あなたの家の畳は、そろそろ張替える時期ではありませんか?畳が古くなって汚れてしまったり、もう何年も張り替えていないという方は、そろそろ張替えの時期です。畳の張替えを検討している方は、まず畳の種類、サイズ、相場などを確認しておきましょう。
畳張替えのタイミングとは?
新しい畳からは、とてもいい香りが漂ってきます。しかし、数年畳を使用しているとその香りもなくなってしまい、やけて色落ちしてしまったりすることもあります。また、お手入れをきちんとしてなければダニも発生してしまい、健康被害が出てしまうことだってあり得ます。
そのような点からも、畳は一定期間で張り替える必要があります。では、そのタイミングとはいつなのでしょうか。
畳を張替える時期の目安としては、「表替え」ですと6~8年、「裏返し」ですと3~5年になります。畳を使用して15年以上経っているのであれば、新しい畳を新調することをおすすめします。
<畳張替えのタイミング>
- 裏返し:3~5年
- 表替え:6~8年
- 使用期間:15年以上
「表替え」とは、畳の表面部分を新しいものと取り替えることで、表面が擦れて白くなったり、傷がついてしまったりした場合などに行います。
また、「裏返し」とは、畳の表面部分を裏返しにすることです。この場合、畳の縁の部分も新しくなりますので、比較的畳が新しく見えます。そして、この方法が最も簡単に畳を張替える方法になります。あまり年数が経っていない場合などにおすすめです。
ただし、畳を使用して15年以上経っている場合は、新しい畳に新調することをおすすめします。
畳の種類
あまり知られていませんが、畳には種類があります。以下、挙げてみましょう。
- 中国産い草畳
- 国内産い草畳
- 熊本県産い草畳
- 縁なし畳
- ひのき畳
- 備長炭入り畳
- 和紙畳(ダニやカビがほとんど出ない、お手入れが簡単な畳)
- 琉球畳(縁がなく、通常の半分の大きさの畳で正方形をしている畳)
- 健康畳(い草畳に近い快適性と風合いを持った、新素材の畳)
- 洗える畳(丸ごと洗うことができる畳で、ペットを飼っているかたなどにおすすめ)
- 介護用畳(丸ごと洗うことができる畳で、クッション性があり介護や育児にもおすすめ)
「畳」と一口に言っても、種類は様々です。一般的に多いのは、料金も比較的手ごろなため中国産い草の畳のようです。一方、国産い草も強い人気があります。
畳張替えの相場はどれくらい?
畳を張替えるには、どのくらい費用が掛かるのでしょうか。
<価格表一例>
- 国内産表、表替え(4.5畳):24,300円~
- 国内産表、新調:(4.5畳):50,400円~
- 中国産表、表替え(4.5畳):10,800円~
- 中国産表、新調(4.5畳):36,000円~
- 国内産表(熊本県産上級品)、表替え:(4.5畳):43,200円~
- 国内産表(熊本県産上級品)、新調:(4.5畳):68,400円~
(価格表参考)https://reform-market.com/tatami
畳張替えを依頼する業者やお店によって、料金も異なってきます。予算や好み、年数に合わせて、どの方法が良いか、どの畳の種類が良いのかなど、ゆっくり検討してみましょう。心機一転、畳を張替えて、これからも快適な畳生活を送れるようになるといいですね。
まとめ
今回は、畳の張替えについてご紹介いたしました。
畳の張替えといっても、種類が色々とあります。また、畳の種類もそれぞれあるので、新しく張替えたり、新調する場合は、思い切って畳の種類を変えてみるのも、楽しいですね。