太陽の恵み
毎日毎日、太陽から地上にもたらされる光や熱。
朝、太陽が姿を現すと地上は明るくなり暖められ、夜、太陽が姿を隠すと暗くなり冷えてくる。
特に何もしなくても、われわれ人類をはじめとする生き物は太古の昔から太陽からの恵みを享受してきました。
そしてその恵みはこれからもずっと続くでしょう。ありがたいことです。
太陽はほとんどすべての動物や植物に、生存するために必要な明るさと温かさを提供し続けてくれていますが、それでもエネルギーは有り余っていて光や熱の質量は無尽蔵と言ってもいいでしょう。
ただ、そのエネルギーは溜めておくことができないし、場所や地形や天候によって受けるエネルギーの量が大きく変化します。
だから太陽エネルギーを人工的に利用するのが難しかったのですね。
とはいえ、人類は古くからその方法を考え出し、技術を進化させることに取り組んできました。
太陽光発電とその特徴
太陽光発電はそんな太陽のエネルギーを利用した暮らしに役立つ装置のひとつで、最近では大規模なものから住宅用まで広く使われてきているということはご存知だと思います。
装置の仕組みや構成などについては詳しく説明しているサイトなどに譲りますが、簡単に言うと太陽の光を太陽電池を使って直接電力に変換するというもの。
太陽の光は持続可能な自然エネルギーでしかも廃棄物を出さないということで、太陽光発電システムは「エコ」の代表選手のような扱いです。
住宅用では太陽光で発電した電力が余った場合に電力会社が買い取ってくれる「買取制度」があって一時ブームとなりましたが、その買取価格が下がってから普及のスピードが落ちたと言われています。
メリットとしては、やはりクリーンさが第一に挙げられます。「エコ」に貢献しているという意識を持てるのがいいですね。
また、構造的にはシンプルなのでメンテナンスが簡単ということもあります。寿命も比較的長く、システムの要である太陽電池の耐用年数は20年以上ということです。
反面、価格が高い、販売設置業者が良くなかった、期待したほどの発電量が得られないなどという不満も少なくないのが現状です。
太陽熱温水器の復活
一時期、太陽熱温水器がブームになったことがあります。第2次オイルショック(1973年)の後です。
その頃はまだ粗悪品といってもいい製品が多く、さらには強引な販売方法が問題となっていつの間にかブームは下火になっていました。
それでも最近では、技術が大幅に進歩して効率がよりアップした製品が登場し、自然エネルギー利用への関心が高まったこともあって再び注目されるようになりました。
太陽熱温水器で太陽のエネルギーを熱に変換する場合、その50~60%が有効に使えるということで、太陽から温水を得ることは無駄が少なく理にかなったことなのですね。
ちなみに、太陽光発電で太陽光を電気に交換する場合は10~20%しか利用できないそうです。
そうなると、太陽光発電で作った電気でお湯を沸かすというのは何か遠回りをしているようで無駄が多いのかなという感じもします。
今後は太陽熱温水器が復活して使う人がもっと増えるかもしれませんね。
太陽光発電システムが発電の買取制度の変更などでもたもたしている間に普及率が逆転しているかもしれません。
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