賢いインターホンの選び方!おすすめ機種や機能・電源方式ごとの注意点

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インターホンが壊れて使えなくなったり、
「音が聞き取りづらくなった」
「誰もいないのにインターホンが鳴ることがある」
などの故障の前兆が出たりしたら、できるだけ早く買い替えたいですよね。

インターホンがないと、訪ねてきた宅配業者や知人に、玄関先で大声を出してもらうなど面倒をかけてしまいます。

しかし、いざインターホンを買い替えるとき、問題となるのが“インターホン選び”です。
一口にインターホンといっても、昨今ではさまざまな機種が販売されており、どれを購入するか迷う人が少なくありません。

この記事では、インターホンの最近の傾向や種類、選ぶ基準や取り付け工事の相場などを解説!
買い替え時期の目安も紹介するので、「買い替えるかどうか」を迷っている方にも参考になるでしょう。

インターホンの買い替えを考えている方、インターホンの不調に悩んでいる方は、インターホン選びや買い替え時期の検討にぜひ役立ててください。

インターホンを選ぶ基準・ポイント

インターホンを選ぶときの主な基準には、大きく次の4つがあります。

  • 電源方式
  • モニターの仕様
  • 機能
  • 消費電力

1つずつ見ていきましょう。

電源方式で選ぶ

インターホンが動作するには、電力の供給が不可欠です。
電力の供給の仕方で、インターホンは3つに分けられます。

電源コード式

コンセントから電源コードで電力を供給します。

メリット同じ電源コード式や電池式のインターホンであれば素人でも交換可能

デメリット電源コードが部屋の美観を損ねたり邪魔になったりする

電池式

電池で電力を供給します。

メリット同じ電池式や電源コード式のインターホンであれば素人でも交換可能

デメリット定期的に電池の交換が必要

電源直結式

壁の内側の配線を通して住宅の電源と直接つながっており、そこから電力を供給しています。

メリット電源コード式のようにコードが邪魔にならず、電池交換の手間が不要

デメリット設置や交換に電気工事士の資格が必要

モニターの仕様で選ぶ

最近のインターホンはモニター付きのものが主流ですが、録画機能のあるものなどさまざまな仕様のモニターがあります。

モニター付きのインターホンを購入する場合は、モニターの仕様にまで注意を払いましょう。

広角カメラのモニター

広角カメラとは、画面に映る範囲が広い広角レンズを採用したカメラです。映る範囲が十分に広ければ、訪問者をモニターで確実に確かめられるようになります。

通常のカメラであれば自分が映らない場所に不審者が立って呼び出しボタンを押しても、広角カメラであれば不審者をしっかり映すことができるのです。

インターホンのカメラ機能の詳細は、以下の記事をご参照ください。

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自動録画機能付きのモニター

玄関ドア前に人が立ったタイミングや呼び出しボタンが押されたタイミングで、自動的に録画が開始されるモニターです。
留守中の訪問者を確認するのに役立ちます。

LEDライト機能付きのモニター

夜間に玄関子機備え付きのLEDライトが点灯するため、暗い夜でもはっきりした映像を確認できるモニターです。
明かりは空き巣犯などへの威嚇にもなるため、防犯にもなります。

機能で選ぶ

昨今のインターホンは、機種によって機能の充実度が異なります。
インターホン選びでは、自宅のインターホンに必要な機能は何か、なくてもよい機能は何かをよく考えることが重要です。

よく考えずに購入すると、インターホンを買った後、
「あの機能もあればよかったのに」
「この機能いらなかったな」
などのように後悔する羽目になる恐れがあります。
とくに、自分にとって不要な機能が備わったインターホンを購入すれば、費用の無駄にもなってしまいます。

ハンズフリー機能

インターホンモニター親機

チャイムが鳴ったとき、室内親機のボタンを押すだけで、ハンズフリーで会話ができる機能です。最近のインターホンでは主流の機能となっています。

受話器がないので見た目がすっきりとし、両手で作業をしながらでも応対できるなど利便性が高いです。

録画機能

留守中に玄関の呼び出しボタンを押した人や、玄関を訪れた人などを録画で確認できる機能です。
留守中の不審者対策をしたい人や、訪問者の有無を確認したい人におすすめします。

セキュリティ機能

録画機能、警報機能、非常時ボタンとの連動機能など、インターホンには製品によってさまざまなセキュリティ機能がついています。
防犯に気を付けたい場合は、インターホン選びの際、セキュリティ機能の充実度にも目を向けましょう。

消費電力で選ぶ

普段から節電を意識している方は、機種の消費電力をチェックするとよいでしょう。
インターホンの消費電力は、「待受時〇〇W 最大9.5W」などのかたちで表記されています。

しかし、インターホンが消費する電力はそれほど多くないので、消費電力を意識して機種を選んでも、それほど大きな節電にはならないのが現状です。

インターホンの平均年間電気代は431円です。仮に平均の半分の消費電力で済むインターホンを入手できても、年間で節約できる額は215.5円です。
※参考:電気代節約のミカタ

インターホンのおすすめメーカー

おすすめのインターホンのメーカーとしては、次の2社が挙げられます。
どちらも、国内市場で高いシェア率を占めているメーカーです。

アイホン

アイホン ロゴ

※引用:アイホン

2018年に創立70年を迎えた、インターホンの老舗企業です。
通話機能だけのシンプルな機種から、スマートフォンと連動可能な最先端の機種まで、幅広く取り揃えています。

インターホン業界でのシェア率は約40%となっており、市場のおよそ半分を占めている状態です。

国内はもちろん、アメリカやフランスなど海外にも子会社を有しています。

※参考:リフォーム産業新聞

パナソニック

パナソニック ロゴ

※引用:Panasonic

いわずと知れた有名電機メーカーのパナソニックは、インターホンも製造しています。

アイホンのようなインターホン専門メーカーではないですが、市場におけるシェア率は50%以上を誇ります。

※参考:リフォーム産業新聞

インターホンの最近の傾向は?

スマホ連動インターホン

※引用:アイホン

基本的にインターホンは、戸内にいながら玄関先に訪れてきた人と通話したり、誰なのか確かめたりするためのものです。
しかし、昨今では防犯性に重きが置かれるようになっており、広角レンズや録画機能、電気錠との連動などのセキュリティ機能も重視される傾向にあります。

最近登場したスマートフォンと連動可能なインターホンも、注目を集めている機種の1つです。

最近注目を集めている無線インターホン!デメリットは?

無線インターホン

※引用:Panasonic

無線インターホンとは、室内親機と玄関子機が無線でつながっており、配線工事が不要なタイプのインターホンです。

電源コード式または電池式であり、モニターの付いていない旧式のインターホンを、配線工事なしでモニター付きの機種に買い替えたい場合に適しています。

ただし、購入の際には以下のようなデメリットにも考慮が必要です。

  • 室内親機と玄関子機の間に、コンクリートや金属製の建具など電波をさえぎるものがあると、インターホンが正常に動作しないことがある
  • 無線LAN機器や電子レンジなど電波を発するものがそばにあると、インターホンが正常に動作しないことがある
  • 電源コード式の場合、コードが邪魔になる可能性がある
  • 電池式の場合、定期的な電池交換の手間が発生する

インターホンとドアホンの違い

インターホンとドアホンは、基本的に同じものだと思って支障はないです。
少しくわしく解説すれば、「ドアホンはインターホンの一種」ということができます。

インターホンは室内外の通話装置の総称です。住宅の玄関の通話装置だけでなく、病院のナース室と病室をつなぐ通話装置や、鉄道の乗務員同士の通話装置なども含みます。

一方でドアホンは、基本的に住宅の玄関と室内をつなぐ通話装置のみを指します。

インターホンの種類!タイプ別のメリット・デメリット

一口にインターホンといっても、

  • 受話器つきのものと、ハンズフリーのもの
  • モニターなしで通話だけできるものと、モニターで訪問者の顔も確認できるもの

などのように、さまざまなタイプがあります。

欲しい機能や予算などを考慮しながら、自宅に合ったタイプのインターホンを選びたいものですね。

インターホンの種類の詳細は、以下の記事をご参照ください。

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インターホンの買い替え時期の目安

インターホンの買い替えを考えつつも、「本当に買い替えるべきだろうか?」と悩んでいる方もいるでしょう。

インターホンを買い替える時期は自由ですが、「いま買い替えるか、もう少し経ってから買い替えるか」を迷っている場合には、次の記事を参考にしてみてください。
インターホンの一般的な耐用年数や、故障のサインなどを紹介しています。

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インターホンが鳴らない!?不具合の対処法を一挙に紹介!

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暮らしをもっと便利にする住宅設備を お家メンテナンスのエキス…

2024.3.14
イエコマ編集部

インターホンが鳴らなくなったときの対処法

自宅のインターホンに
「一切動かなくなった」
「鳴らない」
「モニターが映らない」
などの問題が起きたら、できる限り早く対処し、インターホンをもとのように使える生活に戻りたいですよね。

「持ち家の場合」「借家の場合」など、ケース別のインターホン故障への対処法を知りたい方には、こちらの記事がおすすめです。

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2024.3.14
イエコマ編集部

インターホンの平均価格は?取り付け工事の相場

インターホン本体の相場

インターホンの価格帯は、1万円弱~10万円程度です。

インターホンは機種によって機能の充実度が異なり、「インターホンにどの程度の機能性を求めるか」によって価格が大きく変わってきます。

(例)

  • モニターなしで通話のみの旧式:1万円程度もしくは1万円未満
  • 最新式の非常に多機能なインターホン:約10万円以上

特化した便利機能やセキュリティ機能は付いていない、一般的なインターホン(通話機能・モニター・ハンズフリー・録画機能付き)であれば、1.5~4万円程度が妥当でしょう。

インターホン交換工事の相場

インターホン交換工事の相場は、「新規配線工事が必要かどうか」によって異なります。

ケース 相場
新規配線工事が必要ない場合 5,000~15,000円(施工費や出張料金など)

インターホン本体の価格
新規配線工事が必要である場合 20,000~35,000円(施工費や出張料金など)

インターホン本体の価格

※金額はあくまで目安です。

新規配線工事(これから設置するインターホンのために、新たに配線を引く工事)が必要になるのは、通話可能なインターホンが家に設置されていない場合です。

インターホンの購入前に確認しておきたいこと

インターホン 応答する指

インターホンを実際に購入する前に確認するべきことが2つあります。
この2点をしっかり確認しておかないと、あとで困った事態になるかもしれません。

電源方式をチェック

先述した通り、インターホンの電源方式には、「電源コード式」「電池式」「電源直結式」の3つがあります。

交換にあたっては、以下の2点を確認しておきましょう。

  • いま使っているインターホンの電源方式は何か
  • 新しく購入する予定のインターホンの電源方式は何か

確認しておかないと、インターホンを購入した後に、「自分で交換するつもりだったが、資格のあるプロでないと交換できないものだった」などの事態になりかねません。

素人でも交換可能なのは、いま使っているインターホンと新しく購入する予定のインターホンの両方が「電源コード式または電池式のインターホン」である場合のみです。

それ以外のケースでは、プロによる電気工事や新規配線工事が必要になります。

これらの電気工事及び新規配線工事は、電気工事士の資格がない者が工事することが電気工事士法で禁止されており、違反した者には3カ月以下の懲役または3万円以下の罰金が課されることになっています。

電気工事や新規配線工事は感電事故の危険も伴うため、素人が手を出すのは厳禁です。

設置場所に適したものかどうかチェック

インターホンの玄関子機の位置によっては、せっかく購入したインターホンが機能を十分に発揮できない場合があります。

たとえば、インターホンのカメラが太陽の通る南を向いていた場合、インターホンの前に立った人が太陽を背にするかたちになって逆光になり、モニターに映っても顔立ちや服の模様などがわかりにくくなるのです。

逆光で訪問者の姿がわかりにくくなるのが心配な場合は、逆光補正の機能がついているインターホンを選ぶとよいでしょう。

インターホンの取り付け方

「インターホンの機能やデザインに強いこだわりがあるわけでもないし、手軽なものを自分で交換したい」と考えている方には、こちらの記事が参考になるはずです。

インターホンの取り付け方は、以下の記事をご参照ください。

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まとめ

生活に欠かすことのできないインターホン。どうせ買い替えるなら、より便利で、より防犯性の高い機種を選ぶのもよいですよね。

もちろん、実際にインターホンを選ぶときには、機能や電源方式、タイプ別のメリット・デメリットなどをチェックしておくことが前提です。

最新式のインターホンでも、
「我が家には取り付けの難しいタイプだった」
「買い替えたはいいが、機能をほとんど使っていない」
などのことになったら、元も子もありません。

  • インターホンの型が古いので、新しいものに買い替えたい
  • インターホンが壊れたので交換したい
  • インターホンに故障の前兆が出始めているので、そろそろ買い替えようかと思う

このようにお考えの方は、ぜひイエコマにご相談ください。

※イエコマは新規配線工事に対応しておりません。イエコマが施工可能なのは、通話可能なタイプのインターホンがすでに設置されている住宅に限ります。

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