自宅の雨樋の一部に割れや欠け、歪み、詰まりなどを見つけて、
- 業者に雨樋の状態を説明したいけど、あの不具合が起きている部位の名前は何というんだろう?
- 対処の仕方を調べたいけど、不具合が起きている部位の名前がわからないと、ネットで検索をかけにくい
このように困っている人もいますよね。
このコラムでは、イラストと写真で、雨樋の各部位の名前をお伝えします。
各部品の価格帯も載せていますので、自宅の雨樋の不具合に対処するのに、ぜひお役立てください。
雨樋の構造と部位の名称
雨樋の基本的な構造は、こちらのイラストの通りです。
※部品の位置や形状は雨樋によって異なることもあります。
それぞれの部位について、くわしく見ていきましょう。
軒樋・集水器
軒樋は、屋根の端に沿うかたちで横方向に取り付けられている細長い部分です。
雨水はまず軒樋に落ち、そこから集水器の方へ流れ、集水器を通って竪樋の方へ流れていきます。
曲がり
曲がりは、軒樋同士を接続する部品です。
軒樋同士を直角に接続しなければいけないところに使います。
支持金具(軒樋)
軒樋を固定する金具です。
下から軒樋を支えるタイプと、上から軒樋を吊り下げるタイプがあります。
竪樋
竪樋は、縦方向に設置されているパイプ状の部分のことです。
多くの場合、竪樋の下部は地中の排水設備に直結しています。
エルボ
集水器と竪樋や、竪樋同士を接続するのに使われる部品です。
支持金具(竪樋)
竪樋を固定している金具です。
継手
軒樋同士や竪樋同士、軒樋と曲がりなどを接続する部品です。
雨樋の各部品の価格帯
雨樋の各部品の価格帯は以下です。
軒樋 | 数百円~2,000円/1m |
集水器 | 1,000円~3,000円/1個 |
曲がり | 800円~2,000円/1個 |
支持金具(軒樋) | 数百円~1,000円弱/1個 |
竪樋 | 数百円~1,000円弱/1m |
エルボ | 500円前後/1個 |
支持金具(竪樋) | 数百円/1個 |
継手 | 数百円/1個 |
ただし、上記の金額はあくまで目安です。
材質や形状によっては、上記の表の金額よりも高価な場合もあります。
まとめ
雨樋は、軒樋、集水器、エルボ、竪樋など、さまざまな部品から成り立っています。
一部の部品が割れたり歪んだりしている場合は、その部品だけ新しいものに交換すればよい場合も多いです。
ただし、雨樋全体が経年劣化で傷んできている場合や、交換に必要な部品の生産がすでに終了していて手に入らない場合は、雨樋の全交換が必要なこともあります。
イエコマは、戸建て住宅の雨樋の修理・清掃を承っております。
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