どんな汚れも怖くない!壁紙の効果的な掃除方法|汚れ別まとめ

シミや落書きなどの汚れがなくても、壁紙は定期的な掃除が必要なのを知っていますか?
一見きれいな部屋の壁紙も、近くでよく確認すると、案外汚れが付いているものです。

今回は、壁紙に付いた汚れを早く簡単に落とす効果的な掃除方法を紹介します。
壁紙の汚れが落ちれば、部屋が一段階、明るく見えるはずです。汚れの種類に応じたお手入れを行い、清潔感あるきれいな壁紙の状態を保ちましょう。

壁紙の汚れの原因

壁紙をきれいにするには、汚れの種類に応じた掃除をしなければなりません。まずは壁紙が汚れる原因を知りましょう。

壁紙汚れの種類 特徴
カビ ・湿気の多い場所で発生する黒色の汚れ
・結露が多い窓周辺や、雨漏りしている部屋などでよく見られる
・壁紙の汚れを放置すると、壁内部まで腐食が及ぶこともある
落書き・インク ・子供による壁の落書き
・ペンを持って移動したときに、誤って壁に付いたインク汚れ
手垢(てあか) ・壁に触れることで付く汚れ
・壁のコーナーやスイッチ周りなどはとくに汚れが溜まりやすい
タバコのヤニ ・室内でタバコを吸う場合に煙に乗って付く、タバコのヤニ汚れ
・黄色いベタベタとした汚れで、臭いも染み付く
・調理中に飛び散った油や油煙による汚れ
・キッチン付近の壁に付着しやすい
・黄色くベタベタしており、放置すると頑固な汚れになる
コーヒーなど ・手が滑り、コーヒーなどをこぼしたことによる汚れ
・周辺に汚れが飛び散るので、拭き忘れに注意
・コーヒーの他にも紅茶、ワイン、牛乳などもシミになりやすい
血液 ・鼻血などの出血や魚をさばいたときに付着した血液による汚れ
ほこり ・空気に乗って運ばれ、付着する汚れ
・砂ぼこりや綿ぼこりなどがあり、高い場所にも付着する
ペットの毛・尿 ・クロスの表面にある凹凸に、ペットの毛が挟まる
・ペットが壁におしっこをしてしまい、シミになるケースも
・汚れだけではなく、臭いも染み付いてしまう

 

壁紙がきれいだと部屋が明るくなる

壁の汚れを落とすと光の反射率が上がるため、部屋が明るく、清潔感ある印象に変わります。
一方で汚れた壁紙は清潔感がなく、くすんで見えます。壁紙の掃除した部分と掃除していない部分を見比べると、違いがよくわかるでしょう。

汚れた壁紙

きれいな壁紙

※引用:みんなの住まい

また、カビやほこりなどの汚れはアレルギーや喘息などの健康被害を引き起こす可能性があります。毎日生活する住まいの壁紙はきれいに、清潔に保ちたいものです。

壁紙掃除は材質に注意

掃除を始める前に、まずは自宅の壁紙の材質をチェックしましょう。掃除で壁紙を傷めないように注意点を把握し、材質に応じた掃除をすることが大切です。

ビニールクロス

ビニールクロスは日本でもっとも普及している壁紙です。水拭きや洗剤を使った掃除ができ、比較的簡単にお手入れできます。壁紙自体に防汚機能や防カビ機能などが付いているものもあります。

掃除の注意点

・洗剤が残っていると変色の原因に。入念に拭きとることが大切
・壁紙のつなぎ目に水分が入ると剥がれることがある
・強い力で擦ると破れたり傷が付いたりする恐れがある

紙壁紙

織物壁紙

※引用:サンゲツ

紙壁紙は紙を主材料とした、通気性に優れる壁紙です。色や柄が豊富な欧米からの輸入品や、独特の風合いがある日本国内の和紙を使った壁紙が人気です。
基本的に傷や擦れに弱い素材なので、掃除だけではなく普段から扱いに気をつけましょう。

掃除の注意点

・水が染み込む性質のため、掃除の際は水拭きNG
・普段から汚さないように注意することが大切
・汚れた場合は、シミになる前に「乾いた布で軽く叩くようにふき取る」など、すぐに掃除する

珪藻土壁紙

珪藻土(けいそうど)壁紙は、自然素材である珪藻土を使った壁紙です。珪藻土は、二酸化ケイ素を主成分とする珪藻(藻類の一種)の殻が海底や湖底に堆積して化石化したものです。直径2~50ナノメートルの細孔を無数に持つことにより、調湿作用を持ちます。
ほこりや水分を吸着しやすいのが特徴です。

掃除の注意点

・水気を吸い取る性質があり、水拭きは好ましくない
・洗剤や漂白剤を使った掃除も基本的にはNG
・表面を強く擦ると剥がれたり傷が付いたりする恐れがある
・補修が難しい素材なため、普段の扱いやお手入れは慎重に

織物壁紙

織物壁紙は布クロスとも呼ばれる壁紙です。厚手で凹凸感のある布地で、ほこりがたまりやすいのが特徴です。

掃除の注意点

・水気を吸い取る性質があり、水拭きは好ましくない
・表面を強く擦ると傷むので注意
・壁紙のつなぎ目は糸がほつれやすいので気をつける

汚れの種類別の掃除方法

ビニールクロスの壁紙は、洗剤を使ったお手入れが可能です。汚れの種類に応じた、ビニールクロスの効果的な掃除方法を紹介します。

黒ずみ(カビ)

壁紙のカビは、キッチンハイターなどの漂白剤を使った拭き掃除が効果的です。ゴム手袋を着用し、換気をしながら掃除を行いましょう。

  1. 歯ブラシなどに漂白剤を付ける
  2. カビを優しく擦り落とす
  3. 濡らした雑巾で漂白剤が壁に残らないようにしっかり拭き取る
  4. 乾いた雑巾で水気を拭き取り、乾燥させる

ただし、色のついた壁紙には漂白剤を使わない方が良いでしょう。漂白剤で色落ちする恐れがあります。
色付きの壁紙の場合は、アルコールスプレーをタオルに吹きかけて、上から抑えるように汚れを拭き取りましょう。漂白作用はありませんが、カビを殺菌することはできます。

落書き

落書きによる汚れは、種類によって掃除方法が変わります。

クレヨン、油性ペン、ボールペン、色鉛筆の場合

クレヨンや油性ペンなどには油分が含まれており、水拭きだけでは油を弾いて汚れが落ちません。除光液や消毒用のエタノールを使って掃除します。ただし、壁紙の種類によっては変色の恐れがあるため、はじめに壁の目立たない場所で試してから掃除しましょう。

掃除の手順は以下です。

  1. 除光液やエタノールを布に染み込ませる
  2. 擦らずにたたくように拭く
  3. 仕上げに水拭きをして完了

絵の具、水性ペンの場合

絵の具の汚れは、濡らした雑巾で拭くときれいに落ちます。掃除の際は、周りに汚れが広がらないように、汚れの外側から内側へ向かって掃除します。乾燥すると汚れが落ちづらくなるため、すぐに掃除するのがポイントです。

鉛筆の場合

消しゴムを使って汚れを落とします。壁紙が破れないように、力の入れすぎに気をつけましょう。

黄ばみ(手垢やタバコのヤニ)、油汚れ

コンロ周りなどの壁紙に付いた油汚れは、付着してすぐは水拭きでも落とせます。しかし、時間が経つと、ベタベタした落ちづらい汚れになります。
このような油汚れのほか、手垢やタバコのヤニによる汚れは、中性洗剤や重曹やセスキ炭酸ソーダなどのアルカリ性洗剤を使って掃除しましょう。
軽い汚れは中性洗剤を、頑固な汚れの場合はアルカリ性洗剤を使って掃除するのがおすすめです。

中性洗剤を使ったお手入れ

  1. 水で濡らし固く絞った雑巾に中性洗剤を含ませる
  2. 1の雑巾で下から上に向けて壁の汚れを拭く
  3. 水で濡らした雑巾で洗剤をきれいに拭き取る
  4. 乾いた雑巾で乾拭きし、乾かす

アルカリ性洗剤を使ったお手入れ

  1. アルカリ性洗剤を水に溶かして液を作る
  2. 液をスプレーボトルに入れ、汚れに吹きかける
  3. 下から上に向けて壁の汚れを拭く
  4. 水で濡らした雑巾で液をきれいに拭き取る
  5. 乾いた雑巾で乾拭きし、乾かす

コーヒーや紅茶

コーヒーや紅茶などをこぼした場合は、すぐに拭き取りましょう。時間が経つほど落ちにくく、シミになります。

  1. こぼれた水分を乾いた布巾で拭き取る
  2. 汚れが広がらないように外側から内側へ向けてトントンと拭く

  3. 濡らした布巾で汚れをトントンと優しく拭く
  4. 乾いた布巾でトントンと優しく水気を拭き取る
  5. 汚れが落ちるまで2と3を繰り返す

ただし、ミルク入りの飲み物は油分を含むため、次のように除光液を使って掃除します。

  1. コットンに少量の除光液を含ませて、汚れを優しく叩きながら拭く
  2. 濡らした布巾できれいに拭き取る
  3. 乾いた布巾で水気を拭き取り、しっかり乾燥させる

血液

血液は固まると色素沈着して落ちづらくなるため、血液が付いたらすぐに掃除することがポイントです。固まる前であれば、水拭きできれいに落ちます。
注意したいのは、血液はタンパク質なため、お湯を使うと固まる性質がある点です。拭き取る際は、水で濡らした雑巾を使用しましょう。

血液による汚れが固まった場合は、酸素系漂白剤を使用します。

  1. 酸素系漂白剤を水に溶かす
  2. コットンなどに1を含ませて、トントンと叩きながら汚れを落とす
  3. 濡らした布巾できれいに拭き取る
  4. 乾いた布巾で水気を拭き取り、乾燥させる

普段の壁紙掃除方法

落書きやタバコのヤニなどで壁が汚れていなくても、壁には空気中を舞って付着したホコリやペットの毛などが付着します。さまざまな汚れと混ざり、放置されて壁に付着した汚れは頑固で落ちにくくなります。月に1度を目安に、こまめな掃除を心がけましょう。
ビニールクロスの普段のお手入れ方法を紹介します。

  1. ハタキやフローリングワイパーなどで壁に付着したほこりを取り除く
  2. 固く絞った雑巾で水拭きをする
  3. 乾拭きをして完了

重曹やクエン酸、酢を使った掃除方法

壁紙にカビが生えてしまったときや、ペットの尿によるシミができたときは、重曹と酢を使った掃除方法も効果的です。酢の匂いが気になる方は、クエン酸でも代用できます。
いずれも100円ショップなどで手軽に購入できるアイテムです。

下準備
  • 重曹と水を少量入れてペースト状にする
  • スプレーボトルに酢と水(酢の2~3倍の量)を入れる

 

掃除の手順

  1. (ペットのおしっこ汚れを落とす場合は)
    水で濡らした雑巾でできる限り汚れを拭き取る
  2. 汚れた部分に重曹ペーストを塗布する
  3. 酢と水を入れたスプレーボトルの液を吹き付けて5~10分ほど放置する
  4. 水で濡らした雑巾でしっかり拭き取る
  5. 拭き残しがあるとカビが増えてしまうので注意!

  6. 乾いた雑巾で水気を拭き取る

壁紙掃除に便利なグッズ5選

壁紙掃除に便利なお掃除グッズを5点紹介します。汚れの種類に応じて、以下のようなアイテムを使うと、簡単に効率的に掃除ができます。

ウタマロクリーナー

ウタマロクリーナーは、スプレータイプの中性洗剤です。手肌に優しく、ツンとした嫌な匂いがありません。油汚れや水垢を落とすのが得意なので、壁紙掃除だけではなく、キッチンやお風呂場の掃除にも利用できます。

※出典:「ウタマロ石けん」公式サイト ウタマロクリーナー

水の【激落ちくん】

水を電気分解してアルカリ性にした「アルカリ電解水」を100%使用したクリーナー。スプレータイプとシートタイプがあります。
除菌、消臭効果があり、水拭きしかできない場所での掃除に効果的です。
油汚れ、皮脂汚れなどの壁紙掃除の他にも、キッチン周りやリビング、ペットや子供用品など洗剤を使いたくない場所の掃除にも使用できます。

※参考:レック株式会社 水の【激落ちくん】

セスキの【激落ちくん】

セスキの激落ちくんは、アルカリ電解水に鉱石からできた「セスキ炭酸ソーダ」を加えたアルカリ性洗剤です。
油や皮脂などの酸性汚れを落とすのに向いており、壁紙に付いたヤニや調理油の汚れに効果的です。
天然成分なので壁紙掃除の他にも、キッチンや食卓、ペット用品などの掃除にも使用できます。
スプレータイプ、シートタイプ、粉末タイプ、泡タイプと用途に合わせて4種類から選べます。

※参考:レック株式会社 セスキの【激落ちくん】

パストリーゼ77

パストリーゼ77は、度数77%と高濃度のアルコールと、高純度のカテキン配合により、殺菌力と抗菌力に優れるスプレータイプのアルコール製剤です。
漂白効果はないためカビの黒ずみは落ちませんが、軽度のカビ汚れ落としや、カビの除菌に効果があります。口に入れても安全なので、食品を扱うキッチンの壁紙や子供部屋の壁紙にも使用できます。

※出典:DOVER Pasteuriser77

オキシクリーン

オキシクリーンは、過炭酸ナトリウム、炭酸ナトリウムが主成分の酸素系漂白剤です。粉末をお湯に溶かすことで酸素が発生し、泡の力を使って汚れを落とします。
漂泊、消臭、除菌効果があり、壁紙に付いた手垢、ヤニ、カビ汚れに効果的です。他にも衣類やキッチン用品、浴室など家中の掃除に使用できます。

※参考:株式会社グラフィコ オキシクリーン

プロに張り替えてもらった方が良いケース

壁紙の状態によっては、新しい壁紙へ張り替えた方がいいケースもあります。壁紙の張り替えは、手間と時間がかかり、失敗する恐れもあるため、プロに任せる方がおすすめです。

以下のケースは、壁紙の張り替えを検討しましょう。

10年以上使っている壁紙の場合

壁紙には耐用年数があり、年月が経つにつれて剥がれや浮きなどの劣化が起こります。5~10年が張り替えの目安です。
自宅の壁紙が10年以上経過している場合は、新しい壁紙に張り替えるタイミングです。

汚れだけでなく、傷や日焼けが見られる場合

傷のある壁紙や日焼けにより変色した壁紙は、掃除してもきれいになりません。壁紙に傷や変色があると、部屋全体がくすんだ、古びた印象になります。

壁紙が新しくなると、室内が明るくなり、部屋の雰囲気も一新します。思い切って新しい壁紙への張り替えも検討してみましょう。

なかなか汚れが落ちない場合

タバコのヤニやカビの黒ずみなど、放置してなかなか落ちない汚れになってしまった場合は、壁紙の張り替えをおすすめします。たとえ掃除して汚れが軽くなったとしても、染みついた臭いやカビによる健康被害が心配されるためです。

とくに壁の下地材からカビが発生している場合は、放置すると壁自体が腐食する恐れがあります。壁紙を新しく張り替えるだけではなく、下地材からのメンテナンスが必要になるため、早めの処置を行いましょう。

壁紙に浮きや剥がれが見られる場合

壁紙に浮きや剥がれが見られた場合は、以下の原因が考えられます。

  • 経年劣化により、粘着剤の効果が弱まった
  • 湿気や乾燥により、壁紙が伸縮した
  • 壁紙を貼るときに下準備の掃除をきちんとしていなかった

壁紙の浮きや剥がれは見た目が悪く、放置すると被害部分が広がる可能性があります。あまりにも浮きや剥がれた部分が広い場合は、新しい壁紙への張り替えを検討しましょう。

まとめ

今回は壁紙に付いた汚れの効果的な掃除方法を紹介しました。

壁紙は普段から定期的にお手入れすることと、汚れたときは汚れの種類に応じて素早く掃除することがポイントです。今回紹介した掃除方法を参考に、きれいで清潔感ある壁紙の状態を保ちましょう。

自宅の壁紙が10年以上経過している場合や、汚れや傷がひどい場合は張り替えも検討しましょう。住まいのトラブルを解決する『イエコマ』では、壁紙クロスの張り替えサービスを承っております。
お問い合わせ・ご相談は24時間365日、無料で受け付けております。「壁紙の張り替え」でどうぞお気軽にお問い合わせください。

壁紙クロス張り替えならイエコマ

家の専門家による壁紙クロス張り替えが…
現地調査・お見積り無料! 壁紙クロス張り替え カビや汚れを落とすのではなく、クロスを新調して清潔感の溢れる壁・天井に変えて、気持ちのいい水まわりにリフォームをしませんか?

24時間365日受付

壁紙クロス張り替えの詳しい説明

ページトップへ戻るTOP