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プチ和風のすすめ!日本建築の良さを見直そう 

2014年、和食に続いて和紙が無形文化遺産に登録されたことが話題になりました。
近年海外から注目されるものといえば「クールジャパン」関連が目立っていましたが、ここにきて伝統文化が脚光を浴びたことで、この国の文化の深遠さに気づかされます。
建築の分野にも目を向けてみても、やはり日本建築には独特の佇まいがあります。簡素な美しさを持つ茶室、温もりのある古民家、暮らしの情景が浮かぶような京町屋。どれも訪れてみると「日本に生まれてよかった!」と思わず言いたくなるものです。

2現代の住宅に慣れた私達にとって、日本建築は住むものというより訪ねるもの。
洋服を着て洋風の家具や生活用品を使う普段の生活には合わない…そんなふうに感じる人も少なくないでしょう。自宅を丸ごと純和風建築にするのは、たしかにハードルが高いかもしれません。

しかし、部分的に和の要素を取り入れるのなら、ハードルは高くないはずです。
この記事では、部分的に日本建築を取り入れ、「和」を感じる方法をご紹介します!

目次

1、どんなふうに取り入れる?
2、和室の代名詞 『畳』
3、風流かつ機能的『障子』
4、通好みな空間づくりに『網代天井』
5、レトロを愛でるなら『切子照明』
6、ひなたでまったり『縁側』
7、間取り問題の救世主?『布団文化』

1、どんなふうに取り入れる?

もっともポピュラーな方法は、畳敷きの和室をひとつ設けることです。
また、和の素材や家具などの装飾を取り入れた「和モダン」風の住宅も人気です。
和カフェや和食ダイニングなどのお店を参考にすれば、今どきでお洒落な空間に。
浴槽を檜風呂にする、などピンポイントで好きなものを採用してみるのも面白いですね。

2、和室の代名詞 『畳』

和室

これはみなさん、お馴染みかと思います。
和の雰囲気が出せる。い草のいい匂い。寝転がれる。メリットもすぐ浮かびますね。
他にも、断熱性・調湿性があるため夏涼しく冬暖かい、クッション性があるので足音や物音が響きにくい、など建材として優れた点もあります。

また、畳敷きは大勢で座って過ごすのに向いていますね。
床座ができるので椅子だらけになりません。
たとえば宅でサロンや教室を開きたい方、和室も意外とアリではないでしょうか?

3、風流かつ機能的『障子』

障子は、紙製の間仕切りという、よく考えたらなかなか珍しいものです。
素材は今話題の和紙ですが、これは建材としても優れています。通気性と調湿性があり、蒸しやすい日本の室内を快適に保ってくれます。
そして、光を透過させるため、室内に柔らかい雰囲気を生み出せます。

さらに、他の建具ではなかなか見られないのが「取り外せる」という点。
二つの空間を分けたり、つないだりして多様な使い方を叶えます。
ドアよりも融通が利き、カーテンなどよりはきっちりしている、そんな存在といえます。

4、通好みな空間づくりに『網代天井』

薄い杉材や竹材などを編んだ網目状の天井を指します。
主に茶室に用いられ、板張りの天井よりも圧迫感がなく、空間に味わいを生みます。
畳ほどには一目で和風という印象を持たれにくいのも面白いところです。和室以外の場所、たとえば玄関やリビングの一部などに部分使いしてもよさそう。

余談ですが、網代天井を使った面白い建築が、奥日光にある「旧イタリア大使館別荘」。
アントニン・レーモンドという海外建築家による設計です。
網代天井と、海外風インテリアの共存がなされた、なんとも目を引く作品です。

5、レトロを愛でるなら『切子照明』

蓄音機、マッチ箱、黒電話など…大正や昭和の時代の生活雑貨は、「レトロかわいい」と注目されることもしばしば。
そんなアンティークやかわいいものが好きな方におすすめなのが切子照明。
切子細工の施されたガラスのシェードで電球をくるんだペンダントライトです。ガラスの色によって印象が異なりますし、縞や格子、花模様など図柄もいろいろ。玄関や廊下、ダイニングなどに吊るすだけで、味のある空間を演出してくれます。

6、ひなたでまったり『縁側』

縁側

古民家の魅力と言えば、なんといってもこれではないでしょうか。
縁側に集まってスイカを食べたり、お茶を飲んだり…これぞいかにも、日本の暮らし。縁側の機能は他にもさまざまです。
夏は室内にさす直射日光を防いでくれます。庭の手入れや外壁の掃除などのとき、物を置いたり腰かけたりできます。
本の天日干し、衣類の平干しにも便利です。

大きな日本家屋でなくても、掃き出し窓のある部屋にちょこっと作ることもできます。
一戸建てにお住まいなら、取り入れてみたい造作ですね。

7、間取り問題の救世主?『布団文化』

個人的に、いちばん画期的な文化だと思うのがこれです。
ベッドに寝て、寝室とリビング・ダイニングを分けることはすっかり一般的です。
ですが、このスタイルだと家族が増えるにつれて多くの個室が必要になりますよね。布団を使うと、ひとつの部屋を昼夜で使い分けられます。布団を使う前提で、もっと間取りを柔軟に考えてもよいのではないでしょうか。
これからお子さんが育っていくご家庭や、狭小住宅をお考えの方におすすめです。

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