※複数のサービスメニューは受付できません。
※初回限定価格はイエコマを初めてご利用いただく際に、【1サービスにのみ適用】できる初回特典となります。
※戸建住宅向けのサービスとなっておりますので、集合住宅(アパート・マンション)、ビル、店舗、工場等の作業はお受けすることができません。
※お客様からの支給品(商品、部材、部品、材料等)による取付・施工は、トラブル防止のためお受けすることができません。
※作業は居住部分に限ります。
※借家の場合、大家様の許可および立ち合いが必須条件となります。
※石膏ボード・下地の破損が酷い場合は施工不可、もしくは別途費用がかかります。
※1か所あたり5cm×5cmを超えるものは対応することができません。
※柄ものは対応不可です。
※類似クロスでの対応となります。共クロスをお持ちの場合も料金は一律です。
目次
壁紙の浮きや剥がれ、気になりますよね?
住み始めた当時は、まっさらでピシッとしていた家の壁紙。しかし壁紙は、時間の経過とともに劣化していきます。
購入してから何年も経った家であれば、次のような状態は珍しくありません。
- 壁紙の1部が浮いている
- 隅が剥がれている
大切なマイホームで壁紙が浮いたり剥がれたりしていたら、気になって仕方ないのが人情ですよね。見苦しいのはもちろん、衛生面も心配になってくるでしょう。
壁紙の劣化の代表的な原因は湿気ですが、剥がれるほどに湿気を吸った壁紙の裏には、カビが繁殖している恐れがあります。カビが感染症やアレルギーを引き起こす危険を考えれば、剥がれた壁紙を放っておくわけにはいきませんよね。
しかし素人が剥がれた壁紙を補修するのは、そう簡単ではありません。
事前に道具や材料を買いそろえる必要があるので、準備の段階で一苦労です。
補修作業も、きれいに仕上げるためには慎重さが求められます。業者が行うのよりもずいぶん時間がかかるでしょう。その上、業者のようなきれいな仕上がりになる保証はありません。
壁紙を補修したいけれど、自分で補修するのは面倒だし困難…というのは、なかなか辛い状態ですね。
壁紙が剥がれる原因&剥がれを放置すると…
壁紙が剥がれる原因は何でしょう?
もともとの施工に問題があった場合もありますが、たいていは湿気が原因です。
湿気を吸うと壁紙は膨張し、湿気を吐き出す時は縮みます。
人が見ても分からない程度の変化ですが、壁紙の伸縮を毎日繰り返していると、やがてその変化に耐えられなくなって壁紙がめくれたり、浮いてしまうのです。
湿気の多い日本では、壁紙が剥がれるのは決して珍しいことではありません。だからといって剥がれたままで放置しておくと、下地のボードが傷みやすくなり、壁自体に影響が出かねません。
壁紙には室内の空間演出のほかに、壁の下地が傷つくのを防ぐ役割もあるからです。下地の傷やへこみができたのを放置していると、穴が開いてしまう恐れもあります。
そもそも湿気が原因で剥がれた場合は、壁紙と下地の間にカビが発生しやすくなっているので、注意が必要です。
何より、見た目が気持ちいいものではありません。
剥がれや浮きをみつけたら、できるだけ早く補修を行うようにしましょう。
補修は自分できれいにできるもの?
専用ボンドと専用ヘラ、ローラーがあれば、補修自体はご家庭でも可能です。
ただし、やはりある程度の熟練は必要なので、不慣れな方が作業するとボンド跡が残ってカピカピになったり、塗り込むときに壁紙を破いてしまったり、「浮いているだけのほうがまだマシだった・・・」ということになるケースも少なくありません。
また、剥がれた箇所が大きかったり多かったりする場合は、建物の構造上の問題である可能性もあります。
イエコマでは、住まいに関する知識と知識が豊富な「家の専門家」を派遣しています。
気になることがあれば、何でも気軽にご相談下さい。適切なアドバイスをさせていただきます。
長年住む家ですから、メンテナンスは当然必要です。
「壁紙の剥がれくらいで・・・」と思わず、お気軽に補修のご相談を!
壁紙の早期補修は、結果的にお得?
「ちょっと見苦しいだけだし、壁紙の小さな剥がれくらい、気にしないでおこう」と考える人もいるでしょう。
しかし、壁紙の補修を早い段階でやっておくと、次のようなメリットがあるのです。
簡単で低額な補修で済む
剥がれや浮きなどの壁紙の劣化は、放っておくと範囲がどんどん広がっていきます。放置した結果、補修が必要な面積が広くなれば、その分だけ補修にかかる時間・手間・費用がかかってしまうでしょう。
しかし、劣化が進まないうちに手を打てば、簡単で低額な補修で済ませることができます。
下地の異変に気づける
壁紙に劣化症状が起きたとき、場合によっては、壁紙の下の壁本体に傷みが生じていることもあります。このときに壁紙を放っておいたり、素人が壁紙だけの補修を行ったりすると、壁本体の傷みが見過ごされる恐れがあるのです。
壁本体の傷みは放置すると悪化し、状態が悪くなるほど補修費が高額になります。また、壁本体の傷みの原因が雨漏りである場合は、シロアリが発生する危険も出てきます。
早い段階で壁紙の補修を業者に依頼し、下地の傷みを早期発見できれば、補修費を抑えられるだけでなく、家自体の安全も確保できるのです。
壁紙補修の相場
DIYと業者に依頼した場合の相場を説明します。
DIYの場合
合計:約5,808円
※以下全て税別価格と目安で表記します
-
- ローラー:3,240円
- 地ベラ:1,100円
- パテベラ: 1,190円
- サンドペーパー:278円
業者の場合
一般的な業者に壁紙の補修を頼むと、かかる費用の相場は以下の通りです。
※以下で示す価格は目安です
- 浮きの補修:5,000~10,000円/ヵ所
- 剥がれの補修:20,000~30,000円/ヵ所
2ヵ所以上補修が必要な場合:5000~10,000円程度加算 - 壁の大きな凹みを補修する場合:50,000円以上
上記金額には、現地調査費・材料費・工費費・諸費用などを含んでいます。
浮きを解消できても壁紙がきちんと貼り付かない場合は、張り替えてしまった方がよいでしょう。
自分で壁紙を補修する場合とイエコマに頼んだ場合
自分で壁紙を補修する場合とイエコマに頼んだ場合で比較していきます。
まずは、費用からみてみましょう。
上記で紹介した壁紙補修道具・材料を使えば、おおよそ次の金額がかかります
部分補修 | 少なくとも5,000円ほど |
かかります。
さらに、補修用壁紙やジョイントコークなどの材料費も加えて必要です。
これに対してイエコマでは、初回限定価格で、
1か所の補修 | 1ヵ所(5c㎡まで):4,400円 |
5c㎡を超える場合 | 1,100円/5c㎡ |
で承っております!
費用面に加えて、自分で補修する際にかかる手間や失敗する不安もありません。
イエコマの壁紙補修
作業手順
4 何事もなかったかのように綺麗に補修
壁紙補修に必要な道具・材料
壁紙補修に必要な道具と材料をそろえましょう。
補修方法によって必要なものが変わるため、壁紙の状態に合った項目を参考にしてください。
部分的に張り替える場合(壁紙が破れたりめくれている場合)
壁紙を部分的に張り替える場合、必要な道具は以下の7点です。
- 用意するもの
-
- 地ヘラ(カット定規でも可)
- パテベラ
- スポンジ
- 鉛筆
- カッター
- ローラー
- サンドペーパー
必要な材料は、補修用の壁紙とジョイントコークの2点です。
コーキングで隠す場合(ほんの小さなシミや汚れを隠す場合)
壁紙をコーキングで隠す場合、必要なものはジョイントコークのみです。
下地のボードまで穴が開いた場合
下地のボードまで穴が開いてしまっている場合、必要な道具は以下の7点です。
- 用意するもの
-
- 地ヘラ(カット定規でも可)
- パテベラ
- スポンジ
- 鉛筆
- カッター
- ローラー
- サンドペーパー
必要な材料は、補修用の壁紙とジョイントコークとアルミ板の3点です。
壁一面を張り替える場合
壁一面を張り替える場合、必要な道具は以下の11点です。
- 用意するもの
-
- 地ヘラ
- パテベラ
- はがし材(ペイントリムーバー)
- 水性塗料の下塗りシーラー
- カッター
- 下地押さえ紙
- 壁紙用のり
- マスキングテープ
- 植え込みブラシ
- ローラー
- サンドペーパー
必要な材料は、新しく張り替える壁紙(のり付き)です。
壁紙の補修方法1 部分的に張り替える場合
壁の一部分だけ汚れたり傷がついたりした場合、部分的に張り替えることをおすすめします。
壁紙がはがれた場合でも、この方法で対処できます。
1、補修する部分とそのまわりの壁紙をはがす
まず、補修する部分より一回り大きく、壁紙にカッターで四角く切り込みを入れます。
切り込みを入れたら、はがします。
2、補修用の壁紙を貼り付ける
- 補修用の壁紙を、はがした部分のサイズより一回り大きく用意します。
補修部分に新しい壁紙を貼り付け、ハケを使用して空気を抜きましょう。 - 空気が抜けたら、もともとの壁紙と新しい壁紙が二重になっている部分に地ヘラを当て、カットします。2枚の壁紙を同時にカットする形になります。
- カットしたものを取り除きましょう。
このとき、新しい壁紙部分がずれないように注意してください。 - 取り除いたら、補修部分を圧着します。継ぎ目をローラーで押さえながら行いましょう。
はみ出したのりは、水を含ませたスポンジを使用し、きれいに拭きとってください。 - これで、補修完了です
壁紙の補修方法2 コーキングで隠す場合
壁紙を張り替えるほどではない、ほんの小さな傷や汚れを隠す場合の方法です。
- ジョイントコークを塗る
- ジョイントコークを乾かす
- これで、補修完了です
隠したい部分にジョイントコークを塗っていきます。その際、ベッタリ塗ると補修箇所が目立ってしまいます。
少量を塗り、にじみ出たコーキングを拭き取る作業を繰り返し行ってください。
ジョイントコークを塗り終えたら、10分程度乾燥させます。触れないように注意してください。
壁紙の補修方法3 下地のボードまで穴が開いた場合
下地のボードまで穴が開いてしまっている場合、ボードの補修も必要となります。
- 補修部分を整える
- 穴をふさぐ
- 補修用の壁紙を貼り付ける
- これで、補修完了です
穴が開いている部分より一回り大きく、カッターを使用して四角く切り込みを入れます。
切り込みを入れたら、穴の周辺をサンドペーパーで整えましょう。
アルミ板で穴をふさぎ、上からジョイントコークを塗ります。
塗り終えたら、サンドペーパーで整えましょう。
補修用の壁紙を、補修部分より一回り大きいサイズで用意します。
補修部分に新しい壁紙を貼り付け、ハケを使用して空気を抜きましょう。
壁紙の補修方法4 壁一面を張り替える場合
壁一面を張り替えたい場合、下地のチェックが必要となります。
凹凸の激しい下地や水のかかる場所、屋外などでは張り替えが難しいため、作業をする環境も確認しておきましょう。
ここでは、のりつき壁紙の張り替え方について説明します。
1.古い壁紙をはがす
まず、古い壁紙をはがします。上部の隅から斜め下に向かって、ゆっくり引っ張りましょう。
薄い下地が残った場合、それが新しく貼る壁紙の下地になるのでそのままにしておきます。
下地が破れてしまったときは、はがし材を使用してはがしてください。はがし材を使用してもはがれない場合は、上からサンドペーパーで整えてください。
2.下地を整える
下地に穴や亀裂がないか、釘の頭が出ていないか確認しましょう。
穴や亀裂がある場合はジョイントコークで埋め、サンドペーパーで整えておきます。
釘の頭が出ている場合、新しい壁紙を傷つけることを防ぐためにも、金づちでしっかり打ち込みましょう。打ち込んだらサンドペーパーで整えてください。
※和室壁の場合
和室壁に壁紙を貼る場合、下地の調整が必要となります。
まず、水性塗料の下塗りシーラーを塗り、乾かしましょう。
塗料が乾いたら、下地おさえ紙に壁紙用のりを付けて、下地に貼り付けます。
和室壁でなくても、壁の辺や継ぎ目に下地おさえ紙を貼っておくと長持ちします。
3.壁紙を必要分用意する
- 新しい壁紙を必要分用意します。
- 継ぎ目を決めたら、裁断していきます。
算出方法は、壁紙を貼る面の天井から床までの長さ+5~10cmです。
柄合わせが必要なものは、貼る順番や上下を壁紙の裏に書いておきましょう。
4.壁紙を貼る
※のりつき壁紙を使用した場合を説明します
- 新しいのりつき壁紙の裏面にスポンジで水を塗ります。
- のりが乾くまで 壁紙を びょうぶたたみにして置いておきます。
- 1枚目の壁紙を貼る位置に5円玉をおもりにした糸を画鋲で止め、垂直を測ります。
- 貼り付けの作業に入ります。3の作業で、壁に書いた線に沿って貼っていきましょう。
- 1枚目に合わせて2~3cm重なるように2枚目を貼ります。貼り方は1枚目と同様です
- 1枚目と2枚目の重なりの中央に地ベラを当て、カットします。
2枚の壁紙を同時にカットする形になります。 - カットした部分を取り除きます。
- 植え込みブラシを使用し、中心から外側に向かって空気を押し出すように壁紙を貼っていきます。
- 天井や下の幅木などの際を、地ヘラで整えます。
幅92㎝×1mあたり200㏄強を目安に、むらなくたっぷり塗ってください。
3~5分程度で乾きます。乾かしている間に、天井際や幅木などにマスキングテープを貼っておきましょう。
壁紙をまっすぐ貼るために、壁に鉛筆で線を引いておきましょう。
天井部は垂直になるように注意しながら壁紙を余分に残しておき、上部20㎝を手で押さえて仮止めをしてください。
取り除いたら、補修部分を圧着します。継ぎ目をローラーで押さえましょう。
5.余分な壁紙を切る
壁紙を貼り終えたら、よく乾燥させます。
乾燥させたら、地ヘラを使用して上下の余分な紙を切り取り、マスキングテープと一緒にはがしてください。
これで張り替え完了となります。
壁紙の補修方法5 壁に穴が開いた場合
はがれや汚れが目立ってきたら、壁紙を張り替えるべきでしょう。しかし、何かの拍子に拳大の穴が開いてしまった場合や、画びょうやネジでできた小さな穴の場合、壁紙をすべて張り替えるのは少しもったいない気がしますよね。
ここでは、自分でできる壁紙の大きな穴・小さな穴に対する簡単な補修方法を紹介します。壁紙にうっかり穴を開けてしまった方は、参考にしてください。
大きな穴が開いた場合
壁紙に大きな穴が開いたときは、以下の方法で補修しましょう。
自力では補修が難しいようであれば、業者への相談を検討してみてください。
- 必要なもの
-
- カッターナイフ
- パテベラ
- サンドペーパー
- 鉛筆
- 地ベラ(または定規)
- ローラー
- スポンジ
- 補修用の壁紙
- リペアシート
- 補修用のパテ
補修方法
- まずカッターなどで、補修箇所周りの壁紙を少し大きめに切り取り、はがしていきます。
はがした後の浮いている裏紙なども、同時にはがしましょう。 - 穴よりも大きいリペアシートを貼り付けます。
- リペアシートと下地の差を埋めるために、パテ処理をします。
リペアシート全体にパテを塗り、パテベラで平らにしましょう。 - 補修箇所よりも一回り大きい壁紙を用意し、補修部分に貼り付けます。
- 余分な壁紙をカットし、継ぎ目をローラーで圧着します。
その後、スポンジでのりをふき取れば完成です。
完全に乾燥させた後、サンドペーパーで滑らかに仕上げます。パテは2度塗りすると、よりきれいな仕上がりになります。
このとき、壁と壁紙の間の空気を抜くようにして貼るとうまくいきます。
小さな穴が開いた場合
画びょうやネジによって開いてしまった、小さな穴。特に白い壁紙に開いた穴は、遠目からでも目立ちますよね。
ここでは、小さな穴の補修方法を説明します。
- 準備するもの
-
- ティッシュ
- 木工用ボンド
- 先の細いもの(画びょうやつまようじなど)
補修方法
- 穴の上に木工用ボンドを付け、そこにティッシュを押し当てます。
- 画びょうやつまようじなど先の細いものを使って、ティッシュを穴に詰め、余った部分はちぎります。
- はみ出た部分は穴に押し込み、爪などで整えて完成です。
壁紙の手入れ方法
張り替えの目安は10年程度といわれている壁紙。できる限り劣化を遅らせ、長持ちさせたいですよね。
ここでは、よく使われているビニル壁紙の手入れ方法を紹介します。毎日こまめに手入れすれば、長く使い続けることができます。
飲食物が付いた場合
飲食物や調味料が付いてしまった場合は、きれいな水でぬらして固く絞ったタオルやスポンジでふき取ります。汚れが落ちにくいときは家庭用中性洗剤を使うといいでしょう。
壁紙に凹凸がある場合は、歯ブラシなどを使って軽くこすり、汚れを取り除きます。
家庭用中性洗剤を使用するときは、壁紙の表面に染み込んでしまうと変色の原因になるので注意が必要です。真水かぬるま湯できれいにふき取りましょう。
インクが付いた場合
マジックペンやボールペンのインク汚れは、アルコール消毒液を染み込ませた布でふき取りましょう。凸凹があり、布で落としにくい場合は綿棒を使うと簡単に汚れを落とせます。
壁紙の種類によっては合わないこともあるので、目立たない部分で試してから汚れを落としてください。
はがれた・めくれた場合
部分的なはがれ・めくれのほとんどは、文具のりや木工用ボンドなどで貼り付けることができます。はがれ・めくれの原因は結露や乾燥ですが、放置していると補修の手間がさらにかかってしまいます。なるべく早めに直しましょう。
まず、ゴミやほこりを取り除きます。その後、壁紙の裏に文具のりや木工用ボンドがはみ出ないように塗り、壁紙を貼り付けます。はがれ・めくれの面積が広い場合や何度もはがれてしまうときは、業者に相談しましょう。
カビを落としたい場合
「壁紙にできた黒い汚れ。よく見たらカビだった…」ということはありませんか?風呂場や洗面台などで使用する一般的な塩素系カビ取り剤を使えばいいのでは?と考えがちですが、実はそう簡単にはいきません。
壁紙にカビ取り剤を吹きかけると、有毒ガスが発生したり変色したりすることがあるのです。
黒い汚れのように見えるカビの落とし方を説明します。
- 用意するもの
-
- 消毒用エタノール(もしくは酢)
- 重曹
- 雑巾
清掃方法
- 消毒用エタノールをカビに吹きかけます。
- 吹きかけたエタノールを固く絞った雑巾でふき取りましょう。
優しくたたくようにふき取ると、きれいにカビを除去できます。 - 1~2の作業を3~4回繰り返します。
- エタノールを完全に乾燥させた後、水に溶かした重曹をスプレーなどで壁の汚れに吹きかけます。
- 吹きかけた重曹を固く絞った雑巾などで拭き取ります。
この作業でカビは死滅します。次は残ってしまった黒い色素を除去します。
もし、うまくカビが除去できない場合は、新しい壁紙への張り替えを検討しましょう。
カビを予防する方法
カビを落としたら、2度と生えないように予防しましょう。特に冬場や梅雨の時期は、できるだけカビの発生を防ぎましょう。
きれいに掃除した壁紙にカビが生えないようにするには、何をすればよいのでしょうか。
こまめに換気する、除湿器を活用する
カビが最も繁殖しやすいのは、高温多湿の環境です。こまめに換気したり除湿剤を活用したりすることで、カビにとって苦手な環境を作り、繁殖を防ぎます。
壁から家具を離す
湿気は狭いところにたまります。壁と家具の位置が近すぎると、湿気が滞留して局所的に湿度が高くなり、カビの繁殖しやすい環境が生まれます。
特に結露の発生しやすい窓がある部屋は、注意が必要です。
そこで、家具や家電を壁から離して置くことで、湿度の滞留を防ぎます。
目安として、タンスや本棚などの家具は壁から5cm、冷蔵庫やベッドなどの湿気を放つ家具・家電は壁から10cmくらい離すとよいでしょう。
窓の結露を防ぐ
室内の湿度を上げ、カビの発生しやすい環境を作り出す最大の要因は、窓の結露といわれています。
市販の断熱シートなどで対策すると、より効果的です。
防カビ消臭剤を使う
防カビ消臭剤は、カビのないところに吹きかけると効果的です。カビの発生だけでなく、臭いも一緒に対策してしまいましょう。
カビは不潔なだけでなく、ぜんそくやアトピーの原因にもなり、体に悪影響を及ぼします。予防として積極的に防カビ剤を使い、健康な毎日を過ごしたいものです。