基礎のひび割れを見てしまい、「家がぐらつくのでは?」と、心のどこかで不安がよぎりることはありませんか?
種類にもよりますが、基礎のひび割れを放置すると、雨染みの発生や地盤沈下、家の耐震性低下など、様々な悪影響を起こす恐れがあります。
この記事では、ひび割れの種類から業者に依頼するべきひび割れの種類、ひび割れの補修方法まで、幅広くまとめてあります。
基礎のひび割れを見つけても、すぐに補修が必要なのか否か、自分でも補修ができるようにもなります。
目次
基礎のひび割れは全てがよくないもの?
訪問セールスのメンテナンス業者に、「床に潜ったら基礎にひび割れがあるので、早急に修理しないと大変なことに…」というニュアンスで不安を煽るような発言をされたという人も少なくないでしょう。
近年は地震が頻発し、建築物の耐震性については一般の人も関心が集まるところですから、耐震性の基本とも言える基礎部分に問題があると言われては心配にならないわけがありません。
しかし、この基礎に現れたひび割れは、全てが危険なものだとは限りません。
行う必要もない改修に高額な費用を支払う羽目にならないためにも、基礎に起こったひび割れに関する最低限の知識は持ち合わせておくとよいでしょう。
基礎に現れるひび割れの種類
ひび割れは「クラック」とも呼ばれます。基礎に現れるひび割れには、「ヘアークラック」と「構造クラック」の2種類があります。
それぞれの特徴を見ていきましょう。
ヘアークラック
ヘアークラックとは基礎表面によく見られるひび割れで、下記の特徴があります。
- コピー用紙が差し込めないくらいの細いひび
- 縦方向に伸びている
- 基礎の高さいっぱいまで伸びておらず、途中で終わっている
まるで床に落ちたような髪の毛のような細いクラックであることから「ヘアークラック」という名前がついています。
基本的にはコンクリートの乾燥、湿潤による形状の変化(収縮・膨張)によって生じた表面上の変化によってできたひびのことです。
もちろん地震によってヘアークラックが生じることもありますが、基本的には内部構造に影響を与えるものではないので、極端に言ってしまうとすぐに補修する必要のないひびです。しかしヘアークラックが大きくなり、ひびに雨水等が染み込むと、そこから下地に影響を与えることもあります。
構造クラック
構造クラックには、下記の特徴があります。
- 水平方向のひび
- 基礎の高さいっぱいまでひびが伸びている
- ひびの隙間が大きい
- 同じ場所に無数のヘアークラックが走っている
この2つのひび割れのうち、危険性が高いのが構造クラックです。
発見されたひび割れがヘアークラックの場合は、心配する必要はないといわれています。
専門家でなくてもこの特徴さえ理解しておけば、簡単に危険性を判断することができるのです。
基礎のひび割れを引き起こす原因は?
家の土台に当たる基礎にひび割れが見つかったら、不安を感じても当然です。
しかし、基礎のひび割れの全てが危険とは限りません。
危険だといわれる構造クラックは、どのような原因によって引き起こされるのでしょうか?
構造クラックを引き起こすこととなる原因には、主に下記の6項目が挙げられます。
- 乾燥収縮
- 気温変化
- 不同沈下
- 地震
- 施工不良
- コンクリートの中性化
一つずつ説明していきます。
乾燥収縮
基礎部分に縦方向に入るひび割れの多くは、乾燥収縮が原因です。収縮は、コンクリートの内部に含まれる水分が蒸発すると発生します。
一般に、コンクリートの乾燥収縮の程度は0.1%前後といわれています。例えば、1mに対して0.1mm、10mに対して1cmの収縮が起こります。
乾燥収縮は、コンクリートが自由に変形できるときは、ひび割れは起こらないです。しかし、鉄筋や柱などによって構造物として固定されてしまうと、引張力(ひっぱりりょく)が生じて、コンクリートは自由に縮むことができません。
すると、不自然な方向に力がかかり、コンクリートが耐えられる限度を超えるとひび割れが起こるのです。
気温変化
コンクリートは、温度が急激に下がると縮む性質があります。気温変化も乾燥収縮と同様に、コンクリートの許容度を超えるとひび割れが起こります。
夏の終わりなどの温度変化が激しい時期に、施工した基礎で発生しやすいです。
不同沈下
弱い地盤に家を建てるときに注意しなければならないのが、不同沈下です。
家を安定させるには、建物の重さを地盤が均等に支える必要があります。しかし、地盤が弱く、敷地内で地面の固さが違っていると、建物の重みを地盤が支えきれず沈下が起こります。
家全体が傾いた状態では、基礎のコンクリートに不自然な力がかかり、ひび割れにつながることがあります。不同沈下が起こると、大掛かりな補修や、場合によっては住宅の建て直しが必要になるのです。
地震
地震の揺れによって基礎にヒビが入ることも考えられます。地震大国の日本にある居住用の建物は少し揺れたからといってすぐに基礎がだめになってしまうようなことはありませんし、たとえ大きな揺れが起こったとしても、違法建築でない限りはすぐに建物が倒壊してしまうようなことにはなりません。
しかし本来想定していた地震が発生したときはもちろん、新築から何十年も経過している建物については改めてクラックの状況を確認しておいたほうがいいでしょう。建築基準を満たした基礎であっても、経年劣化による問題が生じている可能性もあるからです。確かに一度は大きな地震に耐えたとしても、基礎にはダメージが蓄積されます。小さな揺れでも長い年月をかけて何度も受けていれば、その分基礎に影響を与えてしまいます。
施工不良
基礎を施工する際に、コンクリートの厚みや強度の不足など、何らかの問題があるときにもひび割れが生じることがあります。
コンクリートの中性化
基礎に埋め込まれた鉄筋は、アルカリ性のコンクリートでくるまれているため、さびることはありません。コンクリートに含まれる多量のカルシウム化合物が、鉄筋を保護してさびを防いでいます。
しかし、時間の経過とともに、雨や大気中に含まれる二酸化炭素がコンクリートのカルシウム化合物と反応して中性化を起こし、コンクリートの強度を低下させることがあります。保護が失われた鉄筋のさびが進み膨張すると、コンクリートにひび割れが起こるのです。
地震による基礎のひび割れには要注意
「地震が起きた後、家の外壁や基礎部分を見たらヒビが入っていた」
こんな場合、多くの人は「何か対応をするべきかどうか」と判断に迷うでしょう。
「ダメージを受けているのは壁だけで、住宅そのものに大きな問題はないだろう」
そう考える人もいるかもしれません。しかし、油断は禁物です。「構造的には問題はなく、ただちに倒壊を起こす危険はない」のと、「何の対応もせず住み続けていても大丈夫」なのとは、別のことです。
たとえ今は特に問題なく住むことができていても、後になって大きな問題が発生するかもしれません。ヒビ割れがコンクリートの剥落につながったり、耐震性の低下のために余震で倒壊したりする恐れがあるからです。
2016年4月に熊本を襲った大地震を、多くの人は覚えているでしょう。あの大地震から翌年3月末までの1年間で、九州では、熊本地震発生前の1年間に発生した約6000回のおよそ22倍に当たる、約13万回の地震が起こっています。そして、その地震のほとんどは余震なのです。
どんな地震でも、余震が起こる危険はあります。仮に余震はなくとも、ここは地震大国日本。いつまた次の地震があってもおかしくはありません。
そのとき、ヒビ割れが入ったままの住宅に住んでいて、「絶対に大丈夫」と言い切れるでしょうか?今の家が住み続けて安全な状態なのか正確な判断ができるのは、建築士や住宅の工事業者など、その道のプロだけです。
その上、安全面に不安の残る家に暮らすことは、住む人の心の健康にもよくありません。
地震に関する話を見聞きするたびに、「我が家は大丈夫だろうか」と気を揉む羽目になるのは、誰にとっても負担でしょう。そうやって知らず知らずに溜め込んだ小さなストレスが、体調や仕事の効率に悪影響を及ぼす可能性も考えられます。
もし住宅のどこかにヒビ割れを見かけたら、「ヒビ割れの補修」「耐震診断」などをプロに依頼するのが賢明です。
外壁だけならまだしも、もし基礎にヒビが入っているようだと必ず次の地震への対策、備えが必要になります。
安心できる家に住むことは、何かあったときの備えのためにも、心の健康のためにも重要なのです。
業者に補修を依頼すべきひび割れ
ひび割れにもさまざまな症状があり、中には直ちに補修しなければならないものもあります。
主に以下の3種類のひび割れを見つけたら、放置せずにできるだけ早く業者に相談しましょう。
構造クラック
構造クラックは、建築物の安全性に影響を及ぼす恐れのある危険なひび割れです。
構造クラックを放置すると基礎の劣化が進み、基礎全体が沈み込む可能性もあります。補修も大掛かりになり、場合によっては修復が難しいでしょう。
全ての建築物は構造クラックが起こらない造りが求められており、建築基準法によって設計や施工にはその為の基準が設けられています。ですから、基本的に構造クラックが起こるということは、設計や施工に問題がある可能性が非常に高いということになるのです。
構造クラックを発見した場合には、まずは専門業者にしっかりとした調査を依頼した上で原因を見つけ出すことが重要です。
早急な最終対策を行うために、早期に調査は必ず行うようにしたいものです。
同じ場所にある複数の小さなひび割れ
小さなひび割れが、同じ場所に複数発生しているケースも注意が必要です。
1mの範囲内に3つ以上のひび割れが見つかったら、基礎に何らかのトラブルが生じている恐れがあります。
基礎コンクリートの破裂・滑落
何らかの要因で小さなひび割れが徐々に広がり、基礎コンクリートが破裂や滑落することがあります。コンクリートは防水性が低いものの、内部の鉄筋を保護する役割を果たしています。
コンクリートの破裂や滑落が起こると、内部への水の浸入が防げず、基礎全体への影響が懸念されるのです。
基礎のひび割れを放置すると…
一般に、基礎の寿命は30年程度という考え方が浸透しています。
しかし、適切な設計と適正なメンテナンスにより、寿命を大きく延ばせるともいわれます。
逆にいえば、補修が必要であるにもかかわらず、適正なメンテナンスをせずに放置してしまうと、一般的な寿命を待たずに重大な影響が出ることがあります。
基礎のひび割れを放置すると生じる、主に3つのリスクを紹介していきます。
鉄筋のさびや地盤沈下
基礎に埋め込まれた鉄筋は、外気に触れて雨水にさらされるとさびが生じます。コンクリートにできたひび割れから、徐々に雨水が浸入した場合もさびる可能性があります。
さびは鉄筋をもろくするだけでなく、膨張することでコンクリートに負荷がかかり、ひびが広がりかねません。さびやひび割れが基礎全体に及べば、基礎としての役割を果たせなくなるかもしれないのです。
雨染みの発生
雨が止んだ後も、不自然なぬれ方をしていることを雨染みといいます。ひび割れを放置し、基礎部分に雨染みが見つかった場合、すでに雨水が内部に浸入している可能性があります。
さびの色が表面に浮き出ているときは、内部の鉄筋にまで雨水が染み込んでいる疑いがあり、基礎の強度に影響を及ぼしかねないでしょう。
幅0.3mm以上のひび割れは耐震性低下の影響あり
ひび割れの幅の数値として覚えておくとよいのが「0.3mm」です。0.3mm未満のひび割れは、ヘアークラックと呼ばれ、構造上は問題がないです。
コンクリートは内部の水分の蒸発とともに収縮する性質を持つため、ある程度のひびはあまり気にする必要がないといわれています。
しかし、幅が0.3mm以上のひび割れは注意が必要です。地盤、コンクリート、内部の鉄筋などに重大な問題が生じていることがあります。
0.3mm以上のひび割れを放置すると、内部にどんどん水が浸入します。
結果として、基礎全体の強度が低下し、耐震性にも影響が出るのです。
基礎ひび割れの調査方法
一般住宅の基礎のひび割れの調査では、以下に示す目視確認と打音診断を行うとともに、ひび割れの幅や貫通の有無などを数値化します。
基礎ひび割れ調査に用いられる3つの方法を紹介します。
目視確認
目で見て確認する方法です。ひび割れの有無、数と場所、おおよそのサイズなどは、見れば分かるはずです。また、ひび割れの幅や角度なども確認します。
打音診断
基礎をたたいて、音の響きを確認する検査です。内部が空洞の場合、軽い音になります。
音が鳴ることは、内部の鉄筋が劣化し、その周囲が腐食している疑いがあります。
ひび割れの幅と貫通などの有無の測定
ひび割れの幅は、目視で感覚的に測るだけでなく数値化することが大切です。そのための道具がクラックスケールで、ひび割れに当てて幅や深さを測定することができます。ホームセンターなどで販売されており、価格も手頃です。
ひび割れが貫通しているかも測定する必要があります。
ひび割れが基礎の表面から内部まで突き抜けているものを、貫通クラックといいます。貫通クラックの有無は判断が難しく、ひびの深さや方向なども検討しなくてはなりません。
貫通クラックが見つかったら、施工不良や材質不良、地盤沈下などと関連している可能性があります。
基礎のひび割れ補修方法
基礎のひび割れを補修する際には専用の道具の他、ひび割れの状態に応じた工法の選択が必要になります。
基礎ひび割れ補修方法は、主に以下の3種類があります。
- Uカット(Vカット)シーリング工法
- ビックス工法
- アラミド繊維シートの貼り付け
まずは、補修に必要な道具を確認してから、それぞれの補修方法を説明していきます。
必要な道具
ひび割れの補修で使われる道具には、以下のようなものがあります。
- 電動グラインダー
- エポキシ樹脂
- エポキシ樹脂注入ポンプ
- ブロワー
- エアダスター
- こて、はけ
- アラミド繊維用はさみ
- 軍手や手袋
- 養生テープ
- チョーク
- モルタルなど
例えば、電動グラインダーは次に示すUカットシーリング工法でひび割れの周囲をカットするために必要です。ひび割れに注入するエポキシ樹脂は、すでにボトルに入っているものもありますが、高粘度タイプなどは専用の注入ポンプが必要な場合もあります。ガンタイプや手動のものなど、工法に合わせて選択します。
アラミド繊維という極めて強度の高い素材は、専用のはさみでないと切断できません。
ブロワーやエアダスターは、樹脂を詰める前に内部を清掃するのに使います。
ひび割れに用いられる代表的な工法を3つ紹介します。
Uカット(Vカット)シーリング工法
ひび割れ部分をカットして、間を樹脂で埋めていく工法です。次のような工程で進めます。
- コンクリートのひび割れ部分をディスクグラインダーでU型かV型にカットします。ひび割れの部分に溝を作るイメージです。
- カットして生じたほこりや切粉を丁寧に取り除きます。ほこりなどが残ると、続く工程で樹脂などの接着力が低下する可能性がありますので、よく掃除しましょう。
- エポキシ樹脂を溝内に均等に塗ります。エポキシ樹脂は接着力が非常に強い樹脂で、シーリング剤が密着するための下地の役割を果たします。
- シーリング剤を表面より3~5㎜程度低くなるように充填し、シーリング剤が硬化するまで半日~2日程度養生 させます。養生期間は気温や季節、用いる素材にもよります。硬化したかは目視や指で触って確認を行います。
- シーリングした部分にポリマーセメントモルタルや軽量エポキシ樹脂モルタルといった補修用の軽量モルタルを塗布します。表面を周囲と同じ高さになるように整えます。
- 低温や乾燥、雨水などから保護するための養生を行い、硬化が確認できたら完成です。養生期間は、季節や気温などに左右されますが、一般的には1週間程度かかり、冬季であれば2週間程度を要することもあります。
シーリング剤はひび割れを埋めるだけでなく、何らかの力がかかったときにある程度の柔軟性をもたらしてくれます。その結果、内部のひび割れの予防につながります。
ただし、一度低下した耐震性が元通りになるわけではありません。
なお、Uカット(Vカット)シーリング工法の施工の基準値を、ひび割れの幅0.3mm以上としている業者と、0.5mm以上としている業者に分かれます。
ビックス工法
ひび割れの表面にゴム製の特殊なパイプを設置して、エポキシ樹脂を注入する方法です。ゴムの作用により時間をかけて、ひび割れの奥深くまで確実にエポキシ樹脂を注入します。
- ディスクサンダーやワイヤブラシなどを使い、ひび割れに沿って基礎の表面を研磨し、ほこりや凸凹を除去します。ディスクサンダーは電気工具のひとつで、コンクリートや石材、木材などの研磨に使います。表面を研磨して滑らかにしていく作業を、ケレンといいます。
- 作業後に取り外しが可能なシール材を用いて、取り付けパイプ をセットします。取り付けパイプは(4)の工程で、エポキシ樹脂注入パイプを支える役割を果たします。
- ひび割れ部分をエポキシ樹脂で埋めます。
- ひび割れ部分のエポキシ樹脂が硬化したら、取り付けパイプに内部用のエポキシ樹脂注入パイプをセットします。
- 内部にエポキシ樹脂が注入されて硬化するまで待ちます。エポキシ樹脂の硬化の具合は、注入パイプを触ることで確認できます。
- 硬化を確認したら、パイプを取り外して表面のケレンを行い、仕上げます。
アラミド繊維シートの貼り付け
アラミド繊維は、航空機や防弾チョッキなどに使われる極めて強度の高い素材です。シートを基礎に貼り付け、その上から必要に応じてモルタルなどの素材を塗ります。
費用はやや高めですが、強度の向上が大きく期待できる方法です。
- ディスクサンダーやワイヤブラシなどを使い、ひび割れに沿って基礎の表面を研磨し、ほこりや凸凹を除去します(ケレン)。
- ひび割れ部分にエポキシ樹脂を充填して補修します。
- 下処理剤を全面に塗ります。
- ゴムへらなどを用いながら、しわや空気が入らないようにアラミド繊維シートを均一に貼ります。
- 保護・補強材を塗ります。
- 劣化防止のための塗装やモルタル仕上げを行います。モルタルを塗る前に、強度を増すために打継剤を塗るか、金網を貼ったラス下地を入れます。
- 均一になるように塗り、乾燥するまで養生を行って完成です。
基礎ひび割れ補修の相場
- Uカットシーリング工法やビックス工法による補修:10,000~20,000円程度/ヵ所
- 家全体の補修:10万円前後
- アラミド繊維シートの貼り付けや基礎の増し打ち:数十万円程度
ひび割れの状態によっては、上記の限りではありません。
基礎ひび割れの補修方法も、ひび割れの程度や想定される原因によって異なります。
小さなひび割れの補修と、基礎全体に関わる大きな補修では、当然ながら金額の差は大きいでしょう。
業者に基礎ひび割れ補修を依頼する際の注意点
基礎ひび割れ補修をどの業者に依頼すればよいのか迷うときは、少なくとも以下の2点に注意しましょう。
塗装会社かリフォーム会社に依頼する
基礎のひび割れ補修は、塗装会社かリフォーム会社に依頼します。
ただし、リフォーム会社や塗装会社によって得意分野は異なります。最近は多くの会社がサイトを開設し、自社サイトに実際の施工内容を掲載しているところもあります。
リフォーム会社や塗装会社のサイトを見る際は、耐震化や防水工事といった基礎工事の実績などを確認してみましょう。
複数の業者に見積もりを依頼
残念ながら、悪質なリフォーム業者も存在します。突然訪問し、不安をあおって断りにくくしたり、不要な工事を契約させて高額な費用を請求したりするケースもあるのです。
たとえ緊急の補修を勧められてもすぐに契約せず、複数の業者から見積もりをとりましょう。さらに、家の基礎がどのような状態か、施工の期間、どういったリスクがあるのかなど、気になることはどんどん質問しましょう。金額だけでなく、メリットやデメリットも踏まえて業者を選定することをおすすめします。
まとめ
基礎のひび割れは、全て危険ですぐに補修しなければならないわけではありません。ひび割れの種類を冷静に見極めて、しかるべき処置をすることが賢明です。
DIYで基礎の補修を行うと、費用が安く済むというメリットがあります。しかし、構造クラックには、耐震性低下や建物の倒壊などの大きな問題に影響するので、DIYではなくすぐに業者に問い合わせて、プロによる適切な施工を受けることをおすすめします。
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