放置せずにふさごう!壁に開いた穴の修理方法

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一見丈夫そうな家の内壁ですが、物をぶつけたときなどに穴が開いてしまうトラブルは意外と多いものです。見た目が悪いため、カレンダーなどで穴を隠している人もいるのではないでしょうか。

開いた穴をそのまま放置してもよいのか心配ですよね。修理するとしたら、自分でできるのか、業者に依頼する場合はどれぐらいの費用が必要なのかも気になるでしょう。
今回はうっかり開けてしまった壁の穴の修理方法について紹介します。

壁に穴が開く原因

穴が開く原因はさまざまで、衝撃の強さにより穴の大きさも変わります。どのような場合に壁に穴が開くのか、チェックしましょう。

画びょうやネジの穴

壁にポスターなどを貼るときに、画びょうを刺しますよね。刺した画びょうやネジを抜くと、小さな穴が開きます。小さい穴ですが、真っ白な壁紙に穴が開くと案外目立つため、画びょうを使わない人もいるほどです。

クギやネジを壁に打ったときにできる穴は、さらに大きくなります。また画びょうでも、何十カ所も集中して刺すと、穴が目立ちやすくなるのです。

家電などを壁にぶつけたとき

引っ越しや部屋の模様替えなどで家電や家具を移動させる際や、子どもがはしゃいでぶつかったときなどにも、穴が開く可能性があります。衝撃の強さによっては、大きな穴が開くこともあるのです。

ヒラタキクイムシによる被害

壁材が木で、1~2mmの小さな穴が壁にポツポツと開いている場合は、穴の下の床をチェックしましょう。木くずが落ちている場合は、ヒラタキクイムシが原因かもしれません。

ヒラタキクイムシは体長3~8mmで茶褐色の害虫で、日本全国に分布しています。侵入経路は住宅の建築材やタンスなどの木材で、内部に潜んでいるのに気がつかないまま、屋内に持ち込まれてしまうのです。
木材の内部に産み付けられた白色円筒形の卵から、黄白色の幼虫になり、5~6月になると成虫になり、10日~3週間程度で寿命となります。木部を食い荒らすのは幼虫である10ヶ月間です。
メスの成虫は木材の内部に卵を産み付けるため、駆除をしないと毎年被害を繰り返すことになります。

壁に開いた穴を放置するとどうなるの?

大家に怒られる

開いた穴の前にカレンダーや額縁を飾って、穴を隠す人もいます。しかし穴を放置すると、思わぬトラブルに発展するケースもあるのです。
壁に穴が開くとどのような不都合が発生するのでしょうか。

見た目が悪い

壁に穴が開くと困る1番の理由は、見た目の悪さでしょう。どんなにオシャレにインテリアをコーディネートしても、壁に穴が開いていると古びた印象を受けてしまいます。

壁が劣化してさらに穴が広がる

穴の周囲の壁は耐久性が低下しているため、壁紙や壁材の劣化が早く起こります。さらに穴の周辺へ衝撃が加わったり、開いた穴に物を引っかけたりすることで、穴が拡大する可能性もあるのです。

害虫が侵入する

開いた穴から室内へ、ゴキブリやアリなどの害虫が侵入する可能性もあります。ムカデなどヒトを刺す害虫が侵入した場合は、腫れたりしびれたり、アナフィラキシーショックを起こす恐れもあります。

穴が大きいほど修繕が難しくなる

穴は大きいほど修理が大変で、修繕費も多くかかります。穴は放置せず、早めに修復することが重要です。

賃貸物件の場合はトラブルに発展する

賃貸物件の壁に穴を開けてしまった場合は、修繕費が必要になる可能性があります。穴が開いたまま放置した結果、退去時に高額な修繕費を請求されてトラブルになるケースもあるのです。

穴を開けてしまったら、すぐに大家や管理会社へ連絡して、どのように対処すればいいのか相談しましょう。

家の内壁に使われている材料は?

壁材がいっぱい

内壁の材料にはコンクリートや木、土などが使われますが、壁に穴が開いた場合の多くは、石膏ボードが壁材に使われているケースがほとんどです。

石膏ボードは一般的な住宅でよくみかける、クロスが貼ってある壁です。
石膏とは硫酸カルシウムが主成分の鉱物で、白くて柔らかく、チョークやセメントなどに使用されています。

この石膏を固めて板状にし、特殊な板紙で包んだものが石膏ボードです。耐火性に優れ、安価でカッターでカットしやすいなど加工が簡単な点から、内壁の材料としてよく利用されています。

広く普及している石膏ボードですが、一点に加わる力には弱いのがデメリットです。そのため衝撃が加わると、壁に穴が開いてしまいます。

壁の穴の修理は自分or業者に依頼?

壁を直す男性

開いた穴を補修するには、自分で修理する方法と業者に依頼する方法があります。それぞれにメリット・デメリットがあるので、確認しましょう。

自分で修理する場合

穴の修繕は自分で行うことも可能です。しかし自分で修理する場合は、不自然な仕上がりになったり、修理後すぐに壁紙が剥がれてしまったりなど、失敗する可能性もあるのです。失敗すれば壁へのダメージもより大きくなるため、結局業者に頼らざるを得なくなります。

メリット

・安く修理できる
・自分に都合のよいタイミングで修理できる

デメリット

・大きな穴は修理が難しい
・失敗する可能性が高い
・道具の準備や修理に手間がかかる

業者に修理してもらう場合

業者に依頼するとコストはかかりますが、素人が修理したものと比べると仕上がりは格段に良くなります。特に大きな穴が開いた場合や目立つ場所の修繕は、業者に依頼することをおすすめします。
賃貸物件の場合は、大家に業者へ修理を依頼するように指定されるケースもあります。

メリット

・仕上がりが自然
・道具の用意や、元の壁紙と同じ色・デザインの壁紙を探す手間が省ける

デメリット

・費用がかかる
・業者が繁忙期のときは、すぐに修理してもらえないこともある

壁の穴を修理するのにかかる費用

電卓とお金

業壁の穴をふさぐためには、どれぐらいの費用がかかるのでしょうか。場合によっては、保険が適応される可能性もあります。ぜひチェックしましょう。

自分でふさぐ場合

自分で穴をふさぐ場合は、おおよそ1万円以内で道具がそろえられるでしょう。ただし、DIYで一番大変なのは、元の壁紙と同じ色やデザインのクロスを探す作業です。

業者に依頼する場合

業者に依頼する場合は、数万~10万円ほどかかります。大きい壁穴の補修には、50,000円以上かかるケースがほとんどです。
料金は穴の大きさや業者にもよります。複数の業者に見積もりを出してもらい、比較・検討をしてから業者を決定しましょう。

現在イエコマでは、壁紙クロス補修を初回体験価格1カ所3,800円で承っています。どうぞお気軽にお問い合わせください。

火災保険が適用されることもある

火災以外にも、風災や水災、破損等などを保証する火災保険。壁の穴も「破損等」に該当する場合は、火災保険が適用される可能性があります。

補償されるのは、子どもが壁にぶつかった場合や、家電を落としてしまった場合など、「うっかり」穴を開けてしまった場合です。壁を殴ったりクギを打ち込んだりするなど、「故意」に穴を開けた場合は適用されません。

賃貸物件の場合は、大家が建物を補償対象にしていたり、入居時に加入した火災保険に特約が付いたりしていて、補償される可能性もあります。修理する前に、大家さんや管理会社に相談してみましょう。

自分でする!壁の穴の修理方法

直すべき壁の穴

壁穴の大きさごとに、自分で修理する方法を紹介します。

小さな穴

画びょうやクギなどの刺し跡は比較的小さいため、自分で修理することが可能です。穴の大きさごとに、2種類の修理方法をご紹介します。

木工用ボンドとティッシュで補修

画びょうの刺し跡などの小さい穴は、ボンドとティッシュで簡単に補修できます。

用意する道具
  • 木工用ボンド
  • ティッシュ
  • つまようじ

【修理方法】

  1. 穴の入り口にボンドを塗る
  2. つまようじで穴にティッシュを入れ込み、余分なティッシュはカットする
  3. はみ出たティッシュもつまようじを使って穴に入れ込み、完了

市販の穴うめ剤で補修

画びょうよりも大きな穴が開くクギ穴は、市販の穴埋め剤を使って補修します。

用意する道具
  • 市販の穴埋め剤
  • スポンジ
  • ドライヤー

【修理方法】

  1. 穴埋め剤をネジ穴に注入する
  2. 溢れた穴埋め剤はスポンジで拭き取る
  3. 10分程度経過したら、補修箇所をドライヤーで温めて完了

大きな穴

大きな穴は、次のような手順で修理します。道具はホームセンターなどで購入できます。
大きな穴は上手に補修できなかったり、補修後すぐに剥がれたりするなど、失敗するリスクも高いため、自信のない人は業者へ依頼する方がおすすめです。

用意する道具
  • 壁紙
  • カッター
  • リペアテープ
  • パテ
  • パテベラ
  • サンドペーパー(粗さ:#180と#240)
  • ローラー
  • 接着剤

 

【修理方法】

  1. 穴の周りの壁紙を剥がす
  2. 穴の周りを囲むように四角くカッターで切り込みを入れます。切った壁紙は丁寧に剥がします。

  3. リペアテープを貼る
  4. 穴を覆うように少し大きめにリペアテープをカットし、貼ります。ピンと伸ばして貼るのがポイントです。

  5. パテを作る
  6. パテの粉に水を混ぜてパテを作ります。粉と水の割合は、説明書を確認しましょう。少し固めに作ると、乾きやすく塗布しやすくなります。よく混ぜて完成です。
    パテを作るのが面倒な人は、チューブ式のパテも市販されているのでおすすめです。

  7. パテを塗る
  8. リペアテープの上からパテベラを使い、パテが均一になるように塗ります。厚塗りするのではなく、少しずつ優しく塗るのがポイントです。パテは固まりやすいので、重ね塗りをします。塗布後は1~3時間ほど乾燥させます。

  9. サンドペーパーをかける
  10. 完全に乾燥したら、表面を滑らかにするためにサンドペーパーで擦ります。サンドペーパーの粗さは中目がおすすめで、1回目の研磨は#180の粗さにするとよいでしょう。

  11. 再度パテを塗る
  12. パテが乾いたら、再びパテを塗ります。乾燥したら、サンドペーパーで表面を擦ります。2回目の研磨では、サンドペーパーの粗さは#240がおすすめです。

  13. 壁紙を貼る
  14. パテがしっかり乾いたら、パテを塗った部分よりも少し大きめにカットした補修用の壁紙の裏に接着剤を塗り、壁面に貼り付けます。

  15. 壁紙の端を調整してローラーで整える
  16. 元の壁紙と補修用の壁紙が重なる部分をカッターでカットします。最後にローラーで、補修した壁紙がなじむように密着させて完成です。

賃貸の壁に穴を開けた場合…退去時に費用を請求される?

管理人と対峙する男女

賃貸物件を退去する際は、貸主・借主ともに、新たな入居者に部屋を貸せる状態にしなければならない「原状回復の義務」があります。通常の使い方をする範囲で起こる損耗や、経年劣化による損耗の補修費用は、借主が払う必要はありません。しかし、壁穴の補修費用を巡り、トラブルに発展するケースもあります。

入居中に壁に穴を開けてしまった場合、退去時に補修費用を請求されるのでしょうか。国土交通省より公表された「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」を基に確認しましょう。

非常に小さい穴の場合

画びょうで開いた非常に小さい穴は、数カ所であれば補修費用はかかりません。下地ボードの張り替えが不要な程度の穴であれば、通常の使い方であると判断されます。
ただし、何十カ所も差し穴がある場合や、契約書に「画びょうの使用を禁止」と書かれている場合は、補修費用を請求される可能性があります。

小さい穴の場合

クギやネジにより開いた穴は、画びょうの穴に比べて深く大きいため、修繕費を払う必要があります。

大きい穴の場合

大きい穴の場合も修繕費を支払う必要があります。数万~10万円ほど請求される可能性がありますが、場合によっては次の保険が適用されるケースもあります。

借家人賠償責任補償で賄えるか?

賃貸物件に開いた壁穴の補修には、「借家人賠償責任補償」が利用できるケースがあります。「借家人賠償責任補償」とは、火災などで借りている部屋に損害が起きた場合に、貸主に対して原状回復のための損害賠償を補償するための保険です。
故意で開けた壁穴は補償されず、「うっかり」穴を開けてしまった偶然の事故による損害時に補償されます。

まとめ

気をつけていても、うっかり壁に穴を開けてしまうことはあります。壁に穴が開くと、見た目が悪く、壁の耐久性も落ちているので穴が拡大する可能性もあるのです。修理費用がかかるからと穴を隠したり、修理せずに放置したりすることのないようにしましょう。

賃貸物件の場合は、退去時に高額な補修費用が請求される可能性もあります。穴を開けてしまったら、早めに大家さんや管理会社へ相談しましょう。

また、穴が開いた原因によっては、火災保険が適用される可能性もあります。大きな穴の場合は自分で補修すると失敗する可能性も高いので、業者に修理を依頼することをおすすめします。

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