去費が含まれているケースもあるようです。
ですから撤去時にはまず購入先に問い合せた上で、費用がかかる場合には数社から見積をとって比較検討することをおススメします。

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