ウォシュレットの費用(本体・交換費・処分費)はこのくらいかかる!

トイレはいつも清潔な状態に保ちたい場所です。日頃の掃除は欠かせません。
最新のウォシュレットは、お尻を洗浄する機能だけでなく、さまざまな機能が格段に向上しています。掃除のしやすさや清潔さを維持する機能など、便利な機能が満載です。

ウォシュレットを交換することでトイレ掃除が楽になり、トイレが快適な空間になります。

ウォシュレット交換を検討している人にお奨めしたいメーカーはTOTOです。『ウォシュレット』の言葉自体がTOTOの登録商標であることからもわかるように、その商品力は圧倒的です。消費者からの支持も高く、市場シェアの54%を占めています。
※引用:リフォーム産業新聞

この記事では、ウォシュレットの相場や交換する際に注意すべきことをまとめました。ぜひ参考にしてください。

ウォシュレットの相場

ウォシュレット交換にかかる費用は下記のようにわけられます。

  • ウォシュレット本体の費用
  • 工事費

工事費はケースにより異なるので、新規にウォシュレットを取り付ける場合やDIYの場合も含めてご説明します。

ウォシュレット本体の費用

商品によって異なりますが、
定価は約70,000~100,000円程度です。
ただし、ウォシュレットは定価から割引されて販売されることが多いです。販売会社にもよりますが、定価から40%前後値引いた金額を消費者が支払う金額と考えてよいでしょう。

ウォシュレットの工事費

取り付け費用

ウォシュレットの取り付け費用は、10,000~12,000円前後が相場です。ただし、インターネットで安価なウォシュレットを購入した場合、エリアや業者によっては取り付け費用が割高になったり、対応してもらえなかったりする場合もあるので注意しましょう。

既存ウォシュレットの処分費用

賃貸物件で退去時に既存のウォシュレットに戻す必要がある場合などを除き、古いウォシュレットはゴミとして処分する必要があります。主な処分方法は、以下の方法があります。

  • 新しいウォシュレットの取り付け業者に依頼
  • 不用品回収業者に依頼
  • 自治体の粗大ごみ回収を利用
新しいウォシュレットの取り付け業者に依頼

取り付け業者に処分を依頼する場合、2,000~3,000円前後の費用がかかります。取り付け業者によって費用は異なり、工事費に処分費を含んでいる場合もあります。

不用品回収業者に依頼

ウォシュレットの処分を不用品回収業者に依頼する際の相場は6,000円前後です。
不用品回収業者の多くは人件費や移動コストがかかるため、依頼すると割高になる場合が多いです。
ウォシュレットの処分の仕方の詳細は以下の記事をご参照ください。

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自治体の粗大ごみ回収を利用

粗大ごみとして自治体に有料引き取りを依頼すると、数百円で処分してもらえるところが大半です。引き取り依頼の手続きが面倒でなければ、粗大ごみとして処分する方法がもっともお得です。

修理代

トイレの故障状況によるので一概にはいえませんが、たとえば止水栓の交換をすると、
8,000~24,000円程度の工事費用がかかります。

ウォシュレット自体の不具合であれば、メーカー負担などで新しいものに交換すればよいので修理は不要です。
しかし、水まわりの修理が必要な場合もあります。修理代はウォシュレットの交換費用に含まれないので注意が必要です。

新規にウォシュレットを設置する場合

これまでウォシュレットではない便座を使用していた場合、トイレ内にコンセントがないこともあります。この場合はコンセントを新しく設置する必要があり、費用は10,000円前後かかります。
既存の電気配線からの距離が長い場合などはさらに費用がかかることもあるので注意しましょう。

トイレ本体の形状やトイレの状況によっては、希望するウォシュレットが設置できない場合もあります。ウォシュレット購入時に設置可能なトイレかどうかを十分に確認しましょう。
メーカーサイトにウォシュレット購入前のチェックポイントがまとめられているので参考にしてください。
ウォシュレット®ご購入前のチェックポイント(TOTO)

DIYで行う場合の工具代

DIYでウォシュレット交換をするなら、工具を揃えるのに1,600~3,000円かかることを見込んでおきましょう。

ウォシュレットの交換工事はあまり複雑な作業がないため、DIYで行うこともできます。

【必要な道具】

  • ドライバー(プラス、マイナス):各200~500円
  • モンキーレンチ:300~700円
  • スパナ:500~1,000円
  • 便座締め付け工具:600~800円

便座締め付け工具は、ウォシュレット商品を購入した際に無料でつけてくれる販売会社もあります。

ウォシュレット交換にかかる費用には、さまざまな内訳があります。販売会社によって商品代と工事費、処分費用などをすべて込みで設定している場合や、個別に請求される場合があります。

「商品価格がもっとも安いお得な業者を選んだつもりが、工事費や処分費を合計したら割高だった」などのケースもあります。ウォシュレット交換は、商品代だけでなく交換費用や処分費も含めて検討しましょう。

ウォシュレットを交換する際の注意点

手でバッテンを作る女性

最新のウォシュレットの便利機能は魅力的ですが、ウォシュレットが交換できない場合や注意すべき点があります。

交換できない場合がある

以下のような場合は、ウォシュレット交換ができなかったり、対応機種が限られたりする場合があります。

3点ユニットバス

3点ユニットバス

浴槽・洗面所・トイレがひとつの部屋にあるケースでは、一般的なウォシュレットを設置することはできません。防湿対策をした特殊なウォシュレットが必要です。
特殊な形状の便器
タンクと便器が一体化しているワンピース型便器など、特殊な形状の便器では、一般的なウォシュレットは適合しません。

ワンピース型便器

※引用:LIXIL

賃貸物件は大家や管理会社の許可が必要

賃貸物件は賃貸借契約に基づき、部屋を入居時の状態にして退去する「原状回復の義務※」があります。無断で新しいウォシュレットを導入したり、コンセントの増設を行ったりした場合、敷金が戻ってこなくなるおそれがあります。
事前に必ず大家さんや管理会社に相談し、許可を取りましょう。

また、退去時に元に戻せるよう、古いウォシュレットや便座を処分せずに保管しておくことも、忘れないようにしましょう。
※参考:国土交通省「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」について

ウォシュレットを賃貸で借りる際の注意点は、以下の記事をご参照ください。

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コンセントを増設する場合は費用がかかる

前章で紹介したとおり、コンセントがないトイレに新規にウォシュレットを設置する場合、コンセントの増設に別途費用がかかります。

DIYで設置する場合、失敗するとトラブルの原因になる

ウォシュレットの設置は専門の資格や高度な技術を必要とする工事ではないため、DIYでの設置も可能です。ただし、取り付け方法を間違えたり、取り付け手順に不備があったりすれば故障や水漏れなどのトラブルを引き起こします。

床が水浸しになるようなトラブルが発生すると、修理代金やトイレの補修に高額な費用がかかります。少しでも不安がある場合やDIYに自信がない場合は、無理をせずに専門業者に依頼しましょう。

ウォシュレットの交換時期

ウォシュレットの製品寿命は、一般的に7~10年といわれています。
現在使用しているウォシュレットに不満はなくても、ウォシュレットは電気機器なので、製品寿命がくれば故障しがちになり、いずれ交換することになります。

急に故障すると、あわてて交換する羽目になります。どの商品にするか検討する時間が取れず割高なものを選んだり、もっと好みにあう製品があったのに見落としたりしたらもったいないですね。10年以上使用しているウォシュレットであれば、早めに交換を検討するのもひとつの方法です。

ウォシュレットを交換するかどうか迷っている場合は、こちらの記事も参考にしてください。

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須藤瑶子

最新のウォシュレットに交換するとこんなに快適!

KMシリーズふた

(当章内の画像引用元:TOTO

最後に、最新のウォシュレットが備えている機能をご紹介します。「故障するまでは古いウォシュレットで十分かな」と迷っている人も、読めば交換したくなるかもしれません!

汚れがつきにくく、落ちやすい最新技術

プレミスト

KMシリーズプレミスト

便座に人が座ったことを感知し、用を足す前に便器にミストを吹きつける機能です。水の膜が便器の汚れをつきにくく、落ちやすくしてくれます。

ノズルのセルフクリーニングや除菌

ノズルきれい

最新のウォシュレットには、ウォシュレットの使用前・使用後にノズルを洗浄するセルフクリーニング機能が搭載されています。ノズルは汚れがつきやすく、小さな穴は掃除の手間もかかります。汚れにくいセルフ機能は、掃除をする人には嬉しい機能です。

グレードの高いウォシュレットなら、セルフクリーニングに殺菌力の高い除菌水を使用するタイプもあり、よりきれいな状態を保つことができます。

形状・材質そのものが掃除しやすくなっている

最新のウォシュレットは、形状そのものが段差やすき間が少なくなっています。見た目がシンプルでデザイン性が高いだけでなく、汚れにくく掃除がしやすいのです。

ふたが着脱できるので隅々まで掃除ができる点や、本体をワンタッチで取り外し、便器と便座の間も簡単に拭き掃除ができます。
ウォシュレットの本体自体も汚れを弾く特殊樹脂を使用しているので、汚れがつきにくくなっています。

節水・節電で省エネ

最新のウォシュレットは節水・節電機能が進化しているので、交換すると省エネになります。
節水・節電機能の効果で従来品よりも約5,400円節約できるタイプのウォシュレットもあります。ウォシュレットの交換時期が近いなら、早めに交換したほうがお得かもしれません。

まとめ

いかがだったでしょうか。最新のウォシュレットに交換する費用や注意点がおわかりいただけたことと思います。また、交換を迷っていた人も最新のウォシュレットの機能を知って、交換をしたくなったのではないでしょうか。

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ウォシュレット本体と取り付けの費用を含めて、108,900円(税込)と、とてもお買い得です。ウォシュレット交換を検討している人は、この機会にぜひご検討ください。

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