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キッチンの排水つまりの3大原因【排水トラップイラスト付き】

キッチンのシンクで水を流した後、ごぼごぼと音がして流れがスムーズではないことはありませんか?
これは排水管が詰まってきたことで起こる症状です。
そのままにしておくと、排水が遅くなり、排水口にまで水が逆流してきたり、排水口に付属しているゴミ収納器が浮いてきたりします。

キッチンの排水管が詰まりを起こさないためには、どのような対策が必要なのでしょうか?
この記事では、キッチンの排水管のしくみや、排水管がつまる原因と対策を解説していきます。

目次

1、キッチンの排水管はどうなっているの?
2、排水管の詰まりはどこで起きるの?
3、キッチンの排水つまりの原因とは?
4、まとめ

1、キッチンの排水管はどうなっているの?

たびたび排水詰まりを引き起こすキッチンの排水管は、一体どんなつくりになっているのでしょうか?
一戸建て住宅の場合、キッチンの排水は、シンクの排水口からトラップ(臭気止め)を経由して、排水縦管、横引き管、外部排水マス、外部排水管、排水本管というルートで流れます。
横引き管では、洗面所や風呂場、洗濯機から出た排水と合流し、最終的に排水本管へ流れ出るというしくみになっているのです。

2、排水管の詰まりはどこで起きるの?

排水管の詰まりは、排水口から排水本管までの経路のどこかで発生するわけですが、一般的には、排水管が曲がっているところや排水の流れが緩やかなところで起こりやすいです。
詰まりの起こりやすい排水管の箇所は主に、排水トラップ部分と横引き管部分です。それぞれの箇所の詳細を、この章で紹介していきます。

2-1.排水トラップ部分

まず、排水管が曲がっている部分といえば、排水トラップが挙げられます。
排水トラップとは、排水口のすぐ下につくられていて、水を常にためておく設備です。常に排水トラップに水がたまることで、下水道からの悪臭や硫化水素などのガス、衛生害虫やネズミなどの生物を遮断し、屋内への浸入を防いでいる大切な装置なのです。

キッチンの排水トラップには主に3つの形が使用されています。

・ワントラップ

キッチンの排水トラップには、ほとんどワントラップが使用されています。
ワントラップは、排水口のすぐ下にお椀のようなものがかぶさった構造となっています。
キッチンの排水トラップの形がワントラップの場合は、下に抜ける管がまっすぐであるため、詰まることはほぼありません。

・Sトラップ

トラップ部分がS字に曲がっているのがSトラップです。排水口が小さい外国製のシンクなどによく使われており、排水管を曲げることで排水がたまるトラップをつくっているものです。

・Pトラップ

トラップ部分がP字に曲がっているのがPトラップです。Sトラップと同様、排水口が小さいシンクによく使われています。

排水トラップは、排水管には欠かせない重要な部分ですが、SトラップやPトラップのように曲がりくねった構造の場合は詰まりを起こしやすいこともあるのです。

2-2.横引き管部分

キッチンや洗面所、風呂場、洗濯機から出た排水が合流し、住宅の敷地外に流れていく横引き管も、排水の詰まりを起こしやすい部分です。

横引き管は、その名の通り横向きに排水を流す配管で、住宅排水を排水本管へと送り届ける役割を果たします。
横引き管には、水が流れるようにわずかな傾斜がつけられていますが、横引き管の距離が長いとどうしても流れが弱くなり、詰まりのもとが堆積しやすくなるのです。

3、キッチンの排水つまりの原因とは?

さて、排水管の経路がわかったところで、キッチンでの排水つまりの原因について説明していきます。

・食べ物のカスやゴミ
毎日料理をしていると、知らず知らずのうちに食べ物のカスや小さなゴミが排水口へ流れていってしまいます。これらが排水トラップや横引き管に堆積すると、詰まりの原因となります。
目の細かいゴミ取りポケットなどを設置して、できるだけ排水管の内部にゴミが流れないように注意しましょう。

・油脂
料理を作るのに油は欠かせません。また、食材そのものに脂分が含まれているものもあります。下ごしらえのとき、調理中、後片づけするとき、キッチンではどうしても脂分が排水と一緒に流れ込みます。
少しの量なら大丈夫だと思ってついつい流してしまいがちですが、油は水に溶けにくく、粘り気があって流れが悪いので、排水に流すのは良くないのです。
油脂をできるだけ排水管に流さないようにするためには、食器や鍋に残った脂分をキッチンペーパーなどでふき取ってから洗うことを心掛けましょう。

・洗剤
洗剤は脂分を落とすためものでもありますが、その成分が脂とくっついて、石けんのように塊となることがあります。
それが排水管の中で滞留付着してだんだんと大きくなり、排水の通り道をふさぐというわけです。
外の排水マスのふたを開けると白い塊が見えることがありますが、それが脂分と洗剤が反応してできたものです。

洗剤は食器を洗うために必要なものですが、量をうまく調整しながら使うように心がけましょう。中には水だけでしっかりと洗えるスポンジも販売していますしね。

4、まとめ

キッチンの排水詰まりは、日ごろから調理をしていれば起こりやすい現象です。
排水口に流すものに気を付け、排水管の内部を少しでも清潔に保てるように心がけましょう。

 

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