網戸の修理方法と業者の選び方【破れ具合ごとの解説】

心地よい外の空気を室内に取り込む網戸は、便利な反面住宅の設備の中でも破損しやすい部分です。
網戸に少しでも穴が開いてしまうと、空気中のホコリやゴミ、害虫が室内に侵入し、家の中が汚れたり虫がわく原因になったりするので、早急な処置が必要になります。

破れたらできるだけ早く修理したい網戸。
少しの破れなら、自分で修理できる気もしますが、大きく破れてしまった場合はどうでしょう?
DIYで修理できる破れか専門業者に頼むべきものかがわかると、無駄な手間や出費を減らすことにもつながります。
この記事では、網戸の破れ具合ごとの修理方法を紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください!

網戸の目的

網戸を設置する主な目的は、換気や温度調整・動物や虫の侵入を防ぐことです。
それぞれ説明していきます。

換気や温度調整をする

網戸とは、目の細かい網を張った建具のことです。網戸は、ガラス窓とは異なり外気を室内に通すので、室内の温度調整と換気を行いたいときに便利です。特に、春から秋にかけての暑い時期は、窓を閉め切ると室内温度が外気より著しく高くなリます。

窓を開けて網戸を通して暑い空気を外に逃がすと、室内を快適に過ごせるのです。

虫や鳥などの動物の侵入を防ぐ

網戸は外気をとりこみつつ、虫や鳥などの浸入を防ぐ役割も果たします。
日中には、室内にある食品を餌と狙う虫や鳥が、
夜間には光に集まる習性を持った虫などが室内の照明器具に向けて侵入してくるのを防いでくれるのです。

網戸が痛む原因

破れた網戸

網戸は便利な一方で破損しやすいです。どのような場面で傷んでしまうのか、みていきましょう。

衝撃による破損

網戸は、ペットや子どもがぶつかる、物があたるなどの僅かな衝撃で破れることがあります。また、窓の一番外側に設置されている網戸の場合、台風などの強風で物が飛んできた衝撃で破れてしまうケースもあるのです。

経年変化による劣化

網戸は外気に直接触れるので、雨風にさらされる、砂埃や黄砂が付着する、太陽光の紫外線を浴びる、気温の寒暖差の影響を受けるなど、過酷な環境に置かれています。
網の素材には、とても細い合成樹脂やステンレスなどが用いられているので、ガラス窓よりずっと早く劣化が進むのです。

網戸の修理方法

次は、網戸が破れた際の修理方法を紹介していきます。自分で簡単にできる方法もあるので、ぜひ実践してみましょう。

少し破れただけの場合

網戸が少しだけ破れた場合は、市販の補修シートで修理が可能です。

網戸と同じ目の細かさのシートを、網戸の破れた部分に貼るだけで簡単に補修できます。補修シートは、ネットショップやホームセンターなどで購入できます。網戸が破れてしまった際の応急処置として使ってみてください。


引用元:モノタロウ

また、網の端部の破れを塞ぎつつ、網戸にデコレーションを施すシールも販売しています。こちらも、一時的な補修にはとても便利です。


引用元:Kraso

ただし、補修シートを貼った部分は目立ってしまうため、住まいの見栄えを気にする人は網戸の張り替えを行う方がよいでしょう。
また、経年劣化により網戸が破れたと考えられる場合は、次第に他の部分も破れてくる可能性があるので、できるだけ早いうちに網戸の張り替えを行うようにしましょう。

大きく破れた場合や経年変化で劣化した場合

網戸が大きく破れた場合や経年変化で劣化が激しくなった場合などは、部分的な補修での対応が難しく、網自体を交換する必要があります。
網戸の張り替え作業は自分で行うことも可能なので、以下の手順を参考にしてみてください。

ただし、幅80cm以上、高さ180cm程度の網戸を、素人が網をたるませずに張り替えるのは至難の技です。また、張り替えに必要な工具や部品を自身で調達することも考えると、余計な出費や労力を使うことになります。

少しでも面倒だと感じたら、経験を持った専門業者に確実な作業を行ってもらうことをおすすめします。

網戸の張り替えに必要なもの

網戸の張り替えに必要なものは下記のとおりです。

  • 網戸張り替えネット:張り替え用の網です。たくさん種類があるので、適切な目の細かさや素材のものを選びましょう。
  • 押えゴム:網戸をサッシにはめ込む材料です
  • 網戸用ローラー:押さえゴムをサッシにはめ込む道具です
  • 網戸クリップ張り替えネット:ネットをサッシに仮固定するためのクリップです
  • 網戸専用カッター:余分な網をカットするために使用します。

上記のうち、網戸クリップと網戸カッターは、通常のクリップやカッター、はさみで代用できますが、専用のものを使用したほうが作業がスムーズに進みます。

網戸の張り替え方法

網戸を張り替える手順を説明していきます。

1.古い網を外す
網戸を窓枠から取り外し、古い押えゴムと網を剥がします。
古い網を外す
2.新しい網をカットする
網戸専用カッターで、新しい網をサッシよりも少し大きめにカットします。
新しい網をカットする
3.網戸クリップで固定する
カットした新しい網をピンと張り、網戸クリップでサッシに固定します。。
4.押えゴムをサッシに押し込む
網戸用ローラーを使ってサッシの溝に押えゴムを押し込み、新しい網をはめ込んでいきます。
押えゴムをサッシに押し込む
5.網の張りを調整する
網がしっかりと張れているか確認し、微調整します。
6.余分な部材をカットする
サッシからはみ出た網や押えゴムを、網戸専用カッターできれいにカットして終了です。
余分な押えゴムをカットする
余分な網をカットする

健全な修理業者を選ぼう!

網戸の修理は、素人ではなかなか難しいものです。少しでも不安がある場合は、専門の修理業者に依頼することをおすすめします。
しかし、修理業者ならどこに頼んでもよいというわけではありません。中には、雑な作業で高額の費用を請求してくる悪徳業者も存在するのです。
健全な業者を選択するにはどのようなことに気を付けるべきか解説していきます。

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飛び込み訪問や移動修理の業者に注意

移動販売車で「安価で網戸修理」の宣伝をする業者や、個人宅に訪問営業して網戸修理を謳う業者の中には、修理後に法外な料金を請求したり、網戸修理以外の住宅のリフォームを指摘・強要したりする業者も存在します。業者選びの際は、複数の業者で見積りを取り、結論を急がないことが大切です。

修理費用を事前に提示してもらう

網戸の交換修理の場合は、必ず最初に業者に見積りを提出してもらい、総額費用や作業内容などを確認しましょう。
たとえば、網の材質や網の目の細かさによって使用する網の材料費には、大きな価格差が生じます。また、特殊な窓に使う網戸の場合に、想定よりも余計な作業費が必要となる場合もあります。
「現在よりも細い目の網戸が良い」「花粉や黄砂が入らない網を付けたい」などの希望がある場合、業者に希望を伝えて事前に見積りをもらいましょう。そうすることで、現在の網戸と同等品に交換する場合との費用の比較も行えるのです。

地域内でネットワークに登録している業者に注目

網戸の交換修理で一番信頼できるのは、地元に店舗を構えるガラス店です。住宅建築の際も、網戸を含めてサッシはガラス店が担当してメンテナンスも行っています。地元で長く店舗を構えていることで、地域での信頼も厚いと考えられます。
一方、地元のガラス店は個人経営の業者が多く、十分に広告宣伝費を掛けることができず地元でも十分に知られていない現状があります。

お住まいの地域で、個人経営の業者が共同でネットワークを作り宣伝を行っている場合には、自宅近くの登録業者が探しやすいです。地元での業者ネットワークの有無にも注目してください。

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