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取扱注意!鳥の巣の正しい撤去方法と概要費用

鳥が屋根の下やエアコンの室外機置き場に巣を作ってしまい、困っている方は多いようです。しかし、勝手に撤去するのはNG。法律違反となり、罰金を払う可能性もあります。この記事では、鳥の巣の正しい対処方法をご紹介しましょう。

目次

1、巣作りの時期と期間

鳥が巣作りするのは、エサの豊富な3~5月です。スズメに関しては、繁殖期が複数回あるため、3~8月と幅広くなります。
巣作りの期間は10日ほどで、巣作りから巣立ちまでは50日ほどです。

2、鳥の巣を放置することによる問題

鳥の巣 餌をもつ親鳥

鳥の巣にはどんな害があるのかご存知でしょうか? 知っていてほしい鳥の巣の害について、ご紹介します。

・鳴き声による被害

朝や昼間など、耳障りな鳴き声がストレスになることもあります。ヒナは日中関係なく、たとえ夜でも起きている間はほぼ鳴きます。
また、卵やヒナを守るために近くの人に向かって鳴いて威嚇、攻撃することもあるため危険です。

・鳥の巣の再発

鳥は頭がよく、自分が巣を作った場所を覚えています。鳥の巣だけ撤去しても再発防止の対策ができていないと「気付けばまた巣を作られしまった!」ということになりかねません。

・ダニ・ノミなどの被害

鳥そのものがたくさんのダニやノミ、寄生虫を持っていることがあります。ダニが家屋に浸入してしまうと大変です。ダニがペットに寄生したり、人間が刺されたりする場合もあります。

・糞による被害

鳥の巣があると、巣の近くに大量の糞をします。この糞がとても厄介で、汚れ・悪臭の原因になるだけではなく、乾燥した糞を吸ってしまうとアレルギー性喘息や皮膚炎の原因になります。
特に、巣の近くに換気口や室外機がある場合は、早めの撤去をおすすめします。

3、鳥の巣は勝手に処分してはいけない

鳥の巣は、やみくもに撤去することができません。鳥の巣を撤去する際には、気を付けなければいけないことがあります。
というのも、鳥の卵・ヒナを傷つけるのは法律違反なのです。
鳥の巣に卵・ヒナがいる状態で撤去する行為は、鳥獣保護法により禁止されています。これに違反した場合、1年以上の懲役または100万円以下の罰金が科せられる可能性があります(ただし自治体により撤去が認められる場合もあります)。

4、鳥の巣の正しい撤去方法

下記のような状況のときに鳥の巣を撤去することが可能です。
① 鳥が巣を作り始めた時
② 鳥のヒナが巣立った後

鳥の巣には、卵やヒナがいることも多くあります。仮に卵やヒナのいない巣であっても、撤去は容易ではありません。というのも撤去時に、糞の掃除・消毒、ダニ対策、再発防止対策などを自分で行う必要があるためです。
やはり鳥の巣の撤去には、プロの駆除業者・対策業者の利用がおすすめです。

5、鳥の巣の撤去にかかる概算費用

ただ撤去するだけ!とはいかないのが鳥の巣です。

5-1.自力で撤去する場合

もし自力で撤去する場合、必要なものは下記になります。
・ゴミ袋
・マスク
・めがね
・手袋
・消毒液
・新聞紙
・布(必ず捨てる)
・再発対策防止グッズ
糞をほうきや掃除機を使って掃除することはおすすめしません。菌を舞いあがらせるため危険なので、乾燥した糞は消毒液などで湿らせて拭う方法が良いです。
比較的、費用は安く済みますが、消毒液が使える材質かの判断が難しかったり、撤去・掃除・対策する時間を取られてしまったりするのが大きなデメリットですね。

5-2.業者に依頼して撤去する場合

鳥の巣の場所や範囲にもよりますが、一般家庭やマンションの場合、鳥の巣の撤去・掃除にかかる費用はおおむね25,000円~と考えるのが妥当です。
諸経費や消毒が料金にいる業者もあれば、別途で見積もるところもあります。再発防止の対策(防鳥ネットなど)については種類があるので、業者のやり方次第で料金も変わってきます。
残念ながら、業者の中には依頼者の足元をみてぼったくりをする悪徳業者もいます。適正価格かどうか判断するために、下記の内容を確認しましょう。
・鳥の巣の撤去作業に掃除が含まれているか
・諸経費の内容
消毒を依頼するなら、下記の点に注意です。
・どういった消毒か
・消毒のニオイはきつくないか
再発防止の対策を依頼するなら、対策の方法(防鳥グッズなどの確認)も聞いておきたいところです。

6、巣作りされないための対策

鳥

鳥に巣作りされないようにする対策を主に4つ紹介します。

・天敵をモチーフにしたフィギュアを設置する

鳥が巣をつくりそうな軒樋付近などに、天敵である蛇やカラス、鷹のフィギュアを設置することは、鳥の巣防止対策になります。フィギュアは、おもちゃ屋さんなどで安く入手することができます。

・光るものを吊るす

カラスを除き、鳥は光るものを嫌います。そのため、CDやアルミホイルなどを屋根やベランダに吊るしておくと、鳥がやってくるのを防ぐことができます。見た目が気になる場合は、アルミホイルを短冊状に切って吊るすのもおすすめです。

・隙間をつくらない

鳥は、屋根やベランダなどの隙間を見つけて巣をつくります。巣をつくられそうな隙間がある場合は、コーキングなどでふさいでおきましょう。コーキングは、ホームセンターで入手することができます。

・鳥撃退グッズを使う

最近では、防鳥テグスなどの鳥撃退グッズが販売されています。鳥の巣を徹底したい場合は、こうした専用グッズを使用しましょう。

7、鳥に関する正しい対処法集

鳥

鳥の騒音やヒナの落下に関する正しい対処法を把握しておきましょう。

7-1.ねぐらの木に集まる小鳥の騒音への対策

日が落ちても、小鳥は寝付くまで鳴き続けることがあります。小鳥の騒音が気になる場合は、下記の方法を試してみましょう。
・巣の周辺に網をかける
巣の周辺に網をかけることで、鳥は巣に入れなくなります。かける網は、網目が細かく四角いものを選びましょう。

・忌避剤を使用する
樹木に忌避剤を施工すると、鳥が寄り付かなくなります。
忌避剤は殺虫剤と違い、樹木から抽出された植物油なので、安全性が高いといえます。忌避剤の施工には専門業者への依頼が必要となり、価格相場は1mあたりおよそ1,000円程度です。

・ロケット花火を使用する
ロケット花火で爆音をならすことで、鳥を追い払うことができます。ただし、ロケット花火自体の音も大きいため、使用する場合は時間帯や安全に気を付けてください。

7-2.ヒナが巣から落ちたときの対処

強風や工事、カラスの襲撃などによって、ヒナが巣から落下してしまうことがあります。落下したヒナを放置することは、ヒナの命にかかわるので、正しい対処を施してあげましょう。下記に対処方法を紹介します。
1. まず、ヒナに水分補給をしてあげます。豆乳や食塩水(0.9%)、砂糖水などの水分を与えましょう。量は、スポイトで1~2滴ほどです。準備できない場合は、新鮮な水で大丈夫です。
2. 水分補給ができたら、昆虫や鳥のささみを与えます。鳥のささみは生のまま、水に浸してから与えてください。パンや牛乳は十分に消化できないため、与えないようにしましょう。
3. 近くに巣がある場合は、戻してあげましょう。ほかのヒナが騒がないよう、戻すのはあたりがうす暗くなってからです。
近くに巣がない場合や、巣が特定できない場合、県の保護担当の窓口や施設に連絡してください。休日や時間外の場合は、動物病院に相談してみましょう。

8、まとめ

鳥の巣の撤去というと、ただとって処分するだけ、と考えている方もいるかもしれません。ですが、自力で行うには時間も用具もかかります。
特に、糞の掃除と消毒には結構な労力がいるので、こちらだけでも業者に依頼すると安心できると思います。
ルールを守り、正しい方法で鳥の巣の撤去を行いましょう。

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