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換気の効率を高める!換気機器の活用法

お部屋の換気は家を守るために大切な行為。
それでも暑さ寒さの厳しい日は、つい窓を閉め切って空調に頼りたくなるものです。
換気にはどんな効果があって、どんな方法が効率的なのかはご存知でしょうか。
換気を知り、目的意識が持てれば、面倒な印象は払拭できるかも知れません。

目次

1、換気の目的
2、3つの換気の方式と一般的な住宅の換気方式
3、換気機器を活用しよう
4、給気口の作り方
5、空気抵抗に注意
6、機器のメンテナンスも換気効率に影響大

1、換気の目的

・二酸化炭素、一酸化炭素の除去と酸素の供給

居住者の呼吸や物の燃焼により室内の酸素が消費され、二酸化炭素が増加します。
またガス器具、ストーブなどの不完全燃焼で発生する一酸化炭素は有害物質です。
これらを除去し、新しい酸素を供給することは最重要事項といえるでしょう。

・臭いの除去

これは実際に「換気しなきゃ!」と必要に迫られる頻度の高い要因でしょう。
臭いが拡散しないためには、素早く、ピンポイントでの換気が必要です。

・湿気の除去

部屋のカビや傷みを見つけて「換気しておけばよかった…」と後悔するのが湿気問題。
湿気を察知するのは難しいので、換気行為を習慣づけてしまうのがおすすめです。特に浴室の換気扇は常時運転させておくのが大切です。

・塵、埃の除去

窓を開けると埃が入ってきそうなイメージがありますね。
ところが実際は窓を開けなくても人体や衣服から汚れは発生します。部屋に風を通すことはこれを除去する役目があります。

・室温の調整

春や秋などの中間期はもちろん、夏も自然通風だけで過ごせる日がありますね。
積み重ねれば節電効果もそれなりに大きくなるものです。

2、3つの換気の方式と一般的な住宅の換気方式

換気機器

換気とは、室内の汚れた空気を外に出し、外の新鮮な空気を代わりに取り込むことです。そのためには様々な方法や機器が存在します。
まず、空気を動かす方法は2つあります。窓や換気口などの開口から空気が自然に出入りすることを用いた「自然換気」と、換気扇などの機械で空気を動かす「機械換気」です。「空気を入れるとき=給気」と「空気を出すとき=排気」にどちらの方法を用いるかで、建物や部屋の換気方式は次の3つに分類されます。

【第一種換気】

給気、排気の両方を機械換気でおこなう方式です。
決まった量の空気をもっとも確実に動かすことができます。商業施設やオフィスビルなど大規模な建物によく使われます。

【第二種換気】

給気は機械換気、排気は自然換気でおこなう方式です。
室内に空気を機械の力でたくさん送り込み、汚れた空気を押し出して換気します。外の空間から塵や汚れを持ち込みたくない部屋によく利用します。たとえば精密機器を扱う工場や病院の手術室などです。

【第三種換気】

給気は自然換気、排気は機械換気でおこなう方式です。
システムが簡単でコストも低く済むため、一般の住居のほとんどはこの方式です。大きな建物でも厨房、ごみ処理室など臭いや汚れを漏らしたくない場所に採用されます。

3、換気機器を活用しよう

上で述べたように、住宅には排気用の換気機器が設けられています。台所のコンロ上部と、トイレ・洗面室・浴室にある換気扇です。これを活用することで、より効率よく効果的な換気ができます。

まずトイレ・洗面室・浴室の換気扇は常時運転させるのが基本です。(これらは一つの換気機器にまとめられたケースも多くそれほど電気を食いません。)
『換気の目的』で述べたように、湿気対策は特別な注意を必要としない方法が向きます。この機械排気を利用し、部屋の窓を開けて家全体の換気ができるようにしましょう。

台所の換気扇は、流せる空気の量が多いことが特徴です。コンロ使用時に窓を開けることは安全上必要なことですよね。
ここでリビングなどの部屋を開ければ、ついでに換気ができてしまいます外出の前後やエアコン使用中など、短い時間で換気したい場合に活用できそうです。

そしてどちらの場合も抑えたいポイントは、給気口の位置と空気抵抗の軽減です。

4、給気口の作り方

換気のために窓を開ける女性

排気をおこなう換気扇に対し、給気をおこなう開口は主に窓です。換気扇を動かすときにどの窓を開けるかで空気の流れる経路が決まります。

台所や浴室などを局所的に素早く換気したいときは換気扇に近い窓を開けるべきです。反対に、家全体に風を通したい場合は離れた部屋の窓を開けましょう。
できれば、その部屋から換気扇までを隔てるドアも開けるとより効果的です。

また、換気扇から空気が排出される排気口がどこにあるかもポイントです。大抵、台所や浴室のある側、家の裏手側に排気されるようになっているはずです。
裏手側に付いた窓や近くの窓だけを開けると同じ空気が入ってきてしまいます。これはショートサーキットといって、換気効果が低くなるケースです。離れた位置の窓も開けた方が新鮮な空気の流入を促せます。

5、空気抵抗に注意

空気は抵抗が小さく流れやすいところに流れていきます。小さな開口より大きな開口、遠くの開口より近くの開口、という具合です。
換気扇を動かすとき、そばにある台所や浴室の窓が大きく空いているとどうでしょう。空気はそこから早く、大量に流れ込みます。一方で他の部屋の空気はあまり動きません。
通常の換気と台所や浴室の使用時・清掃時とで、開ける窓のバランスを考えてみましょう。

6、機器のメンテナンスも換気効率に影響大

空気抵抗といえば見逃せないのが、機器のメンテナンスです。機器本体の汚れやフィルターの目詰まりは換気効率に大きく影響します。
節目ごとに機器、フィルターの修理や交換の必要があるかを検討しましょう。電気代にも影響するところなので、見直しを忘れないでおきたいものです。

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